IFストーリー~もしあの人とあの人が…   作:仁郎

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凄いキャラ崩壊が起きています…
それでもいいよ‼という人はぜひ読んでください‼
二作品目は俺ガイルです!!


二話目 雪ノ下→比企谷←由比ヶ浜

俺の名前は比企谷八幡

 

平塚先生に無理矢理「奉仕部」という部活動に入部させられた

 

ここには俺と同じボッチの雪ノ下雪乃や由比ヶ浜結衣の三人が所属している

 

活動内容は、本読んだり………あっ、後悩み相談とかかな

 

と、無理矢理入部させられた部活動だったが

 

日を重ね

 

由比ヶ浜や雪ノ下とそれなりに喋る様になり

 

 

いつしか奉仕部での時間が俺の生活の一部となっていた

 

 

 

そんなある日―――――

 

ガラッ

 

八幡「うす」

 

雪ノ下「…遅かったわね」

 

八幡「うっせ」

 

雪ノ下「ずっと待ってたのだけれど」

 

八幡「いや、別に約束とかしてなかっただろ…」

 

雪ノ下「今日は相談が来てたのよ」

 

八幡「いや…そんなこと言われても…」

 

雪ノ下「おかしいわね、確か貴女の友達に言伝を…ごめんなさい、貴方に友達なんていなかったわね」

 

八幡「そう言ったらお前にも頼む人いねぇだろ…」

 

雪ノ下「…そんな事よりもいいかしら」

 

八幡「露骨に話をそらしやがった…」

 

雪ノ下「今日の昼休みなのだけど、私たちに考えて欲しいことがあるらしくて」

 

八幡「わざわざこんな所に相談?チェーンメールの間違いじゃねえの?」

 

雪ノ下「貴方にはそのメールも来ないでしょうけどね」

 

八幡「…そうだけども」

 

雪ノ下「それで文面にはこう書かれてあったわ」

 

 

拝啓

お忙しいところお手紙すみません

来週僕達の小学校で遠足を行うのですがどうにもいい案が出ません

決まってるのは場所と日時だけです

そこで平塚おばちゃんに相談してみたところここに相談したら

いい案を頂けると言われたので相談しました

来週なので明日か明後日に案を頂けると嬉しいです

よろしくお願いします

                         敬具

雪ノ下「とのことよ」

 

八幡「あの先生は…」マッタク

 

雪ノ下「まぁ先生の事は置いておきましょう、何か案は無いかしら?」

 

八幡「突然だな…有る訳ないだろ」

 

雪ノ下「まぁ、そうよね」

 

俺はキレるのを何とか我慢して会話を続けた

 

八幡「じゃあお前は何か案があるのか?」

 

雪ノ下「もちろん無いわ」

 

八幡「だろうな…」

 

俺達ボッチは自分の計画を立てるのは得意だが大人数の計画を立てるのは

とっても苦手なのである

 

八幡「仕方がない、由比ヶ浜を待つしかないな」

 

雪ノ下「…そうね」

 

ペラペラペラ

 

本を捲る音が聞こえる

 

この時間は嫌いではない

 

ガララ

 

由比ヶ浜「やっはろ~♪皆元気~?」

 

八幡「おう」

 

雪ノ下「待ってたわ由比ヶ浜さん、来て早々悪いのだけど…」

 

雪ノ下はさっき来た相談事を説明した

 

由比ヶ浜「ふ~んなるほど~それで私を待ってたんだね」

 

八幡「俺達ボッチはそんな計画たてるのは無理だからな」

 

由比ヶ浜「そんな事無いでしょ⁉」

 

雪ノ下「残念ながらそこのシスコンネガティブボッチの言う通りなの」

 

八幡「シスコンは関係ないだろ⁉」

 

由比ヶ浜「ゆきのんもヒッキーもちょっと落ち着いてよ…」

 

雪ノ下「そうね、そんな事よりもこちらの事を済ませないと」

 

由比ヶ浜「それなんだけど~私にちょっと考えがあるんだ~♪」

 

八幡「じゃあそれを聞かせてくれ」

 

由比ヶ浜「うん‼まず…子供を班に分けるのは当然だよね~‼」

 

「「な(ぜかしら)んで?」」

 

由比ヶ浜「何でって…普通班に分けないかなぁ?」

 

八幡「今だから言うが俺にとって班活動というのは本当に苦痛でしかなかった。まず、班に分けられた時のあの「来ちゃったよ…」っていう視線から嫌だったし、その後の一々気を使われるのも嫌だったし、三歩下がって歩くのも嫌だったし…etc」

 

八幡「という事で班に分けるのは止めよう」

 

由比ヶ浜「う…ゆ、ゆきのんもそう思ったの?」

 

雪ノ下「私も班活動には賛同する、しないというよりも班の意味を教えて欲しいのだけれど」

 

由比ヶ浜「まず…皆でお喋り出来るでしょ?」

 

八幡「仲のいい奴だけな」

 

