異世界   作:永遠の二番煎じ

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異世界の導き

春子は崖から身を投げようとしていた。

一茂「春子!!待て!!!」

春子「一茂さん!!!生きてたのね。」春子はうれしそに言った。

一茂「他の原住民は?」

春子「みんな崖からばんざいしながら落ちて行ったわ・・・一茂さんは玉砕したんじゃないの?」

一茂「いや、上官や仲間はみんなアメリカ兵に殺されたけど、俺は無理だったよ・・・」

春子「じゃあ二人でアメリカ兵に白旗あげましょ。」

一茂「そうだな!俺たちはこれから日本を立て直さなきゃな。」

春子「そうよ!」一茂と春子は崖でアメリカ兵を待っていた。

アメリカ兵たちがライフルを構えていてこっちに気づいた瞬間撃ってきた。

一茂と春子は反射的に岩に隠れ、一茂は携帯していた十四年式拳銃をアメリカ兵たちに向け乱射した。

一茂「春子、やっぱり白旗は向こうも許してくれなさそうだ。」

春子「そうみたいね。」その後二人はばんざーいと言いながら崖から海に落ちた。

レギン「起きろ!黄色い人間。」

一茂はレギンの釣り舟で起こされた。

そこにはヒゲの生えた白人が釣竿で叩いて起こしてきた。

一茂「アメリカ兵か?」一茂は慎重に質問した。

レギン「アメリカ兵?俺は釣り人のレギンだ!」

一茂「日本語が通じるのか?」

レギン「ニホン語?この世界に言語の種類なんてないぞ。」

一茂は冷静になってレギンを見ると背が140cm~150cmしかなかった。

一茂「お前は何人なんだ?」

レギン「俺はドワーフだ。それにお前じゃない名前はレギンだ!あんたはなんて名前だ?」

一茂「え!俺は一茂だ。」一茂は困惑していた。

一茂はとりあえず死んだのかどうか確認のために何回も自分の頬を叩いたが痛かった。

一茂「俺は生きてるのか・・・」

レギン「カズシゲ、あんたは海で仰向けで浮かんでたんだ。ほら浜が見えてきた。」

一茂「俺はこれからどうなるんだ?」

レギン「あんた戦争から逃げてきた人間だろ?町に行って人間の娘に会えばいいよ。」

一茂「あんた島の人間か?とりあえず殺さないでくれてありがとう。」

レギン「殺す?いや、殺し合いが好きなのは人間とオークだけだ。エルフとドワーフは争いは好きじゃない。まあそうは言ってもエルフとドワーフは仲が悪い。」

レギンは笑いながら一茂に言った。

一茂「そうか。」一茂も愛想笑いでレギンに合わした。

浜に釣り舟を上げるとレギンは言った。

レギン「今日はもう遅いから家泊って行けよ。」

一茂「ありがとう、レギンさん。」

一茂は次の日北の町に行った。

一茂は身長165cmであったが一茂より背が低い髭の生えた白人の親父しか見なかった。

一茂「すいません?僕みたいな人みかけませんでした。」

一茂は背の低い親父を見るたびにおかしくなり、質問もおかしかった。

町のドワーフ「人間のことか?ならディース酒場に行けば会えるかもな。」

一茂は言われた酒場に行ったが背の低い親父しかいなかった。

一茂「ここは天国なのか地獄なのか?」一茂は頭が混乱していた。

すると店の奥から一人のブロンドの白人の女が話しかけてきた。

シルビア「あなたがこの世界の人間ね、私はシルビア!異世界から来た人間よ。」

一茂「そうなのか?俺は一茂だ。大日本帝国陸軍の兵士だ。」

シルビア「あなたも異世界の人ね!!!日本人?」シルビアはうれしそうに聞いてきた。

智子は牢屋に入れられていた。

オーク兵「おい!黄色い人間の女、仕事だ。」

智子「きゃあ!!なに!!!」

目の前の魔物の姿に見えたオーク兵に驚いた。

