勇ハブ ~TS転生したけどチーレム勇者のハーレム要員からハブられて悔しいです~   作:りじゅ

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第29話 勝敗

 

 

 

 さて、いつの間にかオレとエキューが仕合う事になってしまった今回の騒動。

 いったいどうなりますやら。

 

 それでもオレだけで決めたのはちょっとアレかなーって、一応は傍らにいる美衣さんにも確認のため目をやってみる。彼女も『仕方ないか』って顔をしていますね。まあ、今回は本当にリギドさんにいい様に嵌められましたがいい人生勉強だと思って相手してやりますか。

 

 

 

「えーっと、スパリオ魔術道場の助っ人のミコです。今回はよろしくお願いします」

 

 広場の真ん中に出てセキューに向かってペコリとお辞儀をする。

 

 装備はいつもの月光の耳飾りとジャケット。それにムーンライトスタッフ。あとは普段着ですけど最近お気に入りの乳白色のセーターと白いロングスカート。最後に白い靴下と茶色い靴です。自分で言うのもアレだけどホントに白一色だなー。正確には月光シリーズの装備品が少しだけ黄味掛かってるから黄白色一色って感じか。後ろにいるリギドさんの黄色にも匹敵するかもしれない。

 

 って事で、うちのメンバーとの模擬戦とかだったのならいざ知らず、一般的な魔法戦なら負ける気なんてありませんからそこら辺よろしく。

 

「ふん。秋桜(コスモス)魔術道場の師範、セキューだ! 少しだけ痛い目に遭わせてやる」

 

 セキューはそう言うとマントを仲間のひとりに渡して前に出てきた。彼の装備品は青い高級そうなローブと先っちょに青い宝玉を詰め込んだロッドですか。まあ、市販品に比べればちょっとはいい装備だとは思いますけど伝説級やら幻想級にはちょっと遠いですね。

 

 

 

「それでは両者礼。始めー!」

 

 審判がいないので秋桜(コスモス)魔術道場側の門人が代理で仕合の開始を宣言した。

 

 

 

「さてミコとやら言う小娘。助っ人に入るとは見上げた心意気だ。誉めてやろう。だが悪い事は言わないから逃げた方が身のためだぞ」

 

 セキューは自身の魔力の密度を上げながら言う。

 おお、流石に言うだけの事はある様ですね。実力としては中の中ってところですか。

 

「あはっ、ご忠告感謝します。でも引き受けたからには相手の実力も判らないうちに逃亡なんて出来ませんよ」

 

 ちょっとした挑発を込めてセキューに対して言い返した。『チッチッチ』なんて口元で左手の人差し指を左右に刻みながら。

 その言葉にムッとしたセキューの目が吊り上がる。 

 

「少しばかりいなして終わりにしてやるつもりだったが、よかろう。忠告はした。あとは小娘、お前の運に祈るのだな! 生きるも死ぬも小娘の運一つ!!」

 

 そう怒鳴ったセキューは青い宝玉のロッドを振り上げると、自身が溜めに溜めた魔力を呪文の完成とともにオレに向けて解き放った。

 すると今の冬の気温ですら寒いというのにオレの周りの温度が更に低下していく。それはわずか一秒にも満たない時間。そしてオレの体は急激に見る見る氷に包まれ固まってしまった。

 

 魔法の完了とともにあとに残ったのはまるで氷柱の中で何百年もの長い時間が経過した様な白い美少女の姿だった。

 眠っているのか起きているのか、もはやそれを確かめる事など出来ないそんな氷の奇跡……。

 

 う……うーむ……、自分で自分の境遇を説明するのに美少女なんて言っちゃ、恥ずかしくてゾワゾワするよー。

 ゾワゾワー。

 

 

 

「さて、リギド。残念だが助太刀に来てくれた娘はこの通りだ。俺も大人げないとは思ったがもうどうにもならぬ。この娘の死を無駄にせぬためにも約定通り道場とお前の身体は頂くぞ」

 

「そ、そんな……ミコさん……負けちゃうなんて……これから私はどうすれば……」

 

 リギドさんは、氷の中で驚愕している表情のカチンコチンなオレを見てすっごく残念な表情になる。これからの自分の境遇を考えてるのかな。

 って、その前にオレの心配をしろよ!! こちとら氷柱の中に閉じ込められたとっても可憐な美少女なんだぞ!

