学園アリス 蜜柑最強   作:蒼維

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第4話 第一歩...?

第4話

  

───蜜柑の生活の第1歩、

 

そこは...学級崩壊してました。

 

空中に浮いている者、お菓子を食べている者、漫画や本を出して読んでいる者、遊び倒している者、化粧しているヤツ、etc...

 

ドアが開かれ蜜柑が中を確認するとすぐ様ドアを閉めようとした

 

だが、それを予想してたかのように、なぜか鳴海はがっちり扉固定していたのである

 

あ、蛍もドアを閉めないようにしていた。。

 

これはもう入るしか道はない、がんばれがんばるんだ蜜柑。

 

そんな蜜柑に追い討ちをかけるように鳴海が言う

 

 「ん~?蜜柑ちゃーん、どうしたのかなぁ?」

 

それに蜜柑は明るく答える。

 

 「なんでもないで!鳴海せんせーことどないしたん!?」

 

しかし蜜柑はこれからこの荒れ狂った教室に入らないという事実に冷や汗を隠せないでいる

 

 「あー、僕ちょっと用事があるから副担先生にまかせるねー!アデュー」

 

それを見た鳴海、逃走。

 

流石の事態に蜜柑も驚きを隠せないでいる...

 

 「鳴海せんせー!?」

 

鳴海が逃げたあと、髪をリボンで結わえた男の人が寄ってきた。

 

 「じ、じゃあこっち、来てください。。」

 

大人のはず、、だがとてもおどおどしている

 

そこで(ようや)く蜜柑は教室の中に足を踏み入れた、

 

途端、蜜柑に何かが飛んできた

 

だが流石野生児。ギリギリのところで避けた

 

 「 」

 

が、あまりに急なことに頭がついていってないようだ。

 

 「うぉー!今の避けやがったぞ!!」

 

軽く放心状態の蜜柑を余所に投げたと思われる男子は驚きの声を上げた

 

そこで蜜柑は気づいたかのようにその男子に近ずき

 

 「何しとんじゃワレェ!!」

 

その言葉と一緒に一発お見舞いしてやったのだ...

 

そしてそのまま黒板の前に行き

 

 「転校生の佐倉蜜柑や!

  うちと蛍に手出したら再起不能にしたるさかいな!」

 

と、満面の笑みで言ったのであった...

 

先程のことも相まってクラスが静かになる。

 

そんな中蜜柑は先程の男の人...もとい副担任に問う

 

 「うちの席どこー??」

 

 「い、一番後ろの席ですっ

  じ、じゃあ、あとは自習でっ!」 

 

急に話を振られた副担は驚きながらも答えて、逃げた。

 

そんな副担任など気にも止めず蜜柑は言われた席にいく

 

蜜柑が向かう席には、黒い髪の男子がマンガを開いて顔に乗せ、その隣には金髪でウサギを抱いている男の子が座っている

 

自分の席であろう場所には人ひとり分のスペースが空いており、そこが自分の席なんだと分かる

 

 「隣よろしくー!

  なんや蛍の隣ちゃうんかいな!!」

 

蜜柑が叫ぶとうるさかったのか黒い髪の男子が顔を上げた

 

そして蜜柑の顔を見て目を見開く。

 

 「あ、お前」

 

 「あ...さっきの」

 

 「ん?」

 

上から黒髪、金髪ウサギ、そして蜜柑の順番だ。

 

そして前者2人には蜜柑にとって見覚えがあった

 

 「あー!さっきの窓ガラスの子やー!!」

 

蜜柑は思い出したようで目を丸くさせている

 

だが「窓ガラスの子」さっき自己紹介したのである...

 

 「乃木流架だってば!」

 

 「棗だバカ野郎」

 

二人ともすかさず窓ガラスの子についてツッコミを入れる

 

 「あー、そんな名前やったなぁ!黒髪くんとウサギくん!!」

 

 「 」

 

...話聞いてた蜜柑!?

 

蜜柑の様子に2人も呆れかえったよう。いやこれは諦めたか。

 

 「うそやって!!よろしくなぁ!棗!

