ハイスクールD×D wizard 希望の赤龍帝   作:ふくちか

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はい、番外編です。


それと今日初めてウルトラフュージョンファイトプレイしました

ティガとマガグランドキング使ってます





MAGIC番外編『幼児退行といっても別に薬を無理矢理飲まされたわけじゃない(ある意味似てるけど)』

 

よー皆、イッセーだ。

さて、俺は今何故か大変な事態に陥っています。

 

「あの、部長、アーシア……何すか、この術式」

 

俺は現在リアス部長とアーシアに頼まれ自室の中央に座っていた。

そして俺の足元には――――何やら魔方陣が。

 

………俺、何かしたっけか?

心配かけたと言えばまぁそうだけど……。

 

「大丈夫よイッセー。害は何一つないから…さ、行くわよアーシア」

「はい!リアスお姉さま!」

「はぁ…………」

 

とは言え、何をされるのやら…………まぁ、危険な術式ではないだろう。

俺は腹を括って目を閉じた。

 

「「はっ!!」」

 

魔方陣から光が発せられ俺を包み込んだ。

そこで俺の意識は――――途絶えた。

 

 

 

イッセーside out

 

 

 

 

 

 

リアスside

 

私とアーシアはイッセーにある術式をかけた。

と言っても、そんなに危険な術式ではない。

 

 

 

それは、対象者を幼児化させる術だ。

 

 

以前、茂さんから見せられた幼い時のイッセーの写真を見てから、私とアーシアは小さい時のイッセーに関心があったの。

そこで今回、その術の習得に成功したので、アーシアと二人がかりで掛けるということになったのだ。

 

小さい時のイッセーは写真を見た時からずっと可愛いと思っていたから……成功したら、いっぱい抱き締めちゃうかも。

それはアーシアも同じ気持ちらしく、目には隠し切れない期待で満ちていた。

 

光が止むと、そこにいたのは――――

 

 

 

 

 

 

 

「…………………………んん?」

 

 

身長が一回りほど小さくなったイッセー――――と言う事は!

 

「やったわアーシア!」

「はい、成功です!」

 

私とアーシアは手を取り合って喜んだ!

そして小さくなったイッセーはキョロキョロと辺りを見渡している。

 

普段の軽そうな中にある勇ましさがなく、まさに子供といった感じのイッセー。

……うん!やっぱり写真で見たより可愛いわ!!

 

「イッセー!」

「イッセーさん!」

 

私とアーシアが近づいた瞬間だった。

 

 

 

バッ!

 

 

「「……………へ?」」

 

 

イッセーはそんな私達から素早く距離をとった。

そして左手には赤龍帝の籠手……………って、え?

 

「い、イッセー?」

「なんだよお姉ちゃん達………俺をこんな所に誘拐して何が目的だよ!?」 

 

イッセーから出た言葉はこちらに対して警戒心があふれた言葉だった。

 

「ど、どうしたんですかイッセーさん?!」

「何で俺の名前知ってんだよ?怪しいな………見た感じ、悪魔なんだろ?あんた達」

 

――――っ。

この年でも私達が悪魔だと言う事を見抜くなんて…………って、違うわ!

 

「もしかしてイッセー、私達の事………」

 

ある考えが浮かんだ私はこの家にいる子達祐斗とギャスパーを呼んだ。

 

 

 

 

そして考察した結果――――イッセーの記憶までもが退行している事が判明した。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

「い、イッセー先輩、ホントに僕のこと忘れちゃったんですかぁ?」

「だから知らねぇって言ってんだろ!!」

 

現在イッセーは質問してきたギャスパーに噛み付く様に答えた。

その反応はギャスパーだけでなく、眷属全員に対して見て取れた。

 

「もしかして、術が失敗したの……?」

『いや、術事体は成功しているぞ』

 

私の疑問に答えるように現れたのは、先程から展開されてる赤龍手の籠手に宿る伝説のドラゴン――――ドライグ。

 

『ただ、お前達が使った術の効果に記憶退行の機能まで含まれていたんだろう。この様子だと、恐らく小学五年の時まで退行してるな』

 

成程……これに関しては詳しく調べなかった私の落ち度ね。

取りあえず、術式自体は一日で解けるように設定してあるけど……その間ずっと警戒されたままで過ごされるのはちょっと傷つくわ。

 

「なぁドライグ……ここにいる人達、俺より強そうなんだけど、大丈夫かな?」

『心配するな相棒。別に連中に取って食おうって意思はないだろうさ』

 

…けど、この警戒心はちょっと大袈裟じゃないかしら?

