四種族平等の世界↓
_________↓ディース酒場がある
| 町 |
| 首都 |
|______レギン宅_|
エリゴスはディース酒場の8代目のオーナーが殺され、嘆いていた。
エリゴス「申し訳ない・・・」
エリゴスは一茂と別れて2週間後首都のある西に走った。
すると首都付近でオーク兵に見つかった。
オーク兵「おい、なんでドワーフの服なんか着てるんだ?」
エリゴス「これは偵察のために着ていました。」
オーク兵「独断でか?」
エリゴス「はい、申し訳ございません。」
オーク兵「フルカス様のためを思ってなら許そう。」
エリゴス「ありがたいです。」
オーク兵「ではドワーフ帝国侵略指揮官のベリアル占領隊長に報告しろ。今首都に拠点を構えている。」
エリゴス「了解!!」
エリゴスは首都にある国会議事堂に拠点を構えるべリアルのところに足を運んだ。
エリゴスは途中にオーク兵とドワーフによるゲリラ戦に巻き込まれたがなんとかたどり着いた。
ベリアル「まさか、また会うとはエリゴス小隊長。今は元小隊長か。」
エリゴス「あのべリアルか!!!」
ベリアル「そうだ。船は沈み、ドワーフの神に殺されたと思ったがどうやら違ったようだな。」
エリゴス「お前こそ異世界のオークに国を取られたんだな。」
ベリアル「黙れ、こいつを牢獄に閉じ込めておけ!!」ベリアルは激怒した。
エリゴスはベリアルの手下のオーク兵に幽閉された。
一成とアリエルは南からエルマンの谷に上陸しようとしていた。
一成「王女、とりあえず上陸しましょう。オークがいないことを願って。」
一成とアリエルは陸に上がり、北を目指した。
アリエル「なんで共和国に行かないの?」
一成「多分共和国も襲撃されているはずですから、行っても危険だと思います。」
アリエル「なるほど、でもここにもオークいるかもしれないわよ。」
一成「いえ、俺何万ものオーク軍を城の灯台から見ましたから数は少ないでしょう。」
二人が話していると人間兵に出会った。
人間兵「お前ら!オーク軍か?」人間兵は恐れていた。
一成「待て、王国から逃げてきたんだ。」
人間兵「王国?エルフ王国がオークに占領されたのか?」
一成「分からないが、俺は王女の近衛兵だ。」
人間兵「たしかに、オークではないが、アビー女王に会うか?」
一成「何?アビーがこの谷にいるのか?」
一成は携帯していた武器を人間兵に取り上げられ、
一成とアリエルは人間兵に臨時作戦本部に案内してもらった。
小屋に入るとアビー・一茂・ベル・アレクシス・サリオン・シャルルがいた。
小屋にいた高官や国の要人たちは一成とアリエルに驚いた。
一成は兄一茂がいたことに驚いた。
一成「兄さん、太平洋で戦ってたんじゃないのか?」
一茂「お前こそ、日南にいるんじゃなかったのか?」
二人はそう言った後兄弟で抱き合いうれし泣きした。
サリオン「王女様、御無事でよかった。国王はどうなさった?」
アリエル「残念だけど、国王もマゴルヒアも亡くなったわ・・・」
サリオン「!!!国王とマゴルヒアが・・・」
アレクシス「マゴルヒアは最強の兵士だった・・・亡くすには惜しいな。」
シャルル「残念だが、こうやって王女が生きてるんだ、それだけでもよかったよ。」
シャルルなりにみんなを励ました。
改めてエルフ・人間連合軍による会議が行われた。
エルフ軍側はアリエル・サリオン・シャルル・一成で、
人間軍側はアビー・ベル・アレクシス・一茂が出席した。
アビー「エルフ国はグローリエル王女が最高指揮官?」
アリエル「はい、ですが私が代理で今はやってます。」
アレクシス「ややこしいな。じゃあアリエル王女がエルフ国の現最高指揮官だな?」
ベル「早速だが、オーク軍は少なくともエルフ王国を海から襲撃した。ということは難民がおしよせてくる。これはどう対処するんだ?」
一成「たしかに、難民は多分エルフだけでなく人間もやってくるぞ。」
一茂「どういうことだ、一成?」
一成「ここにオークが一人もいないということははさみうちだ。」
サリオン「前もオークがそういう戦術でやってくると話し合ったが、現実のようだな。」
一茂「シルビア・・・大丈夫か。」一茂は心配そうであった。
シャルル「だが敵の最大兵力が分からない以上、王国や共和国奪還にさく兵力が分からない。」
アレクシス「方法は二つある。ここでオークのはさみうち戦略を迎え撃つか、王国か共和国のどっちかに進軍するかだな。」
サリオン「難民が両国から来る場合は進軍は困難だろう。難民は死にもの狂いでここに移動してきたのにまた移動するとなると過労死するかもしれない。」
ベル「たしかにサリオン大将の言ってる事は間違ってない。どうする女王と王女?」
アビー「サリオンの言うとおり難民が来ればここで迎え撃とう。」
アリエル「私は分かりませんからアビー女王に任せますわ。」
アレクシス「よし、じゃあ戦略的方針は決まりだな。連合軍に堀をつくるように指示してくる。」
こうして4時間の会議が終わった。
一成は自分の武器の手入れをしていた。そこに一茂が話しかけてきた。
一茂「一成、その剣がお前の武器か?」
一成「ああ、エルフ軍王族近衛兵専用の剣だ。まあレイピアに近いよ。」
一茂「お前の国大丈夫か?最高指揮官行方不明なんだろ?」
一成「そうだが、グローリエルはそういうエルフだからね。」
一茂「会ったことあるのか?」一茂は驚きながら言った。
一成「まあね、不気味な雰囲気だったけど。」
一茂「そうか、今度乗馬教えてやるよ。」
一成「ありがとう、兄さん。まさか異世界で馬に乗るなんてね。」
二人はその後も笑って話していたが元の世界については話さなかった。
春子「ディネ、あなた兵士だったなら協力してくれない。」
ディネルース「私がですか?」
春子「ジャックがいない以上、戦争経験ある兵士に考えを助言してもらおうと思ってね。」
智子がひさびさに顔を出しに来た。
智子「あれ、ジャックは?」
春子「ジャックなら行方が分からないの。」
智子「そう・・・ごめん。」
ディネルース「まあ、死んだわけじゃないし。ね!!」
ジャック「そうだよ。勝手に殺すな!!」
三人はびっくりした。
ジャック「ほら、懐かしい顔と新しい顔だ。」
フラール「すまない。3000人を亡くしてしまった・・・」
春子「仕方ないわ・・・でもまた戦略を立て直せばいいから。魔王さえ討ち取ればこの世界に平和が訪れるから。」
一雄「初めまして、一雄です。」
春子と智子はびっくりした。一雄が日本兵の服を着ていたからである。
春子「日本人?」
一雄「ああ、一雄だ。よろしくな。」
智子「私は智子です。よろしく一雄さん。」
春子「私は春子です。よろしく。」
春子「ところでジャック。ディネルースも作戦会議に加わっていい?」
ジャック「話は全部聞いてたよ。あとカズオも加えていいか?」
春子「一雄さんを?」不思議そうに言った。
ジャック「カズオは俺とフラールを助けてくれたんだ。それに元の世界では作戦も命令していた上官だ。」
春子「あなたが人をそこまで推薦するなんて珍しいわね。一雄さんはどう?」
一雄「俺でよければ是非力になろう。」
フラール「本当にありがとう、それに銃ってやつもくれて。」
一雄「いいさ、俺たちの共通の敵は魔王軍だろ。」