由比ヶ浜「辛くなっても助け合えるし‼」

 

雪ノ下「遠足なのだから辛くならないのだと思うのだけれど」

 

由比ヶ浜「も、もしかしたらす、好きな子にあ、アタック出来るかもしれないし‼」

 

八幡「異性といたら緊張して…っていうかこれ送ってきたの小学生だぞ…」

 

由比ヶ浜「うっ…うぅ…」(T_T)

 

八幡「って事で班活動は無しってことで」

 

雪ノ下「そうね、あと考えなければならない事は歩く途中で行うアクティビティね」

 

八幡「そんなの必要なのか?早く着いて早く帰りたいと思ってる児童の為にも無しにしてあげた方がいいんじゃないか?」

 

由比ヶ浜「そんな事思うのヒッキーだけだよ‼」

 

雪ノ下「そんな事よりも何か歩きながら出来るゲームとかあるかしら?」

 

由比ヶ浜「まぁ…定番は隠されたパネルを見つけたとかかな」

 

雪ノ下「そうね、それでいいと思うわ」

 

八幡「じゃあもう決める事決まったし俺、帰っていいか?」

 

由比ヶ浜「決める事これだけでいいの?」

 

雪ノ下「えぇ、これだけよ。じゃあまた明日、この校舎で会いましょう」

 

八幡「え?」←ちなみに今日は金曜日

 

雪ノ下「だって、計画を立てるには現地を見なければ駄目でしょう?」

 

八幡「そんな事まで俺達がしなくてもいいと思うんですけど~?」

 

由比ヶ浜「いいじゃん‼行こうよ三人で‼」

 

八幡「俺の意見は?」

 

雪ノ下「じゃあ、そういう事だから、明日朝9時にこの校舎で」

 

八幡「俺の意見…」

 

 

翌日

 

 

八幡「俺の貴重な休日が…」

 

八幡「いつもはゲームしたりゲームしたりゲームしたり…」

 

八幡「俺…休日ゲームしかしてない⁉」

 

そんなことを考えてたら―――

 

由比ヶ浜「お~いヒッキー‼やっはろ~♪」

 

雪ノ下「早かったわね、…今日は雨でも降るのかしら」

 

八幡「…おはよう」ピクピク

 

雪ノ下「さぁ行きましょうか。昨日メールで場所は把握してるから」

 

そういって雪ノ下は俺の手を取り歩き出した…っっ手⁉

 

八幡「別に手は繋がなくてもいいだろ⁉」(俺、大丈夫だよな…顔赤くなってないよな⁉)

 

雪ノ下「そこまで拒絶されると少し落ち込むのだけれど」

 

八幡「いやいや…雪ノ下さん、あなた顔が一切変わってませんよ?」

 

雪ノ下「…」ハァ

 

由比ヶ浜「じ、じゃあ私と手繋ぐ~?」

 

八幡「良かったな雪ノ下、お前の手は繋がることが出来るぞ」

 

由比ヶ浜「い、いや…ゆきのんじゃなくて…ひ、ヒッキーとなんだけど…」

 

八幡「…もう行こうぜ(俺は聞こえない、聞こえない…)」

 

俺はこの空気に耐えられず道も分からないまま走り出した

 

勿論この後、由比ヶ浜に捕まりました…

 

ボッチの体力は雀の涙なんだから無理に決まってるよな⁉

 

でも…

 

八幡(こんなの続いたら意識しちゃうだろ…っ‼)

 

雪ノ下「こっちよ、着いてきて」

 

俺達は雪ノ下の言われ依頼を受けた小学校に着いた

 

八幡「まさかここから歩くのかよ…」

 

雪ノ下「いいじゃない、今日は天気もいいし」

 

由比ヶ浜「そうだよ‼遠足なんて久しぶりだし♪」

 

八幡「はぁ…」

 

そういって俺達は遠足のコース通りに歩き出した

 

雪ノ下「まずはここね」

 

八幡「ここに何かあるのか?」

 

ここは俗に言うグランドがある

 

でも、それだけだ

 

雪ノ下「まずはここで一つ何か遊びを入れようと思って」

 

由比ヶ浜「いいじゃ~ん‼ここなら広々と遊べるね」

 

八幡「でも、遠足に行くまでの一遊びだからな?だからあんまり時間がかからない何かを―」

 

雪ノ下「ここでだるまさんがころんだとかはどうかしら?」

 

八幡「…は?」

 

雪ノ下「あら比企谷君聞いてなかったの?だるまさん―――」

 

八幡「いや聞いてたから何も言えなかったんだけど…」

 

由比ヶ浜「でも、遠足は小学生の皆がするんだよ?結構いいと思うんだけどな~」

 

雪ノ下「由比ヶ浜さんもそう思うわよね」

 

八幡「でも、距離が遠すぎませんかね?」

 

雪ノ下が提示した木とスタート地点はおよそ500メートル程ある様に見えるのは

 

俺の目がおかしくなっっちゃったんだろうか?

 

何分するつもりだよ…?

