正輝の方はミッテルトを連れて逃げており、天の助はレイナーレに眼中になく放置されている。家に帰るわけにもいかず、彷徨っている。
「どこまで逃げるのっ⁉︎」
「真弓達の家か、リアス達の誰かに接触するしかない!」
正輝の方は護身用に神器を持っているものの、実戦能力は何ももっていない。相手は堕天使の中級クラス並のクラス。いくらミッテルトでも、レイナーレを相手に倒すことができない。
「それがダメなら…挟み撃ちにする。俺とミッテルトで」
「で、できるの?」
「可能な限り…逃げれるなら逃げよう。追いつかれたら、挟み撃ちにするために反撃に出るしかない。俺に考えがある…」
真っ正面から突っ込んで戦えば、勝ち目があるかどうかは分からない。正輝が英雄殺し状態になれば正面突破も可能だが、今までずっと戦いを避け、戦闘を疎かにしていたわけだから、その状態にたとえなれたとしても果たして勝てるかどうか正輝自身が不安だった。
「素直に諦めなさい、どんな作戦を立てようが貴方達はここで死ぬのよ?」
(やっぱり速度はあっちが上か…)
レイナーレの方は空を飛んで、逃げようとする正輝達を少しずつ追い詰める。
「標的は俺なんだろ‼︎」
こうしてレイナーレが正輝を追っている。このままいけば人間である正輝は身体能力からしてすぐに追いつかれてしまうだろう。
しかし、正輝も諦めるわけにはいかない。レイナーレが彼を注視している隙を狙って黒い龍で大量の煙を放出し、目をくらませる。正輝はミッテルトを逃し、彼が所持している神器を構えていた。
「神器持ちっ…‼︎でも、ミッテルトだけを逃したのね、いいの?」
「二人一緒に逃げたところで、俺の速度じゃ追いつかれるからな」
レイナーレは正輝のことを普遍的な一般人に見えていたから持っていることに驚いている。
「ここで俺を襲う前に、話を聞いて欲しいんだ。これは俺にとっても、お前にとっても重要なことなんだ」
「何?今更命乞いでもするのかしら?」
「ミッテルトは、レイナーレに感謝してるんだ。貴方との繋がりのおかげで、俺のような大事な人に出会えたって。これは、本当のことだ。あんたとは…一度話してみたいとは思ってたよ。どうせ、人間風情だとか言うんだろうけどさ。
貴方にとってミッテルトは何なんだ?」
正輝の問いに、レイナーレは少し時間をおいて口を開いた。
「ミッテルトは私の期待を裏切ったわ。死んで当然の存在よ」
「死んで当然か、なら何でミッテルトに殺意を抱かなかった?」
「これから死にいく貴方達に何でそんなこと言わないといけないわけ?貴方の方が殺しやすそうだからじゃ理解できない?」
レイナーレに初めて会った時は、そこまで感情むき出しになったりはしていない様子だった。もしミッテルトを憎んでいるのなら、隠れつつ暗殺することだってできるのだから。
「だとしても、関係のない俺よりは先にミッテルトを殺すに違いないだろ」
「私はね、愛だの幸せだの祝福だの…もうそんなものに絶望したからよ。兵藤一誠に愛する気は微塵もなかったし、アーシアの神器を貰って上に登るつもりだった。私の求めている愛も、アザゼル様やシェムハザ様には全く届かなかった。
だって誰一人、助けに来てくれないんだもの?みんな私を騙す。こんなに頑張っていたはずなのに、酷い目に合う。だから、私は地獄から這い戻ってきた…あるお方のおかげで。
そして貴方達も、復讐するための存在。ミッテルトは殺されずに貴方の隣でのうのうと生きている。私を見捨てた兵藤一誠も、あの紅色の女と一緒に生きている。
貴方も、ミッテルトも、一誠も、アザゼルも、みんなみんな殺す。いくら崇め讃えても幸せにはなれない。幸せで、裕福で、幸福で、愛も、何もない。
そんな世界が何よりも苦しくて、許せなくて、憎くて、羨ましくて、醜悪で、どうして私だけこんな目にあうのかって…だからみんな消すの。紅色の姫と眷属、赤龍帝も、愛しのアザゼルとシェムハザも、そして貴方達も。愛も希望も私には何もないのなら、もういっそのことみんな死ぬしかないじゃないの?殺す理由なんて…さっきから言っているけど貴方の方が殺しやすいから、それだけ。