 

「ねぇドライグ。どうしてイッセーはこんなに警戒心が強いの?」

『ん?そりゃ俺の教えだからだよ。人間は元より、人間以外のオーラを持つ奴はそう簡単に信じるなってな』

「あなたねぇ……」

 

これじゃ意思疎通もまともに取れないじゃない!

 

『仕方ないだろ?相棒は丁度この頃に両親を亡くしてるんだ。もし相棒に何かあったら、俺ぁ茂殿達に顔向けできないだろが』

 

う……それもそうね。

 

『相棒、大丈夫だ。あの時会ったメイド同様、こいつ等は信用に値する者たちだ』

「…ドライグが言うなら」

 

ドライグに諭されたイッセーは赤龍帝の籠手を解く。

とは言っても、やはりまだ警戒してる感じだ。

 

『……待てよ』

「ドライグ、どうしたの?」

『リアス・グレモリー。あのメイド、今呼べるか?』

 

…………そうか!

そういえばイッセーか彼女と出会ったのも、丁度この時って言ってたわね。

 

 

 

私は彼女――――グレイフィアを専用の連絡網で呼んだ。

 

 

 

 

 

 

「お待たせしました」

「ありがとう、グレイフィア」

 

グレイフィアは幸いにも手が空いていたらしく、お母様たちから許可をいただいてきたようだ。

 

「で、イッセー様はどちらに?」

「こっちよ」

 

グレイフィアをイッセーの部屋へと案内する。

 

「あらあら、本当にグレイフィア様がいらっしゃるなんて」

 

朱乃はグレイフィアが来たことに驚きを隠せないでいた。

まぁ、私もダメ元だったのだけれど……。

 

「…イッセー様」

「……あ!メイドのお姉さん!!」

 

グレイフィアがイッセーに近づくと、イッセーは先程とは打って変わって笑顔を見せてグレイフィアに走り寄った!

 

「久し振り!元気してた?」

「…はい」

 

グレイフィアは今まで見せたことがないほどの笑顔を見せると、イッセーを抱っこした――――べ、別に羨ましいとか思ってないから!

 

「うわっ!は、恥ずかしいよ………」

「ふふっ、可愛いですね」

 

…………なに、これ?

 

「完全に、二人だけの世界……」

 

小猫の言葉に私達は悔しいけど同意せざるを得なかった。

 

「…イッセー様。先ずはお嬢様たちに自己紹介なさってください」

「……うん、分かった」

 

ひょいっとイッセーはグレイフィアから降りると、こちらに走り寄ってきた。

そして頭を下げながら自己紹介をした。

 

「俺、兵藤一誠って言います!さっきは疑って、御免なさい!!」

「大丈夫よ、イッセー。私はリアス。宜しくね」

 

私が手を差し出すと、イッセーは躊躇なく握り返してきた。

 

「うん!リアスお姉ちゃん!!」

 

――――っ!

私は眩暈にも似た錯覚を覚えた。

 

あのイッセーが、お姉ちゃんって………これはなんて破壊力!!

 

「あらあら、リアスだけ狡いですわ」

「わ、私はアーシア・アルジェントと言いますぅ!」

「宜しく、アーシアお姉ちゃん!」

「っ!はぅぅっ」

「姫島朱乃ですわ、イッセー君」

「朱乃お姉ちゃん!」

「はぁっ……!」

 

この後、全員がイッセーの天真爛漫さに撃沈していた。

唯一無事なのはグレイフィアのみだった。

 

 

心を許したイッセーは、こんなにも可愛いのね!!

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

「来い、イッセー!」

「へへっ、じゃあ遠慮なく行かせてもらうぜ!ゼノヴィア姉ちゃん!」

 

自己紹介を終えた後、私達は近所の公園へとやって来ており、そこではイッセーたちがサッカーをしていた。

 

イッセーは巧みなボール捌きでゼノヴィアのディフェンスを躱すと、ゴールめがけて走り出した!

 

「通しませんよ……!」

 

小猫は通さないといわんばかりにスライディングを仕掛けるが、

 

「よっ!」

「………!」

 

イッセーはボールと共にジャンプし、それを見事にやり過ごした!