 

雪ノ下「じゃあ貴方は何か案が有るのかしら?」

 

八幡「無難に縄跳びとかじゃダメなのか…?」

 

雪ノ下「はぁ…」ヤレヤレ

 

八幡「その「そんな事も分からないのね…」って言う顔の意味を聞いてもいいです?」

 

雪ノ下「あなた…縄跳びは一人でするものよ?」

 

八幡「いや大繩があるでしょ」

 

由比ヶ浜「でもそれだと縄を回す人をまた決めないといけないよ?」

 

八幡「…確かに」

 

雪ノ下「じゃあだるまさんがころんだで決定のようね」

 

由比ヶ浜「異議なし~♪」

 

八幡「…」

 

(俺の意見は全無視…?)

 

 

その後も――――――

 

 

~途中の山道で~

八幡「こんな所で誰が弁当食べるんだよ…?」

 

雪ノ下「ここで食事を取るのが一番効率的なの」

 

 

~到着地点のとある大きな美術展~

 

由比ヶ浜「ゆきのん…ここで3時間も過ごすの…?」

 

雪ノ下「素晴らしい絵画がこんなにたくさんあるのよ?3時間でも足らないかもしれないわね…」

 

八幡「……」(あいつ依頼してきたのが小学生だって事覚えてないのか…?)

 

 

~帰り道~

 

雪ノ下「ここにも何か必要かしら…?」

 

八幡「帰り道くらい何事もなく帰らせてあげようぜ…」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

――――――――――

 

 

――――――

 

 

 

八幡「もうすっかり日も暮れてきたな…」

 

雪ノ下「でも、これで下見も十分ね」

 

由比ヶ浜「大変だったけど結構楽しかったね~‼」

 

八幡「俺は早く帰りたいけどな…」

 

雪ノ下「そうね…この下見を元に最後の調整と行きましょう」

 

八幡「…え?」

 

由比ヶ浜「そうだよぅ‼小学生の皆の為にここは私たち先輩が頑張らないと‼」

 

八幡「俺…今日は小町のハンバーグがとっても楽しみなんだけど…」

 

由比ヶ浜「ハンバーグと小学校の遠足とどっちが大事なの⁉」

 

八幡「ハンバー…遠足です…」ガクリ

 

雪ノ下「それでは一度学校に帰りましょう」

 

八幡「ハンバーグ…」(:_;)

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

雪ノ下「これで完璧ね」

 

八幡「もう夜だぞ…」

 

今の時刻午後7時半

 

八幡「なんで俺がこんな時間まで…」

 

由比ヶ浜「いいじゃん♪これで遠足を楽しんでもらえると思ったら」

 

八幡「俺にはあんまり関係ないんだけどな…」

 

雪ノ下「それじゃあそろそろ解散にしましょうか」

 

八幡「もうこんな事は懲り懲りだけどな…」

 

 

~その一週間後~

 

 

その後依頼を受けた小学校から感謝のメールが届いた

 

本当にあのグランドでのだるまさんがころんだを楽しんでもらえたのかは謎のままだが…

 

それとメールにはお詫びに遊園地へのチケットを三枚くれたらしい

 

平塚先生が俺達に私に来てくれた

 

俺はいつも通りチケットは受け取らず二人で楽しむよう言うつもりだった

 

そのはずだったんだけど………

 

八幡「どうしてこうなった…」

 

俺は今遊園地にいる

 

遊園地…

 

多くの人が様々なアトラクションや遊戯で楽しむ大きな建物の事だ

 

回りを見るとカップルが手を繋いでいる

 

そう、ここはカップルの絶好のデート場所でもあるのだ

 

そんなリア充どもの巣窟に今、俺がいる――――――

 

由比ヶ浜「こうやって三人で遊ぶってなんか良いよね~♪」

 

雪ノ下「でも…遊園地ってくるのが初めてだから何をすればいいか分からないのだけど…」

 

八幡「いやいやちょっと待ってくださいよお二人さん」

 

「「?」」

 

八幡「何で俺もここに呼んだんだ?小町でも誘えば良かったんじゃないのか?」

 

「「はぁ…」」

 

八幡「え…?何このこいつ何にも分かってないな…っていう顔は」

 

由比ヶ浜「平塚先生でも察してくれたのに…」

 

雪ノ下「せっかく来たのだから少しは楽しもうとは思わないの?」

 

八幡「まさかそんな言葉がお前の口から出るとは…遊園地恐るべし…」

 

雪ノ下(貴方がいるからここに来たの言うのに…)

 

そんな時だった

 

「は~っはっは~‼」

 

八幡「この声は…」

 

材木座「八幡のいるところに我あり‼」

 

タッタッタ

 

雪ノ下「あまり唐突に走らないでくれるかしら…」

 

由比ヶ浜「って何で中二がここにいるの?」

 

材木座「我は八幡のいるところならどこにだっているぞぉ‼」

 

雪ノ下「邪魔だからどこかへ行ってくれないかしら」

 

