異世界   作:永遠の二番煎じ

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アリエル王女と山賊

イングロール「どうやら敵はオークだけではなさそうだな。」

ダイロン「おっしゃる通りです国王。奴隷の人間、エルフ、ドワーフも強いられて戦争に参加をしてますよ。」

イングロール「北東のドワーフの島は攻撃されないのか?」

ダイロン「そこまでは分かりません。ただ南の島には必ず上陸してきます。半年以内にね。」

イングロール「そうか・・・もう下がってよいぞ。」

ダイロンは魔法で姿を消した。

イングロールは船で偵察に行ったエルフたちが戻って来ないのはオーク軍の奴隷のエルフに魔法で船を沈められたと推測した。

イングロールは娘たちを人間共和国に避難させようと思っていた。

一成はエルフ城下町のシャルルの働く武器製造販売の店に来ていた。

シャルル「よう!カズナリ、今日は何の用だ?」

一成「輸送用馬車に武器を積んでもらいたい。」

シャルル「ああ、人間軍のイーストエルマンの拠点に輸送する武器か。ちょっと待ってくれ、まだ仲間が入れる準備が出来てないらしい。暇つぶしに城下町でも見てってくれ。」

一成は再びボロボロの館に行こうとしたが、その道中同じ年くらいのエルフの娘に会った。

一成「馬に引かれかけたのか?」

アリエル「そうよ、買い物から帰る途中にエルフ騎兵にね。」笑いながらアリエルは言った。

一成は道に散らばって落ちてるアリエルの食材を一緒に拾ってあげた。

一成「じゃあ、俺は行くところあるから。」

アリエル「待って!拾ってくれたお礼にカフェに行かない?」

一成「おごってくれるならね。」

アリエルと一成はカフェに行った。

アリエル「あなた、人間軍の兵士?」

一成「いや、エルフ王国の兵士だ。」

アリエル「そう、最近はエルフ軍も人間兵が増えたものね。」

一成「最近じゃあエルマン軍と言って同盟兵士たちは士気を高めてるけどね。」

アリエル「それはいいことじゃない。つい二か月前まで殺し合っていたのにね。」

一成「まあ、オーク軍様様だな。嵐の前の静けさに過ぎないのかもしれないけど・・・」

アリエル「ごめんね。こんな話してじゃあまたどこかで会ったら話しましょう。」

アリエルはお金を置いてカフェを出て行った。

一成はまたボロボロの館を目指したが、館には誰もいなかった。

シャルル「戻ってくんの、遅かったな。」

一成「いろいろしてておそくなったんだ。時計もないしな。」

シャルル「いい加減太陽時計習得しろよ。」

一成「悪いな、今度から気をつけるよ。」

一成はエルフ城下町からイーストエルマンを目指して馬車を走らせた。東の森を通過中の出来事である。

山賊「おい、兵士!!食料と金をよこせ。」

一成「残念だが、馬車には武器しか積んでない。」

すると木陰からさらに二人出てきた。

一成は日本刀みたいな剣を腰に携帯していた鞘から抜刀した。

山賊「片刃剣で俺たち三人相手に戦う気か?」

一成「お前らこそ、弓矢なくて大丈夫か?」

するとあとから来た二人が斬りかかった。

一成は攻撃をよけ一人を斬りまた一人を斬った。

山賊「やっぱり弱い奴は使えねーな。」

ずっと話してた山賊は他の2人の山賊の首を刎ねた。

山賊は2mくらいあり横にもでかく、武器は斧だった。

一成「残念だが、お前もその二人と力は変わらねーよ。」

一成は初めての実戦に内心すごく怖かった。

山賊「手が震えてるぞ?」

山賊はそう言って一成を真っ二つにしようとしたが、一成は刀で受けたが一発で折れた。

一成「畜生!ついにここまでか。いや!!最後まであきらめるか!!!」

山賊「いやお前はここまでだ。」

するとアレクシスが山賊に向けて後ろから矢を放った。

山賊は見た目によらず、素早く振り返り矢を斬り落とした。

アレクシスはエルフ製の剣を抜刀しながら、馬から山賊に向かって飛び乗った。

山賊「貴様!俺の邪魔を!!」

アレクシス「残念だが、人間軍トップの俺には勝てないな。」

山賊「ああ!英雄アレクシスか。あの有名なエルフの剣士に勝った男か。」

一成「なるほど、マゴルヒアはエルマン戦争時代にアレクシスに拉致されたのか。」

山賊「俺がお前を打ち取れば、俺は有名人だな。」

アレクシス「最後に名前を聞こう、山賊よ名前はあるのか?」

山賊「俺はドワーフと人間のハーフだ。名前は語らない。」

アレクシス「なるほど、ではここで処刑を行う!!!」

山賊にアレクシスは斬りかかったが、山賊は斧で受け止める。

今度は山賊が力いっぱい斧を振り下ろした。しかしアレクシスは簡単に受け止めた。

アレクシスは簡単に山賊を処刑した。

一成「ありがとう、アレクシス。俺アレクシス来なかったら死んでたよ。」

アレクシス「はっはっは、それはないだろ。」高笑いしながら言った。

一成「その剣はマゴルヒアの両刃か?」

アレクシス「そうだ、第三次エルマン戦争の時に人間軍最大の侵攻の時にマゴルヒアと戦った。そしてとどめを刺すつもりだったが、彼は言ったんだ。騎士道で負けたのは初めてだと。俺はその時思った。こいつはあとで取引に使えると、そして剣を取り上げ牢屋にぶち込んだんだ。俺は停戦協定の後に剣を返すつもりだったが、マゴルヒアが俺にくれたんだ。」

一成「エリックを処刑した時の剣はマゴルヒアの剣だったのか。」

アレクシス「この魔法の剣は俺が善で戦う限り、俺をより強くするんだ。マゴルヒアによればこの剣が必要でなくなった時、持ち主の死期か平和がくれば勝手に折れるらしい。」

一成「とりあえず、ありがとう。一緒にイーストエルマンまで輸送手伝ってくれないか?」

アレクシスと一成は引き続き東の森からイーストエルマンに向かった。

 

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