フォックス
「見てたぞ、俺たちは。 そっから5体ハンターがブワーッて走っていくのを」
ティ
「その後にガンガン確保メールが来ることから……」
デデデ
「推して知るべきな惨劇が起きてるのは牢獄からでも目に見えてたが」
ラフィーナ
「このザマですわ……だらしのないこと」
ルト
「まさか7人も捕まるとは……」
ティ
「牢獄がこんなに一気に狭くなるなんて今まで無かったろう、この短時間に」
シグ
「あ~あ……終わりかあ。 一番早いかなぁ僕今までで……」
マリオ
「でも8体は無理だって……僕、すぐ挟まれたしさ……」
リンク
「そういえばこれで賞金は幾らになったの? 一人8万円っていう残りの人にはオイシイことになったわけだけど」
りすくませんぱい
「結局8人捕まらなかった訳だから、倍にはならないな……」
パックマン
「7人だから8×7で56万円が元々の78万円にプラスか?」
ラフィーナ
「どうせなら倍にまで持っていけばよろしいですのに……何で7人という一番モヤモヤするところで止まったのかしら」
パルテナ
「134万円! それでも桁は増えましたね……78万円から跳ね上がりましたよ」
フォックス
「まあ確かに犠牲は多いし、8人だと206万円だったのを考えると辛いが、それでも飛躍的だよ」
パルテナ
「まあそのうちの7人には通報もあるわけですが……」
ラヴィオ
「そうですよ! 通報した人、酷いですよね!」
りすくませんぱい
「おお、そうだそうだ……私とパルテナは通報で……」
リンク
「この2人だけ? 通報で捕まったのは」
ラヴィオ
「いやー……信用出来なくなりますよね。 お金のために! 倍額のために他の仲間を売るなんてね!」
ティ
「……いや、まあそりゃそうだが……君は通報された訳じゃないのに何でそんなに憤っているんだ?」
ラヴィオ
「えっ? だって酷いことじゃないですか! 通報するなんて!」
マリオ
「そうだけど……どっちかっていうと僕はサタンの方が腹立つよ。 そりゃサタンも何が起きるか分かんなかったかもしれないけど」
ラヴィオ
「あ、それもそうですよね! サタンにも腹が立ちますよ! 本当に!」
シグ
「…………?」
トゥーンリンク
「えーっと……残り65分」
残り時間は半分を切り、95万円
トゥーンリンク
「後一人、おいらが誰かを通報してたら……2倍になったの?」
そのうちの半分を超える金額は、ラッキータイムの犠牲者たちによる賞金ボーナスだ……
トゥーンリンク
「出来ないよ……そんなの。 おいらには出来ない。 でもいるんだよなあ、通報した人……」
密告用電話を持っていたが、結局トゥーンリンクが通報することは無かった……
トゥーンリンク
「……今日の逃走中オカシイんじゃない? 内部紛争起こさせようとしてるの?」
ラリー
「自首したくなってきたな……急に賞金がドカッと増えたからさ」
こちらも密告用電話を持っていたラリー。 通報の欲望に耐えたが、自首の欲望に揺れ始めた
ラリー
「結局おいらは通報しなかったから、そのお情けで……自首しちゃ駄目か?」
エリア内1箇所にある自首用電話から自首を申告すれば、それまでの賞金を獲得しリタイアできる
ラリー
「まあ95万円……中途半端で据わりが悪いから100万円までは待ってみようかな約8分。 あの地獄の8分を耐えたんだから……」
ラナ
「ある意味ラッキータイムをクリアして……峠を越えた気がする。 妙に自信が付いた」
恐怖のラッキータイムを終え、強気な姿勢を身に付けたラナ
ラナ
「逃げ切れる気がする。 生まれ変わった感じ? ……サタンに感謝はしないけど」
サムス
「あなた……ちょっと何をしてくれたのよ?」
サタン
「何をしたじゃない、賞金を増やしたのではないか、皆のために」
ラッキータイムの件で、サムスがサタンに詰め寄る
サタン
「宝箱を開けた段階では、何が起こるのかは分からなかったわけだ。 よもやこのようなハードな仕掛けだとは思いもしなかったぞ」
サムス
「だから、何でそれをあなた一人で判断しちゃうのよ……」
サタン
「それでも私もそなたも生き残ったのだ。 尊い犠牲もあったわけだが……それが56万円というリターンになって」