由比ヶ浜「今日はゆきのんとヒッキーと私の三人で来たから中二はちょっとどこかに行ってほしいかな~」

 

材木座「…八幡~‼この二人が割れの事を虐める~‼」

 

八幡「俺も今日はお前には付き合えないかな…」

 

材木座「ガーン‼そうか…我と違い八幡はもうぼっちから脱したのだな…」

 

材木座「さらば八幡‼今度こそは我と遊んでもらうからな~‼」(T_T)/~~~

 

八幡「何だったんだ…あいつは」

 

由比ヶ浜「そんな事よりも何か乗ろうよ~‼」

 

雪ノ下「…そうね、私も少し興味がある乗り物もあるし」

 

八幡「そうだな、せっかくタダなんだし」

 

雪ノ下「それじゃあ改めて行きましょうか」

 

八幡「おう、そうだなって…手⁉」

 

雪ノ下「嫌だったかしら…」

 

八幡「いや…勿論、年頃の男子としては嬉しい限りなんですけど…」

 

由比ヶ浜「むぅ~」

 

八幡「あの子が寂しがってますよ?」

 

雪ノ下「貴方には手が一つしかないのかしら?」

 

由比ヶ浜「…っ‼」

 

由比ヶ浜「じゃあ私こっちの手握るね~♪」

 

八幡「…」

 

雪ノ下「それじゃあ行きましょうか」

 

由比ヶ浜「お~♪」

 

八幡(俺、物凄い恥ずかしいんだけど…後、材木座には悪い事したな…)

 

 

 

 

両手に美女(傍から見たら)を抱えればこのボッチのあだ名を持つ比企谷八幡には

 

何を喋ればよいのか

 

何をすればいいのか

 

分からないと思っていた

 

でも――――

 

 

 

由比ヶ浜「今日は楽しかったね‼」

 

雪ノ下「そうね…そこそこ楽しめたんじゃないかしら」

 

八幡「俺は皆の見世物にされてる気分だったけどな…」

 

由比ヶ浜「いいじゃ~ん‼そんなこと言ってもヒッキーも結構楽しんでたじゃん‼」

 

八幡「…まぁな」

 

雪ノ下「それじゃあ帰りましょうか」

 

 

今日のこの遊園地…俺は誰かに気を張ることも

 

 

言い分を我慢することも無く

 

 

本来の自分を素直に出せていたと思う

 

 

俺は今日、久しぶりに誰かと過ごした時を楽しいと感じることが出来た気がする

 

 

 

 

八幡「…ちょっと待ってくれ」

 

由比ヶ浜「ヒッキー?どうしたの?あっ‼もしかして忘れ物?」

 

八幡「…いや」

 

八幡「今日、お前らは…お、俺といて楽しかった…か?」

 

こんなこと聞くなんて俺らしくないな…

 

八幡「すまん、今言ったことは忘れてくれ」

 

由比ヶ浜「私はすっごく楽しかったよ‼」

 

雪ノ下「そうね…私も楽しめたと思っているわ」

 

八幡「俺と一緒だったのに…」

 

由比ヶ浜「ヒッキーと一緒だったからだよ‼」

 

雪ノ下「そうね…貴方がいて由比ヶ浜さんがいて…久しぶりに楽しかったわ」

 

八幡「…そうか」

 

そのまま俺達は家に帰った

 

今、俺はとっても俺らしくないことを言っただろう

 

でも、俺は家に帰っても今日の事は一生忘れることが出来ないだろう

 

 

俺が初めて

 

 

もっと二人と一緒にいたい…

 

 

そう思った日だったから――――――

 

 

 

それからしばらくして…

 

今日もいつものように部室に入ると一人椅子に座っていた

 

三年生…?

 

八幡「うす」

 

雪ノ下「遅かったわね」

 

八幡「今日も相談か…?」

 

由比ヶ浜「そうだよ‼今日は直接相談に来たみたいらしくて~」

 

田中「突然おじゃましてすみません…ここに来たら相談に乗ってもらえると聞いて…」

 

八幡「…悪いな、遅れて来ちゃって」

 

田中「いえ‼僕が勝手に来て相談に乗ってほしいなんて来たんで全然気にしないでください‼」

 

八幡(性格や態度はいい方だな…)

 

雪ノ下「それで早速なのだけど相談内容を聞かせて貰ってもいいかしら?」

 

田中「はい…」

 

田中「僕の名前は田中正敏(たなかまさとし)といいます。一応三年生です」

 

田中「実は僕…バトミントン部に所属してたんですけど、二年生の冬休みに退部したんです。一応県大会にはいけるぐらいには先輩方に教えていただきダブルスでは地方大会では準優勝くらいには出来るように上達しました。でも、先輩方が卒業され僕達二年生と一年生の後輩が後を継ぐことになりました。最初は僕も先輩方の記録に泥を塗らないように頑張って練習しました。」

 

