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前回のあらすじ
隼人「川神院でかいなぁ〜」
鉄心「中で話そう」
百代「お前が相手?微妙…」
ルー「櫛灘流ツヨイよ?」
釈迦堂「お前実は強いな」
百代「だったら試合だ!」
隼人「俺の勝ち」ドヤァ
百代「次は負けないからな!!」
終わり
こんな感じ
百代との試合を終えてからしばらく
あの後も頻繁に百代から試合を申し込まれ続けるがそんなすぐに差が埋まるわけでもなく
俺はすべての試合に全勝している
今日もまた食後に試合を申し込まれたので外の鍛錬場に向かうとそこには見慣れない男の子と一緒に百代が居た
「誰だ?」
「む?おぉ、隼人か。なんでも力を貸して欲しいらしいぞ」
「なんのことだ?」
「それは俺が説明します」
見慣れない男の子がどうやら詳しいことを説明してくれるようだ
なんでも学校の上級生に遊び場を奪われて困っていると
しかも友達の一人はコンパスで耳に穴をあけられてしまったと
子供の喧嘩にしては少しおイタが過ぎるな……
それで学校でも有名な川神百代に助けを求めに来たとのことだ
「私は受けるぞ、少々やりすぎな奴にお灸を据えてやらないとなぁ?」
そういってニヤリと悪役顏で笑う百代
そして俺の方に向いて言った
「隼人も行くよな?」
「ふむ、俺も行ったら過剰戦力にならないか?」
「あ、あの…そっちの人は?」
そう言って俺の様子をうかがっている
そういえば自己紹介をしていなかったな
「俺は櫛灘隼人、隼人でいい。おそらく同い年だろ?」
「えっと、俺は直江大和です。俺も大和で大丈夫です」
「こいつは
随分と強く「今は」を強調してくるな
「そうなんですか!だったら是非!」
「そうか、まぁいい。少し過ぎたるには躾が必要だろう」
「だな、よ〜し!行くぞ!」
「あ、あの!」
その場所に向かおうとした矢先に俺たち二人が呼び止められる
「なんだ?」
「これ、今回のお礼に…先に受け取ってください!」
そう言って野球選手カードのスーパーレアを百代に渡してくる大和
「ほう?私の好きなものを知っていたのか?」
「えっと…」
「まぁいい、こんなものよりも…お前!」
「はい!?」
「私の舎弟になれ」
百代は胸を張っていう
そういえば都合のいい弟か妹みたいなものが欲しいってこないだ言っていたな
俺にも年下なんだから姉さんって呼べって言ってたし
「は、はい!わかりました!」
それを承諾する大和
おそらく簡単に飽きて後々忘れてくれるだろうなんて考えてるんだろうが甘いな
百代は約束は死ぬまで忘れないタイプだからおそらく
「よ〜しなら指切りだ」
「はい!」
百代の差し出した小指に大和は小指を絡める
「指切りげんまん嘘ついたら…」
そこで口角を上げて悪者顔をする
「体の骨全部お〜る」
「え?」
「指切った!これで今日からお前は私の舎弟だ…死ぬまでな!」
「……は、はい」
早まったかもしれないと後悔しているようだがもう遅い
すでに地獄の悪魔との契約はなされたのだから…
そんなやり取りもほどほどに俺たちは問題の上級生が争っているという野っ原まで来た
そこには女の子一人と傷ついた男の子が一人居た
「大和!キャップがぁ〜」
「ワン子!キャップは大丈夫か!」
「上級生たちに殴られて顔が…」
「くっ!」
俺たちも近づいてそのキャップと呼ばれている男の子の顔を見る
顔は殴られたせいか腫れ上がっていて所々青くなっている
口からは少し血が流れていて耳タブには穴をあけられたのか血が出ている
「これはやりすぎだな」
「そうだな…百代さっさと片付けてこいつを川神院に運ぶぞ」
「だな」
そう言って俺たちは気の気配を辿ってその上級生がいる方向に向かう
「姉さん!隼人!」
「そこで待っていろ、な〜にすぐに片付く」
「そうだ、大和はそいつを見ていてやれ」
俺たちはそう言い残し気配の方へ向かっていく
そしてその先にはガタイの良い男の子とヒョロっとした男の子が囲まれていた
俺たちはすかさずその間に入る
「助けに来たぞ」
「誰だ!」
上級生たちが叫ぶ
それに対して百代は
「正義の味方だ!」
そう言って周りにいる上級生たちを倒す
俺もすかさず相手に近づき相手を投げ飛ばし気絶させる
すると後ろにいたガタイの良い男の子が話しかけてくる
「おぉ!すまねぇ!二人が大和の言ってた助っ人か!」
「あぁ、俺は櫛灘隼人だ。隼人で良い」
「俺様は島津岳人!ガクトで良いぜ!」
そう言って二カッと笑うガクト
もう一人は百代が守っているのであっちはあっちで自己紹介をしているだろう
とにかく俺は目の前にいる有象無象を蹴散らすことにした
そして少ししてすでに立っている上級生は一人になり俺と百代でそいつを挟んでいる
大和たちも合流したようでこっちがどうするかを見守っているようだ
そんな状態でビビってしまっている上級生のおそらくリーダー格がこちらに叫んでくる
「お、お前たちなんなんだよ!俺はワルなんだぞ!こないだだって子猫を殺したんだ!」
その一言を聞いた瞬間百代と俺のプレッシャーが強まる
小さい命をないがしろにした挙句それを誇る?
