もし見つけたら是非感想に書いて知らせて下さい!
学校に通い始めて数日がたった
学校での暮らしにも慣れてきた俺はいつも通りに大和とガクトの二人と教室で話をしている時だった
廊下から声がしてきた
「おい!椎名菌!こっちにちかづくなよ!」
「そうだそうだ!淫売菌が着くだろう!」
椎名菌・・・こないだの女の子の事か
大和が言っていたとおりにいじめにあってるようだな
しかし、本当に子供のいじめと言った感じだな
そう考えていると大和とガクトの二人がそれぞれ反応を見せた
「椎名か、俺様としてはあんまり関わりたく無いな・・・」
「…そうだな、関わらない方がいいよな」
何故だか大和の言葉に戸惑いのような、後悔のようなものを感じた
俺は大和に疑念の視線を送る
大和はそんな俺の視線に何か感じたのか目を逸らす
その後は話も対して盛り上がらずお開きになった
そして放課後
ガクトは用事があると先に帰って行き大和以外のメンバー全員が用事があると先に帰っていった
なので俺と大和の二人で帰る事にした
ちなみに、千影も美雲師匠と用があると帰っていった
俺と大和の二人での帰り道
普段であれば大和とは本の話やニュースの話など様々なことを話すのだが今の今まで一度も会話をしていない
おそらく大和は何かしら悩んでいるのだろう
しかし、俺がいくら精神的に大人であったとしても悩みの内容までは理解してやることはできない
俺は別段神様というわけでは無いのだから
なので俺は大和が悩みを打ち明けてくれるのを待つことにした
そして、しばらく沈黙が続いたのちに川沿いの近くまで歩いている時に大和はようやく話出した
「隼人、一つ聞いてもらってもいいか?」
「いいぞ」
そして大和は話し始めた
なんでも、俺が学校に入る少し前から椎名と図書室で話す機会が増えたとのこと
実際に話してみると本の好み何かがとても良くあって話していても退屈しないほどだったと
しかし、大和は椎名と仲良くしていると大和だけでなく風間ファミリーにも被害が出ると思い
おもわず『教室とかで話しかけないでくれ』といってしまったと
だが、椎名はそれを了承してこういったらしい
『図書室で二人の時は話しかけてもいい?』と
大和はそれを了承した、そして図書室で頻繁に椎名と話すようになったらしい
しかし、大和は椎名と話しいくうちに椎名が普通の女の子なんだと気づいたらしい
ただの本が好きな女の子なんだと
それに気づいてからは椎名がいじめられてるのを見るたびにとても辛い気持ちになってしまう
彼女を助けた方がいいのでは無いのか?と思うのだか、風間ファミリーの皆に迷惑をかけるのは・・・
そう考えているうちにも椎名はいじめられて、自分は心が苦しくなっていく
この悪循環ができあがってしまったと
「俺としては椎名を助けてあげたい、そう思っている・・・だけど、皆に迷惑はかけたく無いんだ。なぁ隼人俺はどうしたらいいんだ、教えてくれ!」
大和はそう言って叫んだ
自分の中にある今までに感じだことのない感情がグルグルと胸の中に渦を巻いてそれがどうしよもなく辛いのだろう
「大和、何故それを俺に聞いんだ?」
「それは・・・隼人は俺たちの中で一番頼りになって、それに物事を冷静に見てくれるから」
「そうか、つまりは俺を頼りにしてくれたと言うことか」
俺は大和に近づいて大和の胸に軽く拳を添える
「仲間に頼りにされたのなら助けてやらないとな、それと、よく話してくれた大和・・・辛かっただろう」
大和の目を見て言う