みんな殺すんだからどの順番に殺しなさいなんて指示を受けてないんだから、好き勝手に殺したっていいでしょ?」
(ダメだ、この人…自分以外の全ての人達を憎んでいる。
悪魔だとか、天使だとか、堕天使だとか、そんなの関係ない。まだ冷淡に答えてるぶん傍若無人のように感情むき出しになってはいないけど…さっきの発言でわかったことがある…もうこの人は前までは愛も希望を手に入れようとしていたはずがずっと空回りになって後悔したまま死んでしまっていた。その結果、死後も今までのことで何もかも絶望して、ここに来てみんなを殺すことに執着している)
正輝は話し合いに持ち込んでも無理だというのは分かっていた。時間を稼いでミッテルトを逃がそうとする。すぐにレイナーレは空を飛び、回り込まれてしまう。
「逃がすわけないでしょ。もう私に説得は無理よ。しつこい男は嫌われるって言われなかったのかしら?」
レイナーレは正輝に向かって光の槍を投げる。このままいけば、正輝は光の槍に貫かれて死んでしまうだろう。彼は転生悪魔ではないため、激痛を伴うほどの苦しみは無いが、ただの人間が槍で貫かれば即死は免れない。
「さようなら。最愛のミッテルトと共に逝きなさい…私は貴方達を踏み台にして今度はグレモリー家を地獄に落とすっ‼︎」
しかし、正輝の目はこの絶体絶命の状態になっても生気を失ってなどいなかった。
「…それじゃあアンタの負けだ。
堕天使レイナーレ」
「何っ⁉︎」
この時点で、レイナーレは術中に嵌ったのだ。
投げ飛ばされた光の槍は正輝には届かず、正輝が神器で斬り裂いた空間の隙間に飲み込まれていく。そしてレイナーレの背後にはいつの間にか空間の割れ目がある。
(⁉︎しまっ)
最初、逃げている最中に正輝はミッテルトと共に反撃しようとは言っていたが、本当の目的は正輝一人がレイナーレに反撃すること。
レイナーレが気づく前には既に自分の槍に貫かれてた。
光の槍が自刃の諸刃の剣になろうとは思ってもない。
「だからさっき言っただろ。挟み撃ちにすると」
「こんな、バカなっ…挟み撃ちってそういうことだったのねっ‼︎」
レイナーレは自分の槍に貫かれて、倒れてしまう。
槍を貫かれて、大量の血を出したのだから、いくら堕天使といっても動けるわけがない。
正輝の右手には最期の剣を持っており、空間に二つ切り跡をつけておいた。一つは正輝の側に、もう一つは遠くに切りつけてある。
レイナーレは床に伏せて、動けないでいる。
「まぁ、してやったりだな。ふぅ…上手くいった」
「こんなっ…」
前回、正輝は賀東を陥れていた時に度胸をつけて真弓の作戦を決行していた。その為怯まずに彼女をどうやって対処するかを考え抜いて、騙して逆転した。
逃げていたミッテルトが、正輝に近づく。
「だ、大丈夫正輝⁉︎」
「何とかなったけど…もう足がガクガクで」
レイナーレは人間だからという油断同然の考えのおかげで、こうしてレイナーレの腹部が自分の作り出した槍に突き刺さって出血している。正輝は殺されるかとずっと思って、緊張がずっと続いていたからその場で腰が抜けて、地べたに座り込んでいる。
が、
「れ、レイナーレ姉様っ…」
「まだ立てるのかよお前っ⁉︎」
さっきまで光の槍でやられていた傷跡が徐々に回復し、起き上がろうとしている。早く真弓の元に行かなければこの場で殺されてしまう。
「私の身体は地獄世界で改悪化されてるからちょっとしたことじゃ死なないようになってるのよっ…!遂行するまで私は終われないわ、どんな姿になっても」
レイナーレは自分の身体に突き刺さっている光の槍を引き抜く。目から血が流れ、腹部には穴が空いている。
それでも正輝達を殺そうと、機械人形のようにゆっくりと動く。
「やめて…もうやめて」
ミッテルトは、そう泣き叫ぶしかなかった。レイナーレはもう自分がどれだけ傷ついても執念で動いている以上説得は無理なのかもしれないと彼は考えた。
今のレイナーレの姿は見るに耐えなかった。
しかし、最愛であるミッテルトがレイナーレに悲しんでいる。
(このままでいいのか…?レイナーレを倒して、泣いているミッテルトの本心を伝えずに彼女を潰すのは良いことなのか?)
