赤金の魔導師   作:イムハタ ハジメ

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久しぶりに1日休みだったので勢いよく2回目の投降をしました。
書き溜めようとも思ったのですが、メッセージをいただくとついつい勢いで出してしまいました。
感想や登録者が少しづつではありますが増えているので、これを励みにこれからもがんばっていきたいと思います。


それでは、16ページ目をどうぞ。


ページ16 デバイス

僕は翌日のお昼まで目覚めなかった。

起きた時、フェイトちゃんに涙目で抱きつかれた。

朝なかなか起きてこない僕を起こしに来てくれたみたいなんだけど、まったく起きる気配がなかったのであわててプレシアさんとアルフを呼びに行ったんだっ

 

て。

 

ごめんね。でも今までこんなことなかったんだけど?

 

「それは強大な呪文の使いすぎによる反動じゃ。」

「え?今までそんなことなかったけど。」

「「シン」がつく呪文はとても協力じゃ。魔物でも負担が大きい呪文を人の子供が使うんじゃ、むしろ今回はこの程度でよかったわい。」

「そういえば前に「フィフスナグル」(肉体強化の5段階目)を使ったら、右腕が大変なことになったもんね、、、」

「そういうことじゃ。」

「ねえ、透、、、」

「なに?フェ、、、イト、、、ちゃん。」

「その時どうなったのかな?」

「あ、あのね?ちがうんだよ、、、そう!どんな呪文かわからなかったからいろいろ試してて。」

「それで、どうなったのかな?」

「み、右手が  」

「右手が?」

 

う、ちょっとうつむいた形になってて目が全然見えない、、、

<ねえ!なんでフェイトちゃん怒ってるの?>

<ワシがわかる分けなかろう!>

<アルフ!>

<まあ、今回は怒られときなよ。   じゃ!>

 

アルフが逃げた!

 

「どうなったのかな?」

「骨折しました。」

 

「「・・・・・」」

 

「透!」

「は、はい!」

「もう無茶しないで。」

「え?」

「もっと自分を大事にして!」

「・・・心配してくれてありがと。  でもね、それはできないと思うんだ。」

「、、、どうして?」

「そりゃーこんな負担の大きな呪文そうそう使わないけど、やっぱり守りたいものがある時は絶対に使うよ。」

「今回よりもひどいことになるかもしてないんだよ?」

 

<どこまで話した?>

<半分以上。>

<%で答えてくれる?>

<98%?>

<ほぼ全部じゃん!>

 

ほんと、秘密って言っといたのに。

 

<仕方がないじゃろ!あの魔導師に解体されそうになったんじゃ!>

<ヘルメスって解体できたんだ(ニヤ)>

<・・・・・・>

 

「プレシアさん!今すぐこい「ぎゃーーーーーー!!!すまんワシが悪かった!!!」・・・」

 

「そっか、聞いちゃったんだ。」

「うん。」

 

 

そう、この魔導書には使えば使うほど、心の力が減るものがある。

心の力とは人の喜怒哀楽などの感情と称されることも多く、精神的な力(リンカーコアとはべつ)のことだ。

これがなくなると人としての感情を失い、廃人になってしまう。

あれ?でも僕にはレアスキルがあるから問題なかったはずなんだけど?

 

「ねえ?フェイトちゃん。?」

「ダメだよ!ジュエルシードは私が集めるから!透は呪文を使っちゃダメ!」

「ヘルメス、もしかして残りの2%って」

「レアスキルの件じゃ。」

 

・・・・・・

 

「ふぇ?」

「このバカデバイス!どうしてそれだけのことをしゃべっておいてレアスキルのことを隠してるんだよ!」

「それは主が知られたくないっていったからじゃ!」

「じゃあ呪文のことも秘密にしておけよ!」

「解体され「プレシアさん今すぐに」うわぁぁぁぁぁぁーーーーーん!!!」

「うるさいぞ!」

「解体はいやじゃ、いやなんじゃ~!」

「次からは勝手にしゃべるなよ。」

「わ、わかったのじゃ!」

 

「ふう、あのね、僕にはレアスキルがあって、心の力とリンカーコアの魔力を変換することができるんだ。」

「レアスキル?」

「うん。spiritual convertっていうんだって」

「これのおかげで僕はヘルメスを使ってリンカーコアの魔力を心の力に変えて使ってるんだ。」

「・・・・・」

「フェイトちゃん?」

「ヘルメスのバカーーーーーーー!!」

 

