『櫛灘流柔術』
史上最強の弟子ケンイチにて登場した架空の流派
漫画の中で櫛灘千影と櫛灘美雲が使用していた柔術で原作の中で櫛灘美雲が
『櫛灘流柔術の神髄は技10、力…0!』
そう言っていたように力を全く必要としない柔術の中でも異彩を放つ武術だ
それこそ柔道やブラジリアン柔術でさえ技7、力3ほどの割合が存在するはずに対してのその割合
ある意味で柔の武術において最高の技を繰り出すのが櫛灘流と言っても間違いではない
そんな櫛灘流にはある習慣のようなものが一つある
それは……『不老長寿の秘法』
この流派は並大抵の才能の持ち主では基礎すらも技をこなすことができないほど難しく人を選ぶ流派だ
力を込めない、言うのは簡単だが全く、0の力で相手を投げたりする事を考えるとまず不可能だ
ゆえに、櫛灘流は扱う人間が長生きして後継者を探さねばならない
そこで生まれたのが櫛灘の不老長寿の法だ
これでかなりの長期にわたって弟子を探す事ができる
実際、櫛灘美雲は見た目は20代だが実際は90代のBBAだ…実際に言うと殺されるからこれは秘密だが
そして今回俺という後継者を彼女は見つけた
しかし、この世界がケンイチの世界が混ざっているのなら櫛灘千影がいてもおかしくないはず…そう思って俺は美雲師匠に(そう呼べと言われた)聞いてみた
「俺の他に弟子はいないんですか?」
「弟子か、おぬし以外に一人だけおるぞ。おぬしと一つ下か、同じくらいだ」
「名前を聞いても?」
「千影じゃ」
やっぱりいるのか
ならば本格的に他の一影九拳のメンツもいるかもしれないと思いそれも聞いてみた……が
「一影九拳?なんじゃそれは?」
「え?」
「わしの流派は確かに闇の拳と昔は言われていた、無論わしもそのようにしていた時代があった…しかし、時は過ぎ平和となった世界にわしは闇の拳はいらんと思いすっぱり足を洗ったのじゃ」
「そうなんですか……」
どうやら完璧にクロスしていたわけではないようだ
つまりだ、この世界には櫛灘流は存在するが他の一影九拳は存在は不明
そして櫛灘流は闇の拳から足を洗い、普通の流派として活動しているとの事だ
そうこう考えていると美雲師匠が
「考え事をするのはいいが、もうすぐわしの家に着くぞ」
「あ、はい」
どうやら相当考え込んでいたらしくいつの間にか家の前まで来ていた
ちなみにだが俺と美雲師匠が歩いてる場所は山奥の獣道、つまり人の通るような場所ではない
なんでも、元々闇の拳であった櫛灘流は隠れてその流派の鍛錬をこなしていたようだ
ゆえに、家が山奥の、それこそ人が本来足を踏み入れないような場所に存在している
そして目の前には古き良き武家屋敷がある
近くには小さいながらも川が流れている
「ここじゃ、さぁ中に入るぞ」
「はい、美雲師匠」
そう言って二人で中に入ると玄関には女の子が一人立っていた
その姿は長い黒髪を結び前に流していて目はくりっとしてややつり目ぎみ
身長はかなり小さい、おそらくかなり年若い
「お帰りなさい…そちらは?」
「千影、今日よりわしの弟子になる隼人だ。隼人、こやつは千影だ。一応おぬしの先輩弟子であり妹になる」
「え?妹なのに先輩弟子?」
「妹……ということはこの人は私の弟弟子で兄になるのですか?」
俺と彼女はお互いを見合う
お互いがお互いどう接すればいいのか悩んでしまう
「ふむ、まぁ仲良くするといい。隼人、中の案内は千影にしてもらえ」
そう言って美雲師匠は家の中に入っていきそのまま奥に向かって歩いって言った
そして残された俺たち二人………どうするの?
「……とりあえず、中を案内します、どうぞ」
「わかった、その……よろしくな?」
「はい、よろしくお願いします…お兄様」
「お、お兄様?」
いきなりお兄様とは…チョットグッとくる
そんなこんなで中の主な施設、道場、居間、風呂、そして各々の寝室兼部屋を案内された
「ここは道場です、鍛錬は主にここで行います」
「ここでか、千影ちゃんもここで鍛錬を?」
「はい、今日の課題はすでに終えましたのでこの後は座学の予定です」
「座学…勉強か」
「はい」
確か原作でも、櫛灘流の鍛錬以外にも座学で勉強を教えていたな
そのおかげで彼女は飛び級して高校に13歳で入学していたな
そうして、他の部分の説明をしてもらい
最後に俺の部屋に案内をしてもらった
「ここが、お兄様の部屋になります」
「ここ?」
普通に広そうな部屋の前に来た
ここが俺の部屋?