 

 

 

「はあ、これは綺麗ですね……。ミコ? 貴女は元々可愛らしかったけどこうなると格別ですよ。差し詰め『氷の中に捕えられた白い少女』とでも銘を付けてあげましょうか。でも……でもそろそろいいのではないですか?」

 

 そんなオレの入った氷柱をぐるりと一周した美衣さんは溜息をつく。その表情は芸術品でも見たと言わんばかりに。

 オレって芸術品ばりの価値があったりする? ロリ可愛いから仕方ないね。

 仕方ないですけどいつまでもこんな事をしているのもアレですし、美衣さんの言う通りそろそろこの氷柱から出ましょうか。

 

 

 

 ぬぬぬ……ぬぬぬ……ぬーん!!

 

 ビシッ。

 一瞬氷に亀裂が走った。そんな不吉な音が周りに響く。

 

「ん? なんだ、俺の氷にヒビだとっ」

 

 ビキッ、ビキビキビキ……。なーんて音を立てた氷柱は軋んだ音を立てて最後にはオレの魔力によって粉々に割れて崩れ落ちた。そして中からは澄ました顔の長いクリーム色の髪の女の子! 

 オレの事ね!

 

「ば、バカな、俺の魔法が! ありえんっ、どうなっているっ!」

 

 信じられないなんて顔のセキュー。その驚愕度は顔だけではなく手にも広がっており両手の指がワナワナと震えている。

 まあね、普通ならセキューくらいのレベルならこんな事になんてならないから、そんなに気を落とさないでね。相手がオレだったから仕方ないね。

 

「ミコさん! 私は信じていましたよ! たぶん大丈夫だろうって!」

 

 あのー、リギドさん? そのたぶん(・・・)ってのは気持ちが萎えるから、別の表現にしてくれると嬉しいんですけどぉ。

 

「あはははー。リギドさんのお声に遠い黄泉路からミコ・ワイアットただいま戻りましたー! たぶん……」

 

 このくらい言っておけば感動的になる? ならないよね……たぶん。

 

 

「小娘! 俺の最高の魔法を! なぜだ、どうしてこんな事に!? くそっ! こ、この化け物めっ!」

 

 自身の最大の魔法を防がれたセキューが我武者羅に細かい氷礫を次々とオレに発射する。それをみんな直立不動の無防備な態勢で受け止めながらさっきの事を考えた。 

 えーっとですね、元々オレ達魔法使いには無意識に魔法の膜が張られているじゃないですか? 普通は一重や二重程度の魔法の膜ですけどオレくらいの使い手になると三〇くらいは重ねて張られてるんですよ。ようするにボタン連打して緑色にまでなった『イ○ターの復活』の魔法の『プロ○クションラージ』みたいな感じにね。

 ですから貴方の氷魔法は何枚かの膜を破っただけで、全然オレには効いてなかったと、それだけの話なのですよ。

 まあ、教えてあげる義理はないですけどね。

 

「はあはあ、この、小娘めー!」

 

「気は済みましたか?」

 

 魔力切れで肩で息をするエキューに涼しい顔を贈る。

 オレ強いから仕方ないね。

 

「うるさい! おいお前達、我が道場に泥を塗らせるな! 問答無用でこいつらを叩きのめせ!」

 

 おっとー、遂に正体を現しましたか? そんなんだから仲間や門人が男ばっかりなんですよ!

