Fate/kaleid saber   作:faker00

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第10話 ラストダンス 

 そして夜がやってくる。季節が春真っ盛りから少しずつ夏へと移り変わる準備の頃。子供達の外で遊ぶ声はだいたい6時頃まで聞こえている。

 今はそんな時間も越えて街には人工の光が輝く。そんな繁華街から少し離れて寂れた雑居ビル、その一角に美遊、凛、ルヴィアの3人とサファイア、そして……その闇にとけ込むような黒い祭服に身を包み首からは十字架を下げ、まるで全てを悟ったと言わんばかりの雰囲気を醸し出す男、言峰綺礼はいた。 

 

 

 

「凛、なぜその少女がいるのか分からんがこれは余り良いことではないのではないかね?ゼルレッチ翁にこの任務を任されたのは君とルヴィアゼリッタの両名だけのはずだが」

 

「うっさいわねー アクシデントよアクシデント。何? 上に報告でもするつもり?」

 

「まさか、可愛い妹弟子に頼み事をされたのだ。手助けならいざ知らず、君の立場が不利になることなどするわけがなかろう?」

 

「……胡散臭い、これ以上ないってくらい胡散臭いわよ、今のあんた」

 

 7枚目のクラスカード回収、本来なら緊張感に溢れているはずの空気はなんというか中途半端にギスギスしたものになっていた。主に美遊の前で揉めている2人のせいで。

 

「ルヴィアさん……」

 

「仕方ないですわね。こういう場を和ませるのはいつもイリヤスフィールでしたし落ち着いて対処してくれそうなセイバーも今日はいません。まあ話を聞いた通り、大体想定内ですわ」

 

 いつもは自分も揉めているのにこういうときだけそんな顔をするのはどうなのか? と美遊は思ったがそれを口にはしない。

 下手に刺激してルヴィアも参戦、なんてことになればもう手がつけられない。場合によっては本日のクラスカード回収は開始前に内戦でお開き、なんて自体も充分に考えられる。 

 それは困るのだ。

 

「イリヤ……」

 

 昨日突き放した少女の顔が美遊の脳裏に過ぎる。

 酷な言い方だったのは分かっている、傷つけたのも分かっている、もう彼女が自分のことを見てくれないであろうことも分かっている。

 それでも敢えて泥を被ることに決めたのだ。怯えている彼女を守ることが出来るのは自分だけだと。

 

「……ッ!」

 

 --それなのに、この痛みはなに?

 

 美遊は自分の中に生まれていた小さな痛みに困惑していた。

 どう説明したらいいのか分からないが胸の奥が締め付けられるような、そんな痛みだ。 

 自分は正しいことをしているはずなのにどうして……

 

「それは後悔と言うものですわ、美遊」

 

「……ルヴィアさん?」

 

 それを優しく諭すように答えを出したのはルヴィアだった。

 その言葉の意味を美遊が理解できないでいる間にもルヴィアはいつものように豊満な胸を強調するかのように腕を組んだ状態で美遊に向かい合い言葉を続ける。

 

「美遊、正直私はあなたに初めて出会った頃からなにやら危ういものを感じていたのです。その年にしては優れすぎていると言っていい頭の良さ、考え方、そんなものどうでもいいくらいに何か大切なものが欠けていた」

 

「貴女の過去に何があったのかは知りませんし詮索する気もありません。しかし最近イリヤスフィールと知り合ってからの貴女は徐々にですが変わっていきました。それが原因でしょう」

 

「原因……ですか?」

 

 美遊には分からなかった。

 イリヤスフィールと自分が知り合ってから変わったのかも、ルヴィアがなにを言っているのかも。

 

「ええ、美遊、貴女は本当はもう分かっているのではなくて?そうでなければ貴女はイリヤスフィールを引きずってでもここにつれてきていたはず、そしてセイバーにイリヤスフィールのそばにいるよう頼んだりしないはずですもの」

 

「……何がですか?」

 

 本当に分からず困り顔をする美遊の様子にルヴィアは、鈍感なのか素直じゃないのか、とこれ見よがしに大きくため息をつく。

 そうして顔を上げて美遊を見据えると

 

「美遊、貴女とイリヤスフィールは 友達 ではないのですか?」

 

 そう聞き慣れない言葉を美遊に投げかけた

 

「……友達」

 

 

 

 

 

「ほらー!早く行くわよ2人ともー!」

 

 いつの間にか玄関から階段を登り始めていた凛が上から呼ぶ声が聞こえる。 

 知らぬ間に喧嘩は収束していたらしい。

 

「あの身勝手野蛮人ときたら……!行きますわよ!美遊!」

 

「……はい!ルヴィアさん!」

 

 つかつかと歩いていくルヴィアに続き階段を登る。

 最後の戦いの幕が開く

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここかね?歪みはあるが肝心の気配は何もがしないが……」

 