レイナーレは殺そうとしてた存在だ。
碌に話し合うことなんてままならなかった奴に伝えたところで無意味なのかもしれない。
(でも、このままレイナーレを殺したら。きっとミッテルトは後悔する。だったら…)
正輝はレイナーレがミッテルトに対する誤解を解くのに全力を尽くす。難しいことかもしれないがミッテルトが本気で大事だと思っているのなら、レイナーレに伝えなくちゃいけない事が沢山あった。
正輝は再度対話を持ち込んだ。
「リアス達と何かあったのかは俺は知らない。多分そこのところはミッテルトが一番よく知ってると思うから。
君の言うアザゼル様やシェムハザ様って人に愛されたなったのも、希望を追い続けたはずが転落したように崩れて、こうして他の人の幸せを呪い続けたのも何となくはわかる。でも、俺達には君を救うことも、助けることも、どうにもできない。
でも、本当に愛も希望も貰ってなかったのか?」
「また説得のつもり?これは私が決めたことよ、今更止められるわけないでしょ‼︎そんなものまやかしよっ‼︎信仰者も、所詮は言葉だけでみんなわかってないだけっ‼︎かりそめで、とって付けたような、愛っていう言葉だけだった。それは、私自身が何よりも一番よく分かってい「いいや何一つお前は分かっちゃいない‼︎本当に愛が何一つ受けてなかったのか?だったら、ミッテルトの顔を見ろよ」」
ミッテルトは殺されそうになるほどの危険な目にあっても殺す側のレイナーレの苦しむ姿に酷く泣いている。
「…何でミッテルトが泣いているか、分かるか?」
レイナーレは何も考えられず、答えられなかった。計画に加担せず、裏切っておいてなぜ泣いているのか理解できない。彼女の頭の中が真っ白になっていた。何で自分のために泣いているのかまるで理解できない。
「愛が何一つ無かったって?そこにあるミッテルトの泣き顔は、涙は、レイナーレ…あんたを愛していた何よりの証拠だ‼︎
お前は自分のことしか知らない‼︎
ミッテルトが見ているレイナーレのことをどれだけ知っているんだ‼︎本当に愛がないなら、俺を狙わず裏切ったミッテルトを殺そうとしてるっ‼︎」
「私が貰いたかったのは…アザゼルとシェムハザ様からの愛、そして志向の堕天使なの。他の愛なんていらない。そしてその愛は叶わなかったから、だからみんな潰すの…なのにどうして、こんな愚かな私に。貴方はそこまで愛そうとするの?尽くそうとするの?」
レイナーレに泣いていたミッテルトは、ようやく口を開いて喋った。
「だってそれは、レイナーレ姉様のことがウチにとって志向の堕天使、そして憧れで尊敬する姉様だったから…」
それはかつてレイナーレが神父や堕天使達に叫んだ言葉。志向の堕天使としての象徴として彼女は多くの人をまとめていた。それに憧れたミッテルトはどんな事でもついていく背中を追ってついていこうとしてくれていた。
しかし、レイナーレはそこまで思ってくれていたのならば、何故あの時見捨てて彼のような男にすがりついたのかと今度は、感情的になってミッテルトを怒鳴りつける。
「だったら…だったら何で私を助けてくれなかったの‼︎私を愛しているのなら‼︎何であの時見捨てたの‼︎何で、何で何でぇ…嘘よ、嘘よ、こんな、こんなはずじゃないっ…見捨てたくせに、私を置き去りにしてっ‼︎」
「その時は、正輝さんと出会って一緒に暮らしたいって本気で思ってしまったから。仮に失敗して泣いても、レイナーレ姉様にも成功したら正輝に頼んで居場所を作ってあげないといけなかった。
でも、正輝に隠れてレイナーレ姉様がもう死んだ時はずっと泣いてました。いないんだってことに」
