赤金の魔導師   作:イムハタ ハジメ

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今回も無事に更新することができました。
ちょっとづつ感想などもいただけてうれしい限りです。

今回も戦闘シーンが多めで難しかったですがお楽しみいただければと思います。


それでは、12ページ目をどうぞ。


ページ12 激突

「さて、それじゃあ準備しないとね」

「ジュエルシードは4個全て持っておるの、あれは持っていかぬのか?」

「そうだね、似てるけどジュエルシードじゃないんでしょ?」

「そうじゃの、、、こちらの世界のものではないことは確かじゃが」

「じゃあいいよ。マグニも大丈夫?」

「俺はいつでも問題ない」

「そっか、それじゃあさっそくいこっか」

 

「それじゃあお母さん、フェイトちゃんの家に行ってくるね!」

「気をつけていってらっしゃ~い」

 

僕たちはフェイトちゃんの家に向かった。

途中で車椅子の車輪が溝に落ちている子を見つけたので声をかけた?

 

「あの、手伝いますよ」

「え?」

僕が声をかけたことにとても驚いていた。

「よいしょっと」

「あ、ありがとうな」

「いえいえ、困ったときはお互い様だよ」

「あの状態で一人やと結構大変やったんよ。ほんま、助かったわ~」

「関西弁なんだね」

「やっぱり変かな~、、、」

「そんなことないよ!すっごくいいとおもう!!」

「ほんまに!?」

「うん!あ、僕は白河透。小学4年生」

「うちは八神はやてって言います。うちのほうが1つ年下ですね。はやてって呼んでください」

「わかった。はやてちゃん。」

「はい!」

 

<主よ、そろそろ時間じゃぞ?>

<そうだね>

 

「せっかくだけど、僕これからいかないといけないところがあるんだ」

「そうなんですか、、、」

 

う、なんかとっても行きづらい。

 

「あ、じゃあこれ。僕の携帯の電話番号」

「え?いいんですか?」

「せっかく友達になったんだし、また今度お話しようよ。」

「うちと友達になってくれるんですか?」

「もう友達だよ、はやてちゃん」

「、、、うん!!おおきにな」

 

あ~~~関西弁ってなんか癒される~~~。

 

「今日はごめんね、また連絡するから。はやてちゃんもいつでも連絡して。」

「うん!」

「それじゃあ気をつけてね!」

「さようなら!」

 

ちょっとおくれちゃった、ごめんねフェイトちゃん。

こうして僕たちはフェイトちゃんのマンションへと急いだ。

 

 

 

「遅いぞトオル!」

「ご、ごめんなさい」

「もう、アルフ!そんなに怒らなくても」

「フェイトちゃんもごめんね、アルフの言うとおり、遅れた僕が悪いんだから」

「そうだよ。フェイトにあんなに心配かけて。」

「え?」

「時間になってもトオルがこないから、ちょっと泣き「うわぁぁぁ---アルフ!」フェイト!?」

とっても心配してくれたみたいだ

 

「心配してくれてありがとね。フェイトちゃん」

「ううん。透が着てくれてうれしい。   それじゃあ出発しようか」

「うん。あ、その前に  『レリ・ブルク』」

 

この呪文は分身したり一つに戻したりすることができる。ただし分身時は能力半減する。

 

なので魔力もBランク、つねに呪文の効果で魔力も消費し続ける便利だけど、デメリットも盛りだくさん。

でも今回使わないわけにはいかないんだよね、、、なんせ地球から別の世界に行くんだもん。

分身体に携帯電話ももたせたし、何か異常事態になればこいつで対応しよう。

 

「と、透が二人に!」

「へ~便利な呪文だね!」

「便利なんだけど結構疲れるんだよね」

 

「それじゃあ改めて、行こっか」

「そうだね。  それじゃあ後のことは頼んだよ」

「了解したっす!」

「したっす?」

「あ~、この分身体語尾に○○っす!って「す」をつけるんだよ」

「そうなんだ。」

「どうやっても治らないんだよね、、、あ、これも持っておいて。」

「OKっす!」

 

こうして僕たちはマンションの屋上に来た。

 

「それじゃあいくよ。開け、いざないの扉。時の庭園、テスタロッサの主のもとへ 876C44・・・・・・・」

「こ、これが」

「ほ~、これが転送魔法か。メモメモ」

「本がメモって、、、」

「わかりやすく口にしただけじゃ!」

「あ~はいはい。」

「ほんと、トオルのは変わったデバイだよな」

「結構大変なんだよ」

 

光がだんだん強くなっていき、僕たちは時の庭園へと転送された。

 

 

 

 

「こ、ここが」

「うん、私たちの家だよ」

「家って言うかお城なんですけど、、、やっぱり超お嬢様?」

「そ、そんなことないよ」

「でもなんか雰囲気は魔王がいそうな感じじゃの~」

「うるさいぞヘルメス」

「あながち間違っちゃいないよ」

「もう、アルフ。    それじゃあこっち」

「うん」

 

