「・・・あんたそれ本気で言ってるの?」
「ん?本気だけど?」
幽は当然のように答える
「馬鹿なの!?この世界の身分制度変えてトップを倒すって
どれだけ無謀なことなのか分かってるの!?」
「いや、知ってるわけないじゃん。俺、今日この世界に
放り込まれたのに。」
その答えにエルは脱力しそうになるが、
青筋を立てて
「この身分制度のトップはGという名のデュエリストで
それ以外は何も分からない、得体のしれない奴なの。」
「え、それだけ?もっとあるだろ。ほら、どんなデッキ使ってるとか、
男とか女とかさぁ。」
「そういうのも含めて何も分からないの。もちろんGにデュエルを挑んだ
デュエリストもいたわ。でも、そのあと消息を全員絶ってしまってるの。」
「普通に考えりゃ、処刑とかされたとかか?」
エルは幽の予想を聞いて
「多分、そうだと思う・・・・。だからやめた方がいいって。
しかも、Gの下には征騎士っていう、まぁお付きの者がいるの。でも・・・。」
「素性がわからないってか?よくそんな奴の下にいれるな。で、その肝心の
身分制度っていうのはどういうものなんだ?」
「身分制度はデュエリストの強さによるランク付けによって決まるの。
上から、Sランク・Aランク・Bランク・Cランク・Dランク・Eランクって
いう風にね。上のランクにいればいるほど待遇も良くなっていくわ。」
「それで、ランクを上げるためにはどうすれば?」
「ランクを上げるには大会に出て優勝する方法とレート戦によってランクを上げる
方法があるわ。レート戦は双方の合意の下で行われるデュエルで勝てば
相手のポイントを奪って自分のポイントにできてそれが一定以上になれば
ランクが上がるの。」
「へぇ、面白いな。もし、負けまくってポイントが0になったらどうなるんだ?」
「そうなると、デュエリストの権利を剥奪されて強制的にEランク落ちね。」
幽はデッキとデュエルディスクを持って
「そうとわかりゃ、今からデュエ」
「待たんかい、人の話を最後まで聞いてから行きなさい。」
エルに首根っこをつかまれ幽は引きずられる
「なんだよ!?」
「あのね、レート戦をやるためにはデュエリスト登録しなければいけないの!
ついてきて。」
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エルに連れられ幽は何かの事務所のようなところに連れてこられた
「おい、なんだここ?」
「ここはデュエルターミナルっていってデュエリスト登録とかいろんな用事を
請け負ってくれる所なの。あ、すいません。」
エルが受付の人に話しかける
「はい、何でしょうか?」
「この人の登録をしたいんですけど・・・。」
「分かりました、ではお名前とデッキ、デュエルディスクをご提示いただけますか?」
「あ、はい。えっと名前は高山 幽、デッキとかはこれです。」
「しばらくお預かりしますね。」
そういいデュエルディスクをパソコンに似たような端末に差し込み
手続きをしていく
「お待たせしました、登録完了です。最初はEランクですが頑張ってランクを
上げてくださいね。」
デッキなどを返されると幽はすぐに
「んじゃ、サクッとランク上げてくるわ。」
「え、ちょ。」
幽は走ってターミナルから出て走り去ってしまった
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幽が走り去ってから三時間後
「はぁ・・・・・。」
幽はため息をつきながら帰ってきた
「どうしたの?ため息なんかついて、もしかして最低ランクだから相手に
されなかったとか?」
「こら、エル。幽さんに失礼でしょ。」
エルがニヤニヤしながらいうのをフィオナが注意する
「まぁ、相手にしてくれなかったわ・・・・。」
「へぇ、ちょっとランク見せてみなさいよ。」
幽のディスクを取り上げステータス画面を開く
それを見てエルは絶句した
「・・・・・・え?Bランク?」
「いやー、手当たり次第にデュエル挑んでたらどんどん人集まってさ
1,2回は負けちまったけど、あとは全部勝ったらこうなったんだけどさ、
なんでだろ途中からデュエル挑んでも『勘弁してくれ!!』って断られてさ
渋々帰ってきたわけ、なんでデュエルしないんだろ。」
「・・・・なんで?」
「は?なにが?」
「なんで?私は1年、2年かけてやっとEランクからDランクへ上がったのに、
どうやったら3時間くらいでこんなにランクが上がるの!?おかしいよ!」
エルは涙目になりながら幽に言う
「そういわれてもなぁ・・・・。」
実際幽がやっていたことといえばスキルドレイン、一回休みを使い
相手の展開を封じる程度のことしかやっていない
もちろんハーピィの羽箒で一掃されて負けることが1、2回あったものの
たいてい相手が切り替えせずに勝っていたのだ
「幽。」
エルは真剣な表情で
「私にデュエルを教えて。」
「・・・・・・。はい?」
投稿遅れてすいません
結構勉強とかで忙しかったので書く暇ありませんでした
幽「嘘つけ、本当は大会とか出てたのが最大の原因だろうが。」
い、いやちゃんと勉強とかもやってたし(震え声
投稿は3週間かそこいらのペースでいこうかと思います
エル「ホント、しっかりしなさいよね!」
幽「同感だな。」
いや、まじですいません
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オマケ
幽「なんかこの回からカードの解説する羽目になった・・・・。
今回説明するのはこの2枚だな。」
永続罠 スキルドレイン
効果 1000ライフポイント支払って発動できる。
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上で
表側表示で存在するモンスターの効果は無効かされる。
永続罠 一回休み
効果 特殊召喚されたモンスターが自分フィールドに存在しない場合に
このカードを発動できる。
①このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り特殊召喚されたモンスターは
そのターン終了時まで効果が無効化される。
②効果モンスターが攻撃表示で特殊召喚された場合にこの効果を発動する。
そのモンスターを守備表示にする。
幽「スキルドレインはクリフォートに使うとリリース無しで召喚した場合の
効果が無効化できてなおかつ相手の妨害もできるカードだな。
一方、一回休みは攻撃表示で特殊召喚するモンスターに効果が適用されるから
こっちも相手を妨害するにはうってつけだな。」
エル「でも羽箒出されたら終わるのよね。」
幽「それ言ったら、元も子もないだろうが・・・・。
とりあえずカードの解説は終わり。またな!」