パソコンもネットの状態が最悪になって一回投稿データが消えた
書き直したのが今回の話しです
それは突然のことだった
「北陸の加賀に行く?」
「あぁ、そうだ」
俺がいつも通りに鍛錬をしていたら美雲師匠が俺に対して急に言いだしてきた
加賀といえば石川県だが…何故そんな遠くに?
「急にどうしたんですか?」
「前から考えていたことじゃったのだがな、隼人には武器の達人との経験を積ませてやりたいとな…そこで北陸の剣豪黛十一段におぬしのことを話したのんだのじゃ」
『黛十一段』
世界的にも有名な大剣豪だ
その太刀筋はありとあらゆるものを切り裂き、音さえも置き去りにする・・・と言われている
剣聖と名高い、武器使いにとって知らぬものはいない超有名人だ
度々TVにて紹介されたこともあるほどだ
「随分と凄いビックネームが出てきましたね・・・」
「昔ちょっとしたことで知り合ってな、幾度か拳と剣を交えたものじゃ・・・」
そう言って昔を思い出し懐かしそうにする美雲師匠
しかし、剣聖黛十一段か・・・
確かに武器を持った相手との経験という意味では彼以上に適任の人間はそうはいないだろう
日本の中で言えば彼以上の人物はいないはずだ
「わかりました・・・しかし、ちょうど連休がつぶれそうですね」
「それに関しては済まない事をしたと思っている、友たちとの遊ぶ約束をしていたのだろうが・・・」
「いえ、理由を言えばきっと納得してくれますから大丈夫ですよ」
まぁ、みんなの残念そうな顔が思い浮かんでしまうが・・・
そうして俺はちょうど学校が連休のうちに北陸の加賀まで修行の旅に行く事になった
ちなみに、風間ファミリーのみんなは予想どうり残念そうな顔をされてしまった・・・百代はついていきたいとうるさかったが
そして今俺は加賀に向かう電車に乗っている
俺一人で向かうわけにもいかないので美雲師匠も一緒だ
千影は今回は留守番だ、師匠曰く千影にはまだ早いとの事だ
「ふむ、この駅弁はなかなかに美味いの」
そう言って金沢三味という駅弁を食べる師匠
俺も同じものを食べているがこの弁当に入っているカニがまたなんとも言えない
そんな風に北陸の美味を堪能しながら電車に揺られているうちに目的の駅に着いた
電車から俺と師匠が降りるとまだまだ夏の空気が残っているのか暖かいというよりはやや暑い空気が体を包む
もう9月になるというのにまだまだ秋には程遠いようだ
「ここの駅の外に待ち合わせている、おそらくここから出れば待っているはずじゃ」
そう言って駅の出口に向かって歩いていく師匠
俺はそれに後ろについていく
そして駅を出ると和服の年は40位ほどに見える男性と俺と同じか一つ下くらいの女の子が立っていた
美雲師匠がその二人を見つけるとそちらに歩み寄っていった
「久しいの、黛よ」
「あぁ、ひさしぶりだな櫛灘よ」
そう言って二人は不敵な笑みを浮かべる
その様子には中の良さよりも因縁に近いものを感じる
だが、決して一触触発というわけではなくお互いがお互いを確かめているような感覚だ
そんな中話の矛先は俺に向かった
「その子が話にいっていた子か…確かに中々の逸材のようだな」
そう言って俺を値踏みをする
そして値踏みが終えると俺に言った
「自己紹介がまだだったな…私は黛大成、世間には剣聖黛十一段などと言われている」
そういって俺にを差し出す
俺はその手を握りながら自己紹介をする
「初めまして、俺は櫛灘 隼人です」
「うむ、よろしく頼む」
そういってお互いが握手をすませると大成さんが思い出したかのように言い出した
「忘れていた、この子は私の娘の黛 由紀江だ…ほら由紀江、自己紹介をしなさい」
大成さんが言うと先ほどから俺たちのやりとりを見ていた女の子が慌てたように前に出て自己紹介をしてきた
「は、初めまして!私は黛 由紀江と言います!」
緊張しているのかその表情はすぐれない
というよりも睨んでいるようにも見える
俺はその子に近づき手を差し出す
「よろしくな、俺は櫛灘 隼人だ好きに呼んでくれ」
「は、はい!では、隼人さんと!私のことは由紀江とお呼びください!」
そういって俺の差し出した手を握りしめる由紀江
少し力が入りすぎているが…まぁここは言わぬが花だな
すると師匠が
「なぜ彼女を?」
「由紀江も今回の修行に混じえようと思っていてな、こう見えても由紀江は才能でいえば私よりも上の才を持っている…今回の修行は由紀江にとっても良い経験になると思ってな」
「ほう?・・・確かに中々の才能だな」
そういって師匠は由紀江の顔を見る
それに対して由紀江は緊張したそぶりを見せる
そうこうしていると大成さんが
「では、自己紹介も済んだようだからそろそろ家にむかうとするか」
「はい、三日間の間よろしくおねがいします大成さん」
俺は大成さんに頭をさげる
それを見てすこし微笑みながら大成さんが言った
「うむ、ゆっくりしていくといい」
そういって目的地に向かって歩き出した
俺たちもそれに続いて歩いていく
目的の家まではそこまで離れているわけではないようで20分ほどで着いた
そこはとても大きな武家屋敷のような家だった
川神院ほどではないが、普通の家に比べれば十分にでかいと言えるほどだ