 

僕たちは大きな門を開けて中へと入っていった。

この廊下、どこまで続くんだろう?と思いながら、僕はフェイトちゃんの後ろをついていく。

 

「ここで待ってて、お母さんに話してくる」

「わかった。あ、ジュエルシードも渡しておくね」

 

パァァァァァーーーー。ジュエルシードが4つ出てきた。

「え!!」

「昨日は1つだったんじゃないのかい!?」

「今日の朝に山で1つ、友達が2つ見つけたんだ。」

「すごいじゃないか!よかったねフェイト」

「あ、でも」

「はい」

「え?いいのかな?」

「いいんだよ。フェイトちゃんのために集めてるんだから」

「あ、ありがと!」

「やったじゃないかフェイト!これ調子だとすぐに集めれるんじゃないかい」

ほんと、明久には感謝だな

 

「それじゃあちょっと待っててね」

「わかった。」

 

バタン、フェイトちゃんはそう言って出ていった。

 

 

「ねえ、アルフ。」

「なんだい?」

「フェイトちゃんのお母さんてどんな人なの?アルフはあんまり好きじゃないみたいだけど?」

 

「・・・あいつは嫌いだね」

「どうして?フェイトちゃんのお母さんなんだからとっても優しい人だと思ったんだけど?」

「あいつが?は、あいつはただのクソババアだよ」

「アルフ?」

「なあ、トオル」

「なに?」

「トオルはさ、とてもいいやつだよ。   だからさ、あのババアと何かあってもフェイトの友達でいてやってほしいんだ。」

「そんなの当然だよ。」

「あんたはほんと、良いやつだね!」

 

 

ドォォォォォォーーーーーン

 

すごい音が鳴り響いた。

「な、なんだ!?」

「あのババア!!!」

 

アルフがすごい勢いで飛び出していった

 

「アルフ!くそ、マグニ!アルフを追って!」

「承知した。」

 

マグニが本来の姿となってアルフを追う。

「いったい何が?」

 

 

僕はマグニの魔力をたどって大きな扉の前にたどり着いた。

扉の前ではアルフが魔力のこもったこぶしでドアをたたいていた。

 

「アルフ!どうしたの?」

「トオル!フェイトが!!」

「主、血のにおいがする」

「なんだって!  アルフ!この中にフェイトちゃんがいるの?」

「そうだよ、くそ!壊れない」

「どいて!」

 

「ちょっとやそっとじゃ壊れなさそうじゃの。」

「わかった! 『ガルバドス・アボロディオーーー!』」

 

巨大な爪を持った熊が現れ、周りについた複数の爪で扉を粉砕した。

半減した威力でこれとか、、、普段は使えないよ!まあ今はそんなことよりもフェイトちゃんだ!

 

「フェイトちゃん!」「フェイト!」

 

そこには魔法で縛られてぼろぼろになったフェイトちゃんと、ムチ持った女性が立っていた。

「このクソババア!」

「あら、見知らぬ子がいるわね。 何者かしら?」

「どうしてこんなことをしているんですか?」

「質問しているのは私よ?」

「アルフ、あの人が?」

「ああ、プレシア・テスタロッサだ」

「しつけのなっていない犬ね、フン!」

 

ムチがアルフに向かって伸びる。

『ロンド・ラドム』

 

バチーーーーン

 

ムチ同士がぶつかりあった瞬間、爆発した。

「なに?この魔法は?」

「トオル、こんなのもできるんだね。」

 

これは爆発のムチ、自由自在に操れる上に、爆発の効果つき。

 

その間にアルフはフェイトのそばに向かう。

「アルフ、どいて!『スプリフォン』」

 

僕はフェイトちゃんを縛っている魔法の鎖を消滅させた。

 

「ふ~ん、、、私の知らない魔法ね。」

「どうしてこんなひどいことをするんですか?」

「私の人形に何をしようと、私の勝手でしょ?」

「・・・・・・」

 

僕は無言でフェイトちゃんとアルフの元へ向かう。

「アルフも怪我をしているね」

 

両手から血が流れていた。

 

『サイフォジオ』

「あら、今度はかわいい剣ね、それで私と戦うのかしら?」

 

「はぁ!!!」

「な!」

 

僕はフェイトちゃんとアルフを一度にさした。

 

パアアアァァァーーーーー。

二人が光り輝き、傷が治っていった。

 

「フェイトちゃん、大丈夫?」

「ん、、、と、透?」

「うん。何があったの?」

「私がいけないの」

 

???僕にはフェイトちゃんが何を言っているのかよくわからなかった。

 

「私がジュエルシードを集めてきなさいっていったのに、4つしか集まっていないのに、私に報告しに来るなんて。まだ17個も残っているのよ?こんなとこにいてる暇があるならさっさと残りを探しに行きなさい。」

「4つでは足りないんですか?」

「ぜんぜん足りないは」

「あなたはそれを使って何をしようとしているんですか?」

「あなたには関係ないわ」

「かあさん、透はジュエルシードを集めるのに協力してくれているの」

「あの星には魔法の文化はなかったと思うのだけれど、、、」

「ちょっと特殊なんです。それより、フェイトちゃんにひどいことはしないでください。」

「さっきも言ったけどに「うるさい!」」

 

僕はフェイトちゃんにその言葉を聞かせたくなかった?

