すみません
夏休みの中で頑張って更新していきたいと思います!
さて、本編。
前回100体ものダスタードが出現。
秋二はどうするか
そして、ここで助っ人登場!
なにはともあれ、第12話!ご覧ください。
さて、ゆっくり説明をしたいところだが今はそんな時間はねえ。
現状だけを簡潔に説明するぜ。
俺は蘭と公園に来て、遊んでいた。
そこに、たまたまいた弦さんの店を手伝い終えたところで広場から感じ取ったダスタードの反応。
弦さんに伝え、広場へ向かった。
と、広場に到着した。
そこには「ダスタード」と呼ばれる物体が並んでいた。
機械的な頭部、忍装束のようなものの下に見え隠れする金属のパーツ。
大きさは人間と同じだがその構造は人間と大きく異なる。
・・・さすが、星屑忍者と呼ばれるだけはあるなぁ。
広場には俺とダスタードの軍勢のみ。
丁度俺が来た瞬簡に公園そのものにバリアが張られた。
恐らく、賢さんあたりが民間人を巻き込まないためにやったんだろうな。
「さぁて、忍者さんたちよぉ・・・」
「・・・!」
俺の声にダスタード軍団が反応し一斉にこちらを向く。
腕に巻いている包帯を取り外し、投げ捨てる。
「お前らがいるってことはゾディアーツ共が復活したんだろ?」
「・・・!」
機械的な動きで構えるダスタード。
首をコキリと鳴らし構えを取る。
「あぁ、お前らに聞いても無駄だったなぁ・・・」
「・・・!」
「なんにせよ、お前らは駆逐するっ!」
俺は軍団へと突っ込む。
最前列に居たやつが忍者刀で切りかかってくるが右脚で蹴り上げ、開いた腹に拳を入れる。
その間にサイドから他の個体が蹴り込んでくるが、バク宙で避け後方に来ていた一体の顔面を蹴り、離脱する。
着地と同時に繰り出された拳は裏拳で逸らし、そのまま肘で吹き飛ばす。
後ろから振り下ろされた剣を身をかがめて避け、足払いを掛ける。
倒れこんだ個体の腹をかかとで踏み抜く。
体勢を立て直す前に繰り出された拳を顔の横を通るように避け、腕を掴んで膝を腹に入れる。
そいつの腕を持ち、後ろからよってきている集団に投げ込む。
剣を突き出してきた相手の手を持ち、回転しながら放すことで転ばせる。
今度は二体同時に突っ込んでくるが、手首の部分を狙い腕を上げて止めると
円を描くように動かし回転させて倒す。
そこで一度地面を大きく蹴ってダスタードたちと距離をとる。
普段だったら、ここからさらに動き回ってブッ倒してもいいんだが、
「・・・さすがに、この身体の状態じゃあ無理があるな」
そう、現在俺は無人機との戦闘の時の傷が完治していない。
左腕は激しくは動かせないし、内臓もまだ傷ついている。
そもそも安静にしてなきゃいけねえのに動いてる。
早い話がいつもより身体能力がアホみたいに落ちてるってことだ。
バスケん時は大丈夫だったが、戦闘とスポーツは違う。
この状況でちゃんと殲滅できっかぁ・・・?
「・・・っし!まだまだ行くぜ!」
拳を握って突っ込んでいく。
俺は、負けるわけにいかねえんだよ!