「言わなかった?ここから鏡面世界に飛ぶんだけど」

 

「聞いていない。凛、君のうっかり癖も大概にしたまえ」

 

「分かってるわよこのエセ神父……それじゃあサファイア、お願い」

 

「分かりました」

 

 どうやらまともに伝えていなかったらしい凛に文句を言う綺礼の後ろからすいーっとサファイアが飛んでくる。 

 そしてステッキに形を切り換えるとなにもないように見えるひび割れた床に突き刺さり魔法陣を展開すると同時に詠唱を開始する。

 そうして、それが終わると彼女達の姿は消えていた。

 

 

 

 

 

 

-----

 

「せまっ!」

 

「屋上……このビルだけってことですの?」

 

「美遊様、転身を」

 

「分かってる」

 

 飛んできたのはビルの屋上

 幾度となく訪れた鏡界面だがこの狭さははじめてだった。

 何せ広く見積もっても30m四方……もしかしたらそこまでないかも知れない。

 

 --残っているのはバーサーカー、これだけ開けている上にスペースがないのはまずい

 

 転身を終えた美遊はぐるっと辺りを見回してみてそう分析していた。

 バーサーカー--狂戦士のクラスはその英霊の理性を奪うことでその戦闘力を大幅に上げる。要は単純な戦闘には強く、うまく絡め手に嵌めれば簡単に転ぶと言うことだ。

 そしてこのフィールドは遮蔽物もなにもないシンプルそのもの、バーサーカーにとっては最高のものである。

 

「……」

 

「どうしたんですか、言峰さん?」

 

 1人何もない方向をじっと見る親父を見る。

 彼の眺める方向にあるのは防護用の金網だけだ。

 

「綺礼でいい。いや、少し不自然だと思ってね」

 

「不自然……?」

 

 非常に重厚かつ慇懃な声の綺礼が顎に片手を当てて思案する。

 何か確信ありげな物言いに美遊は問いかけた。

 

「ああ、ここにいるのはバーサーカー、というクラスの英霊なのだろう? 他の者ならいざ知らず狂った者が戦術的に時間を使って焦らしたりするのだろうかと考えると些か合点がいかない」

 

「そう……例えば。あの下から登ってきていると言うのなら話は--」

 

 その時、美遊はあり得ないものを見た。

 何もなかったはずの緑の金網、そこに点在する穴からは黒い虚空が見えていたはずだ。 それなのに、今は巨大な上半身がそのほとんどを埋め尽くしている。

 

「んな!?」

 

「なんですのあの怪物は!?」

 

 凛とルヴィアも気づき驚愕の声を挙げる。

 当たり前だ、おおよそ3m近くになろうかという大きさ、分厚い筋肉の鎧、野性的に赤く光る瞳

 驚かない方がおかしい

 

「あれが……ヘラクレス……!」

 

 しかし2人の言葉にはわずかだが語弊がある。怪我とイリヤのメンタル面を考え置いてきたセイバーからその正体は聞いているはずだ。

 美遊はその言葉を思い出す

 

『バーサーカーの正体はギリシャ神話最強の英雄ヘラクレスです。 単純なパワーだけなら私を上回りスピードも五分、もしかしたら負けているかもしれません。 理性を残していないと言えど正に最強の英霊と呼ぶに相応しい存在……色々あってその宝具は私も正確には掴めずじまいでしたが油断はしないでください。いや、やはり私も--』

 

 --セイバーさんの言ったことに間違いはなかった……!

 

 彼女の言ったことを疑った訳ではなかったが正直なところ自分達の気を引き締めるために少し誇張した所があると思っていた、そう信じたかった

 だが……そんなことはない。今フェンスを乗り越えて私達の前に立ったあの英霊は紛れもなく最強だ。

 

「美遊様」

 

「分かってる。一撃でも食らったらアウト。物理防御とスピードに全部振って」

 

 手早くサファイアに指示を出す。

 彼の生前の逸話、バーサーカーというクラス特性、色々なものを考慮すれば魔術防御には力を入れる必要はないだろう。

 それよりもシンプルな力に対する対策だ。まだどれだけのものかは見てはいない。それでもわかる。あれの一撃が直撃すればそれが命の終わりになると。

 

「……っ!」

 

 凛の舌打ちが張り詰める緊張の中に響く。

 睨みあい、しかし動けないのはこちらだ。

 事前情報がある分余計下手な動きは出来ない。誰が初撃にいく? カウンターのリスクを考えれば相手が万全な状態でこちらから動くのは難しい……!

