ハイスクールD×D 最強のMPLS   作:Slider

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第1,2話投稿してから約3年経ち失踪してしまいましたが
何とか戻ってきました。
また更新頻度など空くかもしれませんがとりあえず
物語を書き続けて行こうと思います。


第三話

深夜、紫色の服を着た男フォルテッシモはホテルを出て再び街中をどことなく歩いていた。

彼はつい先ほど"悪魔"そして"天使"”堕天使"という存在を知り、それが空想上の存在ではないという事

更に、他にも悪魔やら天使やら堕天使やらこの街に沢山いる。

"おい?やけに上機嫌じゃねえか?"

フォルテッシモが身に着けているエジプト十字のエンブリオが茶化すように話しかけていた。

「当たり前だろうが、この街には悪魔が存在するんだ。なら、もしかすると俺程ではなくとも少しくらい腕の立つ奴が

いるかもしれないだろう?」

"だからってそうニヤニヤした面で堂々と街を歩くなよ・・・"

"深夜だからといって少しは人の目くらい気にしたらどうだ?すごく気持ち悪いぞ"

「知るか!!俺は今すごく気持ちの高鳴りを感じている。この感覚は久しぶりだ。

それを抑えるなど無理だ。」

深夜ではあるが彼らがいる場所はまだ人々が多く集まっている。

だが彼らの会話が周囲の人間に聞こえることはない。エンブリオの共鳴波による声

そして、聞こえない声でそれを返すフォルテッシモ。彼の声も口から外に漏れることはない。

もしそれが聞こえるというのならそいつは人間ではないのだ。

 

しばらく歩いていると、彼らは郊外の廃工場にいた。すると

"なんだよ。いきなり止まりだして"

「どうやら俺らの後を着いてきている奴がいるらしい。どうもそいつはお前の声が聞こえるようだ。」

「なあおい!!いるんだろ、隠れてないで出てきたらどうだ?」

すると一人の若い女性がフラフラと表れた。女性は酷く狼狽しているようにも見える。

「う、ううう」

"なんだ?酷く狼狽えてんなあの娘"

「う、うう?2人じゃない・・・の・・?」

女の声音は狼狽えてというよりも震えている様な声音だ。喜びに満ちて震えている。そんな声

「やはりな・・・お前こいつの声が聞こえているだな? という事はただの人間じゃないってことだ。」

エンブリオを突き出し問い詰めるフォルテッシモ

「やヤこしイ お前を喰ってやル!!」

女は叫びだし、大きく変形した。

 

まず最初は全身が大きく伸び腹が大きく膨れた、手足が異様に伸びて手先、足先が鋭い一本の爪のように変化した。

そして四つん這いになり肋骨あたりから左右2本ずつ伸びた手足が生えた。その姿は蜘蛛のようで醜い姿だ。

"こいつが悪魔か?すごくグロテスクだなぁ"

「合成人間でもMPLSでもなさそうだな。この街には悪魔がいるって話は本当のようだな」

「オマエはイヤ・・・オマエ達はワタシが悪魔だと知っているノカ・・・ドうリで凄ク強力なエネルギーを感ジルワケだ・・・」

「オマエを食らエバ私は更なるパワーを得る事が出来ル・・・」

地の底から聞こえるようなおぞましい声だ。蜘蛛悪魔は素早いスピードでフォルテッシモの周りを飛び回り。

その周辺に体液を飛ばす。フォルテッシモの周りはものすごい勢いでコンクリートや鉄柱が溶け出す。

蜘蛛悪魔の更に分厚い鉄柱すらもへし曲げるパワーでフォルテッシモ目掛けて叩きつける。周りは砕けたコンクリートの塵や

鉄クズ、埃がまい周りは視界が悪くなる。

しかしフォルテッシモは直立でその場を一切動いていなかった。彼に傷なんてついておらず、服に乱れもない。

「チッ、期待外れだな」

すると彼は蜘蛛悪魔を指さしピンと指を振った。

 

決着は一瞬で着いた。蜘蛛悪魔は8本の手足と腹を切り裂かれ、胴体と頭のみが転がっていた。

あたり一面緑色の血が飛散していた。なのにフォルテッシモには返り血を浴びていなかった。

 

これがフォルテッシモの能力であり彼を最強たらしめる力である。

空間のひび割れを認識し、それを広げたりすることが出来るのだ。ひび割れを広げれば空間の断裂を引き起こす。

空間断裂は物理特性など無視して切り裂くので防ぐ事は不可能。そしてその断裂能力を更に自身の防御能力としても応用できる。

もちろん防御能力もすさまじく、核爆弾の直撃すらも耐えることが出来る。正に最強の盾と最強の矛である。

 

フォルテッシモは芋虫のような蜘蛛悪魔を踏みつけ

「お前本当に悪魔か?お前より強い奴はいくらでもいるぜ。」

「オッ・・・オマエ本当にニンゲンか?・・・バッバケモノ!!」

"ヒッヒッヒッ お前化け物からバケモノと言われてるぜ"

「おい、死ぬ前にこの街の事について教えてもらおうか?」

「ウ・・・ウウウウ・・・ウッ」

「おい?チッ死にやがった、とんだ小物の様だな期待して損した。」

"まぁ、お前より強いのがこの街にうようよいるのも怖いがな"

「ただ、この街はまだ面白いものがありそうだ。」

街は太陽が昇りだし明るくなっている。地べた哀れな蜘蛛悪魔の死体が転がっていた。

フォルテッシモはそんな物など見向きもせず歩き出す。再び街へ戻り本能の赴くままに進む。

「さて兵藤一誠はどれ程強いのか見せてもらうとするか」

彼は次の標的を定めに向かう。




ただの雑魚相手にここまで・・・
先が思いやられそうです。
なるべく主要人物同士の戦いは力を入れて書きたいです。
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