カインside
「さあ、きやがれ!熊野郎!!」
ペイントボールを投げつけながら俺は叫ぶ。そうすれば後ろの奴らに注意がむくのを防ぐ為だ。
アオアシラは、雄叫びをあげ威嚇してきた。だけどな、そんなの屁でもねえんだよ!!
「食らいやがれ!!」
ボーンアックスを振り抜く。が、浅い‼︎
「あぶね⁉︎」
両腕を抱きしめるようにしてきたアオアシラ。必死に身体をそらし、なんとか回避した。
(これ食らったらまずいな。回避できたのは運がよかったぜ〕
「だからって怖気ずいてらんねえよな!」
俺は前に進む。それが俺の長所だからな!
レイside
よし。作戦はうまくいったね。
「二人は両方をお願い!」
「了解!」
「わかったわ」
カノンとユイがその位置に走る。僕は、
「後ろだね。」
多分、後ろというか尻の部分が柔らかいからね。
(気刃斬りが出来ればもっといいけど、高望みは出来ないし)
僕はまだ修行の身。気刃斬りが出来るようになるまで自分をいじめなきゃ。
「さあ、いくよ!」
僕は太刀の感触を確かめづつ走った。
カノンside
レイに言われた通りやってみる。でも、
「硬いな。こりゃ」
呆れる程の硬さ。今カインが引きつけてくれてるけど、1人だと命取りな隙が生まれてしまう。私の武器は、ハンマーだから、狙ってなくても腕の硬いところに当たっちゃう。
(的が小さいな。これじゃみんなを巻き込んじゃう。)
それは当然だ。ハンマーは力で振るよりハンマー自身の重さで振るものだから細かい操作が出来ない。
(だからと言って攻撃は緩めたくないんだよね)
考え無しは今始まった事じゃない。私は、
「勘で行く!」
勘だけは鋭いからね!
ユイside
片手剣だから小回りがきく。それを生かしつつ切り込むけど、
「あんまりきいてない?」
私の武器の斬れ味は、最高の状態であれば硬い甲殻を斬る事ができる。でも、私としてはもう一手欲しいと感じる。
(双剣使いたいけど、まだ使いこなせてないからね。)
私は鬼人化がしっかりと出来ない。だから、片手剣を使っている。最初は、双剣を使いたいのに何故?と、思ったけどこのもう一手が双剣にはある。でもその一手を当てる為には物を見る目がいる。だから、
「やれる所からしっかりやっていかなきゃね!」
しっかり課題をクリアしたら自分が使いたい物が使えると信じて・・・
アオアシラも耐えきれなくなったのか、脚を引きずり5番へ逃げる。
「待ちやがれ!!!!」
カインが叫びその後を全員が追う。4人であれば初めての狩りだって勝てる、そう思っていた。
そう、あのモンスターがくるまでは…