 

「ふむ」

 

 そんななか、コツリ、と足音が静かな空気を動かす。

 動いたのは言峰綺礼、1人だけこの空気にも我関せずといった風な彼は美遊たちの前に立った。

 

「凛、私を呼んだのは正解だったな」

 

 背中を向けたままその黒く長い祭服の腕をまくりながら綺礼はなにか納得したようにそう言う

 

「なるほど、ギリシャの伝説ことヘラクレスか。お前達では触れることすら難しいだろうな。 だが……私なら時間を作れる。黒剣程度では通らないだろうから真っ向からの格闘になるがな」

 

 そしてそのままとんでもないことを言ってのけた

 

「……え?」

 

「貴方バカですの!? あれ相手に魔術なしで肉弾戦だなんていかれてるとしか思えませんわ!」

 

 酷い言いようだがルヴィアの言う通りだ。

 あれを相手にするには遠距離攻撃で隙を作り近距離は一撃必殺にかけるしかないはずだ。

 だというのに綺礼の言ったことはそれとは真反対の無謀極まりないことだ。

 わざわざ相手の英霊の土俵で戦う必要がどこにあると--

 

「分かってるじゃない。ええ、あんたにはあいつの動きを封じてもらうわ。 その間に私達で必殺の手段を考えるから……心配しないで、いざとなったらあんたごとぶっ飛ばしてあげるから」

 

 それを、当然のように凛は肯定した。かなり物騒な言葉混じりに

 

「トオサカ!?」

 

「……凛さん!?」

 

「なによー……冗談よ冗談、流石にあいつごとぶっ飛ばすなんてしないから安心して」 

 

「いや--」

 

 --それもないことはないけど一番の問題はそこではないのですが

 

 同じことを思っているのかルヴィアも唖然とした表情を浮かべている。

 分かっていないのは凛のみだった。

 

「凛、あまり悠長にお喋りをしている時間はないぞ。強化はちゃんとかかっているのだろうな?」

 

「完璧、うっかりも今回はねじ伏せてやったわ。これで時間稼ぎもこなせないようなら笑ってやるわ」

 

「そうか、それでこそお前だ。ならお望み通り時間稼ぎをするとしよう。 ルヴィアゼリッタ、美遊、信じられないのは分かるが今は集中しろ。私も無駄死にする気はないのでな--いくぞ」

 

 そこまで言うと何の前触れもなく黒い弾丸が駆け出した

 

「「は?」」 

 

 美遊とルヴィアは同時にそんな気の抜けるような声を出した。

 

 --人の動きじゃ……ない!

 

 瞬きした時には既に低く飛び出した綺礼はバーサーカーの目の前まで迫っていた。

 そのスピードはセイバーにも見劣りしない。人の限界を超えた境地のもの

 

「---■■■!!」

 

 狂戦士が吼える。

 声ではない。野生の王が放つような、そんなものだ。

 

「ほんとに徒手空拳で!?」

 

 驚くルヴィア

 そんな声が届く訳もなくバーサーカーの丸太の如き腕が横から綺礼の上半身を凪払わんと振られる

 

「……!」

 

 思わず目をそらす。無理だ。あんな重い一撃を受け止められるはずがない。

 目の前にあるであろう綺礼の死体を覚悟してその目を開く

 

「……そんな!」

 

 目を見開く。

 綺礼は死んでなどいなかった。 それどころか……

 

「この程度でバーサーカーを名乗ろうなど思い上がっているのではないかな? 狂戦士」

 

 それどころか薄ら笑いすら浮かべている。

 上げられた膝と下ろされた腕に阻まれる大木、バーサーカーの一撃は全身でその腕程度しかないはずの綺礼の防御によって完全に動きを封じられていた。 

 

「なんですのあの化け物……」

 

「散るわ! ルヴィアはこっち、美遊は上に!」

 

 凛から声がかかる。 

 それによって呆けて力が抜けていた身体に意識が戻った。

 空に足場を作るイメージで美遊が空に登り始めるとルヴィアも同様に動きはじめる。

 

「すごい……!」

 

 空へ、そして上から見ると綺礼とバーサーカーの戦闘はその激しさを増していた。

 

 

「--■■!!」

 

「--!!」

 

 殴る、蹴る、ただの醜い暴力だ。

 そのはずなのに目の前で繰り広げられるそれは何か壮大な芸術のように見えた。

 全てを飲み込むバーサーカーが台風なら、綺礼はまさしく鋭く渦巻く竜巻だろう。

 綺礼は自分のリーチが届くギリギリの範囲内で超速移動を続けバーサーカーの攻撃を紙一重のところでかわしつづける。

 そうして間隙を縫って研ぎ澄まされたその一撃を何度もバーサーカーの身体に叩き込む

 

「ふっ!」

 

 残像かと思わせる動きで綺礼の身体が消えた、かと思うとバーサーカーの下から現れ至近距離で正拳を繰り出す。

 時には横から身体ごと接触し衝撃を与えなお次の手を繰り出す。

 正に乱舞。荒れ狂う怪物に綺礼は正面から対峙していた。 

 