今までに聞いたことがないくらいフェイトちゃんは大声で怒った。

 

 

「そうだったのね、でもフェイトがあんなに怒るなんてね。」

「////////////」

「あらあら」

「どうしたの?フェイトちゃん?」

「あの、さっきは怒っちゃって、、、ごめんね」

「いいよ、僕のために怒ってくれたんだし。そもそもはこいつのせいだし。」

「すまんかったです。」

 

 

「それで、アリシアちゃんは?」

「・・・・・・」

 

沈黙が走る。僕の中でも最大の回復呪文だっただけにきついものがある。

力が足りなかったのか、それとも他に原因があるのか。

理由はわからない、でも、僕はアリシアちゃんを助けてあげたい。

 

「そうですか。でも諦めません!」

「「え?」」

「僕も協力します!絶対アリシアちゃんを助けます。」

「でも、あなたはまだ子供「プレシアさん!」・・・」

「お願いします。」

 

 

「わかったは。本来こちらからお願いすることですもの。」

 

プレシアさんは僕とフェイトちゃんを見て頭を下げた。

 

 

「アリシアを助けるために、ジュエルシードを集めるの手伝ってちょうだい。」

「「はい!」」

「アルフも、お願いね。」

「わ、わかったよ。」

 

「それから透君、あなたのデバイス「解体はいやじゃーーーーー!」さわがしい子ね」

「あはは、、、」

「魔法用のデバイスを作ってあげるわ」

「え!いいんですか?」

「ええ、フェイトのバルディッシュも私と今はいないけど私の使い魔とで作ったものなのよ。」

「すごいですね!ぜひお願いします!」

「どういった形状がいいかしら、杖か剣が一般的のようだけど?」

「銃のスタイルがいいです!」

「あら、どうして?」

「かっこいいから!」

「透ってけっこう子供ぽいところもあるんだね」

「あっははははははは!」

 

子供っぽいっていわれた!あとアルフ笑いすぎ!!!

 

「い、いいじゃないか!憧れなんだから!」

「銃ならあの呪文があるじゃろ?」

「あんな超長距離ライフルじゃなくて小回りが利くのがいいの!」

「わかったは。それじゃあ小さめの銃方デバイスにするわね、、、ふふ。」

 

プレシアさんにも笑われた!

いいもん!銃は男のロマンなんだから!

 

「それじゃあ魔力の測定をするからこっちにいらっしゃい。」

「はい。」

 

 

検査の結果、僕の現在の魔力量は AA ということだ。

そして魔法体系は古代ベルカ式だそうだ。

もともと次元世界を二分する勢力を誇っていた魔法体系だったが、 現在は衰退していて貴重だそうだ。

特徴は近接系による個人戦闘に特化しているのだそうだ。

 

「まあフェイトにはかなわないようね。」

「あ~そうですね。」

 

ほんと、ちょっと前までムチでたたいてたのがウソのようだ。

 

「それじゃあそろそろあなたたちは地球に戻りなさい。」

「わかりました。ここへの連絡はどうすればいいですか?」

「近いうちにフェイトのマンションに転送用ポートを設置するわ。それがあれば気軽に行き来ができるようになるから。」

「そりゃあーありがたいね、毎度毎度転送魔法はあたしにも負担が大きいからね。」

 

 

こうして僕たちは文月町に戻ってきた。

家に戻る途中で明久と雄二に会ったが、僕は他人の振りして通り過ぎようとすると

 

「ちょっと透!どうして素通りするのさ!」

「いや、僕は同姓の交友はちょっと、、、」

「ごかいなんだ透!」

「ほれみろ明久!あの内容は普通こういう反応になるんだよ!」

「ご、ごめん二人とも。」

 

 

事情を説明中

 

 

「なるほどね、それであんなメールを、、、」

「姉さん、味はちょっとおいしくないぐらいにはなってきたんだけど、、、たまにすごいものを作るから困るんだ。」

「たとえば?」

「この前は納豆カルピス茶漬けがでてきた。」

「どうして!?」「なんじゃそりゃ!?」

「乳酸菌と納豆菌を効率よくとるにはこれがいいらしいって言ってた。」

「食べたの?」

 

・・・

 

