異世界   作:永遠の二番煎じ

12 / 20
遊撃戦とオーク軍

アレクシス「全軍東の森に進撃!!」

ダニエラ「敵は20倍ですよ?勝てるんですか。」

アレクシス「勝つことが目的じゃないんだ。どれだけ時間を稼ぐかだ。」

意外にも500名の遊撃部隊は健闘した。

この500名の半分はアレクシスがエルマン戦争時代に最大勢力範囲を更新した少数精鋭の歩兵隊であった。

そしてもう半分はエルフの精鋭たちが組んだ最強の部隊であった。

この500名は実戦経験を活かし、オーク軍を苦しめた。

だがアレクシスとダニエラを含んだ約500名の精鋭部隊は全滅した。

敵は1万から5000に減り、アレクシス司令率いる精鋭はオーク軍の進撃を止めた。

アビー「そうか、アレクシス司令とダニエラ輸送管理官がイーストエルマンで戦死したか。」

エイダ「どうします、女王陛下?」

アビー「ならば・・・ベルを新たに共和国防衛長官として任命し、エイダは輸送隊長として指揮してくれ。」

エイダ「しかし、女王を守る屈強な兵士がおそばにいないと・・・」

アビー「私は大丈夫だ、自分の命は守れる。さあ行け隊長!」

エイダ「はい、陛下!!」エイダは王の間から去って行った。

ベルは残された1万の兵力をどう配置すればよいか分からなかった。

ベル「エイダ、あんたならどうする?」

エイダ「さあ、私も分からないわよ。あなたなりに頑張れば。」

エイダはそう言って駐屯所から自分の寮に帰った。

ベルはイーストエルマン奪還のため5000の兵士を山の頂上に派兵してキャンプを張った。

 

 ______________________________

|                       ↓奪還隊   |

|エルフ王国 西の森 山 エルマンの谷 東の森 山 人間共和国|

|__________________オーク軍↑_______|

 

二日後

ベル「どうだ、オーク軍はどれくらいいた?」

偵察兵「おそらく2万はいたと思います。」

ベル「そうか、ご苦労偵察兵休んでよいぞ。」

ベルは偵察兵の報告を聞き思ったよりオーク軍の勢力は少なかった。

ベルは共和国にいたため代わりにエイダが奪還隊を指揮していた。

智子「ディネ、ここは安全かな?」

ディネルース「まあ、戦争状態の国に安全なところなんてないけどね。」

ジャック「もう着くぞ!俺たちの拠点だ。」

そこはとても貧困した人間・エルフ・ドワーフの共同の町であった。

路上には人がたくさん板や動物の皮などをひいて暮らしていた。

ディネルース「ひどい環境ね・・・」

智子「本当だわ、日本のほうがまだマシね。」

ジャック「前はもっとひどい環境だった。オークが多種族を拉致して異世界に派兵したり、虐殺や強奪もあった。だがハルコ率いる魔王抵抗軍によってこの町を奪還したんだ。」

智子「ハルコ?」

ジャック「ああ、肌は君と同じ色だ。」

春子は東の多種族の国から西にゲリラ戦を展開していた抵抗軍のリーダーである。

春子「あら!あなた日本人?」

智子「はい!!私は智子です。」

二人はおじぎをした。

ジャック「なんで頭を下げてるんだ?」

ディネルース「私はディネルースよ。ディネでいいわ、よろしく。」

春子「私は春子。ジャックとともに悪魔族の魔王討伐に参加している兵士よ。」

悪魔が支配する世界の東の島の地図↓

 ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 |               |オーク帝国東島領

 |  奴隷場          |←

 |               |

 |               |

 |               |

 | 元エルフ連邦        |

 |               |

 |オーク東島司令部   多種族国|春子・ジャックの流れ着いた場所

 |               |←

 |               |

 |     貧困した町     |

 |               |

 |               |      

 |         奴隷場   |

 |         ↑智子がいた|

 -ーーーーーーーーーーーーーーーー 

 

春子「智子にディネさん、宿がないから地面で我慢して。」

春子は二人に毛布を渡した。

ディネルース「ありがとう、牢屋よりましだから。」

智子とディネルースは去って行った。

春子「ジャック、あなたがアメリカ兵ってこと言った?」

ジャック「いや、トモコもハルコと同じくアメリカ兵か聞いてきたけどごまかしたよ。」

春子「まだ、言わない方がいいわ。もう少し仲良くなってから打ち明けなさい。」

ジャック「そうだな、一回ハルコに殺されかけて学習したよ。」

春子「で、いつあなたはエルフ連邦と多種族国を奪還するの?」

ジャック「魔王の左腕、東島総督を討ち取れば島ごと奪還できる。」

春子「じゃあ、オーク東島司令部を襲撃するのね?」

ジャック「そうだ。一気にけりをつける。」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。