異世界   作:永遠の二番煎じ

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知らない世界

一成は綺麗な砂浜に打ち上げられていた。

アビー「おい!起きろ!人間!」

一成は目を覚ました。すると白人に囲まれ、驚いた。

一成「おのれ!!白豚め!!!ここで駆逐してやる!!!」

アビー「どうやらまた異世界から来た人間みたいね。エイダ・ベル気絶させて。」

一成は白人女性三人相手に殴りかかったが、あっさりベルに持っていた剣の柄で殴られ気絶させられてしまう。

一成は今度目が覚めた時牢屋に閉じ込められていた。

一成「必ず殺してやる!!!アメリカ兵め!!!」

マゴルヒア「落ち着け人間。」マゴルヒアは駆け寄って言った。

一成「うわ!!!」一成は顔が細く耳の尖ったマゴルヒアに驚いた。

一成「お前もアメリカ兵か?」一成はおそるおそる聞いた。

マゴルヒア「アメリカ兵?たしかお前と肌の色は違ったがフランス兵と名乗った奴が前同じ牢屋にいたぞ。」

一成「フランス?あそこはドイツに占領されたんじゃないのか?」

マゴルヒア「君たち人間軍の内政は知らんが、君は頭がおかしくなって牢屋に入れられたことは分かったよ。」

マゴルヒアはあきれてまた元の場所に座った。

ベル「おい!異世界人。出ろ!話がある。」

一成「俺の事か?」

ベル「お前以外に誰がいる?」

一成「こいつはなんだ?」一成はマゴルヒアに指を指しながら質問した。

ベル「またその質問か・・・そいつはエルフ軍の捕虜だ。」

一成「エルフ?」

ベル「まあ、いいから来い!」

一成は階段を登らされた。すると地上に出た。一成には太陽が3つに見えた。

すると白人が手を縛られて座らされていた。そして周りの白人が弓を構えていた。そして俺も同じように縛られ、座ってる白人の真向かいのイスに座らされた。

シャルル「中国人か?」

一成「違う、日本人だ。お前こそアメリカ兵か?」

一成はアメリカ兵を実物で見たことがなかったために質問した。

シャルル「ニホン人?聞いたことないな。俺はフランス人だ。今ロシア軍と戦ってる。あとアメリカはイギリスに勝ち独立した。我々フランス軍のおかげでな。」

一成は言ってる事が理解できなかったから黙り込んだ。

ベル「二人とも世界地図を書いてみろ。」

一成とシャルルは紙とえんぴつを渡され、世界地図を描いた。

一成は東アジアと東南アジアに太平洋しか描けず、シャルルはヨーロッパとアフリカしか書けなかった。

ベル「二人とも別々の世界から来たようだな。」

アビー「お前これ知ってるか?」

一成はフランス帝国軍の銃を見た。

一成「ああ、多分銃だろ。」

ベルは一成の答えに驚いた。

アビー「多分同じ世界の人間だ。銃なんてものはこの世界にないからな。」

シャルル「お前なんで知ってるんだ?中国人は弓と剣しか使わないだろ。」

一成とシャルルはまた牢屋に戻された。

マゴルヒア「おかえり、悪い人間。」

シャルル「お前なんで銃を知ってるんだ?」

一成「大日本帝国陸軍も同じような銃を使って戦っている。明治にはロシアにも勝った。」

今度はシャルルが一成の言ってる事が理解できなかった。

シャルル「お前は本当はどこから来たんだ?」

一成とシャルルはお互いのことを詳しく話した。マゴルヒアの存在を気にせずに。

シャルル「だいたいは分かった。カズナリは海軍でアメリカ人とイギリス人を相手に戦っていたということか。」

一成「君はどうやってここに流れ着いたんだ?」

シャルル「俺はロシア軍の砲撃隊に攻撃され、吹っ飛んだ。そして冷たい川に落ちたんだ。そしたらなぜか浜に流れ着いたんだ。考えてみろ、俺たちは戦死して死後の世界に来たのかもしれない。」

