真剣で君を守りたい!:re   作:ミスターキシドー

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書いてることが楽しいけど……眠い


第五話 川神院にて

『川神院』

 

そこは武人たちの集う武の総本山とも言える場所

世界でも最高峰の武人たちが世界最高峰の武術を習い

日々鍛錬を積み重ねる武術院だ

そしてそこで習っている「川神流」こそ表の世界において世界のKAWAKAMIとまで呼ばれるほど有名でありかつ、強い武術とされている。

 

さて、俺は今その川神院にいるが……

 

「でっけぇ…」

 

そう、この川神院だがめちゃくちゃでかい

入口だけで4、5メートル位あるんじゃね?っていうくらいでかく感じる

しかもこの中から無数の気を感じ特に強い気が三つある

この三つうちのどれかが俺の試合兼鍛錬相手の川神百代のはずだ

 

「ふぉっふぉ、さぁ中に入るぞい」

 

「は、はい」

 

柄にもなく少し緊張しながら俺は川神院の門をくぐった

そして中にはたくさんの修行僧が鍛錬をこなしていた

これだけの数が鍛錬している様は絶景とも言えるほどだ

俺はその練習風景を見ながら鉄心さんの後ろをついていく

そして奥につくとそこには先ほど感じた大きな気の持ち主三人がそこに揃っていた

 

「総代、お帰りなさいネ。そちらの子が総代の入っていた子デスか?」

 

「なんだぁ?ガキにしちゃ強そうだが、百代ほどには見えねぇけどなぁ?」

 

「オイじじぃ!そいつがじじぃの言っていた私の試合相手か!」

 

 

三者三様の言葉をそれぞれ言い放つ先ほどの大きな気の持ち主の三人

最初にしゃべったのは細目の中国人で次が柄の悪い中年で最後は俺と同じくらいの歳の黒髪の美少女だ

 

「紹介しよう、この大人二人が川神院の師範代のルー・イーと釈迦堂刑部じゃ。そしてこの黒髪の少女がわしの孫の川神百代じゃ」

 

()少女だ!そこが重要だからな!」

 

「はぁ…俺は櫛灘隼人、櫛灘流柔術の継承者の一人です」

 

俺はとりあえず自己紹介をする

そして俺の肩書きを聞いて師範代二人は目を見開く

しかし、百代は櫛灘流を知らないのか頭の上にはてなマークを付けている

 

「くしなだりゅう?なんだその流派?聞いたことないぞ」

 

「モモヨ、櫛灘流というのはかつて伝説とまで言われた最強の柔の武術ダヨ」

 

櫛灘流についてルーさんが百代に対して説明している

その間に釈迦堂さんがこっちに近づいてきて話しかけてくる

 

「お前さんが櫛灘流の継承者ぁ?ほ〜?確かにさっきと違ってよ〜く見るとわかるなぁ…お前強えぇなぁ」

 

「そういう釈迦堂さんこそ、さすが師範代というだけあってとても強そうですね」

 

「は!生意気いうガキだな!だが…それが言えるだけの実力があるようだな」

 

そういって目に見えるほどの闘気をまとって釈迦堂さんはこちらに殴りかかってくる

それに対して俺は攻撃を完璧にいなしその攻撃の力をゼロにした

 

「…危ないですよ?釈迦堂さん」

 

「へぇ〜?ここまで完璧にいなされたのはジジィ以外初めてだぜ」

 

「櫛灘流を修めている身からすればこの程度朝飯前ですよ」

 

そういってお互い軽い口調で話し合っているとそれを見ていた百代からあふれんばかりの闘気を感じとった

そのままこちらに向かって飛んできて俺に殴りかかってきた

俺はその拳を地面へと誘導させてその攻撃をいなす

しかし百代はそこから俺の方に向き直り拳によってラッシュを繰り出すがそれも全て完璧にいなす

その度に百代の口角が上がっていき目が血走っていく

 

「はっは!なんだぁ、なんだなんだなんだぁ!!!!お前めちゃくちゃ強いじゃないか!!櫛灘流がどうとかは今はどうでもいい!今はぁ!お前との!試合が先だ!!」

 

「百代!」

 

ルー師範代が叫びこちらに駆け出してこようとする

しかし、鉄心さんにそれを制止される

 

「彼に任せてみてはくれんかのぉルー」

 

「しかし総代!」

 

「彼ならきっと大丈夫じゃ」

 

そういってこちらを見守る鉄心さん

ルー師範代はそれを渋々受け入れたようだ

 

「大丈夫だろ?俺の拳を簡単に受け流すような坊主だぜ?」

 

「そういう問題デハない釈迦堂」

 

二人はそのまま言い合いになる

その間も百代の拳のラッシュは止まらない

 

「ふっ、はっ、っと…戦闘狂ってやつか?いや、これはどちらかというと餓えか」

 

「なんだぁ!私の気持ちがわかるのか!?」

 

お互い話し合いながらも攻防は続く

百代がひたすらラッシュを繰り出し俺はそれをひたすらいなすこれの繰り返しだ

 

「まぁ、おっと、わからないでもない、なぁっと」

 

「そうか!なら!私のこの!餓えを!受け止めてくれ!全力でなぁ!!」

 

「ふっ!いいぜ、なら俺がその餓えをなくしてやるよ」

 

そういって俺は百代から距離を取る

そして言い放つ

 

「代金はお前の敗北だがな」

 

そういって俺は体内の気を練り上げ、制空圏を発動する

 

「ぬかせ!川神流…」

 

百代は猛スピードでこっちに近づいてきて川神流の技を出す

 

「無双正拳突き!!」

 

