ハイスクールD×D wizard 希望の赤龍帝   作:ふくちか

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原作だと第八章って短編集なんですよね

と言う訳で、オリジナル章を挟みます



内容は定番物?のトリップ話です。


では、どうぞ

英文間違ってそうで怖い………((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


第八章:異世界事変のソーサラー
MAGIC73『Another World From Welsh Dragon』


 

 

悪神ロキの野望を挫いて数日が経過したある日――――

 

 

「おらっ!」

『ふっ!』

 

俺――――イッセーはとあるファントムと戦っていた。

 

「イッセー君!!」

「ほっ!」

『ッ!?』

 

木場が放った聖魔剣を間一髪で躱すファントム!

その間に駆け出すのは小猫ちゃん!

 

「…えいっ!」

『ぐっ!』

 

仙術を纏った拳が炸裂する!

 

『ちっ、私の気を乱したか………!だがっ!』

「っ!!」

 

ファントムは小猫ちゃんの頭に手を置くと、魔力を吸収した!

その時、奴の右手が怪しく輝きだした!

 

『ふん、これだけ溜まれば十分だろう……』

「どういう意味だ!」

『お楽しみはこれまでだ、魔法使い!』

『っ!?』

 

奴が右手を高く掲げると、その場を光が包み込んだ!

逃げる気か!?

 

「逃がすかぁぁぁ!!!!」

「イッセー!?」

 

リアスの制止を振り切って、俺は光の中心へと飛び込む!!

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

とある世界のとある日常――――

 

 

「行くぜ、木場!」

《Jet!》

 

俺――――イッセーは仲間であるイケメン王子こと木場に突っ込む!

 

「くぅっ!?」

 

高速で突っ込むが木場にはあと一歩ってところで躱された!

けど、まだまだだぜ!!

 

「ドラゴンショット!」

「ふっ!!」

 

木場が防御用に展開した聖魔剣のシェルターに阻まれる!

その隙に木場はこちらに突っ込んでくる!

 

《Blade!》

「はあぁぁっ!!」

 

ギィンッ!!

 

俺の眼前で刃同士が鍔迫り合いを起こす!

 

 

 

ピ――――っ!

 

 

 

「ふ、二人ともっ!そこまでですぅ!!」

 

と、アラームと同時にギャスパーからストップが掛けられ、俺たちは腕を下した。

 

「ふぅ…サンキュー、木場」

「どういたしまして」

 

俺たちはドカッと腰を下ろす。

 

「お疲れ様です!イッセーさん、木場さん!」

「サンキュー、アーシア!」

「ありがとう、アーシアさん」

 

俺達はアーシアからスポーツ飲料を受け取る。

 

「二人とも、精が出てるわね」

 

ここで、我らがリアス部長のお出ましだ!

くぅ~、相変わらずいいおっぱいです!!

 

「……鼻の下伸ばしてます」

 

小猫ちゃんからの痛烈な突っ込み!

ごめんね、小猫ちゃん!

 

「どうします部長?例の件は」

「……そうね」

 

例の件?

 

「どうかしたんすか?」

「実はね――――」

 

 

 

部長の話はこうだった。

 

 

なんでも先日から、この近辺に二足歩行をする魔物の目撃情報が目撃されているらしい。

それだけなら異常はない様に見えるが、そいつは夜な夜な不特定多数の人間を攫っているらしい。

部長の領内で…………。

 

「そこで、魔王サーゼクス・ルシファー様からこの魔物についての調査が入ったの」

「へぇ~。って、じゃあ今こうしている間にも!」

 

俺の近所の人たちが攫われるかもしれない………!

 

「イッセー。気持ちは分かるけど、現段階ではまだ情報はないの。無暗に動くのは得策ではないわ」

「で、でもっ」

「まずはその魔物が出没する場所を調査するのです」

 

朱乃さんの言葉に俺は漸く納得した。

 

「成る程!」

「で、あわよくば保護。もし悪質な知性を持っているなら……」

「討伐、だな?」

 

いつの間にか来ていたゼノヴィアがそう言ったのに対し、部長は頷いた。

 

「さて、各自準備できたら再びここに集合よ?」

『はい!』

 

 

 

 

 

 

 

数時間後――――

 

 

俺達はその魔物が出没するという廃墟付近にやって来た。

何か、如何にも出そうって感じだな………。

 

「はうぅ、怖いです……」

 

アーシアはさっきから震えっぱなしだ。

まぁこんな寂れた所、女の子には怖いよな……。

 

「…ですが、彼方此方に魔力の痕跡がありますわ」

 

朱乃さんの言うとおり、魔力に乏しい俺でも分かるほどに、微量な魔力を感じる。

 

「……部長、何かが来ます」

 

小猫ちゃんが警戒しながら部長に告げた。

 

 

 

 

『………悪魔の侵入者とは、珍しいな』

 

暗闇から姿を現したのは、異常に隆起した金色の鱗を持った――――怪物だった。

 

「な、何だこいつ……?」

『ん?あぁ……この世界(・・・・)の兵藤一誠か』

「……は?」

 

あいつ、今なんて言ったんだ?

