真剣で君を守りたい!:re   作:ミスターキシドー

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・・・特になし


第二話 転生した先に

無事に転生が終えました

 

ただ、どうやら赤ちゃんスタートではなく途中スタートのようだ

俺が意識をはっきりした時に最初に見た景色は知らない天井だった

某残酷な天使さんのテーゼがOPのアニメみたいな出だしだなぁなんて思って入ると

 

「目が覚めたか」

 

誰かに声をかけられた

その声の方に向かって顔を動かそうとするが体がうまく動かない

どうやら体に力が入らないようだ

それを見越してか声の主は俺の顔の上から俺を見下ろした

 

「ふむ、意識ははっきりしてるようだな」

 

その顔はとてつもない美人の顔だった

しかし、どこかで見たことが………

そう思って入ると奥の扉から誰か入ってきたようだ

 

「櫛灘さん、患者さんの様子はどうですか?」

 

「大丈夫のようだな、すまんの迷惑をかけて」

 

「いえ、医者としては当たり前のことをしたまでですよ」

 

どうやらそこそこ年のいった医者が入ってきたようだがそれよりもきになるワードが聞こえた

櫛灘……?

聞き覚えがある、櫛灘・・・なんだったか・・・

だめだ、何故か頭が回らない

 

「ふむ、しかし家の近くに倒れているのを見つけた時は何事かと思ったわ」

 

この独特のしゃべり方・・・・・・・思い出した!

 

「く…くし…なだ……み、みく…も…?」

 

「っ!?」

 

思わず声に出てしまった、それを聞いたであろう櫛灘美雲は驚いたようにこちらを見た

 

「何故、わしの名前を知っている?」

 

やばっ、疑われてしまった・・・

 

『櫛灘美雲』

 

最強の弟子ケンイチに出てきた一影九拳の水のエンブレムを持つ闇の武道家

その見た目は二十代だが実際は90以上の年齢だという

妖拳の女宿の異名を持つ櫛灘流柔術の達人

 

「あ・・・あ・・の・・」

 

うまくしゃべれない、言い訳をしようと思ったがろれつが回らない

思った以上にこの体はボロボロのようだ

 

「……ふむ、うまくしゃべれない…か、まぁ良い」

 

そう言って俺に顔が近づいてくる

 

「おぬし、中々のものを持っているようだな……だが、これだけボロボロだと宝のもちぐされだな」

 

どうやら俺に何かを見出したようだ

少なくではあるが神様に特典をもらっている

ただ、俺はその特典に丈夫な体を要求したと思ったが……この状態で丈夫も何もないような気がするが

 

「……まぁ、しかし栄養失調で倒れるとは、どんな暮らしをしていたのやら」

 

栄養失調?

それで倒れたのか……この体の元の子は一体どんな暮らしをしていたんだ一体

そんなことを考えて入ると彼女はその顔を俺から離し俺に背を向けた

 

「また、見にくるとしよう…次来る時はまともに話せるようになっていることを願うぞ?」

 

そう言って部屋を出て行った

そこからはお医者さんが俺の症状などを話してくれてわかったことは

 

・今の俺は5歳くらいだそうだ

・栄養失調で倒れ、体が限界ギリギリまで衰弱したがしばらく点滴を打てば大丈夫だそうだ

・どうやら名前や戸籍などは分からないとの事

・櫛灘さんが助けてくれ、そして身元引き受け人になっていてくれる事

 

この四つがわかった

とりあえずは大丈夫との事で安心した

このままバットエンドはさすがに困るからね……

 

それからしばらくの日がたった

そして一つわかった事がある

 

『この体は異常だ』

 

あの後次の日に俺の体は八割回復したとの事でその時点ですでに問題なく喋れるし食べ物も口から摂取しても大丈夫だとお医者様にも言われた

あの時の驚いた顔は今でも忘れないが……

その次の日には俺の体は全快した、あれ?この体のスペックやばくないか?

見るからに俺の体に活気が戻っているのがわかる

なんという事でしょうか、匠の技によって劇的ビフォーアフターが行われました………

 

「確かに丈夫な体をお願いしたけど……限度があると思う」

 

素直な気持ちが口からこぼれ落ちた

そんな事を考えて元気なまま入院生活を過ごしているうちにわかった事がある

ここの病院が『川神市』という場所にある事だ

 

『川神市』

 

それはPCゲーム「真剣で私に恋しなさい!」に登場する架空の市だ

真剣で私に恋しなさい!はその個性豊かなキャラクターやそのキャラクターの声が売りの有名エロゲーで

登場するヒロインたちが武士娘である事が特徴のゲームだ

そんな世界が俺の転生先のようだ

 

いや、これは結構あたりなんじゃないか?