 もっと誠実に生きていれば可愛い子だってついてくるなずのにねー。まあ、それが判らないからこんな男所帯なんだろうけどさ。

 

「ミコ! 来ましたよ!」

 

「判ってますって美衣さん!」

 

 エキューの怒号に広場の向こう側から一斉にこちらへと駆け込んでくる|秋桜≪コスモス≫魔術道場の門人達、それを見ていた美衣さんは素早くオレに声を掛ける。

 オレはその声を受けてこの状況をどう対処しようかと思考しはじめた。

 

 えーっと、そうですねぇ、敵全員に風の精霊魔法を行使してカマイタチで八つ裂きにしてもいいんですけど、それじゃあ死人とかも出てしまうからちょっとグロくなりすぎます。だったら同じく水と風の複合魔法の雷でやっつけてしまいましょうか? これなら手加減も出来ますしオレの一番の得意魔法ですから……って、そいや雷は先回も使ったからつづけて使うと表現的に美しくないなぁ。

 それじゃあ……。

 

 色々考えて今一番よさそうな答えに行き着くと、行使する精霊魔法を決定し短く呪文を唱える。

 呪文とともに魔力の流れが大気に作用しオレの服をたなびかせる。そして下半身を色々な意味で守っている生地が厚めのフレアスカートが……。

 

 おおっと、白いスカートが流れに乗って浮かび上がり始めたな。今履いてるのがいくらロングスカートと言ってもこのままいくと豪快にパンチラしちまうぞ。

 むー、ダメだ。あんなヤツらには美少女たるオレの純白パンツは見せてはあげられない。

 そう女心と言うか元男の性か判らない感情を抱くと、ふとももに力をこめてたなびくスカートの前後を挟み込んだ。これで安心のはず。

 

 そして見る間に魔力は既定の力まで上がり準備完了。

 よし! っとムーンライトスタッフを掲げて水と風、それと闇の精霊に干渉してもらう。そして魔法を相手方全員に解き放った。

 精霊三属性の混合魔法。それだけ混ぜれば派手そうなんだけど実は地味だったりします。効能は眠り。要するにターゲット全体を強制的な眠りに誘っちゃう、そんな魔法なんです。

 

 オレの魔法に掛かったエキュー達はひとり、またひとりと倒れはじめ昏睡していく。

 そして最後のひとりが周りの光景を目の当たりにしながら怯えるんだけど、次の瞬間にはそのまま膝から崩れ地面にバタりと倒れ眠ってしまった。

 

 大きな広場は辺り一面、横になって倒れている二〇人ほどの人数。そして広場は先程までの喧騒が嘘の様な静けさに包まれていた。周りの野次馬たちも声を発せずに押し黙っている。

 これだけの広範囲を網羅する魔法ですからね。まあ、驚くでしょう。ふふん、ちょっとはオレの実力が判ったかなぁ。うひひ。

 

 あー、よく考えたらこの前の強姦未遂の連中にも同じ事すればよかったな。そうすればキスされそうにもならなかったし胸だって揉まれなかったはず。失敗したなー。

 

 

 

「ミコ、眠りの魔法ですか?」 

 

 少しだけ誇らしげにした美衣さんがそんな事を言いながらこちらへと歩いて来た。やっぱり一緒のパーティメンバーが大そうな事をすると嬉しかったりするのかな。まあ、美衣さんも同じくこのくらいの人数だったらその腰に差している刀で一網打尽に出来るでしょうけど。主にミネ打ち的なアレで。

 

「はい。攻撃系の精霊魔法でもよかったんですけど殺人とか犯したくないですし。それに私が今回の騒動の主導役でもないのですから余計に大げさにしたくなかったのが本当のところですかね」

 

「上出来です。それじゃあ一件落着みたいですし、あとはリギドさんに任せて私達は宿へ戻りましょうか」

 

「はい。それじゃあリギドさん? あとはお願いし…………え?」

 

「ん、どうしましたミコ…………え?」

 

 

 

 リギドさんにあとを頼もうと話しかけようとして彼女を見た瞬間、あまりの事態に開いた口が塞がらなくなったオレ。

 それに釣られて美衣さんも固まってしまう。

 

 エキューに馬乗りって、何してんの貴女っ!?

