ルト
「おお……本当に賞金が増えておるのう……」
賞金は1秒100円ずつ上昇
ルト
「9500……9600……9700……9800……9900……1万円をもう超えたゾラ」
スタッフ
「姫様はお金好きなんですか?」
ルト
「左様……。 お金はあって困ることは無いのじゃ……130分間逃げ切るのはわらわじゃ……父上達に、目に物見せる!」
シェゾ
「洞窟か、ここは……。 洞窟ってわりにはやけに明るいな……。 そうか、撮影のために蜀台を置きやがったな……暗いとハンターも俺たちを見つけにくくなるからなあ」
エリアには洞窟がいくつかあり、別の場所に繋がっている場合もある
シェゾ
「暗闇に紛れてハンターをかわすってのは難しそうだな……余計なことを。 まあいい」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
3体のハンターは、エリアを隈なく捜索する。 洞窟の中も、例外ではない
パルテナ
「1秒100円ですから……130分間で78万円」
初参戦の女神パルテナ
パルテナ
「120分間だと72万円、90分間だと54万円、80分間だと48万円、1時間なら36万円……っていうところですかね」
スタッフ
「計算速いですね」
パルテナ
「それはこのパルテナブレインを持っていればお茶の子さいさいと言ったところですよ」
パルテナブレインは、逃走中で役に立つのか……
パルテナ
「…………冗談ですよ。 ただ単に毎回この番組を楽しみに見てるだけです」
ラリー
「あっ、船あるじゃん! あそこ隠れ場所としてはいいんじゃないか? 無人船だよな、多分!」
クッパ7人衆の末っ子、ラリーが見つけたのは……船
ラリー
「それでもここも中に入っちゃいけないんだ……でも甲板は出入り出来るのか。 いい潜伏場所になるんじゃないか?」
ブラックピット
「何なんだよ、あれ……ったく」
そこには既に、先客がいた……
ブラックピット
「船の甲板の真ん中でフラフラするのはやめろっての、あのカメ……ハンターに見つかるだろうが。 どっかいけ……どっか行ってくれ」
ブラックピットは船のマストの陰に隠れて、ハンターをやり過ごす作戦のようだ
そんな二人が潜む船の近くに……ハンター
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピット
「ん? あれ、ハンターか……?」
船からハンターを目撃し、姿勢を低くするブラックピット
ブラックピット
「………………あいつ(ラリー)見つかれ。 ハンターと一緒にどっか行ってくれ……」
ラリー
「……ちょっと待って、あそこにハンターいない?」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
見つかった……
ラリー
「うわわわわ……!」
ブラックピットの祈りが通じたか……?
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピット
「走ってるな、あのハンター……あのままこの辺からいなくなれ……」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ラリー
「まずいまずいまずい……」
距離をとり、すぐさま船から離れるラリー。 ハンターはラリーを視界に捉えている
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ブラックピット
「よしっ、あっち行った……ハンターもラリーもあっち行ったぞ」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ラリー
「もう来てない? もう大丈夫?」
ピーーーーーーーーーーーーーーー……
何とかラリーはハンターの視界から逃れた……
ラリー
「危ないな……距離あったから助かった……」
ラリーもブラックピットも、ゲーム開始直後の確保は免れた……
ラリー
「怖いな……生き残ればこれが2時間弱続くのかよ……」
ブラックピット
「ド真ん中でブラブラしてたら見つかって当たり前だ……そんなことも分からなかったのか、あのカメ野郎。 どういうつもりでゲームに参加してるんだ……遊びじゃないんだぞ」
スタッフ