田中「でも、途中から少しずつ将来に目を向けるようになり、勉強の方を意識するようになりました。休日の部活には行かず、少しずつ部活を休むようになりました。それでも、一応頑張って部活には取り組んできました。でも、途中で同じ部の友達が退部しました」

 

田中「理由は、『めんどくさいから』」

 

雪ノ下「…」

 

田中「勿論、表向きは勉強に熱を入れたいからという理由です。勿論その友達は頑張って勉強しています。その姿を見るうちに部活の時間を勉強に当てたいと思うようになりました」

 

由比ヶ浜「部活と勉強を両立して頑張ろうとは思わなかったの?」

 

田中「勿論、思いました。でも、その時僕は部のレギュラーとして一人のチームメートとペアを組んでいました。仮にその人をB君と置きましょう。僕はダブルスで他のチームメイトと模擬試合を試合前にはたくさん行いました。でも、その中では僕は一番の下手糞、僕はミスをする度にB君に怒られ呆れられました。」

 

八幡「そこで先輩は言い返さなかったんですか?」

 

田中「いえ…悪いのは僕ですし言い返すほどの勇気が僕になかったんです」

 

田中「それでも、試合を見ていた友達や模擬試合をしたチームメイトに慰めて貰ってなんとか続けてました。それでも、やっぱり僕はそのペアに耐えることが出来なくなり、勉強を理由に部活を退部しました」

 

由比ヶ浜「それで、私たちに部活を辞めたっていう報告しに来たの?」

 

田中「相談はここからなんです…その後、部活を辞めたことを凄く後悔しました。でも、自分で決めて退部したことです。周りにも迷惑をかけると分かったうえで辞めたんです。ですが、その後、部の友達から少しずつ避けれるようになり、次第に僕も友達を避けるようになりました。」

 

田中「自業自得だとは分かってるんです‼でも、部活を辞めてその上大事な友達まで失いそうです。どうかチームメイトの友達との仲を取り繕ってくれないでしょうか?」

 

八幡(思ったより重い相談だな…)

 

雪ノ下「話は大体分かったわ。まずこれは貴方の自業自得ね」

 

田中「…はい」

 

雪ノ下「二つ目、貴方はその友達との仲が完全に壊れてしまったの?」

 

田中「…いいえ」

 

雪ノ下「最後、貴方にはその友達の他にも友達がいるんでしょう?貴女の雰囲気や態度で友達を蔑むようなことはしなさそうだし」

 

田中「それは勿論です‼でも…」

 

由比ヶ浜「でも…?」

 

田中「部活に入ってた頃みたいに部の友達と喋りたいんです‼笑い合いたいんです‼」

 

八幡「俺からちょっといいか…?」

 

田中「はい」

 

八幡「俺には何が困っているか少し分からない。友達もいるし、その部の友達と仲が壊れたわけでもない…何がそんなに困るんだ…?」

 

田中「それは…」

 

八幡「俺には友達と呼べる友達もおらず、周りからはボッチと言われている。俺からすれば贅沢悩みだと思うんだが?」

 

田中「…」

 

雪ノ下「言い方は少しきついけど、私も同意見よ。本当に困ってるように見えないし、それは私たちが割って入っていい問題でもない」

 

田中「それが出来ないからここに来たんです…どうかお願いします…」

 

由比ヶ浜「分かった‼」

 

雪ノ下「由比ヶ浜さん…?」

 

由比ヶ浜「困ってるんだったら助けてあげようよ‼友達の仲はとってもデリケートだけど

    皆で頑張ればもう一度繋げることだってできるよ‼」

 

八幡「…はぁ」

 

雪ノ下「分かったわ、少し話し合いましょう」

 

そう言って俺達はとりあえず部の友達に会いに行くことにした

 

~翌日~

 

放課後に俺達は3年生の教室に来た

 

八幡「それでとりあえず会いに来たと」

 

雪ノ下「えぇ、そうなのだけど…」

 

由比ヶ浜「皆どうして入らないの?」

 

八幡「…俺らをボッチと分かったうえで聞いてきたのか?」

 

由比ヶ浜「じゃあ私がちょっと呼んでくるよ‼」

 

そう言うと由比ヶ浜はタタッと教室に入って行った

 

八幡「これがボッチとの違いなのかな…」

 

雪ノ下「…そうね」

 

確か…田中先輩の話によると確か4人いるんだったな

 

 

由比ヶ浜「田原さん連れてきたよ~」

 

田原「何か用か?」

 

八幡「流石仕事が速いな」

 

由比ヶ浜「バト部のキャプテンだって‼」

 

雪ノ下「率直に言いますが、最近部活を退部した田中さんについてどう思っていますか?」

 

田原「田中…?いや別に…何にも?」

 

八幡「…お言葉ですが最近、田中さんと話しましたか?」

 

田原「あぁ、あいつからはたまに漫画を借りたりするし喋ったりだってするぜ?」

 

雪ノ下「そうですか…それでは中谷さんを呼んできてもよろしいですか?」

 

田原「…バト部について何か気になることでもあるのか?」

 

