逃走中 ~Lucky 8 ~   作:ハルカン

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大詰め

 

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ルキナ

「絶対自首はしないって思ってたんですけどね……通報が来た時に自首用電話が近くにあったので思わず……」

 

パックマン

「自首用電話の近くにいたことが引っかかるんだけど……」

 

りすくませんぱい

「そうだな、最悪見つかってもすぐ電話して自首してしまおうという魂胆が見え隠れするな」

 

ルキナ

「でも本当自首しようって思ったら、すぐ自首出来るものですね……いざ電話取ったらスムーズに進みすぎて自分でもびっくりしました。 理性が吹っ飛んで」

 

フォックス

「普通理性吹っ飛んだらスムーズにいかないんだよ。 本当に吹っ飛んだのかってくらい、平然としてるじゃないか」

 

ルキナ

「フフフ……すいません」

 

ルト

「今のどこに笑う要素があったのじゃ?」

 

ルキナ

「ここまで頑張ってラッキータイムも超えたのに、それが全て無になることを考えたら……無駄死によりは結果を残そうと」

 

デデデ

「無駄死にって……」

 

ラリー

「この牢獄の連中に対しての最大の侮蔑語だぞ」

 

マリオ

「はいはい……どうせ僕やサムスは5回も無駄死にしてますよ。 未だに無冠の無一文ですよ。 あ~あ、僕も次呼ばれたら開始5分で自首しようかな!?」

 

サムス

「そんなに卑屈にならないの……マリオったら」

 

ルキナ

「他の方々がミッションに勤しむ中、自分もミッションやらなきゃと思いつつ、急な気分で自首してしまいました。 罪の意識が無いわけじゃないです…………けど」

 

ティ

「けど?」

 

ルキナ

「……正直嬉しいです」

 

サタン

「それが本音だろう!」

 

ラヴィオ

「女心は分かりませんね……」

 

ブラックピット

「……だから気まぐれはサラダだけにしとけっての」

 

ルキナ

「フフフフ……」

 

ラフィーナ

「だから一体あなたはどこで笑っているんですの?」

 

 

 

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ラナ

「もうここまで来ちゃったよ……残りもう少しじゃん。 もう嬉しいんだけど……やったあ、初めての逃走中でこんなに残れた!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

残る逃走者は4人。 対するハンターは3体

 

 

ラナ

「何だかんだで一度8体を乗り切ってるからね……8分間だけだけど。 その8分切ってるし、いけるはず!」

 

 

マック

「結局ラッキータイム以外はずっとハンター3体でやってるからな。 今まで通りいけば逃げ切れるはずだぜ…………集中だ!」

 

 

ロックマン

「もうとりあえずゲームウォッチの通報には悩まなくていいんだね?」

 

シェゾ

「そうだな……はぁ、はぁ……」

 

最後のミッションの終わりから、共に隠れるシェゾ・ウィグィィとロックマン

 

ロックマン

「っていうか今更だけど……ルキナ自首って何? このタイミングで……もう残り15分そこらのタイミングだったよね」

 

シェゾ

「それはもうしょうがない。 ルールなんだから責めることもないし、別に俺には関係ない話だ……単純にビビっただけから棄権しただけだろ……あ~きつい……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ロックマン

「まあここまで来たし、後は逃げることだけ気にしていればいいか……。 でもここは……いい死角だから。 ハンターにも見つかりにくいから。 でも固まってると見つかりやすくなる」

 

シェゾ

「はぁ……ああ、そうだ。 そりゃそうだ」

 

ロックマン

「僕は移動する……シェゾ、息切らしてるからここで休めば」

 

シェゾ

「………………そうか?」

 

ロックマン

「じゃ……後はお互い頑張るということで」

 

ミッションでスタミナを消耗しているシェゾを残し、離れるロックマン

 

シェゾ

「……おう」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

シェゾ

「……義理堅いのか? アイツ……」

 

