赤金の魔導師   作:イムハタ ハジメ

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はじめに魔導師として出会うのがこの子でした。
将来的にはメインヒロインに考えていますが、あくまで今は検討中なので、皆様のご意見などあればどしどしご連絡ください。

それでは、9ページ目をどうぞ。


ページ9 魔導師

僕は家に帰るまでの道中、先生から預かった宝石を眺めていた。

ひし形で少し光っているように見える。

僕の持っている物に似ている感じはするが、ヘルメスが言うには、この宝石から魔力がもれているらしい。

<どう?ヘルメス。なにかわかった?>

<情報がなかなか見つからんの、、、いろいろな世界を調べておるが。>

<そっか。まあ僕は家にあるのと比較したいだけなんだけどね。>

<何を言っておるのじゃ?これがもし危険物だったらどうすんじゃ?>

<それもそうなんだけど、僕にはあまり感じなかったからさ。>

<ふむ、まだ断定はできんが、こいつはロストロギアかもしれんの~>

<じゃあ問題ないね>

<何を言っておるのじゃ?ロストロギアはとても危険なもんなんじゃぞ!>

<危険なものがロストロギアなの?>

<まあ全部が危険というわけでは<ヘルメスも扱いはロストロギアでしょ?>、、、ないがの>

<な、このロストロギアは21個あるようじゃ!>

<21個集めるとどうなるの?>

<いや、集めてどうとか言うわけではないんじゃが、、、大体1個でこの地球が消滅するぐらいのエネルギーがある>

<えぇ!!>「止まりなさい!」

 

「え?」

そこにはきれいな金髪の髪を2つに結んだ少女が立っていた。

なにかこちらをにらんでいる、、、

<ねえ、僕何かしたかな?>

<先ほどの声は念話の中だけじゃから、迷惑はかけておらぬと思うが、、、あ!!>

<やっぱり僕何かしてた?>

<わしらの会話を盗み聞きしてたんじゃ!>

<僕ら以外にも念話を使える子がいるの?>

<ウ・ソ>

<あ、マグニ?今日お土産が<わしがわるかったーーー>あるからね。>

このうそつき魔導書は、帰ったら処刑確定だ。

僕たちがそんなやり取りをしていると

 

<私の話を無視しないでください!>

<<え?>>

<私は魔導師です。念話もできます。>

<聞こえてるって言ってるよ?>

<あ、それじゃあお仕置きは<あるからね>なぜじゃ!!>

<ウ・ソって単語を言った時点でお仕置きは決定だから><あの!>

 

「あ、ごめんね。その、今まで魔導師に出会ったことがなかったからびっくりしちゃって。」

「あ、そうなんですか。  この世界には魔法の文化はないと聞いていましたが、あなたはデバイスも持っているようですが、時空管理局の人ですか?」

「時空、、、なにそれ?」

「魔導師なのに知らないんですか?それじゃあどうやってデバイスを?」

「ねえ、ヘルメス。僕って魔導師なのかな?」

「まあひとくくりにするとそうなるかの」

「そうみたいです。でも、僕は他の世界のことなんてまったく知らないし、ヘルメスいわくこの世界に魔法が使えるのは僕しかいないらしいです。」

「そうなんだ。。。かしこいんだね、君のデバイス」

「うそつきだけどね。。。で、僕に何か用ですか?」

「あなたが今もっているジュエルシードをこちらに渡してください。」

「これ?なんかとっても危険なものらしいよ?」

「なら、なおさらこちらに渡してください。私はそのジュエルシードを封印して集めるためにここに来ました。」

「そうなんだ。これって君の?」

「いいえ、違います。   理由はいえません。」

「でも僕はこれをあづかっただけだから、勝手に渡すわにはいかないよ」

「それでは力づくで奪わせてもらいます。   アルフ!!」

 

少女の掛け声とともに、上空からオレンジ色の獣が降りてきた。

「つ、使い魔?」

「アルフ、結界を!」

「まかせなフェイト!」

 

広域に結界が展開される。

「ちょ、ちょっと!」

「バルディッシュ!セットアップ!!」

「Stand-by ready」

 

「主、われらも!」

「うん!セットアップ」

 

お互いにバリアジャケットに変身する。

その女の子は黒にいバリアジャケットで、スカート?水着?よくわかんない服装だった。

「ねえ、ヘルメス、あの子に呪文使っても大丈夫?」

「大丈夫じゃろ、あの子のデバイスがなんとかするわい。」

「ちょっと心配だね。」

 

「もう一度だけ聞きます。そのジュエルシードを渡してもらえませんか?」

「ん~~もともと君のなら渡せるんだけどね。」

「なら行きます。。。手荒なまねをしてごめんなさい。バルディッシュ!」

『Sonic Move』

その子は急加速して僕の背後へまわると、デバイスを鎌の状態にして切りかかってきた。

「あぶな!!!」

「今のをよけますか、、、まだまだ!」

「主!」

「うん!『ジャン・ジ・ソルド』」

 

ガキーーン!

