ソードアート・オンライン~黒の魔法剣士~   作:ドラグニル

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「…ちゃん…!お兄ちゃ…!!」

 

うーん誰だ?誰か俺を呼んでるのか?

 

「ちょっと!!お兄ちゃん!!朝だよ起きて!!」

 

「…なんだスグか」

 

「なんだじゃないよお兄ちゃん!!休日だからって寝過ぎだよ、もう10時だよ全くもー…」

 

「すぐに下りるから退いてほしいんだけどスグ…」

 

「あ~、そういってまた寝ようとしてるでしょ」

 

そうじゃなくて妹の前とはいえ寝起きはヤバイんだけど色々と…

 

「もう、とにかく布団とるよ!!」

 

「スグ!!今は駄目だって‼」

 

「?何言ってるの‼」

 

あ!!

 

「全く…さっさと下におり…る…よ…」

 

「み、見るなー‼」

 

そう寝起きはヤバイ理由は健全なる男には分かるだろう…しょうがないじゃないか、生理的現象なんだから…

 

「お、お兄ちゃんの…へんたーーい!!」

 

「ぶべら!!」

流石は剣道部…ビンタとはいえ、力が強い…

 

◆◆◆◆

 

 

「……さっきはごめんねお兄ちゃん…」

 

「……いや、良いんだ…え?」

 

「どうしたの?お兄ちゃん」

 

「スグテレビ見てみろよ!」

 

「え?」

 

『えー実は最近ALOの元となったゲームMLOというゲームが最近発売されたとの情報が入りました』

 

MLO? なんだそりゃ…

 

「スグ、お前これ知ってるか?」

 

「一応前に販売してたから買ってあるけど…」

 

「マジで!?」

 

「ちゃんとお兄ちゃんのもあるよ…」

 

「サンキュースグ!!」

 

「ついでにアスナさん達も誘ったら?」

 

「え!?アスナ達も持ってんの!?」

 

「むしろ持ってない人はお兄ちゃんだけだよ多分…」

 

ま、マジかぁ…俺そんなの全然知らなかった…

 

「それより先にやるならやっといて~私も直ぐに行くから」

 

「わかった、じゃあ待ってるぞ~」

 

「うん!」

 

◆◆◆◆

 

さーてとこれか…MLOねぇ~。どんなんだろうな、まぁものは試しか…

 

「……リンクスタート!!」

 

…うーんやっぱりこの感じは最高だぜ!!何かこっちのゲームの世界の方が生きてるって感じがするからな。

 

『ジョブを選んでください』

 

「ジョブ?あぁ、これのことか」

 

なるほど…この世界では種族じゃなくてジョブなのか…え~と、魔法使いに、妖術使いに幻術使い!?…おいおいどれも違いが分からねぇぞ…何か他にも色々あるけどピンとこねぇなぁ…仕方ないな

 

「じゃあ魔法剣士で!!」

 

『了解しましたマスター、次に名前と性別を教えてください』

 

「名前はキリトっと…性別は男でよし完璧だな!!」

 

『承知しました、では頑張ってくださいマスター』

 

そういうと俺の目の前が急に周り一面が草原のようになった。てかすげぇ!!ステージ広!!そういえば俺の見た目どうなってんだろうな~。

 

 

◆◆◆◆

 

ここは始まりの街ヴィルティア…

 

『おい…見ろよあの子…』

 

『可愛いね~』

 

……なんだろうすげぇ視線が気になるんだけど…早く鏡探さなければ……あった‼

 

「ふんふん~どんな見た目…か…な?」

そこに写っていたのは可愛い女の子であった…ってまたかよ!!髪が長いなぁと思ったから違和感はあったよ!!けどGGOのときと同じはないだろ普通!まぁ唯一の救いは男としての証拠品があること…あること…ある…あるれぇ?