「そっか」

「お前も大変だな、明久」

「姫路さんもちょっとはましになってきたんだけど、、、」

「たまにすごいのが出てくるよね」

「それでも明久は姫路が好きなんだよな」

「うるさいぞ雄二!そう言う雄二だって翔子ちゃんとラブラブじゃないか!」

「な、別にラブラブなんかしてないだろ!」

「まあまあ」

「そういやー透は佐藤が好きなのか?」

「んーーーよくわかんないな。ずっと一緒だから家族って感じかな」

「え?透はなのはちゃんでしょ?」

「えぇ!?」

「まじか!それは知らなかったぞ!」

「なのはちゃん透のこと大好きだもんね」

「そうなの!?」

「どうなんだよ透?俺たちだけ知られてるってのは見過ごせんな。」

「ん~、なのはちゃんもかわいいと思うんだけど、、、よくわかんないよ」

「まあ時間の問題だな」

「そうだね」

「何だよ二人とも!」

 

 

なのはちゃんが僕のことを好きなのか、、、ちょっとうれしいな。

 

 

「そういえば、昨日なのはちゃんに会ったよ?夜の8時くらいな」

「え?一人だったの?」

「うん、フェレットを探してたみたい。ちょうど帰るときに出くわして家まで一緒に言ったんだけど、士郎さんに怒られてたよ。」

 

フェレット、、、電話、、、相談、、、

 

「そういうことだったのか。」

「どうしたの?」

「いや、僕も昨日連絡をもらってたんだけど、入れ違いで連絡が付かなかったんだ。」

「そうなんだ。」

「あ、玲さんだ」

「ユウジ プロテクション!!」

 

「ウソだ明久(笑)」

「雄二!きさまー!」

「あれ?翔子ちゃん?」

「あまいぞ透。そんな手にこの俺が「雄二」明久バリアーーーーー」

 

すごいな、二人とも迷いなくお互いを盾にするんだね。

 

「雄二、別に何もしない。」

「お、おう。   で、どうしたんだ?」

「お父さんたちが今日夕飯一緒にしないかって。」

「おう、わかった。  じゃあなお前ら。」

 

 

ほんと、仲いいよね。

「くっそー雄二めーーー!」

「まあまあ明久。明久には姫路さんがいるじゃないか。」

「雄二に幸せは僕の敵なんだよ。」

 

ほんと、いっつもこんなやり取りだよね。おもしろいからいいんだけどさ。

 

「それじゃあ僕も帰るよ。」

「うん、またね明久!」

 

 

こうして僕たちは家に帰った。

なのはちゃんに電話したら、やっぱりフェレットの相談だった。

 

 

「そっか、メールの返事が遅くなってごめんね」

「あ、いいんです。透君も用事ったんだし、仕方ないです。」

「それで、フェレットは飼えるようになったんだ。」

「はい!ユーノ君って言います。今度連れて行きますね。」

「楽しみにしているよ。」

「私も、マグニちゃんに会いたいです。」

「じゃあ今度うちにおいでよ。

「是非!別の相談もあるんで。。。」

「別の相談?」

<なのは、魔法のことは秘密だよ?>

<わかってるの、将来のお仕事についてちょっと悩んでて、、、透君に相談したいの。>

<なのはは彼のこと、信頼してるんだね。>

<うん!いつもやさしくて、大好きなお兄ちゃんなんだ。>

<そっか。>

「じゃあその時にでも聞こうかな。」

「はい!それじゃあまた。」

「うん。バイバイ。」

 

 

「なのはちゃん?」

「うん、今度うちに遊びにくるあら。」

「あら、じゃあフェイトちゃんも呼んであげたら?」

「今はちょっと忙しいんだって。お母さんも忙しいみたいで。」

「あら、そうなの?」

「それでね、僕そのお手伝いがしたいんだ。」

「あら、そうなの。どんなことを手伝うのかしら?」

「僕だけじゃ話せないんだ。フェイトちゃんのお母さんにも来てもらって一緒に話すよ」

「・・・そう、   わかったわ。いつごろこられるかしら?」

「んーーー今週中ぐらいかな」

「じゃあ準備しておかないとね。」

「うん!」

 

 

その後は僕は宿題をして、読書をしていた。

今の時間は21時、いつもなら眠くなってくるのだが、昼まで寝ていたせいかまったく眠くない!現在有名な額に稲妻のあとがある少年の第3作目を呼んでいる

 

。やばい!もうすぐ読み終わってしまう。

 

 

あ、右手が勝手に4作目に<透。今大丈夫?>、、、とめられた。

<うん、、、どうしたの?>

<と、透?なんか元気ないね。疲れてる?>

<いや、そんなことないよ。>

<ちょっと棒読みだけど、、、あのね、母さんから連絡があってデバイスの試作品ができたって。>

<すぐ行きます!!!>

 

早すぎませんか?プレシアさん!