そしてその必殺とも言える一撃を放つ百代

しかし、俺の制空権の中に入った瞬間百代の動きは一瞬止まる

 

「先に開展を求め、後に緊湊に至る」

 

そう、それが制空圏という技の本質

そして百代は地面に倒れ伏した、その状態はすでに投げたという結果のみ残したかのように疾かった

百代はその身に何が起きたのかわからないような顔をしていた

 

「投げ…られた?いやそんなはずが…」

 

「どうだ?地面に倒れ伏す気分は?」

 

俺は倒れ伏している百代の目を見て言う

すると、百代の目には憤怒が宿り顔も赤くなる

そしてすぐさま起き上がり再び構えを取る

 

「貴様!」

 

「そう怒るな、頭はクールに心はヒートにって言われたことはないのか?」

 

「このっ!!」

 

百代は気弾を打ち放ってくる

それを俺は手に気を纏い気弾を受け流す

しかし百代は構わず放ち続ける

 

「このぉ!!」

 

百代は先ほどよりも大きい気弾を放つが

 

「流れること、流水の如く」

 

俺は流れを操作し気弾の向きを百代に向ける

百代は気弾を撃ちやめそれを避ける

 

「くそっ!さっきから一体なんなんだ!」

 

「……あと少し、あと少しで至れる」

 

「川神流!星…殺し!!」

 

百代は気のレーザーのようなものを打ち出してくる

俺はそれに対して前から構える

そして俺はレーザーに飲まれる

 

「今度こそ当たった!」

 

「確認してからそういうセリフは言うんだな」

 

「な、なに!!」

 

だが、俺は無傷だ

 

「至った…これが流水の極意か」

 

「なにが起きたんだ!完全に私の星殺しが当たったはずだ…」

 

「さて、なんでかな?……教えて欲しければ俺に勝ちな」

 

「くっ!このぉ!!」

 

そして挑発に乗った百代は俺に近づき殴りかかってくる

だがしかし、、百代の拳が届くことはなかった

 

「櫛灘流、流水投げ」

 

「かはっ!!」

 

百代は地面に倒れ伏している

 

『櫛灘流 流水投げ』

 

流水制空圏に至ることによって放てる櫛灘流地中投げの上位技

相手の攻撃の流れと合わせることによって通常の何倍もの威力を出せる

百代はその技をもろにくらい完全に意識を失っている

 

「俺の勝ちだ」

 

「百代!」

 

ルー師範代が近づき百代に駆け寄る

それに順次じて鉄心さんが近づき様子を見る

 

「…意識を失っているだけのようじゃな、とりあえずは治療をしなければならんのぉ、百代を寺の中に連れて行ってくれんかの」

 

「ハイ総代!」

 

そういってルーは百代を持ち上げ寺の中に入っていく

そして鉄心さんはこっちに近づいてくる

 

「すまんのうちの孫が無理におぬしに喧嘩をふかっけてしまっての」

 

「構いません、おかげで行き詰っていた技が第一段階だけですが会得できましたから」

 

そういって自分の拳を握る

 

「そうか…だが、礼を言わせてくれんかのぉ…百代の餓えを解消してくれて本当に助かった、」

 

「いえ、大丈夫ですよ…むしろまた試合して欲しいくらいです」

 

「ほっほっほ、それならばよかった」

 

そう言って笑う鉄心さん

すると釈迦堂さんがこっちに近づいてくる

 

「よぉ、モモに勝っちまうなんておめぇすげぇな?」

 

「相性の問題もありますよ、彼女は剛の武人で俺が柔の武人だったって言う相性が」

 

「それだけで勝てるほどモモはよわくねぇよ、まぁしばらく滞在すんだろ?今度の試合は俺とやろうぜ」

 

そういって後ろを向いて手を振りながら寺に戻っていく釈迦堂さん

この後俺は自分が泊まる部屋につき、自分の荷物を整理した

すると廊下を走る音が聞こえ、だんだんとこっちに向かってくる

そして部屋のふすまがおもいっきり開く

 

「櫛灘隼人!」

 

「なんだ?」

 

入ってきたのは百代だった

ずいぶん早く目を覚ましたようだ

百代は俺の方に近づき俺に指をさして言った

 

「次は負けない!絶対に負けないからな!」

 

「へぇ?」

 

どうやら宣戦布告に来たようだ

 

「そうか、だが今のままでは俺は負けることはないな」

 

「なんだと!!」

 

俺は前に乗り出してきた百代を手で制して言った

 

「だからもっと強くなるんだな、俺よりももっと強く」

 

そういうと百代は口の口角を上げて面白そうに笑った

 

「ふっ!わかった!お前よりも強くなって私が今度はそのセリフを言ってやるからな!」

 

「あぁ、楽しみにしてるよ」

 

「言ってろ!」

 

そう言い捨てて百代は部屋を出て行った

 

 

こうして俺と百代との初めての出会いと初めての試合は行われた

のちに、生涯のライバルとして百代とは幾度も試合をするのだがそれはまたのちの話…

 

 




まず初めに、更新遅れて申し訳ないです
理由はツイッターでつぶやいたりしてた通り難産だったのと一回データが消えてしまったことです

投稿を直接サイトに書いて投稿してるんですけど間違ってそれを閉じてしまいデータが消えてしまいました
バックアップもとってないし最初から書いてたら内容を忘れてしまい…今に至るです

本当に申し訳ないです
次回はもう少し早めの投稿をできるよう努力します
それではノシ

ps.

ツイッターもよろしくです

@rpng66GEjyfKkYF


それと、感想と高評価つけてくれると作者の励みになりますので何卒お願します
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