~魔法少女リリカルなのは~闇に生きる者   作:クリススキー

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頭が痛い朝から続き書いてたら頭がイカれてしまいましたよ
コンチクショー金曜日に有明行かないといけないのに
あぁ、どうぞ続きをご覧ください


五話

◆◆◆◆これまでのあらすじ◆◆◆◆

忍は刹那の家族と会い各々の自己紹介などの挨拶をし

少しだがゆっくりとした時を過ごしていた

 

忍「はぁ~刹那の家族はいろいろと凄いな」

刹「えへへ、僕の自慢の家族だよ」

 

忍「家族なぁ」とこの言葉を言った忍の顔には影がかかっていた

 

忍「おっとどうやら呼ばれてるから俺は行くとしよう」

と忍は言い立ち上がると何処から現れたのか?1と丈助と共に歩き出した

 

刹「また後でね、お兄ちゃん」

 

忍「あぁ」

と忍達の体が透けて行きまるでソコには何もなかった様に消えてなくなった

そして次に鬼灯が現れ刹那と刹那の家族と何やら話し始めた

刹「さっきのお兄ちゃんの顔、何か寂しそうだったけどどうしたのかな」

と刹那は自分に新しく出来た兄のような存在の心配をし忍は

 

 

 

 

何処かの通路だろうか回りは白い空間だけだからあまりわからないが

?1「どうしたのです忍さん」

 

忍「いや刹那を守れって言われてたが、俺なんかが守らなくても

  刹那には家族がいるし刹那自身も強い、もしかしたら俺なんかよりも」

 

丈助「それは単純に力がって事か」

 

忍「いや、生憎だが刹那よりも身体能力や力では負ける事はないと自負しているさ」

 

?1「ではナニが強いと」

 

忍「さぁな、しいて言うなら心がってとこかな」

 

?1「心ですか」

 

 

忍「刹那は二回も大切な家族ってのを失ったんだろ、

 普通ならそんな事が自分に起きた奴は全てを放棄し廃人にでもなるだろう

 が刹那はそれでも笑顔でいる。」

 

丈助「確かにそれはスゲェな」

 

?1「だから心が強いと」

 

忍「あぁ、だが刹那はその強い心のによって苦しめられるかもしれない、

 自分で全てを解決しようといろいろ背負い込むかもしれないから

 俺が守らなくちゃな、エゴと罵られて良い、これは! これだけは必ず達成するんだ」

 

?1「ですが貴方に守れるのですか」

 

忍「いや、無理だわ」

と忍はきっぱりと言いきった

 

 

忍「誰かを守れるのは、自分を守る事が出来る奴に余裕があって、

 初めて言えて実行できることなんだ」

 

丈助「なら、どうすんだ」

すると忍は二人の前でお辞儀をした

 

忍「頼みます、俺を、俺を鍛えて下さい、お願いします、

 俺に出来ることなら何でもやります」

と忍は言った

 

?1「闇域さん、それは何故ですか?

  貴方の本来のやる事は我々のお願いを実行して貰うことです。

  彼とは仲良くしても守る必要はないと思うのですが」

と?1も言う

 

忍「確かに刹那がずっと此処にいるなら俺なんかが守るよりも良いだろう、だが

 何処かに転生し、刹那の家族達も刹那と共にいるなら大丈夫だろう、けど!

 もしソコに刹那の家族が居なかったら、刹那はどうなる! 

 どうやら俺はアイツ〈刹那〉と会って少ししか話をしなかった、

 でも理由は解らない!だが心の底から

 アイツには幸せになって欲しいと思ってしまうんだ、

 あの鬼から頼まれたからではない

 これは俺が感じたことだ、心からアイツには幸せってのを味わってやりたいんだ」

 

忍は言っただがこの時忍は気づいてはいなかっただろうが

忍の左目から涙が溢れていた

 

?1「解かりました、貴方のその覚悟に応じて貴方を鍛えてあげます。

ですが私は知識専門ですので貴方の体を鍛えるのは丈助に任せたいのですが?」

と?1は丈助に聞くように振り向くと

 

丈助「グレートですぉ、こいつはぁ」と多泣きしていた

 