僕はフェイトちゃんの家に忘れ物をしたとの理由で急いで向かった。

「こんばんは。フェイトちゃん。」

「いらっしゃい、入って。」

 

そこには箱を持ったアルフがいた。

あれ?なんかいろんなものが増えてる?なにこのおおきなモニター!

 

「はいよ!透。」

「ありがとう!アルフ!」

 

僕は早速箱を開けた。

 

そこには直径5cmぐらいの大きさのシルバーコインが入っていた。

中央には正三角形に剣十字の紋章が入っていた。

 

「これが、、、僕のデバイス」

「こんばんは。透君」

 

モニターが光、プレシアさんが映し出された。

「こんばんは。これ、ありがとうございます!」

「バルディッシュのデータを探していたら見つけたのよ。これは試験用に作ったアームドデバイスで、ベルカ式に変更しているからもう使えるはずよ。」

「わかりました。早速使ってみてもいいですか?」

「ええ、まずは展開してみなさい。」

「わかりました。セット・アップ」

「Yes sir. Setup.」

 

そして僕は変身した。

下は黒いズボン、上は赤いシャツに白のジャケット。そして右手には、、、盾?

 

 

「あの、、、プレシアさん」

「ふふ、、、何かしら?」

「デバイスは?」

「右手に持ってるじゃない。」

「盾はね」

 

 

「「「「あはははははは」」」」

 

「みんな笑いすぎだから!ってかヘルメスにまで笑われた! ってか。銃の形じゃないんですか!?」

「試作品って言ったでしょ?」

「う、、、」

「つまり、そのデバイスはあなたの戦闘データや普段の行動を調査するためのデバイスってこと。」

「そういうことですか。」

「トオル!あんたのさっきの顔は、、、あはは、よかったよ!」

「目が点になってたもんね」

「二人ともひどいよ。」

 

ちょっと落ち込んだ。

 

「ご、ごめんね透!」

「うん、いいんだ、、、」

「うぅ、、、」

「男だろ!そんなことでくよくよするんじゃないよ」

 

「sorry」

「え?」

「I regret that we cannot. . .(希望に添えれませんでした)」

「そ、そんなことないよ、こっちこそごめんね!」

 

デバイスに謝られてしまった。

 

「さ、それじゃあそのデバイスに名前をつけてあなたを登録しちゃいなさい。」

「わかりました。」

 

ん~~~~~~、、、、

たっぷり迷うこと10分

 

「うん、アイギス   アイギスにするよ!」

「Aigis ?」

「透、アイギスって何?」

「アイギスって言うのはね、神話に出てくる神様の盾のことなんだ。」

「そうなんだ、透って物知りだね。」

「読書が好きだからね。アテナっていうギリシャ神話に出てくる知恵の女神が持ってたんだ。」

「like it ever so much(気に入りました)」

「それじゃあ登録しよっか。 僕の名前は白河透、デバイスの登録名 アイギス」

「ok registration」

 

「これからよろしくね、アイギス」

「It's very nice too meet you too master」

「ん?これってワシ要らなくなるんじゃ?」

「さ、とりあえず家に戻ろうか。ありがとうございます!プレシアさん。」

「ええ、明日には転送ポートも設置できるから」

「あんまり無理はしないでくださいね。それじゃあフェイトちゃん、アルフ。おやすみ。」

「「おやすみ。」」

「ワシもつれて帰ってくれ~~~~~~~!」

「あはは、透。」

「ウソだよヘルメス。アイギスとは仲良くしてくれよ。」

「ふ、ふんじゃ!」

 

 

こうして僕たちは家に帰った。また明日から学校だ。

ジュエルシードも早く見つけて、アリシアちゃんを目覚めさせてあげたいな。

 

 




いかがだったでしょうか?

まさかのヘルメスがピンチに!まあなんだかんだいつづけます。
さて、次回からは透はデバイスの練習、フェイト、なのははジュエルシードの捜索です。
なのはと透がであうのはいつになることやら。


それでは次回もよろしくお願いします。

イムハタ ハジメ
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