近場に居た二体の膝を利用して跳んだ位置から回し蹴り。
さらに、跳び上がり足で挟み込むかのように蹴る。
着地してすぐに回転しながら後ろ回しで蹴り込む。
休む暇もなく迫ってきた剣は手首を掴んで止め、膝下、もも、頭の三箇所を素早く蹴り行動不能にする。
真正面から突っ込んできた奴をストレートで殴り飛ばす。
と同時にもう一人の剣を身をかがめて回避、追撃を受け止める。
だが、ここで俺は致命的なミスをした。
受け止めた腕は左腕だったのだ。
もちろん大ダメージが腕に伝わり、思わず動きを止めてしまう。
その隙を見逃してくれるわけもなく集団から飛び出した個体に蹴りを喰らわされる。
「くうっ!?ガッ・・・!」
咄嗟に出した右腕と、喰らった瞬間に後ろに飛んだおかげで直撃とまでは行かなかったがダメージは大きい。
さらに大人数が突っ込んでくるがバックステップからのバク宙で大きく距離をとる。
だが、それを見越していたかのように二体が特攻。
「なにっ!?・・・ぐあっ!」
かろうじて一体が仕掛けてきた足払いを避けることには成功するも、直後に容赦のない蹴りを喰らう。
防御行動も受身にも失敗し、まともに喰らった俺は吹き飛ばされ大地を転がる。
ちぃっ、油断したなぁ。が、ここで俺は気配を感じ取る。
ここに来てはいけない、あいつの気配を。
「秋二さんっ!!」
___蘭が来てしまった。
「蘭っ!?・・・馬鹿野郎!何で来たっ!」
「秋二さんが心配で・・・」
「いいから早く逃げろ!」
「・・・!なんですか、あの集団!?」
ダスタードを見て驚く蘭。
だが、今は説明しているヒマはない。
そうこうしている間にダスタード共は蘭を認識する。
俺は素早く立ち上がり、先頭を駆けていた個体に組み付く。
「秋二さん!?」
「さっさと逃げろっ!ここは俺が何とかするから!」
「で、でも・・・」
「早くしろっ!」
「っ!は、はいっ!」
俺の怒号でやっと逃げる気になってくれた蘭。
組み付いていた個体を転がし、近くの個体に蹴りを加える。
拳を振るってきた個体の腕を取り、脇に抱え込んだとき、視界に入った蘭は___
「きゃあああああっ!!!?」
「蘭っ!」
ダスタードの集団に取り囲まれていた。
救出に入ろうとするも、目の前の奴らは俺を逃がすまいと壁のように立ちはだかる。
「ちぃっ!邪魔だ、どけぇっ!」
「・・・!」
通り抜けようにも、剣を突き出してくるため俺は回避するしか出来ない。
その間にも、ダスタードたちは蘭に迫る。
蘭は恐怖のためか腰を抜かしてしまっており、逃げることもかなわない。
俺は、また失うのかよっ・・・!
「くそぉぉぉぉ!!」
怒りに任せて叫ぶと同時に、ダスタードの刃が蘭に迫った。
届かないと知りつつ、腕を伸ばした。
その瞬間、上空からひとつの影が襲来。
「はあっ!!」
影は蘭を狙っているダスタードめがけて蹴りを放つと、着地。
その影は、俺の親友で蘭の兄。
「弾っ!」「お兄・・・?」
五反田弾だ。
弾はこちらを見て、頷く。
あわせて俺も頷き目の前のダスタードを殴る。
さらに、突っ込んできた個体を身を屈めて避け、腰を蹴り飛ばしながら前転し弾の隣へ立つ。
「悪い、助かった。俺一人じゃ蘭を守れなかった」
「ったく、お前はもうちょっと他人を信じろっての。束さんから連絡あったからよかったようなもんだけどさ」
そう言いながら俺の頭を小突く弾。
本当はこんなことは思ってはいけないんだが、やっぱり思っちまう。
「・・・サンキュな、弾」
「気にすんな、俺たちはダチだろ?」
当然のように言う弾。
その言葉につい笑みが漏れる。
「な、なんでお兄がここに!?」
「あ、いや・・・えーっと・・・」
「蘭、弾、話は後だ。とにかくこいつらをブッ潰す」
「あ、はいっ。分かりました」
「おし、任せとけ!」
兄妹が仲良く頷いたのを確認し、俺と弾は構えをとる。