丈助「こいつの魂に黄金の輝きを俺は見出した!」

 

?1「では闇域さんを鍛えるのは宜しくお願いします。

  それと今貴方の時は止まっているので貴方の寿命が進む事はありませんので」

と?1は言うと消えて行った

 

丈介「よし! じゃ始めるぜ」

 

今ここから忍の修行が始まる括目せよ

 

――――ただ今修行中ですドスエ今しばらくお待ち下さい、

      内容はダイジェストで送ります―――――――――――――――

 

丈助「それじゃまずは忍が食べたあの果実の説明をするとしよう」

 

忍「了解」

 

丈助「まず一つ目はだ、この能力を俺らタカの目と呼んでいる、

  使用するなら目を閉じて右目に神経を集中してみろ」

と丈助は言い腕を組み目を閉じた

 

忍「解りました」

と言い忍も目を閉じ自身の右目に神経を集中し何か少しだが

キラキラと光っているようなのが自分の目に見えた

さらに神経を集中するとまるで自分の精神だけが抜き出て自分の

周りを見ているような景色を見て忍は声を上げ集中を乱してしまった

 

丈助「何が見えたんだ」

と丈助の問に忍は

 

忍「解らない、何て説明すれば良いのか解らないけど、何て言うか、

 こうまるで目を閉じているのに自分の周りが見えるというか」

 

丈助「グレート、初めてでソコまでに達するとは」

 

忍「今のは、いったい何だったんだ」

 

丈助「おし、忍今の感覚を忘れんなよぉ、今からは詳しい説明をしてやるからよ」

 

忍「お願いします」

と忍はこの謎の目の説明を受けた

 

丈助「この力の名前はタカの目って名前だ」

 

忍「タカの目」と

忍は噛み締めるかのように復唱した

 

丈助「こいつを使用すると周囲の人物が光きその色によって

 敵や自分への障害となるモノなら赤に、

 味方なら青、標的なら金色で一般市民ならグレーに発光し分類することができる。

 また、通常では見えない足跡や指紋、拭き取られた血痕なども見ることができる。

 さらにこの目の使用者によってはさらに成長する可能性がある」

と丈助は説明をする

 

忍「それだけでも凄いのにさらに成長するとは」

 

丈助「修行はまだまだいくぞ!」

 

忍「はい!」

と忍と丈助はお互いに正面に向かって走り出した

 

 

丈助「これでタカの目は完璧だな、この感覚を忘れんなよ、じゃ次の修行だ」

 

忍「次は何を」

 

丈助「そうだな、よし暴食の制御をするぞ」

 

忍「了解!」

 

 

 

 

丈「ほらほら、どうした、暴食は何でも食えるんだからもっとガツガツいけよぉ」

 

忍は今丈助が出す肉をひたすらに食べていた

 

忍「グウゥ、確かにどれだけ食べても平気だとは思えるけど」

 

丈助「んっ? どうした」

 

忍「俺の喰うスピードよりも、貴方が再生させるスピードが

 速すぎて追いつかないんですよ!」

と忍は怒気を含みながら言った

 

丈助「これも修行の一環だ」

と丈助は笑う

 

忍「無茶苦茶な、だが俺のが行う事には丁度良い、

 だがただ食べるので能力の制御になるのか」

 

丈助「文句を言ったなぁ、追加だ、まだまだ行くぞ」

 

忍「ゲッ、クソっ、お願いします」

忍も笑いながらも自分の行うことを手伝ってくれる事に感謝しているのだろうか

文句は言わなかった

 

 

丈助「どうした! いつまで鬼の力に飲まれてる!」

丈助は頭を抑えて苦しんでいる忍を一喝した

忍「グガッ、ゴッ、ウルサイ! キサマハ、俺ノ、力になってろ!」

忍は苦しみに悶えながらも頭に中で渦巻いている邪気と戦っていた

 

本来の鵺野 鳴介は美奈子先生と言うある事情で死んでしまったが

何の因果か封印するはずだった最強の鬼である覇鬼に取り込まれ生きていた。

 

鵺野 鳴介は悲しみながらも自分の左腕に覇その恩師である奈子先生と共に

鬼を封印した、これにより

2人がかりで二重に封印を施すことで鬼の力を制御していいたが

忍は一人で制御しようとした為

体に異常な負荷を掛けてしまったが忍自身の強い精神のお怪我か

少しずつだか忍は元の冷静な忍へと戻って行ったが

これもまたなんの因果が忍が手にした鬼もまた覇鬼だった

 

?「オマエモマタ、ア_オトコ_ヨウ_ナニ_ヲ____トシ___ノカ」

ナニかが呟いた

 

忍「俺は生まれつきニンジャで、何かを奪うってしか生きていなかったが、だけど! 

