ユクモ村の4人(仮)   作:秋左劉邦

2 / 3
アオアシラ

カインside

「さあ、きやがれ!熊野郎!!」

ペイントボールを投げつけながら俺は叫ぶ。そうすれば後ろの奴らに注意がむくのを防ぐ為だ。

アオアシラは、雄叫びをあげ威嚇してきた。だけどな、そんなの屁でもねえんだよ!!

「食らいやがれ!!」

ボーンアックスを振り抜く。が、浅い‼︎

「あぶね⁉︎」

両腕を抱きしめるようにしてきたアオアシラ。必死に身体をそらし、なんとか回避した。

(これ食らったらまずいな。回避できたのは運がよかったぜ〕

「だからって怖気ずいてらんねえよな!」

俺は前に進む。それが俺の長所だからな!

 

レイside

よし。作戦はうまくいったね。

「二人は両方をお願い!」

「了解!」

「わかったわ」

カノンとユイがその位置に走る。僕は、

「後ろだね。」

多分、後ろというか尻の部分が柔らかいからね。

(気刃斬りが出来ればもっといいけど、高望みは出来ないし)

僕はまだ修行の身。気刃斬りが出来るようになるまで自分をいじめなきゃ。

「さあ、いくよ!」

僕は太刀の感触を確かめづつ走った。

 

カノンside

レイに言われた通りやってみる。でも、

「硬いな。こりゃ」

呆れる程の硬さ。今カインが引きつけてくれてるけど、1人だと命取りな隙が生まれてしまう。私の武器は、ハンマーだから、狙ってなくても腕の硬いところに当たっちゃう。

(的が小さいな。これじゃみんなを巻き込んじゃう。)

それは当然だ。ハンマーは力で振るよりハンマー自身の重さで振るものだから細かい操作が出来ない。

(だからと言って攻撃は緩めたくないんだよね)

考え無しは今始まった事じゃない。私は、

「勘で行く!」

勘だけは鋭いからね!

 

ユイside

片手剣だから小回りがきく。それを生かしつつ切り込むけど、

「あんまりきいてない?」

私の武器の斬れ味は、最高の状態であれば硬い甲殻を斬る事ができる。でも、私としてはもう一手欲しいと感じる。

(双剣使いたいけど、まだ使いこなせてないからね。)

私は鬼人化がしっかりと出来ない。だから、片手剣を使っている。最初は、双剣を使いたいのに何故?と、思ったけどこのもう一手が双剣にはある。でもその一手を当てる為には物を見る目がいる。だから、

「やれる所からしっかりやっていかなきゃね!」

しっかり課題をクリアしたら自分が使いたい物が使えると信じて・・・

 

アオアシラも耐えきれなくなったのか、脚を引きずり5番へ逃げる。

「待ちやがれ!!!!」

カインが叫びその後を全員が追う。4人であれば初めての狩りだって勝てる、そう思っていた。

そう、あのモンスターがくるまでは…

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。