ベットに横たわり、日が暮れようとしかけてるとき、扉をノックする音がした。
「はい?」
「湊真さん、入ってよろしいでしょうか?」
どうやら、ノックをしたのは、穂乃果だったようだ。
「いいよほのか。」
ベットから立ち上がると、扉の前に行き、中に入るよう促す。
「失礼します」
恐る恐る入ってくるほのか。
「どうした?怖いか?」
「い、いえ。なんか、整ってる部屋だなぁと思いまして・・・・・。」
どうやら、自分の整っている、いや、整いすぎている部屋に入り、蹂躙してしまうと思ったのだろう。
「別に、構わないぞ。ちり一つないのは、俺がいつも掃除しているだけであって、ほのかが入ってきたとしても、ずっと人がいなかったとしてもさほどかわりはない。」
「そ、そうですか?」
再度確認をとるほのかに、
「ああ、もちろんだ。そういう、俺だって少し汚れてるからな・・・・・。そうだ、風呂入ってからでいいか?」と提案する。
すると、少し考えてから、ほのかは頬を真っ赤に染めた。
「え、えと、それは。あの、つまり・・・・・。」
間違った方に捉えたらしい。
「ほのか。一応、確認だが・・・・・違うぞ?」
「あ、すいません・・・・・。」
誤解は解けたが、勘違いした自分自身を恥じている様子で彼女の頬は真っ赤なままだ。
「じゃあ、俺は風呂に行ってくるから。」
「あ、はい。わかりました。じゃあ、私も」
場面は変わり、大浴場。
「すーばる! 久しぶりの風呂だぜー!」と叫ぶ慶星。間もなく、昴と一緒に飛び込む。バシャーン!
「おいおい。ゆっくり浸かりたい奴の気持ちを考えろよ。」と湊真が言うとそれに続けて柚樹が言う。
「まあ、いいんじゃね?楽しいから」風呂から出ると昴が
「コーヒー牛乳飲みたいな。風呂上がりはやっぱりな。」と提案する。それに賛同する湊真達。
「やっぱコレだね~♫コーヒーぎゅーにゅ〜♬」と全員口を揃えていう。戦闘服を洗濯機に入れて私服に着替える。至福の時だ。そのまま話をしながら食事を取るために湊真達専用のルームに足を運ぶ。
「よう湊真。慶星たちも。久しぶりだな。偵察に行ってきたぜ。バージスにな。やっぱり蜜羽たちはやる気だぜ。それも、かなりの兵力だったよ。」と提出用の偵察資料を指さして説明する。
「この大陸の侵略か。止められないのかな。やっぱり。8年前のことはわかるけどさ。」と湊真は言う。すると、一人の人物が部屋に入ってくる。
「晃政⁈帰って来たんだな。で、どうだったんだ?」と言う慧斗。
「ああ、今その話をしてたんだ。」と晃政が、慧斗をを呼び話を続ける。
「簡単に言うと、蜜羽達はやる気だ。そして、大量の兵士と、魔装断片を持っている。」
昴が(魔装断片)という、兵器の説明を始める。
「あれは恐ろしい。一発で1000人単位の命を奪えるんだから。他にも傷を治せる魔装断片もあったな。」
「もぅ。その話は終わりにして食事にしようよ」と瑠璃が言う。どこか悲しみを隠してるように無理に笑って言う。
「そうだな。その話は後にしよう。お腹へったし。早く飯にしよう。」湊真も流石に腹が減ったと、隣のほのかに同意を求める。
「そうですね。」ほのかも笑顔で同意の意を示してくれた。
全員が席に着くと
料理が運ばれてくる。
「うぉー。久しぶりの豪華な飯だ‼」と豪快に飛びつく、昴、慶星。
湊真も飛びつきたかったが、抑えた。誰かが止めないといけないからだ。そのおかげで楽しく食事をする事が出来たようだ。