デデデ
「残り時間100分を切ったか……つまり残りは1時間40分ということだが……」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
デデデ
「ん? 携帯が鳴っとる……またミッションか? スパンが短い気もするが……」
ラナ
「メールだメールだ。 えーっと…… 『通達1』ミッションじゃなくて通達? 何だろ、何が起きるんだろ……」
サタン
「『エリア内に置かれた赤い宝箱のロックを解除した』……うぬ? 宝箱なんて置いてあったのか、この島には……」
フォックス
「『ただし中に入っているものがメリットなのかデメリットなのかは開けてみなければ分からない。 場所は西の洞窟前、宝箱を開けるのは早い者勝ちだ』 ん? 何だ何だ……この妙な仕掛けは」
リンク
「赤い宝箱って……ああさっき僕が見たあれか。 ロックをゲームマスターが外したってことかな。 え? でも開けてみなければメリットかデメリットか分からない……ってどういうこと? メリットだけじゃないの宝箱って?」
りすくませんぱい
「いいものが入ってるかもしれないということか? そして同じ確率で悪いものが入ってるかもしれないということでもあるのか?」
エリアにある、赤い宝箱のロックが外された
中身は逃走者にとって……メリットか? デメリットか?
開けてみるまで分からない……
トゥーンリンク
「これデメリットだったら怖いなあ……万一ハンターが一気に10体放出とかされちゃったら……パンドラの箱の可能性も全然有り得るから」
ロックマン
「悩むなあ。 危険なにおいがするけど……でもこういう宝箱って何だか魅力的だなあ。 ロマンがある」
ルキナ
「本人にだけ効果があるのか……全員に効果があるのか……それが分かるだけでも大分違うんですけど、開けに行くかどうか決めるのは……」
フォックス
「シェゾ、どうする? この選択肢は迷わないか? このわざわざ、メリット・デメリット両方の可能性を匂わす書き方。 ひょっとしたらストレートにハンターが入ってる見込みもあるわけだ」
シェゾ
「……だがこの時点でもし、ハンターを足止め出来るようなアイテムが手に入りでもしたらこれは相当大きいぞ。 なあフォックス?」
フォックス
「そうか……。 あるいは今回何故1秒100円なのかってことを考えてもいいかもしれない。 ……ともすると普通に追加の賞金が入ってる可能性も十分あるかもな……」
シェゾ
「何にしたって、開けなければ中身は永遠に分らず仕舞いって訳だな、これは」
様々な憶測の漂う、中身の見えない赤宝箱……
果たして、開ける者は現れるのか……
ドラコケンタウロス
「えーっ? 宝箱……? 何が入ってたらあたしは嬉しいかな……」
ラリー
「そういやエリアの説明された時にここ宝島だとか言ってたっけか……だったら宝箱があることに違和感は別に無いな。 そういう場所なんだと」
シグ
「何入ってるのかなあ。 もしかしたら……お金……賞金が入ってたら……ラッキーだねぇ~」
マック
「こいつはロマンがあるねぇ……女性が開けるくらいなら、俺が開けてやりたいところだがな。 だが迂闊なことはしねえ方がいいんじゃないか?」
シェゾ
「俺はやめておくかな……開けに行くのは。 お前はどうする?」
フォックス
「いやどうするか……メリットだったらすごくいいぞ。 難易度が下がるか、もしや金銭的なものでも。 一般論はどうなんだろうな……」
シェゾ
「俺は別に世間にどう思われようがいいが……演出的にはここで宝箱を開けに行く奴はかなりブレイブ(勇敢)だと思うぞ。 それがメリットでもデメリットでも。 その勇気は買われると思う」
フォックス
「そうか……切り込んでいくしかないか、誰かが」
シェゾ
「何にしたって誰もが怪しんでいる物を勇気出して開けたという過程にはなるからな。 俺はそれはいらないが……フォックスはどうだ? それが何よりもメリットになるんじゃないか?」
フォックス
「……ならば、行くか俺は。 宝箱の元に……」
シェゾ
「よし、行って来い!」
フォックス
「オッケ。 言いくるめられてる気もするが……よしよし」
シェゾ
「行った、行った……狐を操るのなんて簡単だ」
フォックスを宝箱に向かわせたシェゾ、自分は余計なリスクを冒さない……
シェゾ
「絶対デメリットに決まってるだろ……とはいえ中身は気になるから他の奴らに開けてもらわないとな。 中身くらいメールが来るだろうから」
