なのはVSフェイトは今回起こりませんでした。
ちょっと間に挟もうとしていたら、あれやこれやとふくれあがっていつの間にか一区切り。
期待を裏切ってしまってすいません!
それでは、18ページ目をどうぞ。
テスタロッサ家のみんなと僕の家でお食事会をしてから2日が経った。
僕はいつもどおり魔法の講義をプレシアさんから受けていた。
ぶっちゃけ眠くなってきた。毎日これを続けていたらダメになるかもしれない、、、と思う。
最近集中力が切れてきて、訓練でも逆に前より被弾するようになってきた。
プレシアさんの講義が終了してぐったりとしていた僕に、プレシアさんが提案してきた。
「今日はここまでにしましょう。」
「、、、あれ?訓練はしないんですか?」
「これから3日間、訓練はしません。」
「?どうしてですか?」
「これも訓練の一環です。」
「?どうしてこれが訓練になるんですか?」
「体を休めるのも訓練よ。といっても、ほかにも理由はあるわ。」
「気になります!」
「ふふ、あなたは好奇心が旺盛ね、魔法の訓練はしませんが、今日までのイメージを頭の中で考えて整理しなさい。あの時こうしてよければよかった、この防ぎ方はダメだ、逆にこんなバリアがないか?この魔法が得意だ、といったように反省、研究をするの。でないと、ただ体力だけがついて脳筋にになってしまうわ。」
「それはいやですね、わかりました。でも、必死だったからあまり覚えていないんですけど?」
「アイギスが映像で残してくれているから、自分の動きをいろんな角度から見てみなさい。そうすれば面白いことがわかるわよ?」
「わかりました。ありがとうございました!」
僕はお礼を言って部屋を出ようとすると、プレシアさんに呼び止められた。
「透君、悪いんだけど、少しフェイトの相談に乗ってあげてくれないかしら?」
「何か悩んでるんですか?」
「ジュエルシードが見つからなくて落ち込んでいるの。私は無理はしないように言っているのだけれど、、、あなたたちが4つも見つけているのに、自分では見つけられないのがショックみたいなの」
まあ僕も明久もたまたまなんだけどね。
「わかりました。ちょっと行ってきます。」
「おねがいね。」
それから僕はフェイトちゃんのところに向かった。
<フェイトちゃん、今どこにいるの?>
<と、透?、、、うん、今マンションの屋上にいるよ>
<そっか、今から行ってもいい?>
<うん。>
「こんにちは、フェイトちゃん」
「こんにちは、、、」
けっこう落込んでるみたいだった。
「元気ないね?どうしたの?」
「、、、私ってダメだね。 ぜんぜん、見つけられないよ。」
「ん~、、、僕もたまたま見つけただけだからね。それに、何かに接触したらすぐにわかるんでしょ?待てばいいんじゃないかな?」
「でも、私は早く姉さんを、アリシアを起こしてあげたいの。」
僕はこぶしを強く握りしめていた。プルプルと震えている。
もっと力と知識があれば今頃アリシアちゃんは目覚めてみんな笑顔になっているのではないか?そう思うと悔しくて仕方がない。
「ごめん、、、僕にもっと力があれば、、、」
「と、透は悪くないよ!いっぱい協力してくれてるし、ジュエルシードも見つけてくれてるし。」
「見つけたのは偶然だけどね、、、ありがと。フェイトちゃんは優しいね。」
「そ、そんなことないよ///」
「今日は僕これから予定がないんだ。町の案内もかねて一緒に探さない?」
「、、、うん!透となら見つけられそう!」
「それじゃあ図書館のほうに行ってみようか。あっちのほうではまだ見つけてないんだ。」
「わかった。よろしくね。」
僕たちは隣町の図書館へと向かった。
ちょっと調べたいこともあったからね。
「ねえ、透?ヘルメスは?」
「あぁ、あいつは今プレシアさんのとこで調べんもの。」
「なんだかちょっと寂しいね。」
「それは毎日一緒じゃないからそんなことがいえるんだよ!」
「そうかなー、ヘルメスと話してる透っていつも楽しそうだよ?」
・
・
・
「透?」
「あ!あんなところにイルカが!」(道のど真ん中)
「え!どこどこ?」
「ウ・ソ」
・
・
・
「ムゥーーー!」
あ、フェイトちゃんが怒った。
「ってな感じでヘルメスはすぐにばれるウソをつくんだよ。」
「ウソつく透はきらい!」
グサーーーーーーーーー!!!!
「・・・・・・・・・・・・・つぅー。」
僕の目から涙が
「う、ウソだから!泣かないで透!ごめん、ごめんね!」
やばい、きらいって言われた瞬間、頭の中が真っ白になって涙があふれてきた。
本気で泣いてしまった。
「は、恥ずかしい、、、」
「ごめんね。もう言わないから。」
「うん、、、僕も、ウソつかなから」
この思いをヘルメスも味わえばいいんだ!そしたらちょっとはうそつかないようになるんじゃないだろうか?