「なぁ、秋二。蘭はここに居させといたほうが良くねえか?」
「あん?・・・まあ、そうか。そのほうが守りやすいかもな」
「よし、じゃあ行くぜ!」
叫んだ弾と共に走り出し、俺は跳び蹴りを、弾はスライディングをし、集団に突っ込んでいく。
俺が主となり倒し、弾がフォローを、時には役割を入れ替えながら潰し続ける。
共に戦ってくれるダチが、そして守るべきものが近くに居るからか
俺は先ほどまでの痛みを全く感じない。
そのまま俺たちは抜群のコンビネーションで次々と粉砕していく。
大きく跳び上がり、弾と共に蹴りを放つ。
直撃した二体は吹き飛び、周りの奴らと爆散する。
もうほとんどのダスタードは爆散し、あと10体程度になっている。
気合を入れなおし、構えを取る。
しかし、ここで俺たちの背後から乱入者が現れる。
そいつらは俺たちに拳を放ってくる。
辛うじて反応した俺は拳を受け止めることには成功するも、即座に放たれた蹴りで吹き飛ばされる。
「ガッ!?」「くっ!?」
空中で姿勢を整え、隣を吹き飛ばされていた弾の腕を掴み、なんとか着地。
顔を上げた俺たちが見たのは、赤と白のたてがみの入ったダスタード。
通常のダスタードの上位互換で戦闘力はおよそ3倍。
「これまた厄介な敵が現れたもんだぜ・・・」
「・・・まぁ、言っててもはじまんねぇぞ?やるっきゃないだろ!」
「ああ、分かって・・・る・・・?」
「どした、秋二?」
「・・・いや、ククッ。こいつは嬉しいな」
「だから、一体なんだよ?」
気配で分かった。
最高のタイミングだ。
「援軍のご到着だ」
「はぁ?・・・って、うおっ!?」
こっちを向いた弾を上に向かせれば下降してくる二つの影。
影は同時に蹴りを繰り出し、たてがみの入ったダスタードを怯ませる。
「オッラァ!」「ホワチャー!」
着地したふたりは俺と弾の手を取り立ち上がらせる。
「悪い、遅くなったな、秋二」
「いえ、わざわざすいません、弦さん」
「大丈夫か、弾」
「はい!まだまだいけますよ、流星さん」
来てくれたのは、弦さんと流さん。
俺と弾に戦いを教えてくれた師匠でもある。
さすがに、キツイと思っていたところでの援軍は有難かった。
だけど、ひとつ心配事がある。
「でも、ふたりとも。身体、大丈夫っすか?」
「心配すんな、秋二!」
「俺たちの心配をしてくれるなら、さっさと終わらせるぞ」
「・・・うぃっす」「分かりました!」
気合を入れて並び立つ。
俺と弾は駆け出し、弦さんと流さんは歩く。
残っていた十体は同時に俺たちへと迫ってくる。
切り込んできた二体の攻撃はかわし、弦さんたちに任せる。
サイドからやってきた奴に、裏拳を食らわせ腕をとると、弾に向けて投げる。
と、ほぼ同時に弾もダスタードを投げつけ、激突し、爆散。
そこに先ほどのたてがみの個体が現れ、俺と弾に攻撃を加える。
吹き飛ばされはしたが、先ほどとは違いきっちり腕でガードしたためダメージはなく。
丁度俺と弾は背中合わせの体勢となる。
「・・・っと。まさか、またお前と一緒に戦うことになるとは思ってなかったぜ」
「それは俺もだよ。あの時で終わりだと思ってたからな」
「・・・俺としては、お前をもう巻き込みたくなかったんだけどな」
「さっきも言ったろ?ダチには頼れって。それにやっぱり見過ごせねえよ、こいつらは」
「・・・悪いな」
「気にすんな、乗りかかった船だよ」
本当にこいつはお人よしだな。
と、俺たちの頭上を二体のダスタードが飛んでいく。
発射点には弦さんと流さん。
ふたりは軽く笑うと俺たちの隣へたつ。
「さーて、メインは譲るぜ!」
「こいつらは俺たちに任せろ」
そういうとふたりとも、残りのダスタードに攻撃を始めた。
「なら・・・お言葉に甘えて」「ああ、行くぜ秋二!」
たてがみのやつらに向かって跳躍。
まずは俺が先陣を切る。
拳を出すが、一体に阻まれもう一体に攻撃を喰らいそうになるが
