ハイスクールD×D wizard 希望の赤龍帝   作:ふくちか

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最近はゴーストよりジュウオウジャーの方が安定して見れてますね。もうゴーストは最終回近いですが………




MAGIC55『新ヒーロー・爆誕?』

 

アヴァロンを見た翌日、俺達オカ研メンバーは冥界のテレビ局にいた。

 

 

昨日気絶から目覚めたときに部長から知らされたんだ――――「若手悪魔の特集でインタビューを受ける」んだそうな。

で、今は部長が取材を受けている。

 

因みに木場と朱乃さんは別スタジオでインタビューを受けている。

この二人は結構人気が高いらしい。

 

全く羨ましいぜ、木場の野郎。

 

 

スタッフさんの話では、俺達眷属悪魔にも質問があるらしい。

さっきからギャスパーはビビッて震えっぱなしだ。

 

『まぁ引きこもりに人前に出ろってのは酷だよな』

 

それは確かに思った。

ある程度対人恐怖症はマシになったけど、それでもやはり大観衆の前は苦手らしい。

 

「落ち着けって、ギャスパー」

「い、イッセー先輩は平気なんですか……?」

「これでも緊張はしてるさ」

 

テレビ出演なんて人生初だもんな。

内心ガッチガチだぜ?これでも。

 

「えーっと、兵藤一誠さんはどちらでしょうか?」

「はい?」

 

お、俺の番か。

 

「あ、どうも!いやー、すみません。鎧姿の方が印象的でしたたので……」

「それは仕方ないっすよ」

 

試合中殆ど鎧姿だったもんな。

 

「それでですね、兵藤さんには収録後、第一会議室の方にご案内いたします。なので、収録後は帰らずにここに残っていてもらいます」

「会議室?」

 

俺、なんかしたのか?

 

「兵藤さんにはあるプロジェクトに参加してもらうことになっておりまして…。魔王ルシファー様と堕天使総督アザゼル様よりお呼びがかかっておりますので」

「サーゼクス様とアザゼル先生が……ですか」

 

何だろう、その二人の組み合わせだけで嫌な予感しかしないぞ………。

まぁ、考えても仕方ないか。

 

「分かりました。それじゃあ、収録後に」

「ありがとうございます。それでは番組の打ち合わせを再開します」

 

それから、打ち合わせを終えて、収録に入った。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

収録後、俺は予定通り、スタッフさんにテレビ局にある会議室に案内された。

 

スタッフさんがドアをノックする。

 

「失礼します、兵藤一誠さんをお連れしました」

『うむ、入ってくれたまえ』

 

部屋の中から了承の声が聞こえた。

 

俺はドアを開けて入室すると、中にはサーゼクス様やアザゼル先生の他にプロデューサーらしき人、スーツを着た重役と思われる人など、数名の人が円卓を囲んでいた。

 

「よぉ、来たか。まぁ座れや」

「はぁ……それで、いったい何の話なんです?」

「あぁ。実はな、冥界でお前を題材にしたヒーロー番組を作ろうと思ってな」

「……………はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ひ、ヒーロー番組!?

マジか!?俺、ニチアサみたいなヒーローになっちゃうの!?

 

「イッセー君が狼狽えるのも分かる。だが、これには訳があるんだ」

「訳?」

 

俺が聞き返すと、サーゼクス様は「うむ」と頷いた。

 

「戦争が終わり、和平を結んで冥界は平和になった。だが、それでも悪魔の絶対数は限られている。我々が今なすべきことは冥界を盛り上げ、後進の悪魔を育てていくことだ」

 

うんうん。

 

「けどな、お前が思ってる以上に冥界ってのは娯楽がすくねーんだ。それはお前も知ってるだろ?」

「まぁ、何となく…」

 

だって俺が来る前にはファーストフード店とかゲーセンすらなかったって聞くぐらいだしな。

 

「そこでだ!」

 

ここでアザゼル先生は声に力を入れた。

 

「冥界の民が、特にこれからの世を背負うことになる子供が夢を持てるものを作ろうということになったんだよ」

「……それは理解できましたけど、なんで題材が俺なんですか?」

 

この疑問に、アザゼル先生は溜息を吐いた。

 

