Muv-Luv AlternativeGENERATION   作:吟遊詩人

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お待たせしました、最新話投稿です!これで幕間は終了し、次回から新章に突入します。


第二十三話 アルゴス試験小隊

 

アラスカ、ユーコン基地歓楽街リルフォート。ユーコン基地に所属する軍人達の憩いの場でもある此の街で、特に夜は多くの軍人で賑わう人気のバー「Polestar」。其処では初日の歓迎会と言う名の模擬戦を終えたアルゴス試験小隊の面々が改めて親交を深めるべく集まっていた。

 

「諸君、今日は御苦労だった。明日からは新型OSの訓練に入る。明日に響かないレベルで存分に楽しんでくれ。では、乾杯!」

 

「「「乾杯!!」」」

 

 イブラヒムの短い乾杯の挨拶の後にタリサ達三人は各々自らが注文した酒を飲んでいく。ちなみに、本来はアラスカでの飲酒可能年齢は21歳からなのだが…現在、多くの国々では軍人に限り此の飲酒年齢が引き下げられていることが多い。其の理由としては前線にいる衛士の年齢が年々低下していること。其の為のガス抜きとして飲酒年齢を引き下げて少しでもストレスが溜まらないようにと言う配慮だった。無論、此の飲酒年齢引き下げは全ての国で適応されているわけではなくアメリカや日本帝國等の未だ国内にハイヴを抱えていない国では行われていない。

 

「ぷは~!うめえ!」

 

 そうこうしている内にタリサがジョッキに入っていたビールを一気に飲み干す。そんな彼女をヴァレリオが笑顔で見ていた。

 

「おーおー、良い飲みっぷりだねマナンダル少尉。で、一つ聞きたいことがあるんだけどよ」

 

「ん?なんだよ?」

 

 空になったジョッキをテーブルの上に置き、早速とばかりにお代わりを注文するタリサ。そんな彼女はヴァレリオからの問いかけに怪訝な表情を浮かべる。

 

「いやな、あのすげえ回避や攻撃はどうやってんのかと思ってよ。何かコツでもあるのか?」

 

 ヴァレリオの質問の内容。其れは此の日に行われた模擬戦に於けるタリサの常識離れした攻撃能力・回避能力に関することだった。現行のOSでは中々できるはずのない、まるで予知したかのように攻撃を回避し、逆に相手の回避機動を先読みする力。其処に何かコツがあるのかとヴァレリオは訊ねる。

 

「あ、其れは私も気になるわ」

 

「ふむ…誰にでも出来ることではないかもしれんが、参考までに教えて貰えると助かるな」

 

 さらにステラやイブラヒムも模擬戦でのタリサの動きを見ていて気になったのだろう。もし良ければとタリサに訊ねてくる。周りの人間――特に英雄と呼ばれるイブラヒムにまで注目されるのは悪い気がしなかったが、タリサはバツの悪そうな顔で返答する。

 

「…ん~…ンなこと言われてもなぁ…なんとなく解るとしか言いようがねえんだよな」

 

「なんとなくって…」

 

「いや、ホントだぜ?ホントになんとなく相手の攻撃してくる場所やどう撃てばどう回避するかが解っちまうんだよ。アタシも最初は変な感じだったんだけどよ、変なアクシデントでもねえ限りは当たるもんだから今では此の感覚の通りに戦ってんだよな」

 

「変なアクシデントって?」

 

「相手が回避機動中に躓いたりとか」

 

 それはつまり、偶然の助けがない限りは確実にタリサの感覚は当たることを意味していた。そして、此の感覚こそがかつて前線に居た時に何度も部隊を救ってタリサが「グルカの黒豹」の異名で呼ばれるようになる切っ掛けであった。

 

「感覚ねえ…しっかし、それじゃあ真似すんのは無理か」

 

「仕方ないわ、元々コツがあっても真似できるかは解らないんだし」

 

「そうだけどよ…惜しいよな…」

 

 残念そうに項垂れるヴァレリオと少しだけ…本当にほんの少しだけ申し訳なさそうなタリサ。すると、そんな彼女達の元に一人の人影が近付いてきた。

 

「はぁい、お酒飲みに来て何を暗い雰囲気出してるのかしら?」

 

「おぉ、ナタリーか」

 

「ナタリー・デュクレールよ。折角の親睦会なんでしょ?元気に行きましょうよ」

 

 近付いてきた女性――イブラヒムにナタリーと呼ばれた彼女は可愛らしい笑顔を浮かべて手慣れた手つきでテーブルの上に注文された料理を乗せていく。

 

「おお!!」

 