「と、透!バスローブを着た人が走ってるよ!」
クッ!フェイトちゃんが追い討ちをかけてくる、、、確かに最初にうそをついたのは僕だけど、なにもそんな見え透いたウソを言ってくるなんて。
僕はちょっと機嫌が悪くなった。
「フェイトちゃん、さっきのことは謝ったよね?なのにそんなこというなんて、、、」
「え?こっちの世界では普通なの?」
フェイトちゃんは何を言っているんだろう?
「そんなわけないじゃないか?もうウソはつかないから許してよ。」
「え?それはさっき許したよ?じゃなくて、ほら、こっちに走ってくる!」
僕はジト目で振り返るとそこには毎日見る顔が。
「あれ?とお「ダウト!!!」えぇ!?どうしたの?」
「逃げるよフェイトちゃん!バカがうつる!」
「え?透の知り合い?」
「いいえ違います。」
僕はフェイトちゃんの手をとって走り出す。
「待ってよ透!」
さすが明久、なかなか早い。 ならば!
「あ、もしもし警察ですか?」
「お願いだから僕の話を聞いて!!!」
事情を説明中
なるほど、玲さん(明久の姉)が今度はバスローブで帰ってきたから、そのことについて怒っているうちにいつの間にか洗脳されて、逆に明久がバスローブを着て夕飯の買い物に行くことになったと、、、
「というわけなんだ。」
「「いやいや!意味がわかんないよ!」」
僕たちは二人でつっこんでしまった。
「だいたい、玲さんも学力はすごいのに、どうしてそういう考えになるんだろ?」
「透、、、でもさ、このバスローブすごいんだよ?どんだけ走って汗かいてもすぐに吸い取ってくれるんだ」
・
・
・
あれ?
「確かに、、、汗を吸い取る便利さだけを追求すれば子供はバスローブで遊んだほうがいいのかもしれない」
「と、透がおかしくなってる!?」
「でしょ?僕も最初はおかしいと思ったんだけど、実際着てみると意外といいんだよ!ちょうどもう1着持ってるから着てみなよ?」
「ナイスだ明久!」
『サンダーレイジ』
「「ぎゃーーーーーー!」」
・
・
・
「は!僕はいったい?」
「よかった、透が元に戻った!」
「あれ?どうしたのフェイトちゃん?」
「もう少しでバスローブに着替えるとこだったんだよ?」
・
・
・
あっぶねーーーーー!
「ありがとう!フェイトちゃん!!」
僕は全力でお礼を言った。
「あれ?僕どうしてバスローブを?」
「正気に戻ったか明久!」
「透?うん、、、僕どうしたんだろ?」
「玲さんにバスローブを着させられてたんだよ。」
「、、、僕もうお婿にいけない、、、」
そんな落ち込んでいる親友を慰めているとフェイトちゃんが話しかけてきた。
「透、この人と知り合いなの?」
「あ、ごめんごめん。紹介するよ。僕の親友で吉井明久。で、こっちが最近友達になったフェイトちゃん。」
「よろしく、フェイトちゃん。」
「あ、こちらこそ。よろしくお願いします。 ねえ、透。親友って?」
「うーん、とっても仲のいい友達のことかな。」
「そうだね、もう僕たち幼稚園からずっと一緒だし、そうなると雄二とも親友になるのか~、、、なんかやだな。」
「親友、、、」
「とか言いつつ雄二とよく一緒につるんでるよね。」
「うん、あいつは親友じゃなくて悪友だよ!」
「そうかもね」
あれ?フェイトちゃんがうつむいちゃった。
「あ、早く行かないと図書館がしまっちゃう。じゃあまたな!明久。ちゃんと宿題しろよ!」
「わ、わかったよ、、、じゃあね、透、フェイトちゃん。」
こうして明久と別れた僕たちは図書館へと向かった。
あれ?フェイトちゃん元気がなくなってる?
「フェイトちゃんどうかした?」
「ねえ、透。私たちって友達?それとも親友?」
え?どうしたんだろ。。。
「急にどうしたの?フェイトちゃん?」
「私は、、、透は初めてできた友達で、、、もっと、もっとなかよくなりた!親友になりたいよ!」
あ、ひょっとして明久が親友で自分が友達なのがいやだったのかな?