「お前、もうちょい自分がヒーローだって自覚を持った方がいいぞ」

「は?」

「お前は俺達が接触する以前から多くの人間を救ってるじゃないか。それにこないだの和平会談でも歴代最強の白龍皇と謳われるヴァーリをも退けた。これだけ揃ってりゃあまさに打って付けなんだよ」

 

ヴァーリに関しては共倒れに近いと思うんすけど……。

 

「それに、君は救うべき人達に「最後の希望だ」と言うと聞いたからね。君でよければ、冥界の子供達の「希望」になってほしいんだ。………どうだろうか?」

 

 

 

 

 

 

…………希望か。

俺はその時、ミリキャス様の笑顔を思い出した。

 

 

―――――よしっ、考えるのは止めだ!

 

 

「俺でよければ、喜んで引き受けさせてもらいます」

「ありがとう、イッセー君」

「うっし。話は纏まった所で、お前にゃちょっと協力してもらうぜ」

 

 

アザゼル先生からの一言により、その極秘プロジェクトの話はどんどんと進んでいった。

そして協力していくうちに、俺の方がその完成品が楽しみになっていた。

 

 

『俺がヒーローに協力することになろうとは………長生きしてると人生何があるか分かんないもんだな』

『俺なんてそういう番組では敵役なのにな……』

 

ドライグは感慨深げに、ドラゴンは皮肉気に呟いた。

 

 

 

けど、そのタイトルを聞いた瞬間、ドライグとドラゴンが口喧嘩を始めちまった。

俺は案外気に入ってるんだけどなぁ。

 

 

『『ふざけんな!!!!』』

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

とまぁ、極秘プロジェクトを終える頃にはすっかり夕闇に包まれていた。

 

早く帰らないとな。

 

「……イッセー様?」

「…グレイフィアさん?!」

 

と、冥界を出ようとした所で、グレイフィアさんと久し振りに出会った。

 

「収録お疲れ様です」

「どうもっす。グレイフィアさんは、サーゼクス様の付き添いで?」

「はい。私はサーゼクス様の『女王』ですから」

 

 

――――ドキッ

 

 

 

何だ、今の高鳴り?

 

急に感じた胸の高鳴りを気にしてると、立ち話もなんだということで冥界の喫茶店に誘われた。

 

そこへ向かっている間も、俺の胸はドキドキとしていた。

 

 

 

 

グレイフィアさんはコーヒーを、俺はカフェオレを頼んだ。

 

「今度、アスタロトとのゲームだと聞きました」

「はい。でも、絶対に負けませんよ」

 

あんな怪しさMAXの野郎にアーシアは渡さない!

 

「頑張ってください」

「……はいっ」

 

………何だろ、この気持ち。

グレイフィアさんの顔を見た瞬間から、何だか俺の胸は疼いていた。

 

 

よく分かんないけど、なんか苦しくて、ドクンドクンって心臓も早く脈打って、でも……全然苦ではなくて――――

 

「イッセー様………?」

「ッ!?」

 

と、気付けばグレイフィアさんの端正な顔が視界一杯に映っていた。

その表情は俺を心配するものだった。

 

そして、俺の心臓は更に速く脈打った。

な、何なんだよコレ………?

 

「どうかなさいましたか?」

「あ、や!何でもありませんよ!アハハ!イヤー、飲み物まだかな~って思いまして!」

 

誤魔化すように捲し立てると、グレイフィアさんはそんな俺の態度に苦笑いをこぼした。

良かった、バレてないみたいだ…………。

 

その後、飲み物が運ばれてきたものの、さっきの高鳴りが続いてる俺には味なんて全く分からなかった。

 

 

 

 

 

 

「では、イッセー様。お気をつけて」

 

グレイフィアさんは微笑むと、グレモリー邸へと戻っていった。

 

 

 

 

 

――――――俺は、グレイフィアさんを………………

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、D×Dウィザード

 

ディオドラ『ゲームをしよう。リアス・グレモリー』

 

ゼノヴィア「私に力を貸せぇぇぇぇぇッ!!」

 

イッセー「お前だけは……絶対に許さねぇ」

 

MAGIC56『怒りの進撃』

 

ドライグ『タイトルがZEXALのサントラBGMっぽいな』

イッセー『後頭部召喚とかに使われてたやつか』

 

 

 

 




パーフェクトグレードバンシィパーツ多すぎんよ~
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