智子はオーク兵に連れてかれ、鉄の剣を錬成させられた。

エルフ「この世界の奴隷か?私は異世界から来たエルフだ。」

話しかけてきたエルフも首に鉄首輪をはめられ剣を錬成していた。

オーク兵「なに話しているんだ!」そう言ってオーク兵は奴隷のエルフを殴った。

オーク兵「こいつみたいに首輪されたくなかったら話すなよ。人間の女。」オーク兵は智子を粛正した。

智子はこれを見てここは死後の世界の地獄だと思った。

一茂「太平洋にスペイン領の島なんてあったか?」

シルビア「太平洋?あなたまだここがどこか知らないのね。」シルビアは微笑みながら言った。

エリゴス「黄色い人間、あんたも異世界から来たのか?」

一茂は体が人間の顔がイノシシの動物が話しかけてきて驚いた。

エリゴス「二年前もシルビアに教えてやったが、ここは天国でも地獄でもねー。この世だ。だが俺はこの世とは思えない場所から亡命してきたがな。」

エリゴスはこの世界の話をした。

一茂「なるほど、信じがたいがまるで北欧神話だな。」

シルビア「あなた北欧神話分かるの?」

エリゴス「俺は仕事に戻るよ。魚をさばかなきゃなんねーからな。まあ故郷の話でもお互いしとけよ。」

エリゴスは台所に戻って行った。

一茂「北欧神話はアメリカやイギリスと戦争をする前によく読んだよ。」

シルビア「私も一応兵士なの、生まれはスペインよ。」

一茂「スペイン!反乱軍が内戦に勝った国か。」

シルビア「反乱軍が勝利したの?」

一茂「そうだ、日本は遠いからあくまでも噂で聞いたことがあるだけだが。」

シルビア「私は北大西洋から地中海に行ってアルジェリアに亡命してた途中に輸送船が反乱軍に沈められてここに流れついたのよ。最初は私もこの世界を理解できなかったけど、あなたはエリゴスの話をたった一回聞いただけで納得したわね。」

一茂「俺は前の世界の1945年から来た日本兵だ。サイパン島を守っていたがアメリカ兵に追い詰められ、俺と春子は島の崖から飛び降りたが、俺だけがこうやってこの世界に来た。」

シルビア「へえ、そういえばあなたの名前なんて呼ぶの?」

一茂「ああ、まだ言ってなかったな。俺はカズシゲだ。」

すると一茂の名前を聞いたウエイターのエリゴスが料理を出しながら言ってきた。

エリゴス「カズシゲ、お前仕事ないだろ?ここで働くか。」

一茂「いや、助けてもらった漁師のところで働くよ。」

一茂は酒場を出て町を出て南のレギンの家に戻った。

レギン「おう!カズシゲ仕事見つからなかったか?」馬鹿笑いしながらレギンは言った。

一茂「いや、あんたのところで働こうと思ってな。」

レギン「そうか、そいつは助かるぜ。俺ももう800歳だからな。」

一茂とレギンは次の日から毎日漁をし続けた。

智子とエルフは働かされた後牢屋に戻された。

智子「あなた男それとも女?」

エルフ「私はディネルース、女よ。あなたは?」

智子「私は智子よ。奴隷は女しかいないの?」

ディネルース「そうよ、男はみんな異世界の戦場に送られるわ。」

智子「地獄にも戦争があるの?」

ディネルース「いえ、ここは悪魔が支配する世界よ。まだ私たちは死んでないわ。地獄に変わりはないけどね。」

智子「ディネルースさんはなんでここで働かされてるの?」

ディネルース「ディネでいいわよ。私はエルフ王国偵察隊だったけど偵察船に魔法をかけられて元の世界から悪魔が支配する世界に送られてきたのよ。」

智子はディネルースの言ってることが分からなかった。

 

 

 

 

 

 

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