ドラゴンボール~生き残りのサイヤ人リーク~   作:濁り

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第三話・適正テスト前編

 ~エイジ727年~

 

 あれから父さんの休みの度に、半殺しに有っているリークです。

 サイヤ人の良心である母さんが、止めてくれると信じていたが、父さんの「息子が戦場に行っても死なないように鍛えてやりたい、俺の親心を分かってくれ」と言う棒読みを信じきったらしく、笑顔で了承された。俺に救いは無かったよ。

 

 そんなこんなで一年が経ち、俺も五歳になり今は、戦士の適正テストが行われている。

 

 適正テストとは、戦闘力を測るだけではない。

 実はサイヤ人には、戦闘タイプと非戦闘タイプの二種類がいる。

 母さんのギネやベジータの弟ターブルが代表的な例で、殺戮や戦闘を好まず、優しい心を持つ者の事を非戦闘タイプ。

 初期ベジータやターレス みたいな残虐非道で冷酷な戦闘狂を戦闘タイプと呼ぶ。

 

 孫悟空なんかは、元々は戦闘タイプで有りながら、頭を打ち非戦闘タイプの心を持つようになった、珍しい例だろうが、俺の読みではこの戦闘タイプ、非戦闘タイプは後天的に変えることが出来るものだと思う。

 

 悟空のように、物理的な要因で変わった例も有れば、ベジータのようにブルマやトランクス等の、家族が出来たことによる、精神的要因でも変わるものなので、大体の性格を表す指標程度と捉えた方がいいと思ってる。

 

 しかし今回のこのタイプ測定に限っては、これからの将来に大きく響いてくる事なので、とても重要だ。

 理由としては、この戦闘大好き民族サイヤ人の中では、非戦闘タイプの扱いがとても悪いことが原因だ。

下手すると下級戦士の扱いより酷いこともあるらしい。

 

 母さんも父さんと結婚するまでは、色々大変だったらしいので、俺も戦闘タイプで有ることを祈りたい。なんて事を考えながら待っていると「下級戦士リーク検査を始めるついてこい!」と言われたので歩きだす。

 

 (検査ってやっぱりツフル人から奪った機械で測るのかな?こんなことなら、父さんか母さんにでも聞いておけば良かった)

 

 と後悔しながら着いていくと男は、鉄の扉を開け。首を動かし、中に入るように促してきたので入る。

 

 そこには、驚きの光景が広がっていた!

 

 「此処は捕虜を収容している所なのか?」

 

 部屋の中央に有る、巨大な檻の中には、宇宙人と思われる者達が沢山入っていた。皆俺に怯えているのか、少しでも遠ざかろうと壁側に集まっている様子が、元地球人の俺の精神にダメージを与えてくる

 

 俺がこの光景に戸惑っていると、先程の男が部屋に入り檻の側に近寄っていく。

 

 「どうだ小僧良い眺めだろう?俺達サイヤ人様に恐怖して震える雑魚どもを眺めるのは!!」

 

 男がそんな事を話しつつ、檻の扉を開け中に入ると宇宙人達は恐怖による叫び声をあげる。男はとても楽しそうに恐怖に震える宇宙人達の中から一人の宇宙人を選ぶと、俺の前に放り投げてきた。

 

 ドサッ

 

 「このタイプ測定テストは簡単だ。ソイツをぶっ殺せ!」

 

 俺はこの日初めて、本当の意味でのサイヤ人の恐ろしさを知った。

 




設定

・戦闘タイプ、非戦闘タイプに関しては、アニメ[ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!]のターブルの存在から考えました。

・タイプ測定試験に関しては、サイヤ人流の一人前の戦士として認めるための、通過儀礼や儀式の様なものが有るんじゃないかと思って考えました。

・ベジータが戦闘タイプから、非戦闘タイプの性格になっていると思った理由は、映画神と神で正義の心を持つ者としてベジータが認められたからこそ、悟空はスーパーサイヤ人ゴッドになれたと思ったからです。

・捕虜に関しては奴隷とかじゃないかと考えました。(もしかすると食料かも?ベジータ初登場の時宇宙人の腕食べてたので)

・非戦闘タイプの扱いが悪いと思った理由は、ラディッツのように、弱いだけでもあの見下され方なら。戦えない奴は更に扱いが悪いんじゃないかと考えたからです。

・リークの戦闘力3500(最大7000)<理由バーダックにボコボコにされたから>
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