「させ・・・ないぜ!」
同じく跳躍してきた弾の拳がそれを防ぐ。
驚いているうちに、俺と弾は前宙とバク転で場所を入れ替えそのまま攻撃。
呆けていたたてがみどもは吹っ飛んでいく。
姿勢を戻し、構えている弾にスイッチを差し出す。
「弾」
「ん?・・・これは」
「コズミックエナジーは溜めて置いた。使え」
「でも・・・」
「さすがに何の装備もなしじゃ壊せねえよ。姉貴だって大目に見てくれるだろ」
「・・・分かった」
弾は俺の渡したスイッチを、俺もスイッチを取り出しそれぞれオンにする。
《Meteor》
《Drill》
弾の右腕にガントレット型の武器「メテオギャラクシー」が、俺の左脚にドリルモジュールが展開される。
弾はそのままメテオギャラクシーの一番奥側についている「マーズレバー」を押す。
《Mars Ready?》
音声と共に待機音が鳴り響く。
そして、指紋センサー「フィンガーマウントパネル」に人差し指を当てる。
《OK! Mars》
認証が終わり、音声がなると火星を象った高熱エネルギーが具現化される。
拳を引き、構える弾。
俺たちは眼を合わせ、頷くと跳びだす。
「ドリルキックッ!」
「マーズブレイカーァッ!」
俺はドリルで抉り取り、弾は拳で熱と打撃ダメージを与える。
たてがみどもは吹き飛び、爆散した。
うしろに振り返ってみると、丁度最後の個体が弦さんと流さんに壊されたところだった。
「弦さん、流さん」
「おっ、秋二。終わったか?」
「はい。でもまさか、こいつらがまた出てくるなんて・・・」
「それについては今、賢吾と束が調べている。原因が判明次第、連絡する」
「お願いします」
「じゃ、俺たちは帰るぜ。またな、秋二、弾」
「「はい」」
弦さんと流さんを見送り、蘭の元へ行く。
蘭は驚いたような、恐怖したような顔をしていた。
「秋二さん、お兄、今のは一体・・・?」
「あいつらはダスタード。ISに似て非なる機械だ」
「ISとは、違うんですか?」
「ああ。でも、詳しいことは言えない。いずれ話さなきゃいけなくなるときに説明する。それでもいいか?」
「・・・はい!私は秋二さんを信じてます。秋二さんが今言うべきじゃないっていうなら、きっと今はそのときじゃないんです」
「蘭・・・」
「だから、私は待ちます。秋二さんが話してくれるときまで」
「ありがとう、蘭・・・」
本当に出来た娘だ。
俺の周りには良い奴が多すぎる。俺にはもったいないくらいな。
でも、その優しさが嬉しいぜ。
「あ、あと・・・」
「うん?」
はきはきしている蘭にしては珍しく、はっきりしない。
弾と顔を見合わせてると
「お兄も、信用してるよ・・・ちょっとはね・・・」
「蘭・・・!」
「さ、さっきも助けてもらったし!その、あ、ありが・・・と・・・」
「へへっ!気にすんなよ!じゃあ、秋二。蘭をちゃんと家まで連れて来てくれよ!」
「ああ、けど、お前はどうすんだよ?」
「俺はあいつに呼ばれちまってるから。後で束さんに送ってもらうよ」
「そうか。じゃあ、またな」
「・・・!おうっ!」
差し出した俺の手を握る弾。
握手。と共に互いの拳を数回打ち合わせる。
お互いに笑いあい、背を向ける。
「行こうぜ、蘭」
「はいっ!・・・お兄~っ!夜ご飯までには帰ってきてねーっ!」
「分かってる!」
休日に、まさか戦う羽目になるとは思っても見なかった。
しかし、なんでゾディアーツ共が復活したんだ・・・?
まあ、今は学園生活を楽しむかな。
さて、助っ人はまさかの弾!
さらに戦闘能力もなかなかの模様!
そしてゾディアーツの影。どうなっていくのか!?
一応夏休みあたりに説明回を一個入れたいとは思うんですけど、、、
何分、見切り発車だったりするのでどうなるか分かりません!
来月中にはラウラを元に戻すあたりまでは行きたいと思います!
では、今後ともよろしくお願いします!