とうとうレイナーレは光の槍を落としてしまった。彼女は気づけば身震いして、その場に座り込んでいる。
「どうしてこうなってしまったの。こんなことなら気づかずに、リアス達を襲えばずっと気が楽だったのに。何で今更なの…こんなこと、知りたく無かった!こんなもの、知りたく無かっのにっ…‼︎ずっと孤独のままで、私は」
「貴方が求めていた愛は貰えなかったかもしれない。でも、全ての愛を否定するなよ。
君は愛を貰えなかったまま孤独のつもりで復讐者として俺達を殺しにやってきたのかもしれないけど、それでも君の努力をちゃんと見てくれた人が確かにここにいる。そして彼女を俺が大事に守った。
今ここにいるのなら、復讐を遂げる前にミッテルトの本心を聞いてくれ」
ミッテルトはレイナーレに近づく。
この距離でならば、ミッテルトを容易に殺せる。しかし、レイナーレは殺そうと動く気配がない。
「この距離なら、貴方を確実に殺せるわよ…」
「最期までお側にいなくて、本当にごめんなさい。私は、正輝を選んだよ。でも、レイナーレ姉様は彼と同じくらい大好きでした」
ミッテルトは血塗れのレイナーレを抱きしめた。レイナーレはもう酷く絶望し、望みや未来のことなんて何も考えてない。彼女の心にはもう志向なんてものは存在していなかった。
レイナーレは悲嘆し、ミッテルトはその悲嘆を、心の傷を癒す。
「貴方の同情なんて要らない。私はもう至高の堕天使になることもできず、ただ哀れな堕天使なだけでそれ以外は何もない。空っぽなはずなのに、貴方を殺せない…貴方に対する情なんて、無かったはずなのにっ…‼︎」
「レイナーレ姉様と正輝に、私は救われました。二人の出会いのおかげでどれだけ救われたか…正輝もレイナーレ姉様にもそれは分かりません。
でも、ウチは世界中の誰もが二人のことを敵対しても、自分自身のことに悩み苦しんで…信じられなくなったとしても。それでもウチは最後まで信じるっス。レイナーレ姉様はどんな姿になっても憧れる至高の堕天使で、正輝は私がこんな堕天使でも必ず受け止めてくれる大事な人だって」
「どれだけ頑張っても、私は地獄に落ちるしか無い。僅かな希望に私はすがるしかできなかった。でも、報われるなんてありえない。私のしてきたことなんて、言葉なんて、何もかも忘れ去られてドブに捨てられるだけ」
「ウチは知ってる。レイナーレ姉様の努力も発する言葉も、楽しかった思い出も、ちゃんと覚えている。ウチの中でレイナーレ姉様がまだ生きている」
何を言ってもミッテルトがレイナーレのあり方を肯定し続ける。
とうとうレイナーレは自身の存在を、かつて抱いていた志向の堕天使を拒絶した。
「誰も私のことなんて期待していない、信頼されない…期待も信用されるわけがないっ‼︎だって私は」
「期待も信頼もします。だって、愛してるから。正輝だから、レイナーレ姉様だから、二人じゃないと嫌だ」
その一言で、彼女の抱いた絶望が溶かされていく。高望みしすぎたせいで落とされてしまった愚かな女なのに何故ミッテルトはここまで言っているのだろう。
期待されないはずが、信用されないはずだと思っていた認識が、崩壊していく。
「もうやめて…もう、やめてっ」
これ以上聞くのが耐えられなかった。レイナーレは生きていた中で努力しても上手くいかなかった。酷い目ばかり合って高望みしたものは崩れ、志向なんてものは幻に過ぎないと心の中で諦めていた。
だから、彼女はあらゆるものに否定的になった。愛なんてものはない、努力なんてしても無駄、という考えを抱きながら地獄を抜け出した。