 一度くらいは! 誰かを助ける為にこの力を使いたいんだ!」

 

忍は無心に叫んだするとどうだろうか頭に響いていた声や邪気はなくなり

まるで爽やかな気分だ

新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のようにすきっりとしていた

多分だが忍の無心の叫びは忍のこれからの決意の証明となったのだろうか

覇鬼は一時的にだがその邪気を仕舞ったのだろう

 

丈助「フッ、グレートやれば出来るじゃぁねか」

 

忍「想像以上に辛い、こんな力をあの人は使用していたのか」

 

丈助「まだまだこれは序の口だ!、完全とは言わない、それでも先ずは制御出来る様になる事だ、その後からお互いの事を知り合え」

 

忍「任務受託完了、これより任務を開始する、任務内容は鬼の手との対話、これより任務を開始する」

 

 

 

 

 

今丈助と忍は何処か暗い場所に居た

お互いの姿は見えないが声を聞くことは出来る

 

丈助「良いかこれは鬼の手にも暴食にも言える事だが、

この力は強大過ぎる所持者が弱いならその者を飲み込むだろう」

 

忍「なら、どうしろと」

 

丈助「それを今から行うんじゃないかよ」

 

丈助「まぁ、最初は精神の鍛錬をするか」

 

忍「具体的には」

 

丈助「明鏡止水、澄み渡る鏡、水の一滴この領域に達するにのを目標に設定する」

 

忍「明鏡止水、それは邪気なく、静かに落ち着き澄み渡る心なり」

忍は目と閉じて呟いた

 

丈助「そうだ、俺はこの暗闇からお前を攻撃する、

 だが俺自身が攻撃するのではなく、お前の念、

 つまりは気配を敏感に感じ取りそれに攻撃するナニかだ」

丈助の背後にゆらりろ不可視だがナニか、ソコには何もないはずなのに僅かにだが陽炎のように”ナニ”かがいた

 

忍「つまりは、明鏡止水に達しなければ俺は攻撃されると」

 

丈助「そうだ、お前は相手の殺気や気配を読む、

 そのため同種の忍者より強い相手には苦戦するだろう」

 

丈助は忍に弱点とは言いづらいが忍の駄目な部分を指摘してきた

確かに忍は一般人と比べれば強い部類に入るが

忍者、ニンジャ、アサシン言い方は色々あるが

忍はこの中でもまだニュービー<初心者>である

忍よりもヤバイ級の者達はまるでフートンを叩いた時に舞い上がる

ホコリの様にまだまだ沢山いる

この者達と忍は一度戦った事はあったがその時は

相手に掠り傷一つをつけるのがやっとでその後に無様にも気絶してしまった

だがこれを責める者は居ない、周りの者達は掠り傷なぞつける事も出来ないで

そのヤバイ級の者達の殺気に怖気づき失禁あるいは気絶していたのだ

 

忍「確かに、苦戦はしたことありますが」

 

丈助「そうだろ、なら苦戦なんかしないようにしないとな、目指すなら最強ってな

あぁ、そうだまだ言って言っていなかったがタカの目にはもう一つ能力がある」

唐突に丈助はタカの眼のもう一つの能力を言った

 

忍「もう一つの能力ですか」

 

丈助「今なら使えるだろう、それはこの世に存在しないモノや

  不可視のナニかを見る事ができる」

 

忍「不可視のモノを」

 

丈助「そうだ! 今のお前になら出来るはずだ」

 

忍「グッ、集中するんだ」

 

忍は静かに呟き目を閉じ集中した

すると丈助の側に体のいたる所にハートマークがあり、

頚部に数本のパイプの様なものがある

一見ふざけた格好をしているがとても力強いオーラをだしているのが忍には解った

 