 ナタリーの姿を見た瞬間、項垂れていたヴァレリオが一転して歓声をあげる。無論、其の対象は運ばれてきた料理ではない。勿論、料理も全て美味しそうに調理されているがヴァレリオが眼を奪われたのはもっと別の物だった。ナタリーの容姿は非常に整っている。ステラやタリサも整っているがタイプが違った。タリサは幼さ故の可愛らしさが目立つ容姿、ステラはクールビューティーな印象を与える美しい容姿だが…一方でナタリーは元気な大人の女性と言う印象を与える容姿で亜麻色の髪とソバカスがチャームポイントの女性だ。何よりも目を引くのは其の巨乳。ステラに負けず劣らずの大きさを持つソレは軍服に身を包むステラとは対照的にタンクトップに胸元の空いたエプロンと言う出で立ちから胸の谷間が完全に見えている上に動くたびにそれが揺れるのである。そんな彼女に女好きのヴァレリオが反応しないわけがなかった。

 

「「………」」

 

 そんなヴァレリオの姿にタリサとステラはジト目を向ける。さらにタリサはナタリーに目を向けると其の谷間を忌々し気に睨んでいた。

 

「(…ったく、男はどいつもこいつも…なんであんな脂肪が良いんだか………リョウガは、違うよな?)」

 

 あまりにも違う自分の胸とステラとナタリーの胸を見比べる。自分にも膨らみが全くないわけではない。ないが、ナタリーや軍服の上からでもはっきりと大きいと解るステラに比べれば明らかに小さい。なんせ、軍服を着ていると膨らんでいるのが解らないのだ。強化装備やタンクトップの時に僅かに確認できるレベルである。だからこそ、タリサは二人の巨乳を忌々しく思うと共に不安にもなる。自分の想い人――涼牙もああいうのが好きなのではないか――と。

 

「…へへへ、マナンダル少尉よぉ。そんな暗い顔すんなよ、世の中にはマニアもいるからなぶ!!」

 

 思い悩んでいる表情のタリサを見てヴァレリオが笑いながら声をかけるが、全て言い終わる前にタリサが投げた空のビールジョッキが顔面にクリティカルヒットする。そして其のジョッキは傍に立っていたナタリーの手の中に納まった。

 

「…ビールお代わり」

 

「…ふふ、はいはい。でも、あまりこう言う人の言うことは気にしない方が良いわよ?貴女、可愛いもの。きっと良い人が見つかるわ」

 

 タリサの注文を聞きながら、ナタリーは笑顔でフォローを入れる。一方でヴァレリオはジョッキの当たった額をさすっていた。

 

「いてててて…」

 

「今のはジアコーザ少尉が悪い」

 

「そうね、あまり女の子の特徴で態度を変えないことよ?」

 

 イブラヒム、ステラもどうやら擁護する気はないらしい。ヴァレリオも味方がいないと理解したので別段タリサに文句を言うことはしなかった。

 

「でも、その内なんて言う必要はないわよね?マナンダル少尉にはもう良い人がいるわけだし」

 

「ぶ…!?」

 

 タリサが食べ物を口に入れたところでステラが爆弾を投下する。どうやら先程の模擬戦前の会話をしっかりと覚えていたらしい。其の彼女の言葉に其の場の全員の眼がタリサに向いた。

 

「ほう…マナンダル少尉も隅に置けんな」

 

 イブラヒムは良い、特に揶揄う事もなく感想を言うだけだった。面倒だったのはもう一人だ。

 

「本当かよ!何処のどいつだよ、其の物好きはよ?」

 

 ニヤニヤと揶揄う気満々の嫌な笑顔を浮かべているヴァレリオにタリサはウンザリしつつジト目でステラを見る。

 

「あら、良いじゃない。減るもんじゃないし、良い人がいるってことぐらいなら、ね?」

 

 非常ににこやかなステラには完全に悪意はなかった。単純に人のコイバナに興味津々なだけだ。

 

「え、なに?マナンダル少尉、だっけ?貴女恋人いるの?どんな人?」

 

 其処にナタリーもビール片手に戻ってきた。面倒が増した。何処の世界でもコイバナは女性の大好物なのだ。

 

「さっきはじっくり聞けなかったしね。ほら、教えて?どんな人?」

 

「…別に…まだ恋人じゃねーけどよ…告白は…された…返事はまだ…」

 

 ビールをタリサに手渡してぐいぐいと聞いてくるステラとナタリーにタリサはビールに口を付けながらも顔を紅くして当たり障りのないことを答える。

 

「ふ~ん、其れでマナンダル少尉も其の彼のことが好き…と。中々会えないってことはやっぱり他国の人?」

 

「…ん、まあな」

 

 此の手の話は全く答えないと追撃の手が緩まないことをタリサは知っている。今まで所属した部隊の女性衛士達のコイバナがそうだったからだ。だが、其れでもタリサは肝心な情報…何処の国の人間であるか、なんという名前であるかは口が裂けても言わない。其れは勿論、行った時のリスクを十分承知の上だからだ。相手が今最も注目されているティターンズの前線指揮官だなんて知られたら、そして其れが他国の上層部に漏れたらどうなるか解ったもんじゃない。其れはかつてのビーグル小隊の隊長からしっかりと教えられたことだった。