「空き部屋はここ以外にもありますが、他は掃除をしていませんので」
「そうか、中に入っても?」
「大丈夫です、中にあるものは好きにして大丈夫です」
中にあるもの、おそらく机や椅子などだろう
「わかった」
「では、私は自分の部屋で座学を勉強しますので…ここの二つ隣の部屋が私の部屋ですので何かあったら部屋に来てください」
そう言って俺の目を見てくる
俺はそれに対して
「あぁ、ありがとう……その」
少し恥ずかしいが、これから一緒に暮らしていくんだし
「?」
「これからよろしく頼むな?」
ちゃんとよろしくって伝えておかないとな
そんな気持ちでお礼を言うと
「……はい、お兄様」
チョット照れくさそうに少し笑って返してくれた
こうしてみると凄く可愛く見える
やばい、シスコンの気持ちが少しわかったかもしれない…
千影ちゃんはそのまま自分の部屋に戻っていった
俺は自分の部屋の中に入る
中には簡素な机と電気スタンド、少し本が入った本棚、布団がおいてあった
まず一つびっくりしたのが、ここって電気通ってるのかって
電気スタンドが置いてあるくらいだからまぁ通っているんだろうなぁ・・・
そして本棚の本には勉強に関する本とよく分からない小説がちらほら置いてあるのみ
内容は、まぁ5、6歳の子供が普通読めるものではなかった
俺は中身は二十代だから平気だけどね
とりあえず俺は畳の敷かれた部屋の中で横になった
これからおそらく、俺も鍛錬と座学の二つをこなす日常が始まるはず
ここの近くにコンビニもなければ本屋もない
つまりは家の中で大半過ごすことになるだろう
それだけを考えるとなんかニートみたいだなぁ……なんて考えていると部屋の襖が開く
「隼人、道場に行くぞ」
「美雲師匠…わかりました」
美雲師匠が部屋に来た
おそらくこれから鍛錬について説明をしてくれるのだろう
そう思い俺は後ろをついていく
そして道場に着くと俺と美雲師匠は向かい合う
「さて、修行についてだが櫛灘流がどういった武術かまず説明しよう」
「はい」
櫛灘流がどういった武術であり、その技についての説明を俺は受けた
そして……
「ほう、才能があると思ってはいたが…まさかここまでとはな」
俺はしばらく技についての説明を受けていたが、基礎についてはマスターまでは行かないまでも通常数ヶ月かけて覚えることを俺は数時間で全て覚えてしまった
この武術を習っていて気付いた、この櫛灘流揉術は俺にとてもしっくりくる
歯車が噛み合うように俺はこの櫛灘流柔術を自分の体に刷り込んでいく
既に技9力1で技を使える
「しかし、まだまだ甘いな」
そう言って俺に近づいてきた瞬間俺は既に地に伏せていた
何が起きたかわからない、早いではなく疾い
時間が飛んだ、そんな感じだった
「これが、おぬしの目指す領域だ…その身に刻むといい」
「……はい、美雲師匠」
その後俺はひたすらに基礎を反復練習し今日分の鍛錬が終えた時
ちょうど千影ちゃんも座学が終わったらしくこちらに合流した
そして二人で組手を終えた後に夕飯の時間になった
夕飯は美雲師匠が用意してくれた
ご飯、味噌汁、魚の塩焼き、漬物
普通のご飯が食卓に並んでいる
「どうだ?」
どうやら感想を求めるようだ
俺はご飯を食べる…うまい!
「美味しいです!」
「そうか、それならばよかった」
そう言って軽く微笑む美雲師匠
どうやら美味しいと言ってもらえて嬉しいようだ
「しかし、お兄様は本当に今まで武術を習っていなかったのですか?組手をしていても本当に初心者なのかというくらい技が綺麗でした」
「あぁ、今まで何も習ったことはない」
今世では、だか
「逆に、何も習っていない癖も何も無いからこそかもしれんな」
「そういうこともあるのですね…」
そう言って何か考えながらご飯を食べる千影ちゃん
その後は普通に会話をして夕飯時を終えた
そして夜、座学をこなしておくようにと言われ俺は出された課題をこなす
最初だけ有って問題は小学生が習うようなことばかりだ
俺はすぐにその課題を終え布団を敷き寝る準備を整えた
今日1日で自分の武術の才能がどれだけあるのか、なんとなくわかった気がする
底なしだ、鍛えれば鍛えるほど強くなる、身につく
体も、疲れをほとんど感じ無い
二つの特典を神様にもらったがここまでとは……
さすがにびっくりした
しかし、体を鍛えるのが楽しい
前世では武術なんて習ったことが無いので全てが新鮮だった
痛いのも苦しいのも
けれどちゃんと出来た時の達成感はえも言えぬ気持ちになる
これから先、俺は何がどうなるかはわから無い
しかし、今はただ
俺は自分自信を鍛えることが目標だな
そして、考え事も終え俺は思考を停止して眠りにつくことにした
こうして俺の、櫛灘隼人としての1日目は終えたのであった
どうも、ミスターキシドーです
書いていて思ったのが、原作キャラ出せて無い!
やばいなぁ…なんて思ったり
それと、ツイッターにて活動報告などしています
@rpng66GEjyfKkYF
ぜひ宜しくです!
ではノシ