真剣で君を守りたい!:re   作:ミスターキシドー

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暑いです…それと、27時間テレビ面白い

今回は日常パートでせう


第十話 日常の中で

朝の4時

 

朝の日差しがまだ顔を出していないくらいの時間に俺は目を覚ます

川神の修行僧たちも朝の鍛錬は5時からなので人が起きてくる気配はない

俺は布団からでて軽く背伸びをする

普段から俺はこの時間に起きて朝の鍛錬をこなすのを日課としている

まず初めに体のコリなどをストレッチをしてほぐす

起きてからの15分ほどは頭が完全には覚醒していないので、運動するための準備をしながらだんだんと頭をクリアにしていくことがまず起きてから初めにすることだ

そして体がほぐれ頭が完全に覚醒してからまずは今着ている服を道着に着替える

櫛灘流は柔術の流派なので川神流のような空手道着ではなく、合気道のような袴を履くタイプの道着だ

 

「すー……」

 

俺は着替え終わると外に出て大きく外の空気を肺に入れる

空気中に充満している自然の気を体になじませるようにする

これは櫛灘流の特徴の一つでもあり、そもそも櫛灘流はあらゆる『流れ』と『向き』を操作する武術だ

相手の攻撃の『流れ』を操作したり、相手の攻撃の『向き』を操作することで櫛灘流の真髄である『技10に対して力0』を実践できるのだ

その中には大気さえも『操作』するために櫛灘流は自然の気の流れを把握し自分の体の気となじませることで大気を操作するのだ

 

「……ふー」

 

そして俺は肺の中に入れた空気だけを出して取り込んだ気は体内で循環させる

この作業が実はかなり難しい

実際自分の体とは違う気を体になじませるのだ、いってしまえば

単三の電池で動くものを単一の電池で動かそうとしているようなものだ

そもそも規格が違うのものを調整して単一の電池でも対応できるようにするわけだ

精密で繊細な気の操作が必要になってくる

なので、戦闘中にこの行為をすることはまず不可能だ……だが、いつかは戦闘中にも使えるようになるつもりだ、技名をつけるならば「大気回復」とでも言うだろうか?

そんなことを考えながら俺は気を体に馴染ませ終えたので朝の鍛錬を始める

 

まずは基礎の型をこなす

これはあらゆる場面において自分の技を最適化することによって必要な場面で頭で考えるよりも早く体が反射的に行えるようにするのが目的だ

あらゆる場面にて相手を上回るのは勝敗において最も大事なことだ

それは0.01秒の差が勝敗を左右する世界なのだ

俺はその型を一時間ほどかけて終える

その頃には修行僧の人たちも目を覚まして起きてくる

 

「おはようございます隼人さん、毎日朝早いですね」

 

起きてきた修行僧の人たちが俺に挨拶をしてくれた

 

「おはようございます、日々の積み重ねを怠るわけにはいきませんから」

 

俺はそれに返事を返した

そして修行僧の人たちも鍛錬場で修行を始めたのか気合いの入った声が聞こえてくる

俺はその間に筋力トレーニングを行う

いくら力がいらないと言っても全く力がないのでは問題だ

なので俺はこうして筋力トレーニングは怠らないようにしている

無論、千影や美雲師匠も行っている

ちなみにだが、千影は美雲師匠と一緒に鍛錬をしていて俺とは別だ

朝は千影に、夜は俺に個人的につきっきりで鍛錬を施している

 

しばらくして朝の鍛錬を終えて朝食の時間になった

俺軽くクールダウンしてから朝食にむかう

その途中に百代と一緒に千影が歩いてくる…口喧嘩をしながら

 

「なんだと!?この頭のクロスが私のチャームポイントなんだぞ!」

 

「そんな変なものをチャームポイントなんて言うなんて美的感覚がおかしんじゃないですか?」

 

「はん!大人の感性がわからないなんてなぁ〜身長と同じようにまだまだお子ちゃまだな!」

 

「身長は関係ありません!それに私の方があなたよりはるかに頭がいいのでどちらかといえばあなたの方がお子様的思考をしてるんじゃないですか!」

 

「なんだと!!」

 

「やる気ですか!!」

 

そう言ってお互い構える二人

この二人、最初の出会いがあぁだったせいか顔を会わせるたびにいつも喧嘩をしている

おそらく相性が悪いんだろうな

俺は二人に近づき二人の頭を叩く

 

「こら」

 

「いてっ!」「痛っ!」

 

二人は頭を押さえてうずくまる

俺は拳に気を込めたので中に響く分普通より痛いはずだ

そして二人は立ち上がり俺につめよる

 

「兄様!なんで私まで叩くんですか!」

 

「おい隼人!いつもいつも人の頭をなんだと思っているんだ!!」

 

「二人とも、もう朝食の時間だぞ?このまま続けたら食いっぱぐれるが…いいのか?」

 