「ほう、主がうるさいとは」

「珍しいこともあるもんじゃな」

 

「マグニ、僕に魔力を戻してくれないか?」

「ああ、いいぜ」

 

マグニは子猫モードになって眠りについた。

「アルフ、マグニとフェイトをつれてさっきの部屋に行っててくれないかな?」

「と、透!かあさんに「大丈夫」  え?」

「ちょっと話を聞きたいんだ。」

「トオル、あんたは大丈夫なんだろうね?」

「うん、任せて。 フェイトちゃんも、お母さんにはひどいことはしないから。」

 

そう言ってみんなを外に出した。

 

「それで、私をどうしようというの?」

「どうしてフェイトちゃんにそんなひどいことができるんですか?以前はそんなことなかったといっていました。」

「あなたには関係ないわ。それよりもあなたのことを聞かせてもらいたいのだけれど?」

「僕も答えてもらっていないです。」

「そう、じゃあ話したくなるようにしてあげるわ!!『サンダースフィア』」

「僕が勝ったら聞かせてもらいます『ギガノレイス』

 

ドガァァァァァァァーーーーン

中央で互いの技がぶつかり合い相殺される。

 

「ヘルメス!どう?」

「いつもの威力の4割程度じゃなもうチョイこめれば6割ぐらいまでなら出せるじゃろ」

 

『フォトンバレット』

いくつもの魔力弾が飛んでくる

『ガンレイズ・ゼガル』魔力弾をマシンガンのように連射して打ち落とす。

 

 

「なかなかやるわね。」

「今度はこっちからだ!『アクルガー』」

螺旋を帯びた水流が勢いよくとび出す。

『エクスディフェンサー』

 

強力なバリアで防がれる、ならば

 

『ウォル・ガデュー』

 

炎の壁がプレシアへとせまる。

 

 

「く!!!」

僕は強力なシールドを破ることはしなかった。

後半のためにも魔力は温存しておかないといけない、なので、炎の熱で攻撃したのだ。

 

「あなた、なかなかに強いわね」

「・・・」

 

こんなことなら分身体なんて置いてくるんじゃなかったな。

「何でそんなことしたんじゃ?」

「おまえが 「地球を離れている間にジュエルシードが暴走したら」 とか言うからだろ!!」   

 

「私を相手にそんな余裕を見せていいのかしら?」

「な!バインド?」

「とどめよ!『フォトンバースト』」『シン・ポルク』

 

ものすごい数のスファアが向かってくる

 

 

「ダメーーーーーー!」

「え」

 

ドドドドドォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

 

 

「フェ、フェイトちゃん!」

フェイトちゃんは僕をかばってたくさんのスフィアを生身で受けてしまった。

 

「そんな、、、どうして」

プレシアさんが駆け寄ってくる

「か、かあ さん    透は 私の、は はじめての とも だち  だか ら」

「フェイト!」

「ご めん な さい、 集め られなく て」

 

そういって、フェイトちゃんは目を閉じて動かなくなった。

 

「ああ、フェイト、  フェイトーーーーー!!!イヤーーーーー!」

 

 

パチン!

「それがあなたの本心です。」

 

プレシアが目を覚ますと、自分が床に倒れていることに気がついた。

 

 

「あなたはとてもフェイトちゃんを心配していた。なのにどうしてあんなひどいことを?」

「い、今のは!?」

「僕の呪文です、幻覚を見せるね。   それで、どうしてあんなことを?」

 

「その前に、話した後、私に協力しないさい」

「それは話を聞いてからにします。もちろん、フェイトちゃんたちにも話してもらいます。」

「それはできないわ。あの子には辛い話よ」

「ふふ、」

「何がおかしいの?」

「やっぱり、心配してるんですね」

「くっ!、、、どこで気づいたのかしら」

「僕がフェイトちゃんに回復呪文を使ったときです。」

「?」

「あの回復呪文は剣を刺して回復させます。僕が刺した時、動揺しましたよね?」

「見ていたのね」

「あの時思ったんですよ、僕が止めを刺すような行動にあせたのかなって」

「なるほどね、良い観察眼を持ってるのね」

 

「それに、フェイトちゃんはとっても強い子ですよ。」

「、、、そう。」

 

 

こうして僕らはフェイトちゃんのところへと向かった。

 

 

 




いかがだったでしょうか?
いろんな呪文を使うので調べるのがけっこう大変でしたが、はじめに作る人は本当にすごいんだということを実感させられました。



それでは次回もよろしくお願いします。

イムハタ ハジメ
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