赤金の魔導師   作:イムハタ ハジメ

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今回はやっとなのはちゃんが魔法少女になります。
ここまで長かったです。
すでに原作とだいぶ離れていますがハッピーエンドにつながるようがんばりたいと思います。

それでは、15ページ目をどうぞ。


ページ15 魔法少女

「どうしたの?なのは。」

「うん、今日学校で将来のことについてみんなで話してたの」

「それで、なのはは何がしたいんだい?」

「私だけまだわかんないの。アリサちゃんやすずかちゃんはしたいことがあるんだって。」

「そうね、でもそんなに悩まなくていいんじゃないかしら。ね、あなた」

「そうだね。僕としては子供たち3人の中からこの翠屋を続けてくれるとうれしいかな」

「あ、それアリサちゃんたちにも言われた!」

「そうかい」

「うん。透君と一緒にするんじゃないかって。」

「「・・・・・・」」

 

あれ?二人がぽかんとしてる。

 

「「あはははははは」」

「ふぇぇぇぇ?どうして笑うの!?」

「ごめんなさいなのは、、、なのはは透君がすきなのね?」

「う、うん///」

「これはめでたいね!僕も透君なら大歓迎だよ。」

「?何が大歓迎なの?」

「まあ今は気にすることないさ。」

「そうね、でもなのは。しっかり透くんを捕まえておくのよ?」

「そうだぞ!彼は人気があるからね。」

「そうなんだ。」

「彼らにサッカーの代理をお願いした時なんてみんな釘付けだったんだよ?」

「透くんだけじゃないの?」

「ああ、吉井君と坂本君だったかな。コンビネーションがとてもよくてね。」

「そっか、、、みんなアリサちゃんたちが言ったとおりなんだ。」

「二人とも応援してくれてるんだね。」

「うん。」

 

なんかすっごく恥ずかしくなってきた//////

 

「あ!しゅ、宿題するから!   ごちそう様!」

 

 

私は自分の部屋へと向かった。

今日は宿題ががんばらないと。

 

 

ちょっと休憩!

苦手な国語を終わらせたので疲れたの。

 

私はベットに寝転がって棚においてある淡く光る石を眺めていた。

これを見てると元気が沸いてくる。きっと透君がくれたものだからだと思う。

初めてであった日にもらった贈り物。

落ち込んだり、悩んだりしたときはいつもこの青い石を眺めていた。

 

眺めているうちに少し眠くなってきた。

ウトウト

 

 

は!寝ちゃった!

時計を見ると20時前だった。よかった、10分ぐらいで。

少し寝たおかげかとっても元気になったみたい。気を取り直して宿題の続きをしようとした時

 

<だれか!助けてください!>

「ふぇ!?」

あたりを見渡しても何もない。

私は窓を開けて見る。

 

<誰か!誰か聞こえていませんか?>

「なに?これ?」

 

頭の中に声が響いてくる。でも、向こうの方から聞こえている気がする。

私は目を瞑って答えて見た。

<あ、あなたは誰ですか?>

<!!よかった!お願いです!助けてください!>

<助けるって!?>

<お願いです。僕のいるところまできてください!>

<よくわからないけどわかったの>

 

私は夜なのに家をとび出した。

声のするほうに向かって走り出す。お父さんの声が聞こえた気がするけど、今の私はとまれなかった。

 

 

<あと少しです!>

<そうなの?>

<あなたの力を感じます。次の道の角です!>

 

ここって、さっきの動物病院なの。

 

ドドーーーーーーーーン!!

「な!なに!?」

 

いきなり病院の壁が吹き飛んだ。私は切れた息を整えていると煙の中から夕方のフェレットが出てきた。

「あなたが先ほどの声の人ですか?」

「え!?」

 

キョキョロ

 

「僕です!今あなたの目の前にいます!」

「・・・・・    ふぇぇぇぇぇぇぇぇ!?動物がしゃべった!!!」

 

「えぇ!?、、、、と、とりあえずここから離れましょう!」

「う、うん、!?」

 

 

ドドーーーーーーーーン!!

 

 

「きた!」

「ふぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

そこには黒い煙のお化けがいた!

 

「なにあれ!?」

「とりあえず逃げましょう!僕が囮になるのでここを曲がってまっすぐ走っていてください!」

「う、うん!」

 

黒いお化けはあの子を追いかけて行った。

しばらくしてフェレットと合流した私は事情を聞いていた。

 

なにやら、青い宝石を探しているらしい。

その宝石はすごい力を持っていて、さっきのお化けはその宝石なんだって。

「それがジュエルシードです。」

「それで、私はどうすればいいの?」

「僕のこれを使ってあなたに封印していただきたいのです。」

「えぇ!?そんなことしたことないんだよ?」

「・・・ここは管理が異世界なんですね、、、魔法の文化もない。」

「魔法!?」

「それでもあなたはすごい力を持っています。巻き込んでしまって本当にすみません。ですが、今はあなたに頼るしかないんです!このまま放っておけばこの町が大変なことになってしまいます。」

