思いつきで行動するお兄さんだ!
書きたいと思ったから書き始めた
反省はしない
プロットなどない
魔力はとうの昔に尽きた
これ以上、足は動かない
それでも俺は――――
「さようなら――――『緋弾のアリア《AriaTheScarletAmmo》』――――」
犯罪組織であり超人を育成する学校『イ・ウー』の統率者、
シャーロックは『緋天』と『緋天』をぶつけ『暦鏡』――――時空を超えるレンズを作り出し、三年前の神崎・H・アリアに緋弾を撃ち込むことで『継承』を完了した
世界に必要な人物であると曾孫であると語り
孫とそのパートナーが己を超えたと満足したシャーロック・ホームズはアリアに名前を残して表舞台から退場した
大陸間弾道ミサイルICBMを改造した乗り物、八基が四方八方に散っていく様子を船の甲板で一人の日本人と思われる少年が眺めていた
「『老兵は死なず。ただ、消え去るのみ』か?じぃさんめ、『緋色の研究』ってのが何かなんだったのかネタばらしせずに逝きやがった。イ・ウーのシナリオはこれでおしまいか……」
少年にシャーロック・ホームズが乗っているICBMを見分けるのは簡単なことであった
ピンクのツインテールとそれを追いかけているであろう男が張り付いているのがそれだからだ
他の七基にはイ・ウーのメンバーが乗っている
ミサイルはすでに肉眼で目視できない高度まで上昇している
だが、少年の目はそれをなんとなく感じることが出来た
「おっ、落ちたな。あれ、死ぬんじゃ……飛んだだと?」
ICBMから投げ出され海に叩きつけれたなら即死な速度にまで加速していたキンジとアリアだが機転を利かし『緋弾』の力で理子の超能力を模倣することでアリアはピンクのツインテールを翼のように羽ばたかせる
文句の付けようのないフィナーレだと少年は拍手を送る
主人公とヒロインにではない
この舞台を用意し完成させた偉大な探偵への敬意を込めて
「別に終わるわけではないわ」
少年の独り言を否定するものがあった
いつの間にか黒髪ロングの小柄な少女が腰を掛けていたのだ
船のそばに筏が見える気がするがまさかあれでここまで来たわけではあるまいと少年は目を逸らす
「お前捕まったんじゃなかったのか夾竹桃」
「私がいても驚かないところぶれないわね。理子達と同じことをしただけよ」
夾竹桃は少年の疑問にパイプをふかしながら答える
どうでもいいことだが葉巻ではなく喉の薬らしい
「あぁ、司法取引か。理子とジャンヌがそれで出てきてたな。取りあえずおかえり」
少年は教授の脚本通りに動き捕まった後輩二人を思い浮かべる
片方は捕まらずに逃げ切っていたが些細なことだ
「教授と遠山キンジ、どっちが勝ったと思う?」
「そりゃ、じぃさんの圧勝に決まってんだろ。大人げなく『条理予知(コグニス)』で封殺秒殺だ」
イ・ウーのメンバーは須らくシャーロック・ホームズに敵わなかった
少年もその敗者の一人だ
「イ・ウーを止める枷はなくなった。貴方はどちらにつくつもり?」
「
面倒くさそうに少年は甲板に寝転ぶ
「気に入らないのなら無所属を選ぶのね」
その方が何かと楽だわ、と少女はメモ帳を取り出しながら呟く
メモ帳には夾竹桃の趣味が圧縮されている
今、それを取り出したのはあまり好かない男と話していてはただでさえ低いテンションが下がるからだ
「いやいや、面倒なのは嫌いだし
「よく言うはね『脚本家の鼠』」
少年の戯言に少女は失笑する
彼女はこの男が面白そうな舞台と役者を用意されて動かないわけがないと知っている
「俺がブラドから才なしってバッサリ言い捨てられたの知ってんだろ『魔宮の蠍』」
「教授が目を付けた男が能無しのわけがないでしょう?」
「さて?じぃさんは歳だったからな。ボケてたんだろうよ」
「そういうことにしておくわ」
「……まぁ、じぃさんのおかげで楽しめたんだ。礼に陰から曾孫のフォローくらいはしてやるさ」
「ところで、この船、フランと真理音しかいないのだけど他の娘はどうしたの?」
自分の気付かぬうちに確認まで済ませているとは大した女だと感心する少年だが、貴方が愚鈍なだけよと辛辣でもっともな返答を貰う
少年は超人には遠く届かない弱者に過ぎないのだから
「ミサイルの中じゃね?」
「ち……っ」
無表情で舌打ちをする夾竹桃を怖い怖いと嘯きからかう少年だった
「女の子達の友情を見るために来たのに無駄足だったみたいね」
「じぃさんの最期を見送りに来たんじゃないのかよ。予想通りの女だな、おい」
無駄足だったと言いつつ夾竹桃はネタ帳に何かを書き込み続けている
これ以上話すことはないのだろう
少年、灰塚 礫は
「さてさて、此度の脚本はどうするか」
超適当、てか未完成
なのに投稿するとか非合理的ぃ
すいません面倒だったのですのだ
きっと次からは真面目に書くと思いやがります
それはそうとして白雪とジャンヌのカップリングって最強と思わないか武藤?