ハイスクールD×D wizard 希望の赤龍帝 作:ふくちか
作者「ガンダム強化してました!」
イッセー「…………今日の分書くまで没収だ!!」
作者「そんな殺生な!!!」
イッセー「はぁ……読者の皆さん、家のバカ作者のせいで更新が遅れてすみませんでした。……………おいドライグ、お前も何か言え」
ドライグ『相棒、案外面白いぞ。ガンダムブレイカー』
イッセー「おい、お前をブレイクしてやろうか?」
謎の魔法使いによって男の子――――信彦君のお母さんが人質にされ、俺達は家で一旦対抗策を練ることにした。
信彦君には話してないけど、彼は自分が原因でお母さんが危険な目に合ってることを察していた。
「……あの、僕がアイツの所に行ったら、お母さんは助かるんじゃっ」
「悪いけどそれは聞き入れられない。アイツがタダで君のお母さんを解放すると思うかい?」
お母さんを助けたい一心でそう進言した信彦君を、晴人は冷静に諭した。
信彦君もそれは分かっているのか、口を閉ざした。
「一番速いのはアイツの潜伏先を探ってお母さんを助け出す事だな」
「でも、そんな簡単に見つかるのか?」
「今使い魔に探してもらってる」
流石は晴人、行動が速い。
とは言えこのまま待っているだけじゃな…………
「……そう言えば、信彦君はどうして一人だったの?」
部長がそう彼に問いかけた。
そう言えば、彼は一人だったな……。
部長の質問に、信彦君は俯いた後、ポツリと語り始めた。
「……僕、お母さんと喧嘩したんだ」
「喧嘩?」
「明日は僕の誕生日なのに、お母さん、急に仕事が入ったって…………お母さんは、僕の事なんてどうだって良いんだってっ」
「そんな訳ないだろ?」
涙声になった信彦君に、晴人は違うと断じた。
「どうして分かるんだよっ!!」
「…お母さんはきっと、信彦君の為に仕事を受けたんだよ。ほら、君が欲しがってる物を買ってあげる為!とかさ」
「………だけどっ」
「それにな、子供の事を蔑ろにする親なんていないよ。もしいたとしたら、そいつは親なんかじゃないし、ましてや人間とも思いたくないな。信彦君、君のお母さんは、君を蔑ろにするような酷いお母さんなのかい?」
少し間を置いて、信彦君は首を横に振った。
「ホラな。ちゃんとお母さんは信彦君の事を大切に思ってる。だから安心しろ」
「……兄ちゃん」
「一緒に、お母さんを救おう!……な?」
「………うん!」
さっきと違い、信彦君は決意に満ちた表情をしていた。
「すげぇな、晴人は……」
何か、羨ましいよ…………こんな簡単に希望を灯すなんてさ。
「さて、それじゃ早速会議と洒落込もうか」
「え?」
「丁度奴さんの居場所を見つけてくれたみたいだからな」
そう笑う晴人の足元には青い一角獣、宙には赤い鳥と黄色いクラゲ?が飛んでいた。
「そいつ等が、晴人の使い魔?」
「すっげぇ~!」
信彦君は純粋に目をキラキラさせている。
晴人が「ご苦労様」と労わると、彼らは誇らしげにじゃれ合った。
「具体的な案はあるの?」
「はい。それには皆の協力がいるけどね」
『協力?』
「おう」
晴人から作戦の顛末を伝えられ、俺達は唖然とする。
「……大胆ね、貴方って」
「ま、魔法使いなんでね」
そう言ってウインクする晴人。
そして諸々の準備を済ませ――――翌日となった。
さぁて、晴人の考えた作戦とは?