「そんな、、、」

 

私はこの町が好きだ。友達もいるし家族もいるし透君もいる(隣町だけどね)

 

「わかった!やって見る!」

「あ、ありがとうございます!僕はユーノ・スクライアです。」

「ユーノ君だね、私は高町なのは。なのはって呼んでほしいの。」

 

「わかりました。それではまずこれをもってください。」

「うん。」

「この子の名前はレイジングハート、インテリジェントデバイスって言う意志を持ったデバイスなんだ。」

「デバイス?」

「魔法を使う手助けをしてくれるんだ。」

「そうなんだ。よろしくね。レイジングハート。」

「今から僕の言うことをまねしてください。」

「わかったの!」

 

「我、使命を受けし者なり。」

 

「我、使命を受けし者なり。」

 

 

「「契約の下、その力を解き放て。」」

 

「「 風は空に、星は天に。」」

 

「「そして、不屈の心はこの胸に。」」

 

「「この手に魔法を。」」

 

「「レイジングハート、セット・アップ!」」

 

 

 

「stand by ready. set up.」

「barrier jacket.」

 

「Protective condition , All Green.」

 

私は光に包まれて、気が付いたら変身していた!

「へ!変身した!!」

「やった!成功です!」

 

ドドーーーーーーーーン!!

 

「にゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!なんなのこれ~!!」

「きました!」

「ど、どうしたらいいの!?」

 

「杖を前に出して!固いバリアをイメージして!」

「う、うん!」

 

『protection』

 

バシィーーーーー!

 

「キャア!!」

「す、すごい!こんなに強力な防御魔法を」

「そんなこといいから次どうしたらいいか教えてなの~~~~~!」

 

「ご、ごめん!それじゃあ僕に続いて魔法を唱えて!」

「うん!」

 

「「封印すべきは忌まわしき器。ジュエルシード!」」

 

「ガアァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーー!」

「復活したーーーー!ねえ、どうして!?」

「やっぱりこっちから攻撃してダメージを与えないとダメなんだ!」

「攻撃!?この杖で戦うの?」

「レイジングハート、なのはの得意な戦闘スタイルに合わせてられる?」

「All right」

 

「Shooting Mode.  Set up」

 

レイジングハートの形が変わっていく。

 

「こ、これは!砲撃!」

「なにこれ?あたまのなかにイメージが流れ込んでくる」

「なのは!そのイメージ強く意識して!」

「うん」

 

キュイーーーーーン

杖の先端に桃色の光が集まってくる。

 

「いっけーーーーーー!」

「Buster!」

 

ドバァァァァァァァァーーーーーーーン

 

巨大な光が黒い雲に直撃する。

 

「なのは、今だ!僕と一緒に魔法を唱えるんだ!」

「うん!」

 

「「封印すべきは忌まわしき器。ジュエルシード!」」

 

「「ジュエルシードを封印。」」

 

「sealing mode.set up.」

「stand by ready.」

 

「「リリカルマジカル。ジュエルシード、シリアル21 封印!」」

 

『sealing.』

 

「receipt number XXI.」

 

 

そこには青くてきれいなひし形の宝石が浮いていた。

それに杖を向けると吸い寄せられるように青い宝石は消えて行った。

 

「ありがとうなのは!なのはのおかげで助かったよ」

 

わたしはとても興奮していた。

私にしかできないことがあった。うれしい!

 

「うん!」

「巻き込んじゃってごめん、あとは僕が何とかするから。

「え!?そんな、私手伝うよ!」

「でもとても危険だから」

「でも放っておくわけにもいかないし」

「さっきみたいな戦いがあるかもしれないよ?僕としてはすっごく助かるけど。」

「うん。その代わり、私にもっと魔法を教えてほしいの!」

「、、、わかった。協力して!なのは!」

「うん!」

 

「ありがとう。」

「こちらこそ、これからよろしくね!ユーノ君!」

 

「レイジングハート、この世界には魔法の文化はないんだね?」

「Yes」

「なのは、君が魔法を使えることは秘密にしておくんだ。」

「え?だめなの?」

「この世界は第97管理外世界で、魔法はみんな使えないんだ。」

「うん、、、私は?」

「ごく稀に魔法を使うための素質、リンカーコアを持った人が生まれることがあるんだよ。」

「そうなんだ、、、お父さんたちや友達にも言っちゃだめかな?」

「んーーー、僕もそこまでは。  とりあえず、時空管理局が来るまでは内緒にしておいたほうがいいと思う。」

「わかったの!って、時空管理局?」

「この世界で言うなら警察のことかな?」

「そうなんだ。いつぐらいにくるのかな?」

「1週間はかかると思う、、、ひょっとするともっとかかるかもしれない。」

「そっか。」

「それまでの間、僕に力を貸してほしいんだ。」

「わかったの!これからもよろしく。」

 