八幡「…いや別に」

 

田原「そうか…だがあんまり大事にするなよ?」

 

雪ノ下「それは分かっております」

 

田原「分かった。それじゃあここで少し待っててくれ」

 

そう言って3分後田原さんは澤田さんを呼んできてくれた

 

八幡「二人目か…」

 

澤田「何々⁉俺、死刑でも宣告されるの?(笑)てかどうしたの?俺ら初対面だよね?」

 

由比ヶ浜「さっきの人とは結構違うね…」

 

八幡「この人は副キャプテンらしいな」

 

雪ノ下「率直に言いますが、最近部活を退部した田中さんについてどう思っていますか?」

 

澤田「田中?いや別になんとも?」

 

八幡「…?」

 

澤田「確かに最近は少し喋ってないな~とかは思ったりするけど」

 

雪ノ下「それだけですか?」

 

澤田「そうだねぇ…強いて言うならせっかく上手かったから勿体ないなぁ~って思うかな」

 

雪ノ下「そうですか…」

 

澤田「これで終わりかな?」

 

由比ヶ浜「はい‼それじゃあ次は――」

 

澤田「次を連れてくればいいんだろ?」

 

雪ノ下「え、えぇ…」

 

澤田「おっけ~♪ちょっと待っててね~」

 

嵯峨山「俺が呼ばれたのは何か理由があるんですか?」

 

雪ノ下「はい。率直に言いますが、最近部活を退部した田中さんについてどう思っていますか?」

 

嵯峨山「田中…⁉」ピクッ

 

八幡(この人かな…?)

 

嵯峨山「まぁ…俺的には先に辞めた村上のせいで田中が辞めたんだろうな~とは思ってるよ」

 

雪ノ下「村上…?」

 

嵯峨山「あいつが辞めたからそれに次いで田中も辞めたと思ってるし俺はあと少し何だから何で頑張らなったのかと思っている」

 

由比ヶ浜「田中さんとは仲が悪いの?」

 

嵯峨山「いや…悪いわけではないが、まぁ、仲良しでは無いかな。普通の友達って感じかな」

 

雪ノ下「そうですか…それでは…」

 

嵯峨山「分かってるって‼最後の一人を連れてくればいいんだろ?」

 

八幡「…そうです」

 

嵯峨山「だけどあんまりあいつに田中の事を言わない方が良いかもしれないよ?」

 

雪ノ下「何故です?」

 

嵯峨山「あいつが田中の元ペアなんだ。今は違う人と組んでるけど。」

 

雪ノ下「そういうことですか…」

 

嵯峨山「まぁ要するに言い過ぎるなよって事‼」

 

そういうと嵯峨山さんは最後の一人を呼びに行ってくれた

 

 

楠「最後の一人らしいな」

 

雪ノ下「えぇ…まぁそんな事よりも楠さん」

 

楠「ん?」

 

雪ノ下「率直に言いますが、最近部活を退部した田中さんについてどう思っていますか?」

 

楠「田中…⁉」ピクピク

 

八幡(…この人をどうにかしないといけなさそうだな)

 

雪ノ下「えぇ、最近田中さんと話などされましたか?」

 

楠「…場所を変えようか」

 

由比ヶ浜「それじゃあ部室に行こっか‼」

 

 

場所を移したのには訳があるのだろうか…?

 

 

雪ノ下「では、お話しください」

 

楠「あぁ…あいつとは元ペアだったってことはもう知ってると思う。それで試合が近づくにつれて模擬試合を多くこなしたことも知ってると思う」

 

雪ノ下「はい」

 

楠「その時俺は少し言い過ぎたんだ…ミスをすれば叱責、負けそうになれば俺が悪態をつく」

 

八幡「…」

 

楠「最終的には俺よりも田中の方が上手なのに俺が迷惑をかけるようになってしまった」

 

楠「田中は勉強を理由に退部したが俺には分かってるんだ…俺が嫌だから部を辞めるってことを」

 

由比ヶ浜「…」

 

楠「でも、嫌なら言って欲しかった‼もっと俺に伝えて欲しかった‼確かに俺が悪いかもしれないがあいつにも悪いところがあると思うんだ‼」

 

楠「俺は卒業まであいつとペアを組んでバトをしたかった…」

 

楠「それだけかな…」

 

八幡「そうですか…では、明日の放課後、もう一度この教室に来てください。3年バトミントン部全員で」

 

雪ノ下「ちょっと…っ、比企谷君⁉」

 

八幡「そこでもう一度お話があります。必ず来てください」

 

楠「あぁ…分かった」

 

そう言って先輩は教室を後にした

 

雪ノ下「比企谷君はどうしてあんなことを言ったの?」

 

由比ヶ浜「そうだよ‼ヒッキーは何か案があるの?」

 

八幡「あぁ…こういう役目は俺が請け負うべきだ」

 

雪ノ下「…何をするつもり?」

 

八幡「まぁ…明日になったら分かるだろ…」

 

由比ヶ浜「ヒッキー?」

 