 

「エキュー、今迄散々私の事をバカにしてくれたわね! これでも食らいなさい」

 

 そう言うが早いかリギドさんは、オレの眠りの魔法で横たわっていたエキューに持っていた短刀で思いっきりその胸に突き刺した。

 

「いっがぁっ!」

 

 その刺されたエキューは奇妙な叫び声を上げると目を開いてガクガクと痙攣したがすぐにそのままの表情を残したまま動かなくなった。

 おおおーい! 何してんのーーー!

 

 

 

 この大きな広場で悲鳴が上がる。見ていた野次馬が一斉に声を上げたから。

 まずい! この事態は非常にまずい。とにかくリギドさんをエキューから引き離さなくては。

 

「リギドさん!! 何やってるんですか貴女は!! この騒ぎではすぐに街の警備兵がやってきますよ! まったく、何やってるんです!」

 

 息絶えているエキューの目の前で返り血を浴びたリギドさんは茫然と立ち尽くしている。

 そしてオレの叱責の声が聞こえないのか悠然としたままずーっとエキューの死に顔を見ていた。

 

「貴女!! しっかりしなさい! 自分が何をやったのか判っているのですか!?」

 

 美衣さんの往復ビンタを食らったリギドさん。その痛みで我に返ったのか、緩慢な動作でようやくこちらへと顔を向けたんだ。その顔は何かを成し遂げた様な晴れやかな顔だった。

 

 

 

 

 

 

 時間を置くと冷静になれるみたいでオレと美衣さんは現在近くのベンチで座って体を休めているところです。

流石に魔王討伐隊のオレ達だから調べれば面は割れるだろうし、逃げるなんて選択肢を最初から持たないので警備兵を待って正直に事の顛末を言う事にした。

 一方下手人のリギドさんはオレらのベンチの目の前で座り込んでずーっと下を向いて黙っています。

 自分が何をやったのかを考えて後悔しているんでしょうか?

 

 

 

 しばらくすると騒ぎを聞きつけた警備兵の集団がやってきた。警備兵はみんな青い皮鎧で身を固めたお揃いの集団。たぶん警備の制服みたいなもんなんでしょう。

 その警備兵の隊長らしき男はオレ達三人の居るベンチまで来ると返り血で汚れているリギドさんに目をやりそのままちょいと離れたベンチへと彼女を連れて行った。

 そしてふたりで並んで座ると何やら話をしはじめた。

 たぶん事情聴取とかそんな感じかな?

 

 で、その一連のやりとりをオレ達ふたりはぼっさりと眺めつつ自分達の事情聴取が来るのを待っていたんだ。

 リギドさんの次はどうせオレと美衣さんだと思うからね。

 

 

 

 そんなリギドさんと警備兵の隊長との問答が終わったらしく、一〇人程の兵を連れた隊長がこちらへとやってきた。そしてなぜか有無を言わせずにオレと美衣さんの腕に手錠をはめたんだ。

 

 え?

 

「え? えーーーー!?」

 

秋桜(コスモス)魔術道場師範エキューの殺人容疑でお前達ふたりを逮捕する!」

 

 ま、待って! ちょっと思考の波が追い着かないんですけどー!

 一体全体なんで血まみれのリギドさんじゃなくてオレたちが逮捕されるんだって話ですよ! まずはその動かぬ証拠とも言える彼女の血まみれ具合を見てくださいよー! それと体内に残った体液のDNA判定……は違うかっ! うがぁ、わけわかんないよー!

