エイダ「どうだ、シルビア見張りには慣れたか?」
シルビア「はい、ここは安全ですね。」
エイダ「噂ではドワーフ帝国も安全だと聞いたが。」
シルビア「前はそうでしたが今は異種族狩りがドワーフ族の間で起きてますよ。」
エイダ「まあ、戦国時代だから仕方ないかもしれないな・・・」
シルビア「そうですね。まさかここでもオークと戦っているなんて。」
エイダ「今やオークは二つの世界を支配しようとしている。ところでカズシゲはお前の恋人か」
シルビア「いえ、でも私はカズシゲが好きです。しかし、カズシゲは恋人がまだ生きていると思っているのです。」
エイダ「そうか、そういえばシルビアも人間の世界から来た異世界人だったな。」
そんな会話をしていると二人のいる見張り台から何隻か船が見えた。
エイダ「エルフ軍の船か?」
エイダが望遠鏡で見るとオークの姿が見えた。
エイダ「シルビア!オークが海から攻めてきた。全兵に西に逃げるように伝達しろ!!」
シルビア「は、はい!!」
南の島の地図↓
↓ーーーー←ーーーーオークの海上進路ーーー→ーーーー↓
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|エルフ王国 西の森 山 エルマンの谷 東の森 山 人間共和国|
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エイダ「ここでオーク兵を食い止めるぞ。」そう共和国防衛隊に言った。
シルビア「私はどうすれば?」
エイダ「国民とともに逃げ、ベルに襲撃を伝えてくれ。」
シルビア「分かりました!」
エイダは200人の防衛隊で共和国で食い止めることにした。
オーク軍は船で東海岸から侵攻してきた。その数2000の兵力であった。
エイダ「町を焼け!」防衛隊は町の各所で焼き払い、エイダの意向により撤退した。
その頃エルフ王国にもオーク軍が海上から上陸してきた。
マゴルヒア「カズナリ!アリエル王女を頼むぞ。俺は国王を避難誘導する。」
一成「分かった。」
一成はアリエルの部屋に行き、アリエルを連れ出した。
アリエル「ついに来ましたか・・・」
一成「ああ、逃げるぞ王女。」
すると城門で門番兵とオーク兵が戦っていた。だがオークの増援が来て門からは逃げられなかった。
アリエル「城の地下通路から逃げましょう。」
一成「地下通路なんてあるのか?」
アリエル「はい、小さいころ遊んでくれた近衛兵に教えてもらいました。」
一成「じゃあ王女案内してくれ。」
アリエルは兵装室に行き、隠し床を取り外し二人は地下に降りた。
イングロール「ダイロン、娘を頼んだぞ。」
ダイロン「はい、国王必ず守りましょう。」ダイロンは魔法で姿を消した。
そこへマゴルヒア近衛隊長がやってきた。
マゴルヒア「国王避難です!!」
イングロール「いや、私はいい、君だけ逃げろ。ここまでよくやってくれた。」
マゴルヒア「国王が残るのならば私も残りましょう。」
イングロール「そうか、思えば君とは同じ年か。」
マゴルヒア「はい、第一次エルマン戦争でともに戦い、ドワーフの侵略もともに防いだこともありましたね。」
イングロール「マゴル、君はよき戦友であり、よき近衛兵でもあった。」
すると王の間にオーク兵20名が入ってきた。
イングロール「最後くらいともに戦うぞ。エルフ兵として。」
マゴルヒア「はい、国王、いえイングロール兵長。」
国王とマゴルヒアはその場にいたオーク兵20名を斬殺したが、100人のオークの増援により戦死した。
一成とアリエルは王国領南の砂浜に出た。
一成「城から海につながってたのか。」
アリエル「あそこにボートがあるわ。」
一成「よし、海から逃げるぞ。」
するとエルフ兵がきた。
アリエル「カズナリ、味方だわ!!」
エルフ兵「王様、よくぞご無事で。そこの人間兵は?」
アリエル「大丈夫よ、エルフ軍に所属してるから。」
エルフ兵がアリエルに近づいた時一成はエルフ兵に矢を放ち殺した。
アリエル「わあ!なんで殺したの?」アリエルが怖がった。
一成「王女、こいつはエルフ兵だがエルフ軍じゃない、オーク軍だ。それに王女は王様じゃないし、このエルフ兵が着てる鎧はオークのものだ。俺も同じ手で殺されかけたから見抜けたんだ。逃げよう王女、もう敵がここまで来てる。」
アリエル「分かったわ・・・」
一成とアリエルはボートで東に逃げた。