感のいい方はお気づきだと思います。基本的にはキャラクターのみ登場させる予定です。
「それじゃ~お母さん、行ってきます!」
「はーい、車に気をつけるのよ~。」
「はーい。 お待たせ、美穂ちゃん。」
「おはよう、透君」
「それじゃあ行こっか」
「うん。」
僕たちは睦月小学校に向かって歩き出した。
あれからずいぶん時間がたって、今は小学4年生。
クラス替えなどはないので、今回も美穂ちゃんと一緒のクラス。
学校に向かって昨日読んで面白かった本の話をしながら歩いていると、聞きなれた声が後ろから聞こえてきた。
「おーい!透~!美穂ちゃ~ん!」
「よ、明久!今日も遅刻か?」
この子は吉井明久、一緒の小学校に通う僕の友達。ちょっとおバカなところがあるけど、友達思いの良いやつだ。
「何言ってるのさ、僕がは生まれてこのかた遅刻なんて「あれ?昨日1時間目いなかったよ?」、、、でも今日はまだ8時だよ!余裕だよ!」
「だといいけどね。。。で、今日そんなに早く来た理由は?」
「お願いです、宿題を教えてください!!」
「「・・・は~~~」」
「ん?どったの?二人とも?」
「明久、まあ宿題を見せろと言わなくなったことはいいことだと僕は思う」
「うんうん。」
「でも、宿題をしなかった事はよくないことだ。何か理由をがあるのか?」
「ちがうんだ、僕だって一生懸命考えて国語と社会はやったんだ!」
「じゃあ時間がなかったの?」
「姉さんに聞いても教えてくれなくて、僕に引っ付いて離れてくれなかったんだ。
「・・・相変わらずだな、明久のお姉さん。」
「でもそれだと明久君が宿題をしなかった理由にはならないんじゃ?」
「その後、晩御飯を食べて「ゲームして寝たと」違うよ!それだと透に怒られる、、、」
「ならどうしてしなかったんだ?」
「姫路さんがきたんだ。」
「?瑞希ちゃんが?それじゃあ瑞希ちゃんに教えて「明久、姫路さんは何か持ってきたのか?」??」
「うん、姫路さんのお母さんが作ったたけのこと一緒に、手作りクッキーを、、、」
「わかった。。。よく帰ってきたな。」
「うん、、、もうダメかと、、、」
「二人ともどうしたんですか?」
「「いや、なんでもない。」」
「???」
「それじゃあ時間もないし、急ごうか、二人とも。」
「うん」「はい」
こうして僕たちは学校まで走るのだった。
「ところで明久。」
「どうしたの?」
「お前今日体操服は?」
「え、、、あぁ!!ど、どうしよう?今日忘れたら3回連続で宿題倍に増やされちゃうよ!透、体操服かして!」
「名前が書いてあるんだから無理だよ。というか、同じクラスなんだから無理に決まってだろ。」
「なら美穂ちゃん!!」
「私も同じクラスだよ~!」
「いや、そこじゃないでしょ。。。」
その時、ものすごい勢いでピンクの選考が明久を連れ去っていった。
「今のって、瑞希ちゃん?」
「多分姫路さんだと思う。。。終わったな、さ、僕たちも急ごう!」
「うん。」
こうして僕たちは小学校へと向かった。
「よう、透。」
「おはよう雄二、あれ?霧島さんは?」
「あいつは日直で職員室に行った。」
「ついていかなかったの?」
「いや、行こうと思ったんだが、明久が、、、ほら」
「あ~~~、怒られてるね。」
明久は先ほど連れ去られた姫路さんに正座させられて怒られていた。
姫路さんは明久のことが好きなのだそうだ。(美穂ちゃんが言ってた)
「おはよう 透、美穂」
「あ、祥子ちゃんおはよう!」
「おはよう霧島さん。」
「遅かったな、祥子」
「、、、戻ってくる途中にこれが落ちてた、、、近くにいる人の落し物かと思ったけどみんな違った。」
「あれ?これって透くんと私が持ってる石に似てない?」
「僕たちのはこんなにきれいな形をしてないよ。。。でもそういえば少し似ている気がするね。」
「やっぱり先生の届けたほうがよかった?」
「もう時間がないから次の休み時間に持っていこう。」
「うん」
「おーい、姫路さん。そろそろ許してあげよ?明久これから算数の宿題をやらないと。」
「あ、皆さん! おはようございます。」
「なんだ明久、またやってこなかったのか?」
「 姫路さんがクッキーー持ってきたんだって 」
「すまなかった、よく戻ってきたな!」
「ありがとう、雄二。」
「よし、それじゃあ始めるか」
キ~ンコ~ン カ~ンコ~ン
「 ・・・・・・・ あ」
「みんな席に着け~!!」
「お疲れ。明久。」
こうして明久は先生に怒られるのだった。
4時間目が終了する
キ~ンコ~ン カ~ンコ~ン
「あ~お腹すいた~。」
「僕もお腹減った」
「祥子~飯にしようぜ!」
「うん、今日はどこで食べる?」