パルテナ
「……あら? でも……私今結構(宝箱に)近い場所にいますよ。 行ってみましょうか?」
りすくませんぱい
「……よし、私が開けてみるか。 宝箱なんてものは開けるためにあるものだ。 それを封印するのが一番阿呆だろう」
フォックス
「とりあえずその宝箱を見てみないことにはだしな……見て分かることもあるわけだから。 着いても開けない選択をする際の保身で言ってるんじゃないぞ?」
宝箱を開ける意思を見せたのは、パルテナ、フォックス、りすくませんぱいの3人
しかし宝箱を開けられるのは一人。 早い者勝ちだ……
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただし宝箱の元へ行こうとすれば、ハンターに見つかるリスクが高まる
フォックス
「いいものが入ってると信じて……」
パルテナ
「わざわざデメリットの可能性があるとメールに書いてあるのは引っかかるんですけど……」
りすくませんぱい
「飛んで火にいる夏の虫か……虎穴に入らずんば虎児を得ずか……」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンターに見つかったのは……
りすくませんぱい
「うおっ!?」
りすくませんぱいだ……
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
りすくませんぱい
「何だ、何だ……私が動こうとしたら……」
向かってくるハンターに気付き、すぐさまに生い茂った森の方向へ……
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー……
木にまぎれ、ハンターの視界から外れた……
りすくませんぱい
「まずいまずい……ここだ!」
大きなぬいぐるみのような身体を、草むらにしゃがんで隠す
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その間に、ハンターは別の場所へ……
りすくませんぱい
「…………セーフだろうな」
何とか命拾い……
りすくませんぱい
「欲望を出した瞬間、それには横槍が入るもの……ならば、その定めには従うべき……」
スタッフ
「…………つまり?」
りすくませんぱい
「……単刀直入に言うならば、宝箱をあきらめるということだ」
他の逃走者がもたつく間、赤宝箱の側までやって来たのは……
パルテナ
「あ……あれですか? 赤い宝箱って」
女神パルテナだ……
パルテナ
「……どこからどう見ても宝箱ですね、これは。 一体何が封印されているのでしょうか……」
宝箱の中身は告知されておらず、メリットの可能性もデメリットの可能性もあると通達されている
パルテナ
「どうしましょうか……ただ、ハンターが入ってるってことは無さそうです。 大きさから見て。 ただ今のところ判断できるのはそれくらいでしょうか……」
マリオ
「中身デメリット……だと思うんだけど、うわあどうしよう宝箱のことが頭から離れない。 マズイ兆候だよ」
ラヴィオ
「これ絶対ダメな奴だと思うんですけど……誰も開けないで下さいよ」
パルテナ
「……ここ(赤宝箱の場所)に来てしまった以上、躊躇するのもおかしな話ですよね。 いいでしょう私も女、女神です。 開けます!」
パルテナが遂に赤宝箱を……オープン。 果たして……中身は
パルテナ
「……え? これですか?」
パルテナが宝箱の中に手を入れ、物を取り出す
パルテナ
「…………カード?」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
ラナ
「…………誰か開けたなぁ宝箱」
ラリー
「『赤宝箱が開けられ、中身が逃走者の手に渡った』……え? それだけ?」
シェゾ
「こういうのは中身とか、取った奴の名前とか通知するもんじゃないのか? ただもう開けられたっていう情報だけか……もう行っても無駄ってことしか分からないじゃないか」
マリオ
「今日のゲームマスターは、勿体ぶるなぁ……教えてくれてもいいのに」
パックマン
「気になるな中身……モヤモヤするし。 せめて誰が獲得したか教えてもらいたいんだけど。 連絡も取れないよ、これじゃ」
パルテナ
「カードキー……ですか。 使い道が……分かりませんけど」
宝箱の中にあったのはカードキー。 果たしてこれは……メリットなのか?