 

「なに!?この魔法!」

巨大な剣と鎌がぶつかり合う。

「それ!それ!!」

僕は剣道の要領で得意の二段突きを放つ)

 

ガキーーン!ガキーーン!

 

「く!!重い、、、」

「フェイト、離れて!!」

 

女の子は一瞬では慣れると、雷で槍のようなものを作り出した。

 

「いくよアルフ! プラズマランサー   ファイア!」

「これでくらいな!プラズマランサー!!!」

 

左右から合計18本の槍が向かってくる。

 

『セウシル!』バリバリバリーーーー!!!

 

「やったか?」

 

「ふう、危なかった。」

「な?あれを全部無傷で防いだのかい!?」

「見たことない魔法」

「二人係なんてひどいな~。それじゃあこっちも「とおる!」、、、来たね。」

そこにはマグニがすでに肉体強化の呪文を唱えて走ってきた。

 

「こ、こいつも使い間を持ってるのかい!」

「お前らなにもんだ?目的は何だ?」

「僕のもってるこれがほしいんだって。」

「一人で大丈夫なのか?」

「たぶん大丈夫だよ」

「!こいつ!!調子に乗るなよ!」

「アルフ!!」

『テオザケル!!』

 

ドシャーーーーン

 

「く、こいつフェイトと同じ電気の魔力変換資質を持ってるのか!」

「アルフ、大丈夫!?」

「結構きついね。」

「でもここで負けるわけにはいかない!」

『ハーケン・セイバー!!』

 

デバイスの刃の部分が回転してこちらに向かって飛んでくる

『ザケルガー』

 

こちらの呪文が飛んでくる刃を粉砕する。

「そ、そんな!?」

 

「今度はこちらの番だね『ガデュウセン』」

炎の弾が一直線に飛んでいく。

「そんな?炎熱の変換資質まで!?『Defensor』」

僕の呪文はシールドで防がれた。

 

「ありがとう!バルディッシュ!!  このっ『サンダースマッシャー』」

「砲撃魔法か、、、『ギガノ・ゾニス』」

僕の両腕から巨大な竜巻状の光線エネルギーを放つ

 

ズドォーーーーーン

 

「ぼくの呪文はまだ終わっていないよ?」

「え?」

僕の放った呪文は粉砕して威力は落ちたものの、そのまま一直線に女の子へと向かっていく。

「く!!!」

女の子はシールドをはるが、その手前で呪文が消えてしまった。

「え?どうして?」

「だってあんまり女の子を攻撃はしたくないよ」

「フェイト!、、、ッ!!!」

「アルフ!」

「この使い魔ってアルフって言うんだ。ごめんね」

少女は使い間を抱き寄せると地面に降り立った

「じっとしててね『サイフォジオ』」

「や、やめて!!!」

女の子が使い間をかばうように覆いかぶさる。一石二鳥だね。

 

ドス!剣が二人にに突き刺さった。

 

女の子は目をつぶっているが、しばらくして何も起こらないのでそっと目を開けると、自分たちに剣が突き刺さっているのを見て目を見開いている。

 

「あれ?、、、痛くない。」

「痛みがなくなっていくよ、、、」

 

「はい終わり。ごめんね、怖い思いをさせちゃって。僕これしか回復呪文もってないんだ」

「「・・・・」」

 

二人は思った。この人は自分たちから襲い掛かったのに、あっけなく撃退してのけた上、敵の回復までしてくれた。

この人はもしかして、味方、もしくはちゃんと話せばわかってくれるんじゃないか?