 

「ない…ある…こっちはない‼」

 

俺は下を触っては胸を触ってを10分ほど繰り返した…。

おかしい…俺は確か男に設定したはず…あ!!そういえば性別選ぶところ見ずに押してた気がする…

 

「あのー!」

 

「はい?」

 

「ここにあなたと同じようにキリトという男の人見ませんでしたか?」

 

「分かりません…俺も今アスナって人を探して…」

 

「…え?もしかしてキリトくん?」

 

「あー‼アスナ!!」

 

「お兄ちゃん!!どうしたのそれ…」

 

「実は……」

 

◆◆◆◆

 

「馬鹿だね~お兄ちゃんは…」

 

「そういうのはちゃんと見なきゃキリト君…」

 

そんな二人してそんなこと言わなくても良いじゃないか…まぁどうせだしやり直そうかな…

 

「でもお兄ちゃんそれもう変えられないよ…このゲーム一度キャラ作ったらクリアするまで変更できないから」

 

「なんだと?」

 

そんな馬鹿な…じゃあ何か…俺はクリアするまで一生この姿なのか?

 

「リーファ、アスナ!!皆はどこにいる!!」

 

「多分あそこの宿屋…」

 

「よし‼あの宿屋には絶対に行くな!」

 

「キリト君何行って…」

 

キリトは馬鹿である…このようなことを言えば察しの良いアスナとリーファはキリトを否が応でも皆に見せたがると分かっているのに…キリトはそれを知らずつい、思ったことを口に出してしまった。

 

「キ~リ~ト~く~ん♪宿屋にいこう!!」

 

ガシッ!!

 

「ふふーん…さぁお兄ちゃん皆に会いに行こう!!その姿で」

 

ガシッ‼

 

「い、嫌だー‼離せお前らー‼」

 

そう、その光景はまるで初めての歯医者に怖くて無理矢理連親に手を繋がれながら連れていかれる子供のようであった。

 

◆◆◆◆

 

 

「あら、アスナにリーファ…それとその人は誰なの?」

 

「リズ誰だと思う?」

 

「アスナさんその人誰ですか?」

 

「シリカも知ってる人よ~」

 

「ねぇ、ちょっと…何か見覚えがあるんだけど…その顔」

 

リズやシリカはアスナとリーファに無理矢理連れてこられた人を見て誰だか分からないため不思議に思っていた。だがGGOの時に見たことがあるシノンは何故か嫌な予感がしていた。

 

「実はこの人キリト君なのよ!!」

 

『えーーー!?』

 

アスナの一言にリズとシリカは驚きシノンはまるでゴミを見るかのような目でキリトを見ていた…

 

「ど、ども~」

 

「キリト、あんたどうしたのそれ!!」

 

「キリトさんにそんな趣味が…」

 

「違うんだリズ、シリカ!!決して変な意味はないんだ!!」

 

キリトは必死に弁解しようと努力するがキリトはとても冷たい視線に気付く。

 

「キリト、あんたGGOの一件で懲りたかと思ったらまだこんなことしてたの」

 

「あ、あの~シノンさん?」

 

「あんた本当に馬鹿じゃないの?何なの死ぬの?」

「ちょ、やめ…」

 

「大体そんなことばっかりするから●●とか●●●とか言われるのよ分かってんの?」

 

シノンのあまりの暴言に規制をさせていただきましたby作者

「そ、そんなこと言わなくても良いじゃねぇか~」

 

「あ、泣いちゃった…」

 

「あちゃ~」

 

流石のキリトも暴言の数々に人目を気にせず泣いてしまうのであった。それを見てアスナやリズはやっちまったという顔をする。

 

「わ、悪かったわよ…ごめんなさい●●とか、●●●とか言ったりして…」

 

「うわぁぁぁぁん!!」

 

今の言葉で完全にキリトに止めを刺してしまったシノンであった。

 

「……へぇ~あれが噂の英雄キリト君か~面白そうな人じゃん」




何と今回は本格的にキリトを性転換させてみました‼さてさて一体どんな結末になるんでしょうね~
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