「明久にやきもちやいてるの?」
「ち、ちが///」
「でもね。明久にだって魔法のことは伝えてないんだよ?むしろ友達の中で僕が魔法を使えること知ってるのってフェイトちゃんしかいないんだ。そう考えると僕たちもう親友だよ。」
「うん!!!」
「・・・よかった。」
「え?」
「さっき明久と別れたあとからずっと落ち込んでいたからさ。やっと笑ったね。」
「ご、ごめんね、心配かけて。」
こうして僕たちは今度こそ図書館へと急いだ。
結局ジュエルシードは見つからなかったけど、1つフェイトちゃんの悩みが解決したんだと思う。
僕は図書館で26年前の新聞を捜していた。プレシアさんの言っていた事故が起きたとき、こっちではどんなことが起こっていたのか。最初は好奇心で調べてみるとこっちの世界でもいろいろなことがおきていることがわかった。
・原因不明の爆発
・失踪事件
・巨人の出現(確証はない)
・光の龍
なにこれ?想像もできないことが起こりすぎてるんですけど!?
「透はよくこんなに文字ばっかりのもの読めるね。」
「うん、本を読むようにはいかないけど、文字に抵抗はないよ。」
それにこの時期から医療が飛躍的に伸びている。新薬の開発なんかすごいみたいだ。
でもそれ以降原因不明の爆発や失踪事件は起きていようだ。
一体この年に何が起きていたんだ?
!これは、、、
僕は1つの生地に目がとまった。
それはフランスの少女が原因不明の火災で村がなくなってしまい、意識不明の状態だったが
親友の看病により意識を取り戻すという内容だった。
ショックの製で一部記憶を失っているみたいだが、無事に目覚めてよかったと親友は泣いていた。
そのときの写真はお互いに抱き合い、涙を流して再会を喜んでいる写真だった。
フェイトちゃんがとても裏うらやましそうに見ている中、僕の目はその親友が手に持っている物に釘付けになった。
「本」
「え?」
僕はこの本を知っている。そう、あのウソつきデバイスのヘルメスそっくり。
そこには黒い魔物の本が写っていた。27年前にきっと魔物かヘルメスにかかわる何かがあったんだ。
「フェイトちゃん!すぐにプレシアさんのところに行こう!」
「ど、どうしたの?透!」
「ひょっとしたらこれは大きな手がかりかもしれない!」
「ほ、ほんと!?」
「うん。とりあえず、このことをヘルメスに確認しないと!」
僕たちは急いでフェイトちゃんの家に向かうのだった。
早く転送ポートで時の庭園に行こうとフェイトちゃんの家に着いたとき、玄関にたくさんの人が、、、人?変な人?
「やあ、ひさしぶりだね?」
「え?あ!あなたは!!」
「透っていろんな人と知り合いなんだね。」
「ウソつき博士!」
「なぞなぞ博士じゃ!何でも知ってる不思議な博士だよ!」
「で、その後ろの人たちは?」
「良くぞ聞いてくれた!彼らこそ私に従う、12人のアメリカ超能力者集団 MJ12(マジョスティック・トゥエルブ)だ!!」
「「・・・・・・」」
「それでは紹介しよう!」
「目から光線【ツー・ライティング・アイ】。走力は時速300km【ロケット・フット】。飛行能力を持つ戦士【フライング・ビート】。透視能力ですべてを見通す【セカンド・サイト】。腕の力は恐竜並【ダイナソー・アーム】。予知能力を持つ男【ワンダフル・トゥ・ザ・フューチャー】。念動力を備えた野生児【サイコ・ジャングル】。炎を自在に操る【ファイアー・エルボー】。ビッグ!ビッグ!ビッグ!【ビッグ・ボイン】。冷凍能力を持つ若者【ブリザード・シング】。土の中を高速で移動【トレマー・モグラー】。そして、すべての能力者をまとめる司令塔【テレパシス・レーダー】。」
「さ~て、この中で仲間はずれはだ~あれ?」
・
・
・
「、、、ビッグ・ボイン?」
「「「うぉーーーー正解だーーーー!!!」」」
・
・
・
「今日は私の完敗だ、また会おう!」
「まてーーーーー!!それだけ?本当にそれをするためだけにこの人たち連れてきたの?」
「そうだが?」
「・・・あっそ。」
「ねえ、透?この人は透の知り合いだよね?」
「うん、ヘルメスをくれた人。」
「・・・えぇ!!」
「は、は、は、元気にしていたかね?透君。」
「おかげさまで。ちょうど僕も今聞きたいことができたんですよ。」
「ほう、それは魔物の戦いについてかの?」
やっぱり、この人は知ってるんだ。
「うん、とりあえずヘルメスもつれてくるから教えてくれませんか?」
「わかった。」
「博士!われわれはいかがいたしましょう?」
「あぁ、君たちは解散でいいよ。後おは自由行動だ!」
「「「やったぜーーーー!」」」
MJ12の皆さんはそれぞれどこかへ行ってしまった。
結局なんだったんだ!?
いかがだったでしょうか?
マジョスティック・トゥエルブの登場シーンは個人的にとても好きなので入れてみました。
彼らは金色のガッシュベル!! 第49話、第67話で活躍しています。
さて、次回こそなのはVSフェイトを書きます!
それでは次回もよろしくお願いします。
イムハタ ハジメ