「犯した過ちは、どうにもできないかもしれない。でも、どうか忘れないでほしい。あんたには小さな愛が確かにあったことを…それを大事にして胸の内に抱いてくれ。
自分は何もないなんてそんな悲しいことを言わないでくれ」
レイナーレはもう抱きしめているミッテルトを放し、地面に転がっていた光の槍を取り上げて消す。
もう二人を殺そうとは考えておらず、悲しんでいる表情をしていた。
「…今から私はここから遠い所に移動して、自分の槍で自害して大人しくこの世界から消え去るわ…」
「姉様、でもっ…」
「この世界で生きてたところで私のことで庇えばグレモリーに敵視されて余計貴方達の立場としては責め立てられるでしょ。もう悔いは無いわ…私、邪魔でしょ」
レイナーレの方は二人に後ろを向きつつ顔を見せないようにする。微かに泣いているような声をして、堕天使の翼を広げる。人体改造されていた彼女の身体は槍が貫かれても時間が経てば回復していく。
「レイナーレ姉様…」
「貴方は生きなさい。それと正輝だったわね…ミッテルトを不幸にさせたら許さないわよ…じゃあね」
「あぁ…絶対に幸せにする」
そう言ってレイナーレはここから去ろうとする。彼女自身複雑な気持ちを抱いていたものの、それでも何もなかったと思っていたはずの心は、ミッテルトの本心を伝えたことで一筋の光となっていた。
「ねぇ、正輝。ありがとう…レイナーレ姉様と話せるようにしてくれて嬉しかった」
「俺は、レイナーレを殺して、伝えることができなかった後悔よりやって誤解を解いて、和解させることを選んだ。勿論上手くいくとは限らなかったけど、でもミッテルトが何も伝えられずに終わらすのは癪だったからさ」
正輝とミッテルトの二人はレイナーレがどこか遠くに行くのを見送っているが、
『そんなのダメに決まってるだろ』
彼女の側にいた転生者は彼女の愚行を許さなかった。裏切り者として彼女は処分される。
「ねぇ、様っ…⁉︎」
レイナーレが飛び立つ前に横から撃たれ、ミッテルトと正輝の目の前で倒れてしまった。複数もの発砲音が鳴り響く。彼女の身体には複数の弾痕がこびりつき、両翼はうち貫かれて飛べなくなっている。
「あのー、ちょっといいかなー?君達の話をずっと聞いてたんだけどさ。聞いてて凄く泣けるわー、あーマジ感動するわ〜。
まぁ、嘘だけどね。
感動ドラマに似せた茶番を揃いに揃って楽しんで…良い夢は見れたか?
やっぱりレイナーレという出オチクソザコ駄天使に委ねるんじゃ無かったよ。ミッテルトに恨みがあったからこっちから殺すように任せたのにこの役立たずが、二人を殺せって言われなかったっけかなぁ?
何綺麗さっぱりに終わらせようとしてんだよ」
「に、げてっ…」
レイナーレだけではなく、地獄から抜け出した新たな転生者が出てきた。彼は複数の銃器を空間に配置し、レイナーレを撃ち抜ぬいた。
正輝とミッテルトはまた危機的な状況へと、追い詰められてしまった。
今度は、新たな転生者の奇襲として。
ミッテルトがレイナーレのことを博愛していた理由というのは、3Dのゲーム版のハイスクールd×dから含めました。ゲームだとレイナーレが先に倒されて、カラワーナとミッテルトが後から倒されるという形となります。
一誠がレイナーレを倒したのは俺だというミッテルトの反応から、所詮その程度の女だったと言わずに、あんたなんかに倒されるわけがないと言っているので。
レイナーレのことを大事にしていることから、このようにしました。
改心した悪役
レイナーレ
ミッテルト
ディオドラ
ここまでの悪役
フリード・セルゼン
ライザー・フェニックス
コカビエル
カテレア・レヴィアタン
クルゼレイ・アスモデウス
シャルバ・ベルゼブブ