真剣で君を守りたい!:re   作:ミスターキシドー

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ちょっとした息抜き編ですね
前回シリアスチックな展開が多めでしたから、ちょいと真剣恋風のコメディを…なんて



番外編〜日常編その1〜

〜ファミリー内での会話 男子編〜

 

いつもの草っ原に風間ファミリーの中で俺、キャップ、大和、ガクト、モロの男だけが集まっている時

急にガクトが話し出した

 

「はぁ〜…モテてぇ」

 

深刻そうな顔ですごくしょうもないことを言い出すガクト

それを聞いた俺たちはどう反応すればいいのかと言った顔をしていた

なんとか話を切り出したのは大和だった

 

「…具体的なはどのくらい?」

 

大和はとりあえず聞いておくかくらいの感覚で聞く

 

「そうだなぁ、理想はキャップみたいなモテ方だな!こう、女子の前を歩くだけできゃー!なんて言われてみてぇな!」

 

「ガクトならいつも言われてるじゃないか、違う意味で」

 

ガクトのセリフに絶妙な合いの手を入れるモロ

さすが付き合いが一番長いだけあってガクトに対するツッコミが辛辣だ

 

「なんだよ違う意味って!?」

 

「だって…ガクト学校で上半身いつもタンクトップでしょ?こないだ隣の席で話をしていた女子の会話を聞いちゃったんだけど…タンクトップの男子はないって」

 

「がーん!」

 

口をあんぐりさせて言うガクト

そのまま地面に四つん這いになって倒れる

 

「くそ!なんでだ!俺様の体を魅せるにはこれが一番だと思ったのに!」

 

「それが逆効果なんだろうな」

 

俺の言った言葉にさらに落ち込むガクト

さらにそこにキャップの一言が突き刺さる

 

「なんだ?女子にきゃーって言われるのってそんなにいいもんか?俺はうるさいだけだと思うけどなぁー」

 

その言葉を聞いたガクトがさらに落ち込む

もうすでに土下寝状態だ…汚くないのか?

そして少しするとガクトがおもむろに立ち上がり俺たちに向かって言う

 

「それなら聞くが!お前たちはどんな女子が好みなんだ!」

 

ガクトが聞いてくる

女子の好みを尋ねられてそれぞれが悩んだ顔になる

最初に言い出したのは大和だった

 

「俺は知的な感じがいいな、頭の悪いのはちょっとな…」

 

「知的な感じって勉強ができるってこと?」

 

「そうだな、そんな感じかな?後はヤドカリについて語れる人ならなおよし!」

 

そう言ってキラキラした顔になる大和

そういえば大和はヤドカリが好きだって言ってたな

その後大和がヤドカリについて語ろうとしたのをモロが止めて話は戻る

次に切り出したのはモロだった

 

「僕は髪の綺麗な子がいいな…」

 

その一言に空気が凍った

 

「…なんか、変態っぽいなそれ」

 

大和が言ったセリフにモロがすかさず言う

 

「いやいやいや!違うから!変な意味じゃないから!」

 

「いや…髪っていうと…なぁ?」

 

そう言ってガクトと大和がアイコンタクトをとる

その様子にモロは膝をついて頭を抱えてしまった

そんなモロを無視して俺たちも話を進める

 

「俺様は断然ナイスバディなお姉様だな!俺様と釣り合う女子じゃないと!」

 

「あれか、ぼん、ぼん、ぼん、な体型の人だな」

 

ガクトのセリフに大和が言う

ぼん、ぼん、ぼんって…ただのデブじゃないか…

 

「それただのデブだろ!?」

 

「いや、隣のクラスの豚田さんのことを言っていたのかと…ふくよかで妹がいるからお姉さんみたいだろう?」

 

「そういう意味じゃねぇーよ!」

 

ガクトがつっこむ

まぁ、あれは…なぁ?

風の噂で体重が80キロ超えたって聞いたからな

まぁ、体格という意味では釣り合っているな

そも後に大和がキャップに聞く

 

「キャップはやっぱり女子に興味ないのか?」

 

「いや、好きな女子だろう?いるぜ!」

 

「え!?」

 

キャップの一言に落ち込んでいたモロまで立ち直って驚く

かくいう俺も驚いた…キャップに好きな女子がいるだなんて

 

「モモ先輩だ!」

 

「えぇ!?キャップ姉さんのことが好きなのか!?」

 

「まさかの事実か!?」

 

「後は京だろ?ワン子に小雪だ!」

 

その言葉を聞いた瞬間にみんなが納得する

あぁ、友達としてか…と

 

「まぁでも、キャップが本気で恋をしたら大変そうだよな」

 

「そうだな、逆にキャップほどの男が好きになる女子というものを見てみたい気もするがな」

 

そう言って俺の頭にはある一面が思い浮かぶ

 

『隼人!俺クレオパトラに恋したからちょっくら時空越えてくるわ!』

 

『やっべ、歴史かわちゃったぜ!』

 

そう言ってクレオパトラを抱きかかえているキャップ…

 

「絶対にないとは言えないな…」

 

「え?どうした隼人?」

 

俺のつぶやきを聞き返すキャップ

できれば現代の女性に恋をしてもらうことを祈ろう…

そして最後に俺に矛先が向いたわけだが

 

「隼人の好みのか・・・ある意味でキャップ並みに難しいな」

 