 

「アタシの話はもういいだろ!あ、悪いけど水くれ。少し飲み過ぎた」

 

「ふふ、かしこまりました~」

 

 しばらく質問攻めを受けていたタリサは酔いを醒ますためにナタリーに水を注文する。

 

「お、なんだよマナンダル少尉?もう限界か?」

 

 未だにビールを飲んでいるヴァレリオが揶揄う様に訊ねるが、タリサは呆れたように返した。

 

「明日が休みならもっと飲むぜ。けど、明日は新型OSの訓練だろ?むざむざ二日酔いをする気はねーよ」

 

 タリサは持って来られた水を一気に飲み干して酔いを醒ましながら答える。

 

「ほう…マナンダル少尉、良い心掛けだな」

 

「そりゃあ、アタシの目標はティターンズ入りですから。其の為に強くなりたいんで、変なとこで躓いてる余裕はないですよ」

 

 堂々とティターンズに入ることが目標だと語るタリサ。実を言うと、ティターンズへの配属を望みながらもこうして堂々と公言する者はあまりいない。ティターンズのことを評価する者がいる一方で、彼等を快く思わない人間も多い。そう言った人間達との衝突を避ける為に転属願は出しても敢えて公言しない人間が多いのだ。だが、タリサはそんな細かいことは考えてはいなかった。そもそも彼女は他者との衝突を恐れるような質ではないし、衝突するなら其れを糧に強くなれば良いとすら思っている。今の彼女は強くなることに対してひたすらに貪欲だった。

 

「成程ね…マナンダル少尉はティターンズ志望か…」

 

「悪いかよ…?」

 

 そんなタリサに対してヴァレリオが笑みを浮かべる。自分の目標に対して何かちゃちゃを入れられるのではないかと身構えたタリサだが、彼の答えは予想外だった。

 

「いーや、なんせ俺もティターンズ志望だからよ。同類がいたのは嬉しいぜ」

 

「は…?」

 

「あら、ジアコーザ少尉もなの?私もよ」

 

「え…?」

 

「…ふむ、小隊全員(・・・・)がそうか。大した偶然もあったものだな」

 

「ええ…!?」

 

 周りのメンバーの告白にタリサは眼を丸くする。勿論、そう言う人間がいるだろうとは思っていたが…まさかアルゴス試験小隊全員がティターンズ行きを望んでいるとは夢にも思わなかった

 

「そう驚くなよ、あれだけのもん見せられて乗ってみたくない衛士がいるわけねーだろ?」

 

「其れにあちこち飛び回る彼等のところにいた方が祖国奪還の助けにもなるしね」

 

 全員がティターンズ志望。其れを聞いてタリサは驚きに頭を抱えた。

 

「しかし、そうなると案外…此のメンバーとの付き合いは長くなりそうですね」

 

「ふっ…全員がティターンズに入れればな」

 

「あら、其れは問題ないんじゃないですか?此処に居るのは性格はともかく、腕は一流の人間ばかりだし。噂ではティターンズは腕が良ければ変に差別意識がない限り向こうからの拒否はしないそうですよ?」

 

 イブラヒムの言葉にステラが自分の聞いた噂を語りながらヴァレリオを見る。

 

「おい、ブレーメル少尉…?性格はともかくってのは俺のことじゃないよな?」

 

「あら、自覚があるならもう少し治した方が良いんじゃなくて?」

 

 ヴァレリオは彼女のセリフを聞いてがっくりと項垂れて頭を掻く。

 

「ったく、ブレーメル少尉は手厳しいな~」

 

「…ふふ、ステラよ。長い付き合いになりそうだし、階級は同じなのだから普段は呼び捨てで良いわ」

 

「…へへ、なら俺もVGって呼んでくれよ。国の軍に居た頃はそう呼ばれてたんだ」

 

 ステラの返しに笑顔で自分のニックネームを教えるヴァレリオ。其処にタリサも加わる。

 

「アタシもタリサで良いぜ。二人だけ名前呼びなのにアタシだけってのもアレだしな」

 

 笑みを浮かべて自分も名前で呼びように申し出るタリサ。そんな三人をイブラヒムは微笑ましそうに見ていた。

 

「(最初はどうなるかと思ったが…思ったよりも良いチームになりそうだな…)」

 

 こうしてアルゴス試験小隊最初の夜は更けていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして翌日、アルゴス試験小隊の面々は格納庫で各々の戦術機に搭乗していた。全員、新型OS訓練用のストライクイーグルに搭乗している。

 

「うぅ…頭痛ぇ…」

 