大和はそれを聞いて泣き始めた、俺はそれを黙って後ろを向いて泣き止むのを待つことにした
男が他人に涙を見せるのは恥ずかしいはずだからな
そして少しして大和は落ち着いたようなので話を戻した
「それでだ、椎名を助けたいんだよな?」
「あぁ、俺は椎名を助けたいんだ・・・だから頼む!俺に力を貸してくれ隼人!」
「了解だ、ならまずはキャップ達に話をしないとな」
「そうだな・・・皆には迷惑をかけてしまうけど」
そう言った大和の頭に軽くデコピンをいれる
「痛っ!な、なにするんだよ!」
「馬鹿か、あいつらがお前の頼みを迷惑なんて思うわけ無いだろう」
「・・・そうだな」
そう言って笑う大和
そして俺たちは次の日にメンバー全員を集めて昨日の話をみんなした
「・・・と言うわけなんだ、頼む!皆の力を貸してくれ!」
そう言って頭を下げる大和
それにたいして最初に口を開いたのはキャップだった
「水臭いぞ大和!そんなことならさっさと俺にいってくれればいいのによぉ!」
そう言って笑うキャップ、そしてそれに賛同してワン子も話し始めた
「そうよ!それに私も椎名さんは助けてあげるのに賛成!椎名さんいつもお花に水をあげてあげたりして優しいの・・・だからそんな子がいじめられて言い訳無いもん!」
ワン子は興奮君に言う
ガクトやモロもそれに頷いて賛成のようだ
百代は・・・
「いじめなぁー全くもって胸くその悪い、よーし!お姉ちゃんがそのいじめっ子の奴らをボコボコにしてやろう!」
そう言って気合十分と言った顔をする
百代の場合はやりすぎる場合があるからその時は俺が止めないとな・・・
そしてそれを聞いた大和は目を少し潤ませる
「皆・・・」
俺は大和に近づき肩に手を置いて言う
「な?皆お前の言うことを迷惑なんて言わなかっただろう?」
「あぁ!」
大和は俺の顔を見て思いっきり頷いた
こうして俺たちは椎名をいじめから助けて上げることを決めたのだった
side 椎名
私は今日も当番の金魚の世話をしに教室に向かった
生き物の世話はとてもやりがいがあって楽しい
家では生き物は飼えないので余計にだ
それに、動物は私を虐めたり差別することは無いし・・・
そう思いながら私はいつも通り金魚に餌をあげようとしたら
「っ!?」
水槽の中には金魚達が浮いていた
「そんな!昨日は皆元気にしてたのに・・・これは!」
私は水槽の中のヒーターがいじられているのに気がついた
まさか・・・
「あぁ!椎名が金魚を殺した!」
「いけないんだぁ〜あーあ、椎名のせいで死んだ金魚可哀想ー」
いつも私をいじめてくる男子グループが渡しに野次を飛ばしてくる
こいつらが金魚達を!
「お前達が・・・お前達が殺したのか!」
私は叫んだ
こいつらは私をいじめたいがために金魚達を殺したんだ
そう思って私があいつらに近づこうとしたら
「はぁ?なにいってるんだ?椎名菌がついた金魚じゃどのみち死ぬだろ?」
「そうそう!お前があの金魚を世話しなければ金魚達も死ななかったのなぁ〜可哀想に」
その言葉を聞いた時私は固まってしまった
私が世話をしなければ金魚達は死ななかった?
私の・・・せいで?
目の前が真っ白になった感覚だった
私が世話を申し出なければ金魚達は死ななかった
私が金魚を殺した
「金魚の代わりにお前が死ねばよかったんだよ」
「そうだよ!お前が死ねばよかったんだ!」
「「「「「しーね!しーね!しーね!」」」」」
いじめっ子のグループが私に死ねコールを始める
なんで、なんで私ばっかりが!
なんで・・・なんでなの
私が、私が死ねばいいの?