「そうだよなぁーしかも隼人はキャップよりは少ないけど学年で二番目にモテてるからな・・・」

 

「大人っぽいところがいいってこないだ聞いたよ」

 

三人が好き勝手にいう

しかし、俺の好みか・・・

 

「そうだな・・・」

 

三人が俺の言葉に意識を集中する

 

「しいていうなら、家庭的な子だな」

 

「家庭的な子?なんか意外だな…つまりは家事とかができる子ってこと?」

 

「そうだな、そんな感じだ」

 

俺がそういうと拍子抜けと言ったアクションをする三人

まぁ、こういうのは以外とありきたりな方が多いと思うがな

その後、俺たちは今の感じの会話を続けていた時・・・

 

「ふむふむ、大和の好みはそういう感じなのか・・・かえったら勉強しないと!」

 

実は俺たちの会話をずっと京が聞いていたのだった・・・

 

 

〜京の辛いもの好き〜

 

ある日のこと俺と大和と京の三人で話をしていた時のことだった

 

「少し小腹が空いたな」

 

「そうだね、ちょうどおやつどきだからかな?」

 

「もうそんな時間か」

 

三人で公園を歩いている時に大和言い出した

それを俺たちが返事をしていると

 

「あ、あそこにあるのってホットドックのお店じゃないか?」

 

大和が移動型のお店を見つけたようだ

 

「そうだね、あそこでホットドックでも買って食べる?」

 

「そうだな、俺もすこし小腹が空いたからな・・・」

 

「なら決まりだな、買いに行こう」

 

そして俺たちはそのお店に近づいていきホットドックを三つ頼む

今時のお店にしてはリーズナブルな価格で俺たちの持っているお金でも全然買える程度だった

そして渡されたホットドックをそれぞれ受け取りケチャップとマスタードを好きにかけていいと言われて・・・

 

「俺は普通にかけるか」

 

大和はごく一般的な程度の量をかける

 

「俺はマスタードはあまり好きじゃないからマス抜きだな」

 

俺はケチャップのみをかける

 

「私は…」

 

京はケチャップを普通にかけるとその後にマスタードをあふれんばかりにかける

 

「うん、これが一番だね」

 

「うわぁ・・・いつ見てもこれは・・・」

 

「見るからに辛そうだ・・・」

 

俺と大和が呻く

さすがにここまでかけるのならケチャップの意味ないだろう・・・

そんな俺たちのリアションもつゆ知らず、京はそのホットドックを口に含むと

 

「う〜ん、美味しい」

 

「「うわぁ・・・」」

 

思わず俺たちの声が重なる

そんな俺たちの様子を見た京は・・・

 

「食べる?」

 

「「いや、いらないからな」」

 

また声がハモる

そこまで俺たちは食べたくないということなのだろう

そして、それぞれがホットドックを食べていると大和は話し出す

 

「そういえば、こないだ何だけどな」

 

「ん?なんだ」

 

「いやさ、こないだキャップと二人で喉かわいたなぁって話をしてんだけど、その時に思いついたわけ」

 

ホットドックをかじってから続きをいう大和

 

「キャップってすごい運がいいだろ?」

 

「そうだな、こないだアイスで10連であたりを当ててたからな」

 

あの時の衝撃は忘れない

コンビニのアイスを10連で当ててその全部を食べたせいでお腹を壊していたことも

あれっておそらく店にもう当たりがなくなったから最後はずれたんだろうな

 

「それで思いついたのが当たり付きの自動販売機でジュースを買えば当たりまくるんじゃないかって」

 

「それは・・・確かに」

 

キャップならできるかもしれないな

 

「それで近くにあった自動販売機で買おうと思ったんだけど一種類しかもう残ってなくて、碌に確認せずにそれを買ったんだけど・・・まぁ、思惑どうりに当たりが連発でて俺がその出てきたのを開けて飲んだわけ」

 

「そうか、よかったじゃないか」

 

「そこまでならな、その飲んだ飲み物が・・・」

 

「飲み物が?」

 

大和は顔をしかめながらにいう

 

「天帝ハバネロカイザードリンクだったんだ・・・」

 

「それは・・・」

 

天帝ハバネロカイザードリンク

それは京が愛飲している飲み物で通常の唐辛子の100倍の辛さを誇る辛いもの好きの中でも一部の猛者しか飲めないと言われている飲み物だ

そんな飲み物を飲んだということは・・・

 

「しばらく、味がわからなかった・・・」

 

「・・・災難だったな」

 

「その後は京に全部渡したら喜んで飲んでたよ・・・一気のみで」

 

「・・・本当に京は辛いものが好きなんだな」

 

俺と大和は京に視線を向ける

その先には先ほどのホットドックを完食していた京だった

 

「ん?どうしたの?」

 

「「いや・・・なんでも」」

 

京の辛いもの好きだけは理解できないと思った一日だった・・・

 

 




どうも、ミスターキシドーです!
今回はちょっとした筆休め的な回ですね

最近暑くて外に出るのも億劫ですね・・・
すこし家から出るとすぐに熱中症になるですよね、日差しに弱いのかな・・・

これからもちょくちょくこんな感じの筆休め回を書くつもりです
まぁ、10話くらいに一回のペースですかね

それでは感想と評価の方を宜しくお願いします!
それではノシ
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