俺はそう言って教室を後にした

 

勝負は明日――――

 

俺は一つの考えを持ち家へ向かった

 

 

 

 

 

 

楠「約束通り皆で来たぜ」

 

田原「話ってなんだ?」

 

澤田「でも見事にバト部が呼び出されたな」

 

嵯峨山「あ、昨日の後輩が来たぞ」

 

八幡「いきなり呼び出してすみません、先輩方」

 

田原「いや大丈夫だが…話って?」

 

八幡「それは僕では無くこの人から聞くべきだと…」

 

そう言って扉から田中さんが入ってきた

 

 

「「「「田中…?」」」」

 

田中「…よっ」

 

八幡「それではどうぞ」

 

田中「いや…どうぞって言われても…」

 

八幡「…それじゃあ僕が言います」

 

八幡「一昨日、僕達奉仕部に一つの相談者が現れました」

 

 

その人はこう言いました

 

 

            ―――――――――友達との仲を繕って欲しい

 

僕は言いました

 

 

      ―――――――――部活を辞めて…バト部の友達に嫌われたのかもしれないから

 

僕は続けて言いました

 

  ――――――大切な友達だから…もう一度部活に入ってる時みたいに喋りたいんだ

 

八幡「さて誰の話をしているか分かりますか?現バト部の先輩方?」

 

田原「もしかして…田中のことか?」

 

八幡「そうです。田中さんが相談に来たのです」

 

澤田「でも、俺達別に嫌ってるわけじゃ…」

 

八幡「話を聞く限り僕から見ても先輩方は田中さんを嫌ってるようには見えません」

 

澤田「それじゃあ何で…」

 

八幡「ですが…お互い少しずつ避けていませんか?」

 

 

「「…っ‼」」

 

八幡「田中さんがいつもみたいに喋りかけようとすると当時みたいに話に応じましたか?」

 

「「…」」

 

八幡「部活というコミュニティを抜けた田中さんを心のどこかで避けたり…悪く思ったりしていませんか?」

 

「「…」」

 

八幡「それで田中さんから相談があったのです」

 

 

 

                 もう一度仲良く喋りたい――――

 

 

八幡「そう相談があったのです」

 

田原「そうなのか…?田中…」

 

田中「…うん」

 

八幡「ここでまたいつもみたいに喋ってくれれば僕としては終わりにしたいんですけど…」

 

田原「俺は別に…そういうつもちはなかったけど…」

 

澤田「俺も別に…」

 

楠「俺も…田中がいいなら」

 

田中「じゃあ…っ‼」

 

八幡「じゃあこれで終わりってことで仲良くしてくださ―――「ふざけるな‼」」

 

「「「…っ⁉」」」

 

嵯峨山「勝手に部活辞めて俺らに避けられて、はい寂しいから仲良くしてくださいって⁉ふざけるのもいい加減にしろ‼」

 

八幡「…どういうことでしょう?」

 

嵯峨山「俺は田中に辞めて欲しくなった‼それをあいつは俺達に何にも言わずに勝手に辞めていった。俺はそれがとっても悲しかった」

 

田中「それは…」

 

嵯峨山「それは何⁉俺らに言えなかったの⁉言いたくなかったのか⁉もっと俺らを頼ってくれれば良かったのに…そこから俺は田中を少し避けるようになった」

 

田中「…」

 

嵯峨山「それをいきなりもう一度仲良くなりたい⁉それは俺からはちょっと無理だ」

 

田原「それはちょっと言い過ぎ…」

 

八幡「それはつまり田中を信じることが出来ないからもう喋りたくはないと」

 

八幡「俺らを信じる事が出来ない田中はもう友達じゃないと」

 

八幡「こんなやつともう二度と喋りたくはないと―――」

 

田原「そんな事言うな‼」

 

八幡「…」

 

田原「確かに俺達には田中から何も言われなかった…でも、俺は全然気になんかしてない」

 

八幡「でも、嵯峨山さんの言いたいことはそういう事ですよね?」

 

嵯峨山「ち、違う‼」

 

八幡「何が違うんですか?さっきの事を言い換えただけですよ?」

 

澤田「そうだとしても、人には一つや二つ言いにくいことだってあるだろ‼」

 

八幡「でも、貴方たちが避けているのは事実ですよね?」

 

嵯峨山「だからそれは―――」

 

田中「もうやめてください‼」

 

 

「「…っ‼」」

 

田中「僕が悪いんです‼こんな事言うから…自業自得なのに…」

 

八幡「そうですね…貴方が悪いです。全部全部貴方が悪いんで―――」ドンッ

 

俺が言い終わる前に俺は田原に壁に叩きつけられた

 

田原「お前にそんな事言う資格があるのか⁉田中が至らなかった所があったのかもしれない」

 

田原「でも‼お前がそんな言葉を使う資格なんか無い‼」

 

澤田「そうだ‼俺らは今だって田中を友達だって思ってる‼」

 