「教えてあげれば良かったんじゃないですか?」
ブラックピット
「何で俺がそこまでしてやらなきゃならないんだ? 今回こそ邪魔が入らないようにしないとな……」
馴れ合うつもりは……無い
ブラックピット
「なんだったらラリーは今ので確保されてりゃよかったんだよ……目ざわりなだけだ」
罵倒が……止まらない
ブラックピット
「…………ったく」
サタン
「あんまり動かないほうがいいのか? 潜伏で……潜伏しておいた方が、いいかもしれんな」
前回の初出演時、かなり序盤に確保されてしまったサタン
フォックス
「そういう姿を見せてると、反感買うぞ? 潜伏作戦ってのはそこそこイメージ下げるな、逃走中においては」
サタン
「まあ言うな……前回動きが多くて確保されてしまったからな」
フォックス
「そうか? 全国の女性からブーイングを浴びると思うぞ」
サタン
「……それはいかん! やはり私は今回も動き回るとしよう」
フォックス
「切り替え早い……。 だったらついでにやれるミッションはやっていった方が印象いいぞ」
サタン
「分かった……すまぬな、それじゃ」
フォックスのアドバイスを聞き入れたサタン。 それが吉と出るか、凶と出るか……
サタン
「今回で更に私を支持するギャルが増えるといいのだが……」
フォックス
「……何だかあのオッサン、扱いやすそうだな。 あれで魔界のトップなのか……すごい世界だ。 ぷよ地獄っていうのは」
ドラコケンタウロス
「ありゃりゃ? あそこからボクサーが歩いてくる」
マック
「惹かれあう二人ってのはこうやって出会ってしまうんだな、ドラコ」
ドラコケンタウロス
「え? どゆこと?」
マック
「まあこのゲームが終わる頃には、その真の意味が分かると思うぜ、じゃあな」
ドラコケンタウロス
「え? うん……じゃ、アドバイスありがとね!」
マック
「ドラコは結構俺にキュンキュン来てたな……」
ドラコケンタウロス
「何だか今の人すごいミステリアスだったなー、ゲームが終わる頃にはその真の意味が分かるってどーゆーことだろ?」
ティ
「まあ警戒することに越したことは無いが……今のところこのエリアにハンター3体。 把握しきれないことは無いが……」
周囲を警戒し、歩くティ
ティ
「今回は無人島だろ? ということは本当に誰も住人がいない。 必然的にハンターから目立つんだよな……群衆に紛れられないから」
エリアとゲームの傾向を探る
ティ
「逆に言えば、ハンターを見つけやすいかもしれないな……。 しかし、誰もいないってことは……どんなミッションが来るかも検討を付けにくいかもしれない。 意外と難易度高いかもしれないな、このエリアは」
場所は、謎の世界……この世界のゲームマスター・カンティーヌは研究を重ね、逃走中を開催するためのアンドロイド『ハンター』を完成させる
『逃走中』は、人々を楽しませるエンターテインメントゲーム。 ハンターの恐怖と、逃走者それぞれの人間模様に、スタジアムは盛り上がりを見せていた
「そっちの様子はどうだ? クライン」
「こっちは別に変わった様子はないな……そっちはゲームを始めたか?」
「ああ……今回も今のところ変わった様子は無い」
「だったら今回も何も無いんじゃないのか?」
「だといいんだが……」
「それより……例の場所に着いたぜ」
「……ご苦労」
ゲームマスター・カンティーヌは、現在別の場所にいるクラインと通信していた
「……アズール」
「はい?」
アズールと呼ばれた女が、カンティーヌの傍に近寄る
「こいつをクラインの元に転送部屋から送ってやってくれ。 そのためにあいつ(クライン)をあそこへと送ったんだ」
「分かったわ……」
カンティーヌが以前クラインに入手させた宝石をアズールに渡す
「頼むぞ……」
「ええ……」
アズールがその場を去り、別の部屋へ……
「さて……こっちも進めなければ」
そう呟くとモニターをタッチ。 ミッションを発動させる
ロックマン
「今回こそ逃げ切って……いいとこ見せれるといいけど……ん? あれ?」
各逃走者の腕に付けられた装置が……
ロックマン
「何で光ってるんだ……?」
ドラコケンタウロス
「光ってない? うわわわ……何かこの腕の装置が光ってる。 ランプの部分が……」
サムス
「出たわね……オーソドックスな展開っぽいわね」
この後、ミッションが発動される!