そう言うと二人も押し黙り二の句を言えなくなる

そのまま二人とも口を尖らせてこっちを睨む

俺はそれにため息しながら二人のその視線を無視して食事場に向かう

二人はそれを見て慌てて俺の後ろをついてくるが俺を挟んで二人が睨み合っている

それを見て俺はもう一度ため息を吐いた

 

朝食を食べる時はいつも俺と横に千影と百代で俺を挟むように座っている

お互い食べている時は静かに食べるようでお互い食べることに集中している

ちなみにだが朝食のメニューは白米、豆腐の味噌汁、シャケ、漬物といった朝食の定番だ

 

朝食を終えて俺と百代と千影は今日風間ファミリーのみんなと会うことになっているので

準備をすることにした

今回は風間ファミリーのみんなに千影を紹介するのが目的だ

今まで顔合わせをする機会がなくちゃんと紹介することができなかった

なので今回みんなとの初の顔合わせになる

待ち合わせの場所のいつもの草っ原に着くと既に他のメンバーが集まっていた

 

「遅いぞぉ隼人!俺はもう待ちくたびれたぞ!」

 

「悪いな、百代たちが準備に時間がかかってな…」

 

「ふふん!レディーの準備には時間がかかるものなのさ」

 

「レディー…ふっ」

 

百代の言った言葉に失笑する千影

それに対して百代は

 

「…なんだ?朝の決着をつけるつもりか?」

 

「やる気ですか?いいですよ、受けて立ちますよ?」

 

そう言って二人が構える

それを見て先に集まっていた京以外のメンバーたちが慌て始める

 

「ちょ!大丈夫なのか隼人!」

 

「そうだよ!モモ先輩相手に危ないんじゃ…」

 

大和とモロが俺に話しかけてくる

 

「大丈夫だ、むしろ俺たちが少し距離を開けるぞ…巻き込まれたくなければな」

 

そう言って俺は少し距離を離れる

他のみんなもそれを見て俺と同様に距離を開けるがその顔は心配そうだ

そして百代と千影の二人が戦い始めた

初めは百代が普通に殴りかかるとそれを後ろに投げ飛ばす千影

しかし、空中でたいせを整えた百代が地面に着地したらその勢いでそのまま千影につっこんで行く

だが、千影もそれを受け流して百代を地面に倒そうとするがその瞬間に百代は目の前で急停止してフェイントをかける

それに引っかかった千影は一瞬の隙を与えてしまいその隙に百代の拳が千影に当たる

だだが千影もただ喰らう訳ではなく、後ろに重心を移してダメーシを軽減させる

そして距離を取ってから再び構えて、次の攻撃を迎えうとうとする

 

その様子を見たメンバーのみんなは唖然としていた

京一人はなんとなく予想をしていたのか少し反応が薄い

 

「京はやっぱり千影の力量をなんとなく気づいていたのか」

 

「うん、一応武士娘だからね…それにしても強いね、あの子」

 

「あぁ、実力で言えば百代よりはだいぶ劣るが相性で言えば千影が圧倒的にいい…だからこの二人の試合ハイツもいい勝負をするんだ…まぁその分被害が周りに及ぶがな」

 

俺と京は試合の様子を見る

二人が争っている周りは既に穴ぼこだらけだ

伯仲している分、周りを気遣う余裕がお互いにないのだろう

ゆえに周りにああして被害が出る…主に百代の気弾が原因だがな

 

「……なぁ大和」

 

「……なんだガクト」

 

「絶対女子陣を怒らせちゃいけないな…」

 

「そうだな…」

 

男性陣でガクトと大和そしてモロは女子陣に絶対怒らせないように心に深く誓ったようだ

そしてキャップとワン子は…

 

「すげー!モモ先輩も隼人の妹も何してんのかもうわかんねぇな!」

 

「ふわ〜本当ね!すごいわ!」

 

二人はその姿を見て喜んでいる

その後、少ししてからお互い疲れてドローに終わった

そして千影をみんなに紹介する

 

「櫛灘千影だ、知ってはいると思うが俺の妹だ」

 

「櫛灘千影です。いつも兄様からみなさんの話は聞いています」

 

そう言ってお辞儀をする千影それに応じてみんなが自己紹介していく

 

「俺は風間翔一だ!みんなからはキャップって呼ばれてるぜ!よろしくな!」

 

「はい、いつも元気でまるで風のような人だって聞いてます」

 

キャップが自己紹介すると、それに対して自分が知っている情報を加える千影

 

「私は岡本一子よ、よろしくねちーちゃん」

 

「ちーちゃん…ですか?」

 

「うん!千影ちゃんだからちーちゃん!…だめかしら?」

 

そう言って上目遣いに心配そうな目を向けるワン子

それに対して千影は

 

「いいえ、大丈夫ですよ…ただそういう風に呼ばれたことがなかったもので」

 

「そうなの!じゃあこれからはちーちゃんって呼ばせて貰うわね!あ、私のことは好きに呼んでくれていいからね」

 

「はい、それじゃあ…一子さんと呼ばせてもらいます」

 

「うん!よろしくね!」

 

そう言って手を差し出すワン子

その手を握って握手をする千影

 