 

「警備隊長さん、何かの間違いではないのですか? たくさんの人達がここで仕合を見ていたのですから証人なんて事欠かないでしょう。そもそも殺されている男のものと思われる血が体中に付いている彼女ではなく私達を下手人とする証拠が何かあるのですか?」

 

 誰が見ても大混乱中で黒目の部分がぐるぐる状態のオレを横においた美衣さんが物怖じしない言葉で隊長を詰問する。

 

「そんな事は知らん。あの少女がはっきりと犯人はお前達だといっていたぞ」

 

 うちのパーティーの常識人の一角、我らが美衣さんが理性的に坦々と発言するんだけど警備隊長には取り付く島もありません。

 しかも無理やりな罪の擦り付けもされてしまうオレたち。うーむ、ありえないんだけどっ!?

 

「えええっと、『あの少女』ってリギドさんの事ですよね隊長さん?」

 

「うむ、お前たちがふたりで魔法で眠らせてからあの男を刺し殺した事は明白である! あの娘もそう言っておるしな!」

 

「えー、そんな程度で私達は下手人扱いなのですか!? もっと色々と話を集めて下さいよー」

 

警備隊長の言うことがあまりに杜撰なので全て否定していたら、引っ込みがつかなくなったのか顔を真っ赤にして怒りだした。

 

「うるさい、とにかく逮捕する! 話は城で聞くからついて来い!」

 

「ちょっ、待っ、逮捕なんて嫌ですよ!」

 

 ギャーギャーオレがわめいて抵抗していたらそれを見ていたまわりの民衆がオレたちに『そうだぞ! その子は殺してなんかいない』『そうだそうだ!』なんて味方をしてくれはじめた。

 おおっと、これは頼もしい。もしかすると流れが変わったりするかもしれない。もっと言ってやれー!

 

「お前らーー! 職務を妨害するとこの女達と一緒に逮捕するぞ!!」

 

 そんな隊長の大声に、勇んで叫び続けていた野次馬達も徐々に居なくなり。最後にはみんなどこかへと散っていってしまいましたとさー。

 あはははー…………はぁ。どうすんのこれ……。

 

 

 

「さっさと来い。まったく! そんな可愛い顔で殺人とは世も末だな!」

 

 そうニヤついた表情でオレの表情を舐める様に見る警備隊長の男。そして手錠の紐を引っ張られてすごすごと歩いていくオレと美衣さん。

 冤罪だよー、ううぅ冤罪なんだよー。もう泣きそうなんですけど。

 

 …………くそっ! それになんなんだこの状況は!? なんでオレ達が悪い事になっているんですか!

 そう思うとこんなところむりやり突破してやろうかと美衣さんにアイコンタクトを送る。しかし美衣さんは小さく首を横に振った。そして目にちょっと力を込めてオレを見たんだ。

 これを翻訳するとたぶん(今は大人しく付いていきましょう。自分達だけじゃなくてパーティー全体に迷惑がかかるといけないので)っとこんな感じでしょうか?

 はあ、しかたありません。悔しくてたまりませんが美衣さんの考えてる事ももっともなので今はおとなしく捕まりましょうか。

 

 

 

 ちょっ、そんなに引っ張らないで下さいよ! 観念したオレだけど流石に無理やり紐を引っ張られて転びそうになるとムカっとして紐を持っている隊長を睨もうとして……。

 あ、リギドさんと目が合った。そうだ、もともと貴女のお話なんですからリギドさん助けて下さいよ! オレ、逮捕なんて嫌なんですから! オレ達の事弁明して下さいよー。

 と、そう叫ぼうとした時、彼女の口元が一瞬吊り上がった様な気がしたんだ。

 

 えっと……何?






※ 美衣さんは魔法戦なので出番無しでしたー。

美衣1「出番の無いまま退却かよ!」

 ちゃららーん。
 しゃきん、バシュバシュっ! ちゃきん……。

美衣2「またつまらぬモノを斬ってしまった……」
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