一成「死後の世界?」

シャルル「カズナリ、俺たちは戦死したんだ。それを受け入れて生きていくか?まあ生きていくって言い方はおかしいな。こういう時どう言えばいいんだ。」シャルルは困惑しながら言った。

一成「俺は天皇のために臣民として役割を果たしたのか、せめて祖国が勝ったのかだけ知りたいな・・・」

シャルル「そうだな、同感だ。母国の戦況が気になる。」

マゴルヒア「この世界や君たちの世界がどうなったか知りたいか?」

シャルル「そういえば、なんでお前は捕まったんだ?」

マゴルヒア「私は人間軍に捕まったのだよ。」

一成「人間軍ってなんだ。さっきの女もエルフ軍とか言っていたが・・・」

マゴルビア「この世界は・・・」こうしてマゴルビアのこの世界の原理を聞いた。

一成とシャルルはこう解釈した。世界は三つあるらしい、人間が生物を支配した世界・悪魔が生物を支配した世界そしてこの世界はエルフ・ドワーフ・オーク・人間が共存している世界である。この世界は4つの生物の種族によって均衡が保たれているらしい。そして神が実体で数千年生きているらしい。しかし神は老衰し、世界に秩序がなくなり、この4種族が神継承を狙い、争っているらしい。今の神は神継承の儀式を知らず、この世界も混とんしているのである。

マゴルヒア「残念だが、俺はここまでしか知らない。」

シャルル「まるで神話みたいだな。」

マゴルヒア「そうだ神話だ。君たちの世界に神はいないのか?」

一成「多分天皇のことだろう。俺の国は神がいる。」

マゴルヒア「神は国には属さない。だからきっと偽神だな。」

一成「なんだと!!!」一成は興奮してマゴルヒアの首を絞めた。

シャルル「カズナリ待て!!」シャルルは一成を止めた。

マゴルヒア「ゴホッ、ゴッホッ、私をエルフの国に連れて行ってくれれば君たちの祖国に帰す。」

シャルル「ああ、こっちに来れたんだ。早く祖国に帰って加勢したいね。」シャルルはイライラしてた。

一成「俺も祖国に帰って臣民として役割を果たす。この世界に日本人はいないそうだからな。」

マゴルヒア「ではエルフの国に行き、アレゼルに会って事情を説明するのだ。」

すると武装した女たちが階段から降りてきた。

エイダ「あんたたち二人は解放よ。そっちのあんた肌黄色いね。久々に黄色い人間見たよ。」

一成「俺の事か?」シャルル「東洋人が珍しいんだろうな、この世界では。」

一成とシャルルはまた地上に連れてかれた。

アビー「そういえば聞いてなかったね、あんたたち名前は?」

一成「一成だ。」シャルル「私はシャルルだ。」

アビー「私は今国を臨時で防衛してる女王よ。女王だけど士気を上げるために鎧を着てるのよ。たまに徘徊してるわ。この二人はエイダにベルよ。ドワーフに負けないくらい力がある女戦士で私の手や足みたいな存在よ。」

一成「一つ質問いいか?」

アビー「なに?カズナリ。」

一成「なんで女しかいないんだ?」

一成はこの世界に来て男を見たのはシャルルとマゴルヒアだけであった。

エイダ「それはみんな戦争に行ってるからよ。あと異世界の人間によく聞かれるけど、この世界の人間は30までしか生きれないのよ。」

シャルル「だから若い女しかいないのか。戦争で男って町で絶滅するのか?」

アビー「残念だけど、あなたたちも絶滅するかもよ。」

ベルに地図を渡された。

そこには左上にワールドマップと書かれており、北に東と西に島が二つあり、南に横長の島がある。

その地図の島の配置は動物の顔の鼻がない目と口のように見えた。

アビー「北東の島にはドワーフの国、北西の島にはオークの国が、そして南の横長の島にはエルフと人間が共存していた。南の島に東は人間の国と西にはエルフの国が記されている。」

ベルは地図の島の場所を指しながら言った。

ベル「君たちにはエルマンの谷で人間軍に加勢してもらう。」

エルマンの谷はちょうど島の中心地点であった。

 

 

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