登場人物たちは確かに武士娘で強い女の子ばかりだけど基本は優しくてとても魅力的な子ばかり

それに生き死にがみじかにあるわけでもないから下手な事をしなければ死ぬ事はない

むしろ前の世界にそっくりなぶんかなり過ごしやすい

ただ、完璧にゲームの世界ってわけではないようだ

最初にあった櫛灘美雲はこの世界に存在しないキャラクターだ

つまり、クロスオーバーしているのだ

他にも一影九拳がいるかもしれない事を考えるとこの世界は少し危ないのかもしれない

 

そう考えていると病室のドアが開く

ドアの方に振り向くとそこには櫛灘さんがいた

 

「ほう?随分回復が早いな…気の量が多いのかもしれんな」

 

「貴方は…櫛灘さんですね」

 

「やはり私の事を知っているようだな、どれ、そこに腰を下ろせ少し私と話をするぞ」

 

やっぱりこないだの事で疑われているのか…

どうしよう?このままだと俺の命が危ないじゃないか?

………とにかく今は話をしよう、なんとかこの場を乗り過ごさないといけない

 

「ふむ、やはり見れば見るほど才能に溢れている…武の才能にな」

 

「え?」

 

「細かい事を聞いても良い、しかし私にとってどうであろうとどうでも良い…それよりも単刀直入に聞こう私の元に養子にこんか?」

 

「養子…ですか?」

 

養子?いきなり何を言っているんだ彼女は

彼女の養子、それはつまり彼女の弟子になる事に等しい

それに彼女は俺の才能に目をつけているようだ…いまだに自分では才能がどの程度あるか分からないが

 

「そうだ、おぬしほどの才能を腐らせるのは惜しい…ゆえに私の元に来て私の流派を習え」

 

「最後がもう命令ですよ…」

 

「どうせ行く先がないのだろう?おぬしの様子を見ると」

 

「それは、そうですけど」

 

確かに俺は行くあてがない

ここが川神市

だというなら川神院にお世話になると言う選択肢もあるがそれも確実ではない

……この話を受ける上でのメリットとデメリットは…

 

メリット

・櫛灘流を習える

・衣食住が確保できる

・強くなれる

 

デメリット

・闇の世界に足を入れる事になるかもしれない

・命の危険があるかもしれない

・才能がないと思われてしまうと最悪殺されてしまうかもしれない

 

メリットは確実に手に入るがデメリットは不確定だ

しかし、最悪のパターンを想定すると…怖い

でも、この話はかなり美味しいと思う

原作に関わる関わらないにしろこの世界は武力は高い方が有利に進む

ならば多少リスクを持ってでも彼女に教えを請うのはアリなのではないか?

それなら……

 

「……わかりました、これからお願いします」

 

「そうか、受けてくれるか ならばおぬしに名を与えよう」

 

「名前…ですか?」

 

「うむ、おぬしには名前も何もないのだろう?私の方で戸籍などはようしておいてやろう。それならば名前がいるであろう、姓は私の櫛灘を名乗ると良い。名前は……そうじゃな、隼人なんてどうだ?」

 

「隼人…ですか?」

 

「あぁ、ハヤブサの人とかいて隼人だ」

 

隼人、なんの皮肉か

前世の俺の名前じゃないか、確かに前世のままならわかりやすい上に呼ばれ慣れているから反応しやすい

 

「隼人で良いです」

 

「そうか、ならば隼人…おぬしは今日から私の義息子であり弟子だ、良いな?」

 

「わかりました…」

 

そして俺は櫛灘流の弟子になった、ついでに櫛灘美雲の息子になった……

波乱万丈な未来がなんとなく予想できるが、それも新しい人生の一つのスパイスだと思いポジティブに考える事にした

 

こうして俺の新しい転生生活が始まるのだった……

 

 

 




どうも、ミスターキシドーです キラッミ⭐︎
ごめんなさい!冗談です!

今回、真剣で君を守りたいをリメイクしました
原因として前の話が時間を空けすぎて続きをかけなくなってしまったこと
あと、読み返してみたら設定が全然活かせてないのに気付きもっと使いやすくコンパクトにチートにしようと思いたったわけです。

前の作品は残しておきますが永久凍結することにします。
前の作品を読んでいた方には本当に申し訳ないです。
けれど今度のリメイク作品は遅くても頑張って更新していくつもりなので宜しくお願いします!

それと、初見の人でこれからこの作品を読んでいってくれると言う方
これから
頑張って更新しますので宜しくです!

最後に更新状況はツイッターで報告しますので気になる方はそちらで確認してください!

@rpng66EjyfKkYF

できればフォローしてくれると僥倖です!

それではノシ


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