ふざけるな…
「ふっふっふ、それはぁ素敵だなぁ先輩」
百代もだいぶ切れているみたいだ
百代はこう見えて子猫や子犬みたいな小動物が好きだから余計だろう
かくゆう俺も動物が好きだからな
こいつのやったことは到底許せるもではない
「なぁ先輩、デートしようじゃないか?あのビルの屋上まで」
そう言って百代は廃ビルの屋上を指差す
そこは大体10階はあるであろうビルだった
「ひぃ!」
「さぁ、行こうか?」
そう言って上級生の首根っこを掴み屋上に向かう百代
俺はビルの下へと行きそれを待つ
大和たちも俺についてきてビルの下まできた
百代が屋上に着くなり上級生を屋上から落とした
それを見て大和たちは悲鳴をあげるが俺が下でその上級生をキャッチする
上級生は気絶しているようで口から泡を吹いている
その後川神院の僧に来てもらい事情を話して上級生たちには親御に連絡ののちにきつくお灸を据えてもらった
怪我をしていた大和の友達たちはちゃんと治療してもらった
そして後日彼らがお礼を言いに来た
「今回はありがとな!俺は風間翔一、キャップって呼んでくれ!」
顔は湿布やらでイマイチわかり辛いが意思の強い瞳は彼が男にも女にもモテるタイプであろうことがわかる
「私は岡本一子、みんなからはワン子って言われてるのよろしく!」
とても人懐こい笑顔で自己紹介をしてくる
こないだ見たときは不安そうな顔だけだったがこうしてみるととても可愛らしい顔をしている
「俺様はこないだ自己紹介したがもう一度しとくぜ、島津岳人だガクトって呼んでくれ!特に川神先輩!よろしく頼むぜ!」
興奮しながら自己紹介するガクト
年の割には鍛えられていて体格が良いが、興奮した顔が気持ち悪い
「ちょっと、ガクトやめなよ!たく…僕は師岡卓也、こないだは本当にありがとう」
少し人見知りがちなのか目線を少しそらしながらもきちんとお礼を言う
ガクトとは対照的に体は小さく少し頼りない感じがする
計四人が今回助けたメンバーだ
百代は四人と仲良く話しをしている
どうやら馬が合うのか仲よさそうに話しをしている
そんな中で大和が一人こっちに向かってきた
「隼人、今回は本当にありがとう」
「あぁ、構わないさ。それよりも良いのか?」
「え?何がだ?」
俺の言っている言葉の意味がわからないって顔をしているようだ
こいつは百代との約束を忘れたのか?
そう思っていると大和の後ろから百代がやってくる
「よぉ〜弟よ!」
「あ、姉さん」
大和はどうやら舎弟関係になれたのか弟と呼ばれて普通に返事している
しかし、これだけなら小さい子供が可愛らしく関係を作っているように見えるが……
「早速だがジュース買ってこい、弟のおごりな」
「え?」
「だ・か・ら私は喉が渇いたんだ、だからジュース買ってこい」
「え、えっと…」
「早くしないとおもむろにシャドーボクシングをを始めちゃうぞ?大和の顔にめがけて」
「は、はい!ただいま買ってきます!」
これだ、百代はかなり人使いが荒い
だからこれから先大和の運命は目に見えて苦労するようになるだろう…
そして大和がジュースを買ってきて戻ってきたときキャップがおもむろに言い出した
「なぁ!二人とも俺たちの仲間にならないか?」
仲間?一体なんのことだ?
「キャップ、主語が抜けてる…キャップは俺たちの友達グループの『風間ファミリー』に入ってほしいって言ってるんだ」
「風間ファミリー?ふ〜ん?」
百代はおもしろいものを見つけたと言う顔をしている
これはおそらく…
「いいぞ、入ってやる!ただし私が入るからにはそのグループのリーダーは私に変われ!」
「なんだって!?」
百代が言うと周りがザワつく
やれやれ、まったくこいつは……
俺は百代の後ろに立ち頭を軽く叩く
「いて!何するんだ隼人!」
「調子に乗りすぎだ百代」
「なんだよ〜」
口を尖らせて私不機嫌ですって顔をしている
「こいつが変なこと言ってすまない、だがまぁ百代も俺もお前たちのグループに入るのはOKだ…百代が調子に乗ったら俺が止めてやるから安心しろ」
「なんだよぉ…私は悪者かよぉー」
そう言ってさらに口を尖らせて拗ねる百代
こうして俺は風間ファミリーというグループに入ることになった
「まぁ、なんだ?退屈しなさそうでいいじゃないか」
そう言いながら俺は風間ファミリーのメンツとそれに色々言われている百代のメンバーたちを見てつぶやく
どうも、ミスターキシドーですミキラッ
はい、今回は風間ファミリー入団編でした
まぁここは前作でも似たようなものを書いているのでスムーズにかけた方でした
これから先の展開を前作に反るかそれともまったく新しくするか少し悩んだんですが
結果は大部分は反って内容は少し修正していくって結果にしました
それではみなさんノシ
追記
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