異世界   作:永遠の二番煎じ

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反撃のエルマン軍

一茂とベルは山の頂上の拠点に着いた。エイダが迎えた。

ベル「エイダ、なんか変わりあった?」

エイダ「はい、2万いたオーク兵が5万に増えたと思ったら今度はイーストエルマンから撤退していきました。」

四種族平等の世界南の島の地図↓

 

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|                       ↓奪還隊   |

|エルフ王国 西の森 山 エルマンの谷 東の森 山 人間共和国|

|______________________________|

 

 

ベル「本当か?」不思議に思うベル。

エイダ「はい、偵察隊によればオーク軍はかなり撤退したと思われます。」

一茂「奪還隊の反撃のチャンスじゃないのか?」

エイダ「あれ!!カズナリ!!!」

ベル「いえ、カズシゲよ。カズナリさんの兄よ。」

エイダ「本当だ!!よく見るとカズナリと違ってイケメンだ。」

ベル「まあ、とりあえずありがとう。共和国に戻っていいわよ。」

エイダはベルたちが乗ってきた馬車で帰った。

一茂「向こうも5万で完全にこっちの5000の兵力を制圧しにかかったが撤退した・・・多分オーク軍内部でなんかあったんだろう。今が攻め時かもしれない。」

ベル「だが、正規兵力は1万だ。共和国防衛隊も含めてな。」

一茂「地形的に全兵力でオーク軍を討伐したほうがいいぞ。」

ベル「だが、輸送船で東海岸から上陸されればアビー女王が危ない。」

一茂「じゃあアビーも一緒に奪還隊に加わればいい。チャンスは今しかない。」

次の日通信兵には全兵力と女王陛下を奪還隊に吸収するという伝令をエイダに出し。

偵察隊には少数の騎兵隊がオーク軍がどこまで撤退したのか調査させた。

アレクシス「ここはどこだ。」

共和国兵「司令!よかった!!」

アレクシスは戦死したとエルマン軍には思われていたが、エルマンの谷の平原のオーク拠点の牢獄に入れられていた。

アレクシス「名前は?」

共和国兵「クリフトンです。司令とはエルマン戦争時代からともに戦ってきました。」

アレクシス「生き残ったのは俺たちだけか?」

クリフトン「はい、司令。」

アレクシス「そうか・・・ダニエラも死んだか・・・」

クリフトン「はい・・・しかしいい情報もあります。」

アレクシス「良い情報?なんだそれは。」

クリフトン「オーク軍内部で権力闘争が勃発してて王国や共和国を占領しに行ったオーク兵団が撤退してるんです。」

アレクシス「どこでそんな情報手に入れたんだ?」

クリフトン「オークの監視兵が話してました。」

アレクシス「とりあえず、王国軍か共和国軍の反撃を待つしかないな。」

5日後エルマン軍の奪還隊は志願兵合わせて2万人がイーストエルマンに集結していた。

アビー「たった2万で10万はくだらないオーク在留軍と戦うのか?」

一茂「いや、エルフ軍は優勢だ。だから俺たち共和国軍も後に続けば必ず打ち砕ける。」

ベル「つまり私たちは石で敵の足をつまずかして転ばすという事か。」

アビー「そこに運がよければエルフ軍が転んだところに馬でひき殺すということか。」

一茂「ところで輸送隊長は?」

アビー「エイダなら500名で共和国を守っている。」

一茂「とりあえず、明日全員でエルマンの谷に総攻撃だ。」

次の日に奪還隊は2万でエルマンの谷の拠点を奇襲する作戦にでた。

次の日奪還隊は東の森を抜け、エルマンの谷に侵攻していた。

一茂「いたぞ!だが偵察隊の報告と違ってオークの兵力が少なくないか?」

エルマンの谷のオーク軍の拠点は1000人くらいしかいなかった。

ベル「どうするカズシゲ?」

一茂「弓隊に矢を放つように命令しろ。」

奪還隊1000人が矢を放つ用意をした。

クリフトン「なんか外が騒がしいですね。」

アレクシス「外でなにが起こっている。」

すると監視のオーク兵たちがみんな地下牢獄から逃げていく。

オーク兵たち「俺たちが最後だ!船に乗り遅れるな!!」

そんな中一人のオーク兵がアレクシスとクリフトンの前に立っていた。

オーク兵「お前たち多分人間軍で偉いやつだな。ここで処刑してやる。」

オーク兵は斧で鍵をぶっ壊して二人の牢獄に入ってきた。

クリフトンは隠し持っていたナイフでオーク兵を刺殺した。

アレクシス「よし、逃げるぞ。クリフ。」

クリフトン「いえ、残っておきましょう。オークが撤退するようですから。下手に出るのも危ないですよ。」

アレクシス「そうか、じゃあもう少し様子を見よう。」

エルフ軍も奪還隊と同じく、エルマンの谷を目指し10万の兵力で侵攻していた。

サリオン「シャルル、なんかおかしくないか?」

シャルル「そうだな、オーク兵が全然いない。」

サリオン「シャルル、小隊を組んで偵察に行ってきてくれないか。」

シャルル「分かった。サリオン。」

一茂は弓隊が矢を撃ちこんだ後偵察隊を組んでオークの拠点のある平原に行った。

一茂「おかしいな、誰もいない。」

するとシャルルが一茂を見つけた。

シャルル「おい!そこのオーク軍の人間兵止まれ!!」

するとシャルルは一茂に気づいた。

シャルル「カズナリか!!なんでこんなところに?」

一茂「違う、俺は一茂だ。一成の兄だ。」

シャルル「そうか、カズナリの兄カズシゲか!!まさか兄弟で異世界に来るとは!!」

一茂「そっちに一成はいるのか?」

シャルル「ああ、今王国で王女の近衛兵をやってる。」

一茂「そうか。」一茂はその言葉を聞き安心した。

エルフ軍10万と奪還隊2万は平原のオークの拠点に駐屯し、作戦を立て直した。

オークの指揮官がいた小屋で話し合いが行われた。

エルフ軍からはサリオン・シャルル、奪還隊からはアビー・ベル・一茂が同席した。

サリオン「初めましてアビー女王。」

アビー「こっちこそ会えて光栄だよ。」

ベル「では早速これからオーク軍の対策を考えましょう。」

一茂「そうだな、こっちは10万のオーク兵だと思ったらエルフ兵だったからな。びっくりしたよ。」

シャルル「10万以上のオークが撤退した理由を考えなければな。」

するとエルフ兵が話し合いの最中入って報告してきた。

エルフ兵「牢獄に二人の共和国兵がいました。そしてオーク兵の死体が100体見つかりました。」

するとアレクシスとクリフトンが入ってきた。

ベル「アレクシス司令!!!生きていたのか!!」

アレクシス「ああ、クリフトンがいなかったら死んでたけどな。」

エルフ兵は3つのオークの腕章をサリオンに渡し、出て行った。

サリオン「これはオークの腕章、つまり高官の証が3つあったつまり権力闘争での争いで処刑された高官だ。」

アレクシス「一体どうなってるんだ。オークはみんな船で出て行ったぞ。」

一茂「撤退か、海からの奇襲かだな。」

シャルル「本領への奇襲攻撃ならやばくないか?」

アビー「たしかに、今は数百名しか本領には兵士がいない。」

サリオン「同じく。」

ベル「挟み撃ちでのオーク軍による襲撃ならすぐ撤退しなければならないぞ。」

 

 

 

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