 

  流架ぴょん!」

 

そんな2人におかまいなしに再びマイペースに話し出す蜜柑

 

そこに言われた言葉を理解した流架が顔を真っ赤にする

 

 「おい、なんで俺が流架ぴょんなんだよ!」

 

蜜柑はそんなことも分からないの?と謎の呆れかえった顔を見せる

 

それを見ていらついてる流架、吹き出しそうな棗。

 

 「ええやろー!かわいいし!!

  『流架』+ウサギ抱いてるし『ぴょん』で流架ぴょん!」

 

 「なんでだよ!?良くないからな!?」

 

流架は全力で拒否している

 

だがいじるのは楽しい!いじりがいのある流架を更にいじろうと言葉を続けようとする。

 

 「えーかわ「ちょっと、あんた!」のに!!

  ...ん?」

 

誰かに遮られて途中聞こえなかった。

 

話してる途中に被せられて少しいらーっとした蜜柑は遮った相手の顔を見る。その顔は

 

 「...パーマ...?」

 

そう、髪の一部だけにパーマを当てたつり目の女子だった。

 

 「私はパーマじゃないわよ!!

  それよりあんた、さっきから棗君と流架君になれなれしくしすぎ!!」

 

パーマと言われたことに怒ったのかその後もキレ気味で話すパーマ女子

 

だが言われたことを理解できずキョトンとした顔で相手を見つめる蜜柑

 

 「馴れ馴れしく...?話してただけやで!さっき会ってんで!」

 

 「何が話してただけよ!来たばっかりで棗君と流架君にべたべたしてんじゃないわよ!」

 

蜜柑が答えたあと、即座に女の子は返す。

 

...ところでさっきから蛍の目線がパーマに刺さってる。。

 

パーマも蜜柑も気付かずに話し続ける。

 

 「えぇー、だって別に誰と仲良くしようがうちの勝手やん?」

 

 「な、なによ!?棗君は特別なんだから!いきなり来たあんたなんかにベタベタされて嬉しいはずないのよ!

  それよりあんたアリスは何!?」

 

蜜柑は(あお)っていくスタイルでいった

案の定、そこにキレるパーマ。

 

だがパーマが最後に言った内容については誰もが気になっていた事だったから、これには蛍も聞き耳を立てた。

 

 「えー、なんやろ?めんどいしまた今度な~」

 

皆が蜜柑を見ているのに気づいてか否か蜜柑は、はぐらかす

 

それに一度は目をパチパチとさせていたもののすぐに得意気顔になって

 

 「もしかして、

 

  アリスが無いとか言わないわよね」

 

と上から目線で言った。

 

蜜柑はニヤリと笑う。

 

 「どーやろな?大体アリスが偉いん?」

 

それでも答えずに違う質問をぶつける。

...それが純粋に疑問に思ったことかどうかは別として

 

試すようにものを言う。

 

蜜柑が問うた疑問についてパーマがすぐ様答える

 

 「偉いわよ。

  ...あなた、何も知らないみたいだから教えてあげる。

  私達アリスは国に認められ保証されてる特別エリートなのよ。

  個性(アリス)を自分に見合った場所で発揮することによって、政治・芸術・学問...いろんな分野で多大な功績を残してきたわ。

  この国のスペシャリストはほぼアリスで成り立ってるといっても過言じゃないのよ。

  アリス以外の人間なんて、アリスに群がって恩恵を受ける寄生虫か手足となるだけの働きアリ。

 

  いわば、ただの引き立て役よ。

 

  私達は選ばれた人間なの。

  使い捨てのいくらでも聞く

 

  一般庶民とは人間の「格が違う?」...そうよ」

 

話の途中で低い声が続きをいった。

そしてその声の発信源は

 

―――――――――――蜜柑だ

 

その低い声を聞いて蛍は顔を背けた

 

それにも気付かずに蜜柑は静かに怒りをたたえた瞳をパーマに向ける

 

 「エリート...?

  国に認められ保証されてるから...?

  ...寄生虫?...働きアリ?...格が違う...?

  あんた人間をなんやと思てんねん

  自分神様にでもなったつもりかいな。

  ほなアリスじゃない人らはゴミ同然なん?

  自分は今そう思えるから幸せなんやろな?

 

  ...じゃあ、他の人は?

  あんたがらっくーに幸せに暮らしてる間さ、その分他の人が苦しんでんねん。不幸になってんねん。

  そんなことも知らんの?

