ドラゴンボール~生き残りのサイヤ人リーク~   作:濁り

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第六話・太陽拳は禿げてなくても出来る

 今日は配属された部隊との初めての顔合わせだ。正直楽しみすぎて、昨日は余り眠れていないので寝不足だ。

 

 「場所は確か此処だったと思ったんだがな。」

 

 それにしても何で集合場所が、訓練所なのは何でだろうか?今日は顔合わせだけの筈何だけど……

 

 すると突然気弾が俺に向かって飛んで来た。何とかバックステップで避けるが、次々と気弾が飛んでくる。

 

 「うわっ、ちょっ、危なっ!」

 

 体を捻り何とか攻撃を避け続けるが、このままではジリ貧になりかね無いので、少し卑怯だがあの技を使うか!

 

 (天津飯!技を借りるぜぇ!)

 

 気を足元で爆発させて飛び上がり、両手を額の近くに持っていき技名を叫ぶ!

 

 「太陽拳!!」

 

 太陽拳は、禿げの人にしか使えないと思われがちだがそれは違う。悟空やセルだって使っているのが証拠だろう。また太陽拳は、太陽の光を利用しているのではなく、気を光に変えて放っているのが正解だ。

 

 ピカッ!!と俺自身も目を瞑っていないと、眩しく感じる程の光が炸裂した。

 

 「きゃあ!!」

 

 女の子の悲鳴が聞こえてきたが、多分その子が俺に気弾を放ってき犯人だと思うので油断せずに、更に追撃を加える。

 

 「追加でいくぜ!オリジナル技。爆音拳!!」

 

 気を両手に集中させ左右に大きく開くと、全力で掌を合わせる。ようするに全力の拍手だ。

 

 バァァァアアアアアアアアンッ!!

 

 気弾の爆発音の数倍は大きな音が鳴り響く。

 

 大きな音がするだけの技なんて意味がないと思われるかも知れないが、爆音で三半規管を狂わせることにより、平衡感覚が麻痺するので暫くの間まともに歩けなくなる、敵の無力化にも向いている技だ。

 

 太陽拳と爆音拳の二つをもろに食らったで有ろう女の子の方を見る。 

 

 ピクッ ピクッ

 

 体を僅かに痙攣させるだけで完全に気絶している。

 

 いったいこの少女は誰だろう?

 

 人に恨みを買うどころか、両親以外とまともに関わりを持ったことがない俺には分からない……なんか悲しくなってきた

 

 しかし俺じゃないとすれば父さんか?エリート戦士より強い父さんを妬んで俺を……完全にとばっちりじゃねぇか!それにこんな小さい少女が、父さんに恨みを持つ筈もないか。

 

 う~ん分からん?と首を傾げていると訓練所の扉から、老人がこちらに向かって飛び込んできた。

 敵かとも思ったが、こちらに全く敵意がないので構えを解き様子をうかがう。

 老人は少女の近くに行くと「セルリお嬢様!お嬢様!大丈夫ですか!」と何度も呼びかける。

 

 セルリ?何処かで聞いたような気がするが、何処だったろうか…

 それにとっくに顔合わせの約束の時間も過ぎてしまっている、初日から遅刻とか印象悪いな。二人にはキチンと謝らないと確かベルとセルリだったか………?

 

 「しっかりして下さいセルリお嬢様!」

 

 

 

 …………イヤー凄い偶然だなっ!配属先のメンバーの名前と俺を襲ってきた少女の名前が一緒だなんて!凄い偶然だ。…………嘘だろ?

 

 




設定

・太陽拳。気を光に変換する目眩ましの技。敵の強さに関係無く効くので使い勝手が良い。クリリン曰く覚えるのが簡単。※主人公は禿げていません

・爆音拳。気を使って強化した全力の拍手。三半規管を狂わせる事が出来る意外と使える技。使用の際には気で耳をガードする必要がある。

・訓練所、サイヤ人は修行を滅多に使用しないため使われることは少ない。
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