小猫が顔を歪めるが、構わずイッセーは再び走り出した!

 

「おっと、そこまでだよ!」

「木場!頼むぞ!」

「祐斗先輩…!」

 

イッセーの前に立ちはだかったのは、祐斗だ。

イッセーは何とか前に進もうとするが、祐斗は軽快なステップでそれに素早く対処する!

 

「イッセー君が初めて止まりましたね…」

「ええ……さてイッセー、どうするのかしら?」

 

が、イッセーのとった行動は……

 

「……はっ!」

「っ!!」

 

イッセーはボールを引き込むと、踵で宙に蹴りだした!

予想していなかった祐斗の動きが僅かに鈍った隙を逃さず、イッセーは素早く前に回り込み、祐斗をも突破した!

 

「す、凄いです!イッセーさん!」

 

この頃からイッセーは柔軟な思考だったのね………。

 

「さぁ来いイッセー君!」

 

ゴールを守るのは、イリナさん。

イッセーは元気よくシュートを放つ!

 

「おりゃっ!!」

「ふふっ、この私からゴールを奪おうなんて甘――――え?!」

 

けど、イリナさんが何かを言っている最中に、イッセーのシュートはゴールポストに刺さった。

イリナさん…………。

 

「へっへーん!イリナ姉ちゃん前置きが長いんだよ~!」

「ちょ、ちょっと酷くない?!」

「酷いのは君だぞ、イリナ」

 

今回は珍しくゼノヴィアが正論を言ったわね。

そしてイッセーはグレイフィアから差し出されたドリンクを飲んでいる。

 

「へへっ、こういうの久し振りだからな~」

「そうですの?」

「うん!いっつもドライグと修行してたからさ」

 

…………………ドライグ。

 

『え、何この空気?なに、俺なんか悪いことした?ねぇ教えてー偉い人ー!』

 

 

…………何て言う一幕があったけど、私達は無邪気なイッセーを存分に堪能した。

 

 

 

因みに、今日はせっかくだから泊まって行きなさいとお母様から許可をいただいたグレイフィアが家に泊まることになった。

 

そして就寝時――――そう、それはイッセーと一緒に寝る人物を決める壮絶な戦いが、始まった!!

 

 

 

そして結果は―――――

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

「うーん、何か緊張するなぁ……」

 

イッセーは寝付けないでいた。

理由は自分の隣にいる人物が原因だろう。

 

「ふふ、イッセー様♪」

 

そう、壮絶なジャンケン勝負に勝ったのはグレイフィアだった。

彼女は満面の笑みで横になっており、対するイッセーは緊張でガチガチだった。

 

「ねぇメイドさん」

「はい?」

「俺さ、絶対メイドさんの最後の希望になるって、胸張って言えるように強くなる!だからさ……待っててくれないかな?」

「………何年でも、待ってますよ」

 

グレイフィアは微笑むと、イッセーの額にキスを落とす。

イッセーは恥ずかしそうにはにかむと、目を閉じて眠りについた。

 

「おやすみ、メイドさん……」

「はい……」

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「……………ん?」

 

あれ、俺一体…………………っ!!!

 

「すぅ、すぅ…………」

 

何でグレイフィアさんが俺のベッドで寝てんのおぉぉぉぉぉ!?

し、しかも寝間着から谷間が……おっぱいが見え隠れしてるよ!!

 

「ん………イッセー様、元に戻られたんですね」

「へ?」

 

も、元に戻った?なんのこっちゃ?

 

「……いえ、こちらの話ですので」

 

うーん………そういや昨日の記憶がなんかすっぽり抜け落ちてるな……。

部長たちがかけた術式が関係してるのか?

 

寝起きだからか、目元がとろんとしてるグレイフィアさんはなんだか新鮮で……凄く可愛いと思ってしまった。

 

「お、俺、何か迷惑かけてませんでしたか?」

「はい、大丈夫ですよ」

 

ほっ、よかった……。

 

取りあえず他の皆もなんだか安堵してたけど…………今度から記憶を失う術は願い下げですよ部長。

 

 

 

と、俺はここで気づいていなかった。

 

 

 

 

 

 

机の上に置かれた写真に、何故だか幼い頃の俺と部長たちが移っていることに――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、イッセー幼児化ネタでした。

何、何でロリにしなかったって?知らん、そんな事は俺の管轄外だ


と言うかグレイフィアさんを出したかったd(ry
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