「部屋の方は櫛灘が昔使った客間でいいだろう、隼人くんはその隣の部屋に泊まるといい」
大成さんが俺たちの泊まる部屋の案内をしてくれた
そして俺たちは部屋に荷物を置き、身支度を整える
そして早速道義に着替え俺は道場にむかう
すると先に着替えて待っていたのか由紀江が一人で待っていた
「早いんだな」
「あ、はい!隼人さんこそお早いんですね」
「まぁ、着替えるだけだったからな」
そういって俺は道義を由紀江に見せる
とりあえず俺は師匠達が来るまで由紀江とすこし話をすることにした
「由紀江は年は幾つなんだ?」
「えっと、今年で10になります」
「俺の一つ下か、俺は今年で11なんだ」
「そうなんですか!えっと・・・その、は、隼人さんは」
何かを聞きたそうにしているが中々喋れないでいる由紀江
俺はそれに対していった
「大丈夫、ゆっくり話すといい・・・別に俺は逃げるわけじゃないんだから」
「あ・・・はい」
俺がそう言うとすこし落ち着いたようだ
そのあとはお互いの話をすこしした
「友達ができない?」
「はい・・・私、口下手でしてうまく相手とお話ができないんです」
「ふむ・・・今は普通に話をしているが?」
「それは…隼人さんが喋りかけやすいので」
そう言ってすこしほおを赤らめていう由紀江
そう言ってくれるとこちらとしては嬉しい限りだが・・・
「しかし、だからと言って友達が全くできないというのも変な話だな」
「おそらく、私自身の原因だけじゃなく私の家柄も関係するんだと思います。地元では私の家はとても有名で…そのせいで近寄りがたいと思われているようで」
そう言って落ち込む由紀江
確かに、親からそういって問題を起こさないようになんて言われている子も少なからずいるのだろう
そう思っていると由紀江は唐突に俺に向かって言った
「あの!隼人さんはお友達はたくさんいらっしゃるんですか?」
「友達?まぁ、たくさんというほどではないが・・・仲間と呼べる奴らはいるな」
俺はそう言って風間ファミリーのメンバーを思い浮かべる
風間ファミリーのみんなは俺にとって唯一無二の友だ
親友達といってもいい
そう考えていると由紀江から羨ましそうな視線を感じた
「…いいなぁ、私もそんなお友達が欲しいです」
そう言って悲しそうな顔をする
それに対して俺は
「なら、俺と友達になるか?」
「え!?いいんですか!!」
俺がそう言うと嬉しそうに顔を輝かせる由紀江
「あぁ、かまわないさ…それにお互い名前で呼んで握手もしたんだ、もう友達といってもいいだろう」
そう言うと顔を下に向けて震える由紀江
様子を見ていると俺に向かって近づいてきて俺の両手を掴みブンブン振る由紀江
「ありがとうございます!私、私、感激です!」
「お、おう…そこまで喜んでもらえるとは・・・」
俺はすこし額に汗を浮かべて由紀江の様子を見る
本当に嬉しいのか目にはすこし涙が浮かんでいる
「私の、私の初めてのお友達です!これからよろしくお願いしますね隼人さん!」
「あぁ、よろしくな由紀江」
そういってお互いに笑う
そのあとは師匠達がきて由紀江は大成さんに先ほどのことを話しに行ったようだ
すると大成さんは近づいてきて言った
「ありがとう隼人くん、由紀江と友達になってくれて」
「いえ、由紀江はすこし話しただけですけどいい子だってわかりますから…むしろ今まで友達がいなかったことが不思議ですよ」
「あの子は口下手だからな、あまり自分の思ったことをいうのが上手ではなくてね」
そう言って由紀江のことを見る大成さん
その目は娘のことを思う父親の目だった
「大丈夫ですよ、きっと彼女ならもっと友達も増えます」
「そうだな…」
その未来を思い浮かべているのだろう
大成さんの口がすこし微笑んでいた
今日のすこしの間でわかったのは、大成さんは娘思いの親だってことと
由紀江は口下手ではあるが優しい子だということだな…
そう思いながら俺は黛親子を見るのであった
どうもミスターキシドーです
今回は短めですね、というのも一回書いていた超長めの原稿データが消えてしまったのです
なぜかパソコンのネット状況が悪くて・・・Wi-fiの回線がうまく繋がらなくてそれを直そうと色々していたら原稿のデータが消えてしまったのです…
仕方ないので今回の話は3部に分けて投稿することにしました
それと、何話〜のあとにタイトルをつけるようにしました、他の話にもタイトルをつけるようにします
もしそれが入らないというのなら言ってください、消しますので
そういえば最近気が早いんですけどこの作品が終わったら何か別の二次を書きたいなぁ…何て思っています
今二つ書くとどっちも中途半端二なっちゃいそうですから今は書くつもりはないですけいつかは何か書きたいなぁなんて…
もしくは実況プレイ動画なんかもいいですよねぇ
ただ、やるなら生声じゃなくゆっくり実況が好ましいですけど
まぁ、実況動画の作り方なんて全然わからないから一から勉強しなきゃできないんですけどね
でもちょっと憧れますよね?
今度だれか友達にでも聞いてみましょうかね
そろそろ長くなったのでここらへんでノシ
追伸
感想と評価はいつでも受け付けています