  エリートってなに?そんなに偉いん?

  格が違う?あんたなんかと一緒にされたないわ

  あんたに何が分かるん?

  ......なんも知らんやろうな。

 

  誰かの為に死ぬ気になって動いて働いてる人の気持ちがな!!?」

 

蜜柑は最後は大声で叫ぶように言い放った

 

あまりのキレ方に誰もが固まった。

否、なにも言えなかったのだ

 

 「な、なんな「おいブス」...棗君...。」

 

そんな中、再びパーマが言い返そうとしたのを遮った

 

 「何やんねん」

 

まだ若干キレ気味な蜜柑は怒気を含んだ声で答える。

...ブスには突っ込まなかったが蛍が今にも飛びかかりそうな勢いだ。

 

 「お前のアリス何だ。」

 

再度棗が問う。

 

 「あー、まぁ、後で教える。」

 

が、今は答える気はないらしい。

 

諦めたのか棗は違う案を提示する。

 

 「おいブス。そこから見える北の森通って高等部に足跡つけてこい。

  それなら、ぎゃーぎゃー言わねえよ。」

 

 「北の森?」

 

北の森とは何かわからず聞き返す蜜柑。

 

しかしそれに構わず答えを促す棗

 

 「どうする。やるか?」

 

 「えー、じゃあやる!」

 

考えることを放棄したのか応と答えた

 

 「じゃあさっさといってこい。」

 

棗が言い終わるやすぐ様人影がとんできた。

 

 「蜜柑、私もいくわ」

 

...その正体は蛍様。

蜜柑はまだ色々と不馴れだろうから自分も連れていけ、と棗に抗議している

 

 「おぉー!蛍!来てくれるん!?」

 

...蜜柑の期待した目を見て断ろうにも断れなくなった棗。

渋々了承を出す

 

 「ぼ、僕も行きます!」

 

そこに委員長も入ってきた。

どうやら蜜柑が心配だそうで。

 

 「ありがと委員長!」

 

 「あ、僕もいきたーい!」

 

蜜柑が委員長にお礼をいったすぐ後、男の子が手を上げた

 

さっきのパーマもその男の子が手を上げたことについて驚きを隠せないでいる

 

 「ちょっと、心読み!あんた、なんで」

 

...どうやらその男の子は心読みと言うらしい...

実名ではなさそうだが。

 

 「僕佐倉さんにちょっと興味わいちゃったー!

  おもしろそうだよねー!」

 

単純にさっきの蜜柑をみて興味がわいたようだ。

それに蜜柑ももちろん!と返す

 

そして教室の入り口までいき

 

 「よし、ほな行こ!

  蛍、委員長、心読みくん!ありがとうな!

 

  じゃあ北の森へ出発!」

 

そうして4人で北の森へ向かったのであった

 

 

 

─────────────

余談

 

委員長「ねぇ。蛍ちゃん

    さっきの蜜柑ちゃん怖かったね。

    けどかっこよかったなぁ!僕尊敬しちゃったよ!!」

 

蛍  「そうね。

    あれは滅多に見られない蜜柑が本当に心の底から怒ったときよ

    よっぽど(しゃく)に触ることがあったんじゃない?

    それにしてもあのガキ()、私の蜜柑をブス呼ばわりだなんて・・・」

 

こっちはこっちで......?

 

 

 

 

 

  

 

 





非常にお久しぶりです...

あのですね!言い訳をさせてください!!
実は作者受験生でして、時間があまりとれませんでした。。

今回は息抜きでちょっとずつ書いていたので文がおかしいところがあるかもしれません。
おかしいな、と思った場合は遠慮なく言って下さい!

約8ヶ月くらいもの間、更新が滞っておりほんとにすみませんでした!
ですが、受験本番が近いんです。
もうしばらくだけお待ちしていただいてもよろしいでしょうか。。
終わったら必ず!更新致しますので!

それまでこの蒼維、長い目で見てやってください!

最後になりましたが、昔から見ていて下さっている方々、初めて見て下さった方々、
この作品を見てくださりありがとうございます!
まだまだ先は長いですが!よければ最後まで付き合ってください!

ありがとうございました!
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