サムス
「言い方! その犠牲とかリターンっていう言い方やめなさい」
サタン
「とにかく私達にとってはあの宝箱はメリットになったということだ!」
サムス
「人数が減るとその分狙われる可能性も上がるわけだから……一概にメリットとも言いにくいのよね、これって……」
サタン
「1秒100円では埒が明かぬからこれでいいのだ!」
サムス
「……そういう問題じゃないんだけど。 確かにお金は増えたけど……何かしらこの煮え切らない気持ちは」
サタン
「とにかく私は文句を言われる立場では無いはずだ……むしろ残っている者たちには感謝こそされるべきで」
サムス
「……もういいわ」
ルキナ
「ラッキータイムが終わったのはいいんですけど……ミッションらしいミッションに挑めてませんね。 最初のは結局全員参加ですし、宝箱も結局開けてませんし……」
ここまで無難に生き延びているルキナ。 自らの不甲斐なさを痛感……
ルキナ
「決めました……次のミッションには参加します! そして、逃走成功します! 見ていてください!」
ブラックピット
「よし、ここずっといれば大丈夫だろ……8体ハンターがいても捕まらなかったわけだから……残りはこれで逃げ切れるだろ」
動きはしないが、自首もしないスタンスのブラックピット。 ゲーム開始からずっと船に隠れ続けている
ブラックピット
「何だかんだで前回もこの作戦でいいところまで行ったからな……方向性としては間違っていないだろ」
ロックマン
「あそこにブラピいたっけさっき……どうせ動いてないだろうし、ハンターいたかどうか聞きに行こうか」
ロックマンがブラックピットの隠れ場所に接近。 どうやら情報を聞きたいらしい
ブラックピット
「何だ? 何だ? ハンター連れて来たか? あのロボット……何しに来たんだ、あの野郎……」
ロックマン
「ブラピ? ブラピ?」
ブラックピット
「ブラピはやめろ。 何だよ……予定が崩れるだろうが……」
ロックマン
「ハンター見なかった?」
ブラックピット
「見てない見てないどっか行け……」
ロックマン
「そんな邪魔者扱いしなくても。 こうやって協力するのも逃走中では大事だから、情報を共有しあおう?」
ブラックピット
「……あぁ、もう」
ロックマン
「そんなイライラすること無いじゃん。 僕、向こうから来たけどハンターは見てないよ」
ブラックピット
「そういやこいつ俺が前回出た時も……余計な正義感というか……」
ロックマン
「何かブツブツ言ってるみたいだけど、善意でやってかないとさ……」
ブラックピット
「うぜぇ……この野郎」
ロックマン
「一人で逃走成功しようなんて思わない方がいいんじゃない? 基本的にはこれ個人戦だけど、協力し合うこともある――」
ブラックピット
「…………正義どっかいけぇ!!!」
ロックマン
「!? …………」
ブラックピット
「前回お前に何度邪魔されたことか!! 正義はいつだって邪魔をする!!」
突然激昂するブラックピット
ブラックピット
「まずお前なんかこのゲームに呼ばれてねえんだよ!! 枠が狭くなる!!」
ロックマン
「呼ばれて来たんだけど……」
ブラックピット
「じゃかましいわあ!! もう俺の理性がある内にどっか行けよ!!」
ロックマン
「いや、あの……」
ブラックピット
「ブッ壊すぞぉ!!!」
ロックマン
「…………ブラピ、ブラピ、今逃走中やってるから……落ち着いて落ち着いて……」
ブラックピット
「ああ……しまった、大声出してしまった……やっちまった」
ロックマン
「『俺の理性が』とか言ってる時点でもう理性無いから……やっちまったなら。 ごめんごめん本当に……あっち行くから」
ブラックピット
「おお、そうだそうだ……どっか行きやがれ……ったく。 ハンター呼び寄せちまう」
ロックマン
「君が叫び散らすからでしょ……何が逆鱗に触れたの……」
ブラックピットの怒りが静まった……
ブラックピット
「……正義クソくらえだ」
その頃、指令室のゲームマスターがモニターを操作
北の遺跡のエリアに八面体のサイコロと、ハンターボックスが出現した
この後、さらに逃走者を追い詰めるミッションが発動される……!!