この世界………?

 

『何処から嗅ぎ付けたかは知らんが、私の計画に悪魔は不要だ――――消えろ』

「!?」

 

そう言うとソイツは金色の波動を放ってきた!

 

いきなりかよ!?

だったらこっちも!

 

《Weish Dragon Balance Breaker!!!!!》

 

俺は即座に鎧を纏う!

 

「くらえ!ドラゴンショット!!」

 

俺は掌からドラゴンショットを放つ!

 

『ふんっ!』

 

ソイツは腰にぶら下げていた剣を手に取ると、俺のドラゴンショットを両断した!

 

「ふっ!!」

 

その合間を掻い潜って潜り込んだ木場の剣撃を容易く弾き、がら空きのボディに蹴りを叩き込んだ!

 

「ぐ!?」

「木場!――――今度は私だっ!!」

 

ゼノヴィアはデュランダルを振りかざし、怪物に一撃を見舞った!

 

『――――温いな』

「何っ!?」

 

で、デュランダルが体に食い込んでるのに、無傷かよ…………!?

 

『カァアァァァァッ!!!』

「っ、うわぁぁっ!?」

「ゼノヴィア!」

 

怪物は全身から魔力を放出し、デュランダルごとゼノヴィアを弾き飛ばした!

 

『目障りだ………いい加減に終われ!!』

『!?』

 

怪物は二振りの剣を交差させて、巨大な魔力の弾丸を作り出す!

それを俺達にぶつけようと振りかぶった瞬間―――――何処からともなく飛んできた銃弾が奴を怯ませた!

 

『ッ!?――――だ、誰だ!?』

 

怪物が叫んだその時、陰から何者かが飛び出てきた!

 

 

 

「誰……?それはお前がよく知ってるだろ!?」

 

 

そう語るその声は――――不思議なほど、俺にそっくりだった。

 

 

 

「よぉ――――ファントム!」

 

黒いローブに顔は指輪を思わせる派手にキラキラした仮面をしていた。

その人の手には銃が握られていた。

 

まさか、さっきのは――――この人が?

 

『ふん、しつこいな………指輪の魔法使い』

 

ま、魔法使い?

……言われてみれば、魔法使いっぽいルックスだけど!

 

「ったりめぇだろ?出張サービスもちゃんと兼ねてんだからよ」

 

対して、その魔法使いは軽口をたたく。

何と言うか、余裕な感じだな……。

 

『……ちっ、流石に貴様とまだ戦うのは早すぎるか。今日はこれにて幕引きとさせてもらおう!』

「あ、待てコラ!」

 

その人が止めるよりも早くに、怪物は姿を消してしまった………。

 

「はぁ、また逃げられたか………って、ん?」

 

ガックリした様に肩を落としたその人は、俺達の事が視界に入るとピタリと動きを止めた。

 

「……まさかここで会っちゃうかぁ」

 

?どう言う意味だ?

 

「…助けてくれたのは感謝するけど、貴方は何者なの?」

 

全員の気持ちを代弁して、部長がその人に聞いた。

 

「……え~っと、その」

『?』

 

その人は何だか妙に歯切れが悪く、云々唸っていた。

 

「………………あぁ~!もう、良いか。……絶対、驚くと思いますよ?」

「どういう意味?」

 

そう言うとその人は、魔法陣に包まれた。

 

 

「俺の名前は―――――」

 

 

 

 

光が晴れて、そのシルエットが露わになってくる。

 

 

 

 

そして顔まで見えた時、俺達は驚愕した。

 

いや、多分一番驚いているのは俺だと思う。

 

 

何故なら、その人は――――

 

 

 

 

 

 

 

 

「兵藤一誠…………ってやっぱ驚いてるよなぁ。………よっ、並行世界の俺」

『いや、それは違うだろ』

 

 

 

俺と全く同じ顔つきと髪形をしていたからだ。

 

 

 

 

そして――――その人の左手から聞こえてきた声も、俺にとっては聞きなれたものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





はい、原作介入編です

本当ならばIS×鎧武とコラボしたかったのですが……まだジンバーすら出せてないので、断念しました

原作の時系列としては、九巻が終わって暫くしての出来事です


因みに今回のファントムは、オリジナルではありません
ウィザードシリーズにちゃんと出ているファントムです!
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