楠「俺だって…今までの悪い事を謝ってもう一度仲良くなりたいさ‼」

 

嵯峨山「俺だって…もう一度楽しく騒ぎたいと思ったことが何度もあったさ‼でも…信用されてないと思うと…あんな非道い事を…」

 

田中「皆…」

 

田原「お前はこれを聞いてもまだそんな事が言えるのか‼」ゴッ

 

八幡「ぐっ…」

 

田原「行くぞ‼勿論田中もだ‼」

 

澤田「あぁ‼こんな奴に構わずにどっかで喋ろうぜ‼」

 

田中「皆…っ‼」

 

田中「ありがとう…」グス

 

そういって彼らは教室を後にした

 

八幡「…ふぅ、これで無事めでたしめでたしかな…」

 

俺が殴られ俺が責められ田中さんは再び輪の中へ

 

八幡「ほら――――」

 

 

            これで誰も傷つかない世界の完成だ――

 

 

 

八幡「いてて…」スリスリ

 

俺は殴られたところを擦りながら家に帰ろうとしたとき雪ノ下と由比ヶ浜が駆け寄ってきた

 

 

由比ヶ浜「ヒッキー⁉大丈夫⁉」

 

雪ノ下「全く…どうしてこんな事を…っ‼」

 

八幡「別に…こうすればいけるかなって思ったんだよ…」

 

由比ヶ浜「あ、頬に傷が…」

 

八幡「あ、あぁ…それは別に…え?」ギュ

 

雪ノ下「どうして私たちに言ってくれなかったのよ⁉」

 

由比ヶ浜「ホントだよ‼私たち凄く心配したんだからね⁉」

 

俺は二人に泣きながら抱き付かれていた

 

八幡「…別に俺の事なんて大丈夫とでも思っていただろ…?」

 

俺は照れ隠しのつもりで言ったのだが…

 

由比ヶ浜「まだそんなこと言うの⁉」

 

雪ノ下「そうね…そんな口は―――」

 

 

 

チュッ

 

 

八幡「…え?」

 

俺はいきなり唇に伝わる二つの柔らかさに脳が対処できなかった

 

由比ヶ浜「私たちの気持ち…伝わった?」

 

雪ノ下「これで伝わってなかったら…お仕置きよ」

 

八幡「え…?えっ…」

 

由比ヶ浜「私たちはヒッキーの事が好きなの‼」グス

 

雪ノ下「好きな人が心配でそんなに悪いかしら…?」グス

 

八幡「俺…今告白されてる?」

 

「「そうよ‼」」

 

由比ヶ浜「ホントはもっと後で言おうかと思ってたのにあんなヒッキーの姿見たら…///」

 

雪ノ下「もう口から溢れてしまったの…///」

 

八幡「そう…ですか…」

 

雪ノ下「それで返事を聞いてもいいかしら?」

 

由比ヶ浜「どっちか…もしくは両方でも私たちは全然かまわないよ?」

 

二人が手を差し出し顔を下げる

 

でも――――――

 

八幡「俺はどっちも選べない」

 

「「え⁉」」

 

八幡「言葉の通りだ。もう痛いから俺は帰るぞ」

 

雪ノ下「ちょっと待ちなさいよ比企谷君‼」

 

由比ヶ浜「そうだよ‼せめて理由を…‼」

 

俺はこの後逃げるようにして家に帰った

 

断った理由…?

 

それは――――――

 

 

八幡「俺じゃあ…あいつらを幸せにできねぇよ…」

 

情けない話俺はボッチで興味ごとも無い落ちこぼれだ

 

そんな俺を好きになってくれたのは凄くれしかったが

 

同時に彼女たちを俺が束縛してしまうかもしれないのだ

 

俺が彼氏になることによって

 

二人が虐められたり、仲間外れにされるのはとても俺が耐えられない

 

美人な二人の事…きっと俺よりいい人が現れる

 

そう…この恋は―――――

 

 

 

 

俺の片思いで終わらすべきなんだ―――――――

 

 

 

 

 

 

その翌日

 

田中君からお礼のメールが届いた

 

それでこそ俺が殴られたかいがあるもんだな…

 

ちなみに告白の事は俺がずっとはぐらかしていたら…

 

「「今度はヒッキー(比企谷君)の方から告白させて見せるから‼」」

 

と言われてしまった…

 

勿論これから、あいつらに告白することはないと思うが

 

陰からこっそりと目で追う事はするだろう…

 

どんなに好きでも俺は彼女たちと結ばれるべきではないのだ―――――

 

 

 

 

ありがとう

 

こんな俺を好きになってくれて

 

俺はボッチらしく…

 

この告白が自分の勘違いだと思い込ませながら

 

お前ら二人がいい人と巡り合うよう

 

二人の傍で

 

心から

 

 

 

祈ってるよ―――――――




どうでしたか?
次話はどんな話を書こうか迷っていますが
今度はめちゃくちゃラブラブしたものを書きたいなぁ~
と思っています‼
次話もよろしくお願いします‼
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