「屋上なんてどうですか?」
「そうましょうか。」
というわけで、みんなで屋上に行くことにした。
僕たちの学校はお弁当を盛ってくることになっている。
物忘れの激しい明久も、いまだにお弁当だけは忘れたことがない。
「あれ?今日の明久のお弁当いつものより大きくない?」
「そうなんだ。この前新しいお弁当箱買ってくれたんだ。」
そこには正方形で二段重ねのお弁当箱があった。
「大きいですね、明久君。」
「うん。食べ盛りだからね。」
「俺なんて、弁当2個必要だ」
「雄二は食べすぎなんだよ!」
「今日は姉さんじゃないから大丈夫なんだ~!」
明久のお姉さんは料理が壊滅的らしい。ただ、毎日弟のためにお弁当を作るようになって、食べれなくはない程度にまで成長していた。
「今日は体育もあったからお腹ペコペコだよ。」
明久はそんなことを言いながら、巾着袋からお弁当箱を取り出してふたを開けた。
パカ
・
・
・
「あれ?」
そこには食パンが2枚、焼かれていない状態で入っていた。
・
・
・
「き、きっとその下にお弁当箱にはサンドイッチの材料が入ってるんだよ。」
僕は涙がにじんでいる明久を励ました。
「そ、そうですよ明久君。」
姫路さんも励ましている。それを見て雄二は笑っている。
「そ、そうだよね?別に母さんは料理ができないわけじゃないしきっと「パカ」、、、」
そこには同じ食パンがもう2枚入っていた。
・
・
・
「あれ?まだ巾着に何か入っているみたいですよ?」
美穂ちゃんが巾着にまだ何かが入っていることに気づいた。
「ほ、ほんとだ!」
明久は目を輝かせて巾着袋をさかさまにして振ってみる。
コロコロコロ・・・
そこからはホテルなどにおいてあるマーガリンとイチゴが一緒になったジャムが出ていた。
僕たちはどう声をかけていいのかわからなかった。
コロコロコロ
ブルーベリー、ハチミツ、マーマレード、、、最後にメモが落ちてきた。
「明久ごめんね、ご飯切らしちゃってたの!だから、今日はパンでよろしく!!」
「って!これこの前みんなで止まりに行ったホテルの朝食に出てたやつじゃないか~~~!!」
明久は叫んだ。。。余りにもかわいそうだったので僕たちは少しづつおかずを分けてあげた。
本日一番豪華なお弁当になったことに明久は複雑な顔押しながらサンドイッチを食べていた。
ほんと、いろんなことがあって楽しい学校だ。
5時間目の授業を受けたら終わりなので、みんなで帰ろうとしたところ、先生に呼び止められた。
「今日届けてもらったこの石なんだけど、誰も心当たりがないそうなんだ。」
「そうですか、、、」
「あ、じゃあ先生!それ僕にもらえませんか?」
「?白河君の物なのかい?」
「いえ、違うんですけど同じような石を持ってるんでちょっと確かめたくって」
「透くんあれ大切にしてるもんね」
「うん」
「そうなのか。それじゃあ持ち主探していたらそのときは返してあげてくれるかい?」
「はい!」
「それじゃあこれはしばらく白河君にあずけよう。なくさないようにね」
「わかりました。」
僕はそれを大切にポケットにしまった。
「よかったね。透くん」
「?どうして?」
「なんだかうれしそうな顔してるよ?」
「うん。これとってもきれいじゃない?僕この色好きなんだ」
それはひし形で少し青白く光っていた。
明久たちはまったく興味を示さなかったが、僕はとても魅了された。
<主よ、それから若干ではあるが魔力を感じるぞ。>
<えぇ!?どういうこと?>
<わしにもよくわからんが調べてみる必要がありそうじゃの>
<そうだね、急いで帰ろう!!>
「透~、これからうちでゲームしない?」
「明久今日宿題2倍出されたんだろ?そんな余裕ないだろ。」
「あ、そっか~。。。」
「俺も今日は忙しいし、また明日な!」
「うん、今日は絶対宿題終わらせるから!」
「よし、約束な!」
「透くん今日何か用事があるの?」
「うん、ちょっと急ぎなんだ。」
「そうなんだ、私はこれから祥子ちゃんのお家に行くから、一緒に行けたらって思ってたんだけど」
「ごめんね、、、それじゃあ急ぐから!また後でね!」
「うん。晩御飯には透くんのお家に行くね」
そういって僕はみんなと別れた。
早くかえって、この石を調べないと!!
いかがだったでしょうか?
バカテスメンバーの登場です。お隣の美穂ちゃんはAクラスの佐藤美穂でした。
基本的にはこのメンバーがたまに出くる予定です。(バカテス原作のお話は今のところ予定にありません)
あくまで白河透の友人として登場しますので召喚したりはしません。
次回はいよいよ無印スタート&フェイトを登場させようと思います。
それでは次回もよろしくお願いします。