「あれ?なのはちゃん?」

「え!あ、明久君」

「こんばんは、なのはちゃん。どうしたの?こんな時間に。」

「あ、えっと、、、その、、、」

 

<どうしようユーノ君!>

<えぇ!どうしようって言われても!>

 

アタフタアタフタ・・・・・・・・

 

「あ、透の家からの帰り?」

「いえ、今日は会ってないんです。」

「あれ?なのはちゃんでもないんだ、、、じゃあ透は誰と会う約束してたんだろ?」

「あ、そういえばお昼にメールしたんですけど、あ!連絡が来てた。」

 

「よかったね、なのはちゃん。」

「え?」

「だって、透の話したときちょっと暗くなったけど、連絡が着てることに気づいた瞬間明るくなるんだもん。」

「え、えへへ///」

「ほんと、透は好かれてるね。」

「明久さんも透君と仲いいですよね。」

「友達としてね!!!」

「ふぇぇぇ!?どうしたんですか?」

「あ、ごめんね。。。さっき姉さんに「異性との交友は認めませんが同姓との交友は認めます」って言われてね。。。」

<どいう意味だろ?ユーノ君わかる?>

<な、なのはにはまだ早いよ!>

「まあそんなことはいいんだよ。はあ、透がうらやましい。」

「どうしてですか?」

「だって、こんなにかわいいなのはちゃんに好かれているなんてさ、本当なら処刑しているよ。」

「処刑しちゃうんですか!?」

「まあ透は友達だからそんなことしないけどね。 (雄二は処刑するけどね)」

「よ、よかったです。」

 

 

「あれ?この動物はどうしたの?」

「あ、この子を探しに行ってて、、、」

「そうなんだ。あ、あれ士郎さんじゃない?」

「うっ!」

「なのは!」

 

こうして私たちは家に帰った。

当然、お父さんとお母さんからとってもとっても怒られました。

明久さんが途中で間に入ってくれてたけど、、、あんまり意味なかったの。

 

 

「今度からはちゃんと事情を話してから行くんだよ?」

「ご、ごめんなさい~~~。」

 

どう言い訳していいのかもわからず、とりあえず心配かけたことを謝り続けた。

 

「それで、その子を探しにいってたのね?」

「う、うん、、、」

 

「なんだいこの動物は?」

「あのね、お父さん!この子うちで飼っちゃだめかな?」

 

「あ、なのは帰ってきたんだ?もう、お姉ちゃん心配したよ~?」

「お姉ちゃん、、、ご、ごめんなさい、、、」

 

「あれ?このこどうしたの?」

「キューーー!キュイ!」

 

あ、ユーノ君が敬礼した!かわいい!

「「キャーーーーーーー!かわいいーーーーーー!!」」

 

二人のハートを鷲づかみにした。

<ありがとう!ユーノ君!>

<これぐらいでここにおいてもらえるなら安いもんだよ>

 

・・・「ユーノ君、お手」

「キュッ!」<僕は犬じゃないからね!>

 

「「すごーーーーーーい!!」」

 

「お父さん!私もこの子飼いたい!」

「私からもお願いするわ!」

「はあ、仕方ない。その代わり、なのはがちゃんと面倒見るんだよ!」

「ありがとう!おとうさん!」

 

 

こうして、フェレットのユーノ君はうちで預かることになった。

 

時間を見るともう21時になっていたのであわてて算数の宿題を終わらせて

お風呂に入った。

 

 

そのあと少しユーノ君とこれからのことを話し合った。

 

「なのははすごいね。あんなにすごい魔法が使えるなんて。」

「すごいことなの?」

「そりゃーすごいよ。収束方なんてとてもまれななんだ」

「へ~~、、、」

「それに魔力量もとても多い。レイジングハート!なのはの魔力ランクはわかった?」

「AAA」

「そんなに!?」

「どうしたの?」

「すごいよなのは!AAなんて」

「どうすごいのかよくわからないの。」

「もっと訓練していけばすごい魔導師になれるよ。」

 

あ、だんだん眠くなってきた。

 

「今後の戦い方だけど、もう少しすれば僕の魔力も使える程度には回復するはずだから、全力でサポートするよ!」

「サポートって?」

「僕は回復魔法や相手を拘束する魔法が得意だから、僕が敵を捕まえて」

「私が打ち抜くの?」

「そう!どうかな?レイジングハート?」

「No problem」

「問題ないみたいだね。それじゃあ今日はこのへんにして、そろそろ休もうか」

「うん、私もうへとへと~、、、」

 

そう言ってベッドにもぐりこむ。

眠気が、、、z z z 。

 

 

こうして一人の魔法少女が誕生したのであった。

 




いかがだったでしょうか?
次回からはまた透視点にもどります。
はたしてアリシアは助けることができるのか?
当初考えていた内容から少しづつそれてきてしまい、最後の着地点がぼやけてきちゃいました、、、最後まで完結させた皆さんがすごいと思います!アリシア、復活させてあげたいです!がんばります!

それでは次回もよろしくお願いします。

イムハタ ハジメ
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