「お前、馬鹿だろ?」

 

 コクピットの中で頭を抱えるヴァレリオにタリサから痛烈な突っ込みが入る。何のことはない、ヴァレリオは昨日のイブラヒムの忠告を守らずに酒を飲み過ぎて二日酔いに陥っていた。本人からすれば小隊員全員が同じ目標を持つ者同士で嬉しかったからなのだが、当然ながらそんなことは関係ないとイブラヒムに大目玉を食らった。現在は二日酔いの薬を飲んでいるので多少はマシになっているが其れでも頭痛と僅かな気持ち悪さは残っていた。

 

「はぁ、まったく…まぁ、良い。以前伝えた通り、本日から新型OSの慣熟訓練を行う。実機で行うから、各員転倒しすぎて機体を壊さないように注意しろ」

 

「いや、流石に転ぶわけないだろ?」

 

「ねぇ?此れでも経験には自信があるんだし」

 

「(…こりゃ二人ともこけるな、巻き込まれないようにしねーと)」

 

 イブラヒムの言葉に、いくらなんでも転びはしないと笑みを浮かべるヴァレリオとステラ。そんな二人の姿に昔の、涼牙の元でシミュレーターに乗った時のことを思い出したタリサは巻き込まれないように細心の注意を払う。

 

「では…訓練を開始する!まずは格納庫の外まで出るぞ」

 

「へいへい…しっかし、新兵じゃあるまいしイ!?」

 

「ッ…キャア!?」

 

 訓練開始の号令と共に機体を動かすヴァレリオとステラ。しかし二人の乗るストライクイーグルはものの見事に転倒した。

 

「…私は言ったはずだぞ、転倒しないように注意しろと」

 

 イブラヒムは溜息を吐きながらも、内心では仕方ないと感じていた。なんせ、新型OSと従来のOSでは戦術機の動きの滑らかさや反応速度が格段に変わってくるのだ。従来のOSでは操作入力から行動まで若干の誤差があり、動きも硬かったが新型OSは其れがない。無論デルタカイを始めとするガンダム等のエース機程ピーキーではないが、従来のOSに慣れきっている衛士達では例えその腕がエース級と言えど初見で乗り熟せるものではない。実際、イブラヒム自身も初めて動かした時にはしっかり転倒したのだ。

 

「まさか、此処まで違うなんて…今までの戦術機とは比べ物にならないわ」

 

「あぁ、だが…お陰で実感できたぜ。此処まで滑らかに動けるのを自分の物に出来たら今まで出来なかったことが出来る…オロロロロロ」

 

「…ちょっと、真面目な話の時に汚いもの見せないで」

 

 新型OSの性能に驚く二人。そしてヴァレリオが其の性能を実感して決め顔をしたところで二日酔いが祟り、色々とリバースする。其の光景を見てしまったステラはげんなりしていた。

 

「(ふむ、やはりエースと言えどもそう簡単には…)…ほう?」

 

 二人を見てエースでも一筋縄ではいかないと考えた矢先、イブラヒムは一つの光景を見て感心する。其の視線の先にはタリサの乗るストライクイーグルの姿があった。

 

「よ…と…」

 

 まだぎこちない動きではあるものの、タリサは転倒することなくしっかし歩いて格納庫の出口まで向かっていた。

 

「(思い出せ…あの時の感覚、ジム・カスタムに乗った時の感覚を)」

 

 既に其れなりに時間は経過し、さらに体験した時間も僅かではあった。だが、タリサはしっかりと其の時の感覚を思い出して機体を動かしていく。

 

「ちっ…こりゃあ負けてらんねえな」

 

「そうね…VG?次吐くんなら先に言ってね?通信切るから」

 

「…ホントにつれねぇなぁ…」

 

 そんな他愛のないことを話しながらも、ヴァレリオ達はタリサに負けじと機体を動かす。今度は転ばないように、まるで新兵の頃に戻ったかのように戦術機の動きに細心の注意を払う。

 

「(ふふ、此れは…思いの他早く訓練が終わりそうだな)」

 

 其のイブラヒムの予想は当たることとなる。此の後、タリサは過去の感覚を思い出しながら誰より早く新型OSの操縦をモノにし、其れに触発されたヴァレリオとステラもタリサに僅かに遅れながらも新型OSをモノにした。其の速度は現在ユーコン基地に滞在している試験小隊の中でも最速であり、何処よりも早く本格的にアクティブイーグルの試験に着手していくことになる。

 




以上、第二十三話でした。ナタリーとか上手く書けたか不安です。

では次回予告



次回予告


此の地球に、安全な場所はない


其れを証明するかのように極東の帝國にも破滅の足音が近付く


父の故郷の土を踏むユウヤ、其の胸に去来する想いとは…


次回 帝都燃ゆ


今、運命の歯車が廻り出す




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