私がそう考えた時教室の扉から声がした
「やめろ!」
その声は直江君の声だった
いつも図書室だけだけど優しくしてくれた彼
私の数少ない心の休まる時間をくれる人だった
でも、教室では話しかけないで欲しいって言ってたのになんで・・・
「椎名!君を助けに来た!」
直江君がそう叫んだ
そして私の前に来ていじめっ子のグループ達の前に手を広げて守るようにしてくれた
それに対していじめっ子のグループが
「なんだと!お前達椎名菌を庇うっていうのか!」
そう、私を助けるというのは彼らを敵に回すということ
なのに・・・
「椎名菌なんて言うな!椎名は菌なんかじゃ無い!人間だ!」
直江君の台詞が私の心に響いた
それでも、私は言ってしまう
「どう・・・して?どうして私を助けてくれるの?このままだと直江君までいじめられちゃうかもしれないんだよ!」
「わかってる、わかった上でやってるんだ。たとえ椎名を助けると俺まで被害が来るんだとしても俺は、椎名を助けたい・・・あの図書室で話してわかったんだ、椎名が普通の女の子なんだって。だから俺は椎名を助けようと、いや、助けるって決めたんだ!」
まるで、物語に出てくる王子様みたいだと思った。
ピンチの時に、私が本当に助けて欲しいときに颯爽と現れるヒーローのように駆けつけてくれた彼に私は・・・
「お願い・・・助けて!」
「わかってるさ!」
そう叫ぶ直江君
それに対していじめっ子グループが言う
「わかった!お前も椎名菌に感染したんだな!なら、俺たちがお前を綺麗にしてやるよ!」
そう言って直江君に近づいて殴ろうとしているいじめっ子グループのリーダー格
しかしそれも扉の方からした声にとめられた
「そこまでだ!」
「誰だ!」
扉から複数の男女が入って来て直江君の周りに集まる
「俺達は風間ファミリーだ!おい、お前!よくも俺達の仲間に手を出そうとしたな!」
バンダナを頭に巻いた男が叫ぶ
風間ファミリー・・・校内でも有名なグループだ
「いいか!椎名は俺たち風間ファミリーがまもる!それでも手を出すなら俺たちが相手になるぜ!」
リーダーの風間君
「そうよ!女の子をいじめるなんてサイテー!」
クラスの人気者の岡本さん
「なんなら俺様の沈没艦ラリアットをくらうか!」
学校一大きい島津くん
「そうだよ、いじめなんて良く無いよ」
えっと、たしか師岡君?
「いじめなんてする奴は私が成敗してやるぞー」
一つ上ですごく綺麗で凄く強い事で有名な川神先輩
「百代がやりすぎるようなら俺が止めるがな」
そして、転校して来て早々に成績優秀、運動神経抜群で有名になった櫛灘君
そんな彼らが私を守るように前にたってくれている
流石に彼ら相手ではいじめっ子グループも不味いと思っているのか尻すぼみしている
そんな彼らに直江君が言った
「いいか!椎名はこれから俺達が守る!もしまた椎名にちょっかいかけて見ろ、俺達風間ファミリーが黙っていないからな!」
そう言うといじめっ子グループ達は逃げたしていった
そして、後に残ったのは風間ファミリーの人達と私だけだ
すると、直江君が話しかけて来た
「椎名、もう心配しなくていいよ・・・今度からは俺達が君を守るから」
そう言って手を差し出してくれる直江君
私はその手を握って言う
「う・・・ん、あ、ありがとう!」
私の目には涙が浮かんでいた
この日私は、この後一生の付き合いになる風間ファミリーの仲間になったのだった
side end
あの日、椎名を助けてしばらくたってのことだった
あの後大和やキャップやワン子達が色々と掛け合ったおかげで今回の椎名のいじめは完全に沈静化した
そして・・・
「大和・・・好き、付き合って!」
「友達で・・・」
どうやら椎名は大和にベタ惚れになったみたいだ
あの後も大和は親身になって守ってあげていたらある日突然猛アタックされるようになったらしい
今ではファミリー内では一つの名物のようになっている
「むぅ〜惜しい・・・」
「いやいや、惜しくない惜しくない」
このやりとりも毎日のように行っている
はためから見るとイチャイチャしてるように見えなくも無いな・・・
だが、大和も満更でも無いのかもしれない
あぁはいっているが、顔は何処と無く嬉しそうだ
「大和〜!」
「うわぁー!追いかけてくるなぉー!」
だがまぁ、元気になってよかったな大和
「助けてくれよ隼人ー!」
「遠慮しとく、馬に蹴られたく無いんでね」
そう言って俺はその場を後にする
今日は家で千影がまってるからな
「ちくしょー誰か助けてー!」
「大和〜!!」
今日も川神市は平和のようだ
どうも、ミスターキシドーです!
今回は参りましたよ・・・なんせ、携帯で書いてたら途中で一回消してしまい・・・大変だった
前書きにも書きましたがもし誤字脱字があったら感想で指摘してください、編集して直しますので
それと、高評価、感想いつでもお待ちしてます!
これらをくれると作者の励みになります!
それではノシ
ツイッター以下略
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