忍「丈助さんの側にナニかいますが」

 

丈助「見えたようだな、よしいくぞ! ドララァ」

と丈助は自分の側で待機していたナニかを忍に向かわせた

 

忍「ちょ! 待って、グアッ」

忍は自分に向かって来るナニかに驚き集中を乱してしまった

その結果として忍は何かに殴られてしまった

 

丈助「なにしてる、どんな状況でもタカの眼を使ってる時は常に冷静で集中していろ」

 

忍「無茶苦茶な事を、いくら慣れたからってまだ使うと

頭痛がするってのに、だがやらなきゃ俺がやられるんだ」

忍は目と閉じ集中し始めた、すると余ほど脳を酷使しているのだろうか

両方の目から血が涙の様に流れた

 

忍「行きますよ丈助さん」

 

丈助「こい忍」

お互いの名を呼び体重を前にして走り出した

 

 

 

 

丈助「よっしゃ、これにて俺の修行は終了だ! 良く頑張ったな」

 

忍「有難う御座います」

忍の体は傷だらけでボロボロだがその顔つきは何処か修行する前とは異なって見えていた

そこに?1がどこからか現れた

 

?1「あの~、お互いに友情を育むのは構いませんが、

忍さんにはまだ私の修行が終わっていませんので」

と?1まるで死の宣告をすろように言った

 

忍「アグッ、そうだ」

忍の表情は暗くなりボロボロの体は更にボロボロになって見えた

 

丈助「あ~、ドンマイだな忍」

 

?1「ほら早く逝きますよ時間は無限のようで有限なのですから」

なぜだか?1の表情は晴れやかであり輝いて見えたとのちに丈助は語った

 

 

 

 

 

 

 

?1「ふむ、私が教えることはこれが全てですね」

 

忍「あ、あり、有難うございました」

 

?1「おや、どうしました」

 

忍「いえもう精神的にダメージが酷いので」

 

?1「ですがそのおかげで色々と知る事が出来たでしょう」

 

忍「確かにそうですね」

と忍と?1が話していると

 

丈助「おーい、もう良いのか~」

 

?1「はい、私が教えれることは全て教えたので」

 

丈助「なら忍はもう行くのか、寂しくなっちまうな」

 

忍「俺もお二人と別れるのは寂しいですよ」

 

?1「確かに私も寂しいですね、ですが貴方には貴方の為すべき事があります」

 

忍「重々承知ですよ、でも最後に刹那達と話をしたかったですね、

 でもそれをすると今の決意がなくなりそうですのでこのまま行きますね」

と言う忍の表情は暗く影がかかっているようだった

 

丈助「それでお前は良いのか?」

 

?1「確かにそうですね」

 

忍「ならこの手紙を刹那に渡して下さい」

と忍は茶色の無地の封筒を?1に渡した

 

?1「あぁ、そうでした向こうに着きましてもある歳までは

此処での記憶を封印させてもらいます、

  理由としては此処での事をもしうっかり言われてしまうと

  大変な事になりますから、ある歳になりますと記憶と共に

担当した神からの手紙が来ますので確認して下さい」

 

忍「解りました」

 

丈助「それとこれは全て転生する者全員がそうだ」

 

忍「解りました、では」

 

?1「おっと待って下さい、」

 

丈助「実は忍にはあるプレゼントがあるから楽しみにしててくれよ」

丈助は笑顔で言った

 

忍「有難う御座います」

 

忍「それでは行きますね」

この声と共に忍は光の粒子となって消えて行ってしまった

 

丈助「行っちまったな」

 

?1「そうですね、では私は頼まれたこの手紙を渡しに行きますか

そう二人は言うと光の粒子となり消えて言った

そしてその場には何も無かった様に静かになった

そして今新たな者の人生が始まる

 




これにて主人公のプロローグは終わりです
えっ前回もうプロローグが終わるって言っただろって
誰が全てのプロローグが終わるって、
次回はサブ主とヒロインそしてゲスト様のプロローグさぁ
と言っても多分一話か二話くらいで終わってしまうと思いますがね
良かったら感想とアイディアお待ちしてますので

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