「八極拳……!」

 

 あまりの速さに見逃しそうになるがその型は美遊は知識だけではあるが知っていた。

 

 中国発祥の接近戦特化型武術、決して珍しい物ではないが使う者が者ならばそれは絶対の威力を持つ。

 最初のスタートダッシュで極限までの瞬発力を見せ、今もバーサーカーの攻撃を急激な体制動と重心の急展開で回避し続けるという桁外れのポテンシャルを見せる綺礼にとってそれは正に天の与えた絶対の武器

  

「ぐおぁぁ!!」

 

 闇雲に振り出される拳をフルスピードのままスウェーの体制で膝から上を全て水平に倒してかわすという荒技、そしてあろうことか綺礼はその反動を生かし真っ直ぐにバーサーカーの正中を撃ち抜く。

 常人なら最初の身体移動に耐えきれずそのまま頭を打って気絶、仮にこなせたとしてもそこから体制を戻そうとすれば膝が砕け散るだろう。

 今の流れ一度だけでも人間の体は確実に機能不全を起こす。そんな動きをもう綺礼は数十度に渡り繰り返し未だに動きは衰えない。

 

「■■!!」

 

「おおお!!!」

 

 初めてバーサーカーの身体が揺らぐ、それを好機と見た綺礼のかさらにスピードを上げてその懐に飛び込む

 

 今度こそ目に見えぬ連打、無防備になった上体をコンマ数秒につき凡そ10という爆発的瞬発力。

 

「なっ!?」

 

 完全なる手応え、それは美遊も感じた。それだからこそ綺礼の驚愕が理解できた。

 

 確かに揺らぎはした。しかしそれだけだ。摩擦からか白煙を挙げるバーサーカーの身体だが傷は見当たらない。

 

「……!」

 

「危ない!」

 

 

 先程の綺礼の動きの焼き直しが起こっている。ぐらつき倒れかかるバーサーカーだがそこから近寄った綺礼に右腕を振り抜く。

 美遊が叫ぶのとほぼ同時に綺礼も動く。

 体勢が悪い。そう判断したのか綺麗が選択したのは脚による防御。無理やり上体を下げ手をつくとカポエイラの要領で身体ごと脚を振り回す。

 ぶつかり合う脚と腕、通常なら勝つのは脚だ。

 

「ぬおっ……!」

 

 しかし今まで綺礼が立ち回れていたのはその攻撃をまともに受けることがなかったからであり、パワーのみなら純然たる差がある。

 そのまま弾き飛ばされると綺礼は駒のように回転しながら10m吹き飛び金網に叩きつけられた。

 

「ゴフッ……!」

 

「綺礼さん!」

 

 魔力で固めた空を蹴って彼の元へ向かおうとする、がそれは綺礼の目に制せられた。

 

 --来るな!

 

 口から血を滴らせながら睨みつけるその迫力に美遊は空中に留まらざるをえなかった。

 

 その間にもバーサーカーはその巨体からは想像つかぬ猛スピードで綺礼という獲物を仕留めんとしている。

 

「だーー!」

 

「ええ、綺礼よくやったわ。予想以上の時間稼ぎ、ほめてあげる。」

 

 その時、無数の宝石が輝いた。

 

「--■■!?」

 

 バーサーカーの咆哮に困惑が混じる。

 それもそのはず。バーサーカーの周りだけ重力の桁がおかしくなっていた。

 

「大丈夫綺礼? ごめんねー、このバカお嬢様が手間取っちゃって」

 

 左からは凛が

 

「むむ……今回ばかりは認めざるを得ませんわ。申し訳ございません、ミスターコトミネ。 貴方は本国にも勝るもののいない紳士ですわ」

 

 右からはルヴィアが

 

「さあやっちゃいなさい美遊、これで詰めよ!」

 

 2人が綺礼に肩を貸す。

 

 --後は私が!

 

「行くよサファイア!--限定召喚(インクルード) ランサー!!」

 

 赤い魔槍、ゲイ・ボルクが美遊の手に握られる。

 相手は無防備、この一撃で命を貫く!

 

刺し穿つ死棘の槍(ゲイボルク)!!」

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 




どうもです!

綺麗な麻婆最高です。本日はこれにつきますね。強すぎるという意見あるかもですが凛ちゃんが有能だったことに……因みにこの綺礼は10年サボってないので本編のどの綺礼よりも強いです。

それではまた!評価、感想、お気に入り登録じゃんじゃんお願いします!

いよいよ無印最終章、期待してくるかたは是非是非!
今は特に評価ほしいのでよろしかったら!


セイバーさんがゴッドハンド知らないのはオルタ時は蘇生の暇もなかったのでただむちゃくちゃ打たれ強いなくらいにしか思わなかったから、ということで補完してもらえると助かります
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