学園アリス 蜜柑最強 作:蒼維
プロローグ
───闇夜にまぎれて銀髪がながれる少年が
ビルのような建物に入って行く───
「お前何者だ。」
中の警備の男がたずねる。
でも、少年は見向きもせずに
「名乗るほどのものでもない」
とだけ言った。
「何だと!」
その言葉を聞き終える前に男をナイフで刺した
血が辺りにとびちる
「う、うわぁ、 く、くるな!」
「お前がここのボスだな。
じゃあな。」
少年が
否、正確には粉々になったと言う方が正しいだろう
月夜に照らされ部屋の中がみえる。
だか、その部屋はどこも赤で染まっている。
「さてと帰るか」
少年は出ていこうとしたがある扉を見つけた。
その扉から感じる気配は"異様"
「なんだ? あの扉」
少年は不思議に思い扉を開けて中を確認した
そこには中には同じくらいの少年が鎖に繋がれていた。
だがしかし、その少年の目はギラギラと光っていた。
まるで血に飢えた獣のようだ。
「誰だ、」
そいつは低い掠れた声で言った。
そこに銀髪の少年はあやすような声で言う。
「安心しろ。俺はお前の敵じゃない。
お前、名前は?」
「あ、かつき・・・暁。」
鎖につながれた少年は暁というらしい。
「暁か、良い名前だな。俺は海だ。
お前も一緒に来るか?」
「俺でいいのか?なぜ俺を助ける」
「そんなこと、俺がおもしろそうと思っただけだ」
「それだけの理由かよ。
いいぜ、ついてってやる。」
「上から目線かよ」
少年は少し呆れて苦笑したがすぐに
「よろしくな!」
と明るい声で彼を解放したのだった。
それからと共に裏の組織を潰していくようになった。
暁を助けた少年は「死神の海」と呼ばれはじめ彼は裏では通称、「海」と恐れられるようになっていく。
技は暁も組織に利用されていたおかげか強かったが、海の方が強い。
暁は海と技を高めあっていった。
そのうち言葉づかいも悪くなり腹黒くなっていったが、
第1話
ある日、亀型のメカが手紙をくわえてやって来た。
亀が手紙を渡したのは亜麻色の髪をツインテールにした少女。
手紙の宛名を見るところ、彼女は名を蜜柑と言うそうだ。
蜜柑はそれを読んだ瞬間だんだん青ざめていったと同時に怒りだした。
「ほたるー! あんのバカほたるー!」
昼頃の佐倉家に大声が響きわたった、と同時に蜜柑が走り出ていった。
どうやら手紙の送り主は、
「ほたるー!」
「あっ、やっときた。 お見送り。」
蛍は黒い車と運転手のそばにいた。
そこに
「こんの大ボケボケなすー!」
と、蜜柑が蛍に蹴りかかったが蛍にハエ叩きで打ち落とされた
が、蜜柑は綺麗に着地した。
どうやら蜜柑は並の運動神経ではないらしい。
「今、時間ないんやし、要件だけ言って。」
蜜柑は怒りくるっているが蛍は冷静だ。
なぜそんなにも蛍は冷静でいられるのだろうか。
「おおありや! 有りすぎるわ!
さっき届いた手紙に書いてあったけど、
アリス学園に行くって、なんの相談もなしに勝手に決めて、なんで今さらになって、こんな亀使って、届けるの!?」
焦って途切れ途切れになる言葉、まとまっていない文
蜜柑の怒鳴っている、いや悲痛な叫びを聞いていても蛍は無表情だった。
「だって蜜柑が先に知ったら、何しでかすかわからないじゃない。」
「う、まぁそうだけど、相談くらいはしてほしかった…」
2人がもめている間に車の運転手が蛍に声をかける
「今井様、そろそろお時間が。」
だが蛍は運転手を無視して蜜柑に話しかける
「大丈夫よ、夏と冬の休みには帰ってくるし、手紙だってあるじゃない。
別れるのはさみしいけど・・・
じゃあね、蜜柑、笑って。」
別れるのがさみしいと少女はいう。
その言葉に蜜柑も悲しげな顔をするが昔じいちゃんに別れは笑顔と言われた蜜柑は笑った
「うん! じゃあね、蛍。
手紙、まってる!」
そう、蜜柑は満面の笑みで見送った。
そこから半年がすぎた。
蜜柑は蛍からなかなか手紙がこない事を心配し、自分もアリス学園にいこう!と決めたのであった。
その夜、蜜柑はじいちゃんと話し合った
「じーちゃん。うちアリス学園に行く。」
おじいちゃんに蜜柑は話した。
蛍が心配なこと。蛍がいないとダメなこと。
その話を聞いたじいちゃんは蜜柑に言った
「お前は唯一無二の親友が蛍ちゃんなんじゃな
そんな親友をもてた蜜柑は蛍ちゃんを誇りに思わないとな。
いいよ。蛍ちゃんのところに行っておいで。
次に帰ってくる時は蛍ちゃんと一緒に帰ってきてな
じいちゃんも蛍ちゃんが見たいよ、ほっほっほ」
じいちゃんはそう言ったが泣いていた
「うん・・・ごめんね、ごめんねじーちゃん。
ありがとう」
「いいんじゃ、これを持っていき。」
そういってじいちゃんは蜜柑に壺を渡した
「これ、じーちゃんのへそくり。
・・・ありがとう、ありがとうじーちゃん。」
その言葉にじいちゃんは泣きながらも笑い、
「気をつけて行ってらっしゃい。」
「うん。 行ってきます!」
蜜柑を送り出した。
そうして蜜柑はじーちゃんに
お別れをしてアリス学園へと、向かった。
初本文です。なんかアドバイス・感想がありましたらぜひ下さい。
2月18日、大幅編集しました。