「俺は直江大和、このファミリーでは軍師的なポジションについているよ…まぁ隼人には頭の良さでは負けるんだけどな」

 

「いいえ、兄様は大和さんはとても頭の回転が速くて軍師といっても差し支えないって言ってましたよ。だから自信持ってください」

 

「そうか…ありがとう」

 

そう言って笑う大和

 

「私は将来的に直江京になる予定だから直江さんって呼んでくれていいよ?」

 

「違うからな千影ちゃん、京の言っていることは気にしなくていいからね」

 

「もう、いけず…でも、そんな大和も素敵…」

 

そう言って顔をに手を当てていやんいやんする京

それを見て千影は

 

「直江京さんで覚えておけばいいですか?」

 

「なんでだ!」

 

「いえ、仲よさそうですから…そういう関係なのかと」

 

「隼人!この子すごくいい子だね!千影ちゃん仲良くしようね!」

 

そう言って千影の手を握りしめる京

それを見て大和が

 

「なんでさ…」

 

どこかの某弓兵のセリフを言った

 

「俺様は島津岳人だぜ!いいか、いくら俺様が魅力的でも惚れてもらっちゃ困るぜ?俺様は年下は範囲外だ」

 

「大丈夫です、私あなたみたいに筋肉が大きくついてる人は範囲外です…気持ち悪いんで」

 

「ぐはっ!」

 

千影の容赦ない一言に思わず倒れるガクト

それを見ていた大和が俺に聞いてくる

 

「千影ちゃんってもしかして毒舌なのか?」

 

「ふむ、毒舌っていうよりは思ったことをズバズバというタイプだな」

 

「そうか…また気の強い女子なんだな」

 

そういてため息をする大和

俺にとっては素直で可愛い妹でしかないから大和の言葉は俺には理解できないな

 

「僕が最後だね、僕は師岡卓也だよ。みんなからはモロって呼ばれてるよ」

 

「師岡さんですね、すごく影が薄いですね」

 

「ははは、よく言われるよ……」

 

そういって落ち込むモロ…すまんが俺も否定はできない

こうして一通りの自己紹介が済んだ後のことだ

 

「なぁ、千影も風間ファミリーに入らないか?」

 

キャップがそういうと千影は少し悩むような仕草を取る

そして少し考えてからいった

 

「私は学年も違いますけどいいんですか?」

 

「それなら姉さんの例もあるから大丈夫だよ」

 

そういって百代の方に顔を向ける大和それを見て考えがまとまったようだ

 

「わかりました、ではお言葉に甘えて私も仲間に入れてもらってもいいですか?」

 

「おう!これからよろしくな!」

 

そういって笑うキャップ

こうして千影も風間ファミリーに仲間入りしたのであった…

そしてその後風間ファミリーのみんなで遊んでいる時に千影と二人で話をした

 

「兄様」

 

「なんだ?」

 

「ここの人たちはとても面白いですね」

 

そういって微笑む千影

俺はそれをうなづいて返した

 

「だな、毎日退屈しないな…」

 

そういって遊んでいる風間ファミリーのみんなを見る俺と千影

これから先もこんな毎日が続くならば一生俺たちは退屈しないんだろうな

そしてみんなが俺たちを呼ぶ

 

「お〜い!二人ともこっちきて遊ぼうぜ!」

 

「次は野球しようって!ちーちゃんも一緒にやりましょ!」

 

キャップとワン子二人がよんでいる

俺たちはそれに手を振って立ち上がる

 

「よし、行くか千影」

 

「はい、兄様」

 

俺たちは二人みんなの元に向かうのだった

風間ファミリーの一員として

 

 




どうも、ミスターキシドーです!
今回は日常パートで、千影ちゃんの風間ファミリー入りです

唐突ですけど少しアンケートを取りたいんですが…今後の展開で梁山泊や闇の武人を出した方がいいというのと、出さなくてもいいの二つで
今回のアンケートはあくまで意見を聞くためのもですので、別に出さない方がいいの方が投票がおおくてもその後に絶対出さない、というわけではないので安心してください

投票の形式ですが活動報告に書きますのでだした方がいい、出さない方がいいで書いてください
無論アンケート以外で普通に感想の方を書いてもらっても全然OKです

感想と評価は大歓迎です!むしろやる気の源になります!

それと、感想で注意されたので一つ謝罪を
あとがきなどで高評価をお願いした件ですが、あまり強要するのはよくないと言われて
確かにそれはよくないことだな、と言われて気付きましたのでこれからは普通に評価の方を募集するようにします。
もしこれまでにこの件で不快に思った人がいましたら本当に申し訳ありませんでした
以後は感想と普通に評価の方を歓迎するようにいたしますのでこれからも末長い応援の方をよろしくお願いします。

後もう一つだけ、これも感想で書いてもらったんですけど
できれば低評価を付ける際には何が悪かったのかなどの理由を書いてもらえるとこちらとしても小説の何が悪いのかわかりますので是非ともお願いします

それではノシ

ツイッターもよろしくお願いします

@rpng66GEjyfKkYF

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