 

ロックマン

「かっこつけちゃったけど、僕も疲れてるんだよ……ハンターは同じロボット(アンドロイド)なのに疲れないっていいなあ……それともロボットってそれが普通なのかな……だめだだめだ何を考えてるんだ僕は。 今更になってロボットの在り方を考えるなんて」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

持ち場を離れたロックマンに、ハンターが迫る……

 

 

ロックマン

「何にしてもE缶無いかな……エディー呼びたい……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ロックマン

「気が休まらないし……僕もここ離れないとシェゾが休めないよね……僕も休みたいけど」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

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見つかった……

 

 

ロックマン

「うわあ……マジで!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ロックマン

「うわあ~っ! うあ~っ! くぁっは……」ポン!

 

 

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燃料切れだ……

 

ロックマン

「足が上がらない……! あ~あ……ここで捕まるか……」

 

 

シェゾ

「はぁ~……ロックマン確保。 ここ出てすぐだな、アイツ……ふぅ。 悪いが、ありがたくもうちょっと休ませてもらうぞ……」

 

 

牢獄

 

ティ

「確保情報! ロックマン確保!」

 

パルテナ

「ああ……また減りましたか……」

 

サタン

「同じエリアで戦闘中・逃走中の2冠成らずか……」

 

ティ

「残りは、リトル・マック、シェゾ・ウィグィィ、ラナの3人!」

 

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーー

 

残る逃走者は3人

 

 

シェゾ

「ロックマン確保で残りは……リトル・マック、ラナ、俺の3人か……はぁ、はぁ……」

 

後半のミッションで、一気に体力を奪われたシェゾ・ウィグィィ

 

シェゾ

「ミッションやろうがやらまいが……捕まれば同じ、逃げ切っても同じ。 過程なんかどうでもいい、結果だ……」

 

 

マック

「目茶目茶恐いな……ハンター怖いぜ、やっぱり。 今になって言うことじゃないかもしれねえけど。 何だこの恐怖……追われることの恐さ。 よく俺2時間以上やってこれたな……」

 

持ち前の身体能力で、ここまで残って来たリトル・マック

 

マック

「絶対俺犯罪とか悪いことするのやめよ……多いんだよボクサーって、歩く凶器みたいなもんだから暴行事件とか……スキャンダルになりやすいんだよ」

 

 

ラナ

「広い場所にいた方がいいかな……最後の最後で見極めは肝心かな……」

 

最後のミッションを見事決めた、白の魔女・ラナ

 

ラナ

「もうここでハンターが来ないんだったら……ここにいて、思い切り拳を突き上げてガッツポーズをしたいのに……!」

 

 

ハンターの数も同じく3体

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

逃げ切れば、134万円。 捕まれば……ゼロ

 

 

シェゾ

「はぁ……はぁ……あんまりジッとしてるわけにもいかないな……動くか」

 

体力を回復させ、移動を試みるシェゾ……

 

シェゾ

「ゲホッ……クッソ……思い通りに足が動かん……」

 

完全回復とまではいかない……

 

 

ラナ

「ここ安全かなあ……」

 

見通しのいい湖付近で、ハンターを先に見つける作戦のラナ

 

ラナ

「まあでも……こっちから来てもあっちに逃げればいいし、あっちから来てもこっちに逃げればいいし。 つまり……来てない方向に逃げればいい!」

 

 

マック

「あそこ船あるじゃねえか……ハンター通ったか……? 通ったか?」

 

スタッフ

「………………」

 

マック

「教えてくれねぇのかよ……あの船の中で終えるか?」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

緊張の、極限状態!

 

 

シェゾ

「どこ行きゃいいんだ……」

 

 

ラナ

「危ないかな……?」

 

 

マック

「見つけろ、見つけろ……」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

見つかったのは……

 

 

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マック

「来たか……!!」

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

逃げ切れるか!?

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