 

「とりあえず、このジュエルシードは封印してもらっていいかな?ヘルメスが言うには少し魔力が漏れ出してるんだって。」

「え!?   あ、は   バルディッシュ」

「sealing mode setup」

 

「ありがと、明日先生に言ってこの宝石が君の持ち物だって事で話してくるから、それまで待っててくれないかな?」

「・・・・・・・・あ、あの!」

「??」

「その、、、ありがとうございます。こっちが襲い掛かったのに。。。」

「あぁ、そのこと? 僕は気にしてないよ?」

「にゃ~~~~!」

 

「あれ?この子は?」

「さっきいた僕の使い魔のマグニだよ?」

「か、、、かわいい。」

フェイトはマグニを抱きかかえた

 

「そう言えば自己紹介がまだだったね。僕は白河透こっちは使い間のマグニとうそつきデバイスのヘルメス」

「にゃ~~~~」

「誰がうそつきじゃ!」

「あ、はいマグニ。さっき連絡してたお土産」

「にゃ~~~~!にゃ~~~~!」

「あ!これ!やめんか~~~~!!」

あっという間にヘルメスはよだれだらけになった。

 

「あはは、、、私の名前はフェイト。フェイト・テスタロッサ」

「フェイトちゃんか。他の魔導師と知り合ったのは初めてだよ」

「私はアルフだよ。よろしくね!トオル!」

「こちらこそ。」

「わ、私も   透って呼んでもいいかな?」

「うん、かまわないよ?友達もみんなそう呼ぶし。」

「ともだち。。。」

「???」

「フェイトはね、トオルと友達になりたいんだよ。」

「///あ、アルフ~!!」

「あはは、いいね!友達になろう!」

「、、、、、いいの?」

「うん!いいよ」

 

フェイトちゃんはとてもうれしそうな笑顔になった。

「を!!今日はじめてフェイトが笑ったね!」

「そ、そんなことないよ!!!」

「照れてる照れてる!」

「も~~~アルフ!!」

「あ~ごめんごめん。」

「二人は仲いいね。」

「あんたいいやつだね!気に入ったよ」

「あれ?アルフはマグニみたいに元に戻らないの?」

「あ~、私のはフェイトの護衛もかねてるからね。ほら、大きな狼が一緒だったら変なやからも近づいてこないだろ?」

「確かにね。。。って、フェイトちゃん一人できたの?」

「う、うん。」

「お父さんやお母さんは?」

「お父さんは最初からいなくて、お母さんはお仕事の研究が忙しいんだって」

「あ、、、ごめんね。   でも、だからって一人で来ることないんじゃ?」

「あの鬼ババアなんて来なくていいよ!それに行けって言ったのはあのババアだし。」

「あ、アルフ!!」

「いいじゃないか。トオルは管理局じゃないんだし。」

「でも、お母さんが秘密って。」

「友達には隠し事はなしってもんだよ。な!トオル!」

「まあ、友達でも秘密はあるけどね(誰にも魔法のこと言ってないし)。。。それじゃあ今はアルフと二人で「あら?とおるじゃない」お母さん!」

 

「どうしたの?あら?お友達?」

「うん。さっき友達になったフェイトちゃん。」

「あらあら。美穂ちゃんに内緒でこんなにかわいい子と友達になっちゃうなんて。」

「?どうして美穂ちゃんが?」

「まあいいわ。こんにちは、フェイトちゃん。私は透のお母さんよ。」

「こ、こんにちは。」

「ワンちゃんのお散歩?えらいわね」

ワンちゃん???

まあいいか。   そうだ!

「今フェイトちゃん一人なんだって。お母さんがお仕事でいつも一人らしいんだ。」

<透?>

「あら、そうなの?」

「だから今晩美穂ちゃんも来るし、フェイトちゃんも呼んじゃだめかな?」

<いいの?透?>

<大丈夫!僕も友達と一緒にご飯食べたいし。ね!アルフ!>

<あたしは肉が食べたいよ!!>

<もう!アルフ!!>

「そうなの。なら家にいらっしゃい。一緒にご飯食べましょ!」

「え?、、、そ、そんな「ぐ~~~///」  いいんですか?」

「もちろんよ!お腹もすいてるみたいだしね。」

 

よし、作戦通り!

お腹がなったのは偶然だが、お人よしのうちの両親のことだから、僕と同い年ぐらいの子が一人だったら絶対に食事に誘。やっぱり一人はかわいそうだしね。

僕とアルフはお互いに目を見てにやりと笑った。

 

「さ、そうと決まったら急いで帰りましょ?透も作るの手伝うのよ?」

「はーい。」

 

 

僕たちはこうして家に帰るのだった。




もうすぐ10話になるんですね、とても長かった気がします。
ほんと、文章は難しいです。。。
でも、これからもめげずにがんばって生きたいともいますので、よろしくお願いします!


それでは次回もよろしくお願いします。

イムハタ ハジメ
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