鬼巫女が上空から正輝達による大暴れを見学していた。彼女はHIGEの暴れようにドン引きしている。やりたい放題やって
「うわー、これはまたひどいこと暴れたねぇ」
「そこまでだ。この世界を荒らすつもりか?異端者…」
正輝、クリザリットを転生させたゼウスが彼女の背後から現れ、雷神の槍を手にとって彼女に向けていた。
「…あのさ、私にちょっかい出して邪魔するなら」
ーーーー貴方を消し飛ばすけど?
それを聞いたゼウスは青ざめて身を引く。理由は、彼女の周りには赤き神が幾つも出現した。
獄炎意思
M-REIMU
ガーネットクロウ
炎邪
イフリート
Sメイリン
上位クラスの神を2.3体呼び出し、殺気を放っていた。それ以外の敵もまた神殺しに匹敵する人物達だった。ゼウスという神は中位くらいの神だが、彼らをまとめて相手にするというのはどれほど危険で無謀なのか。
「おぬし、その能力まさか…」
鬼巫女は呪符『キングクリムゾン』を使用してゼウスの周囲にある空間が崩れ、景色が赤くなっていく。この時にゼウスは雷槍をすぐにしまった、間違いなく消し飛ばされると察知したからだ。
「フフッ、冗談冗談よ?」
「鬼巫女…君は、恐ろしい娘だ」
「よく言われる。貴方が武器をまだ構えて襲ってきたら、総員で叩き潰すところだったわ」
彼女が笑うと、崩れたはずの空間が既に直っており、出現した神、神殺し達はすぐに消えていた。
「安心して、この世界に怨みは持ってないし、壊すつもりも滅ぼすつもりもなんにもない。あーそうそう…貴方の立ち位置を奪おうとする神がいる。その神に気づかないと、貴方が今まで転生させた人達…不幸になっちゃうわよ?」
「ご忠告…感謝する」
ゼウスはそれを聞くと鬼巫女の目の前で消えた。
「ん?何かしら?」
ジュリアス・エメリーがまた出現し、鬼巫女の耳元に近づいてあることを報告していた。
「へぇ…てことは地獄は大騒ぎになるわね?ゼウスに転生させてもらった転生者も関与した人物も。ま、私達には関係ないけど、彼がどうにかするしかないでしょ?それともうここ遊園地の面影もないからこんなの眺めてもつまらない。
それそれ別の方に行きましょう?」
「かしこまりました」
鬼巫女はそう言うとジュリアスは札を使って一緒に転移し、どこかに行ってしまった。
*****
一誠達が悪魔界から夏の後半に帰ってきた。あの人達の方は課題でみんな焦ってると言っていたな。一誠達がやる前に俺達は遊ぶ前に既に終わらせており。夏は俺はミッテと協力して内職アルバイト、クリザさんは仕事に向かっていた。
残り少ない夏休み。お金を稼いだり、楽しいことしたり。
まぁ、ミッテルトと部屋でイチャイチャすることが多かったことかな?
就職先も考えつつ、そしたらミッテルトが
「ウチがお嫁になってもいい?」
満面の笑みでそう言われる。
目をそらしても俺の顔は赤いから、ミッテルトも顔赤くしてベッドに入ろうとしたり一緒に風呂入ったり。
一緒に暮らすにしてもお、お互いしっかりしないとな!
クリザさんに甘いなと言われたり、真弓さんにいつか食べられるわよと言われたり、イリナにはもうくっついてもいいんじゃないのかなって白目になってたけど…もう俺は思いっきり言われ放題だよ。
真弓さん誘拐事件と変態クローンゼロ事件の後に唯一変わったことは…天の助が行方不明で見かけなかった。ホント一体どこに行ったんだろうか?まぁ、あいつのことだから流石に死にはしないだろうけど。
「思えば真弓さんとオリゼロさん、クリザさんって何の仕事してるんだ?」
あの三人は仕事についてはあまり言ってない、イリナの学費を払えるほどお金に余裕なのだろうか?今日で夏休み最終日だけど天の助…結局まだ帰ってきてない。心配になってきたな。
『こちらルガール運送屋です。こちらは岩谷さんのお宅ですか?』
「あ、はい!そうです!今行きます!」
俺はペンを持って行き、サインして持って入った。なにやら名前には『動くところてん』と記されている。それを見た俺は悪寒がしたが、
「ハハッ、いやまさかな」
俺はダンボールをでっかい人形のところてんが、保冷剤に囲まれて届いてきた。ところてんが目を開けてこちらを見ている。
「やぁ!僕、天の助!僕と契約して魔法少女に」
「知ってるわ、ってかお前は○Bか!」
案の定そうだと思ってたよ。でも、なんかこのダンボール重いな?保冷剤が大量にあるからか?
まぁ、夏だから天の助溶けるし。
「天の助、お前今までどこにいってたんだ?」
「あの後川に流されて…おじさんに拾われて、ついたあだ名がところてん太郎って「桃太郎のような展開あるわけないだろ嘘つけ」おじさんは事実だぜぇ⁉︎」」
どうやら天の助は川に流され、おじさんに拾われたのは事実だそうだ。
そのおじさんって人はルガールという人らしくて、彼が天の助を短期で働かせて商売をやっていたらしい。
天の助が言うにはイグニスって人からの支援として塩を使って天の助の作るところてんを良くし、『期間限定冷たくひんやり!美味で珍味なところてん‼︎』っていうのを屋台で販売していた。客引きを繁盛させて、買う人も多かった。
その後、そのルガールが天の助を返すのを忘れていたから関係者である真弓さんに連絡して、こうして俺の家に送られてきたとのこと。
「ぬのハンカチ販売店をやってるんだ、ぬのハンカチ…一枚1300円で販売している」
「高っ…まさか…その姿で経営してるとか言わないよな?」
「もっちろんこの姿で経営してるYO!」
子供や大人達に不審者扱いされなかったなぁ…冷たい視線で見らるんじゃないのか?
「お巡りさん!この人です!この変な生き物が騒いでって…でも、でもよぉ〜!ところてんが繁盛してくれてよかっだよぉぉお‼︎」
ダンボールの底側を見ると大金が入ってて、驚いた。このお金の方は天の助がしっかり働いてたから彼のものだけど。天の助泣くのはいいけどさ、喜んで泣いているのか、悲しくて泣いているのかどっちだ。
「天の助、儲けたのは良いとしてその金どうするんだよ?」
「もう一度メルヘンチックランドの再建」
「いや絶対に無理だろ」
まぁこんな感じで夏休みはなにも事件が起こることなく平和だった。天の助が帰ってきてなかったら事件になってたけど…ともなくこうして二学期に突入。同時に、学校で体育祭が近くなっていた。
俺の方はパン食い競争となった。
二人三脚の方は村山は片瀬と、イリナはゼノヴィアと、一誠は桐生に騙されて、アーシアと一緒にやることとなってる。
できればミッテルトもこっちのクラスになって俺と一緒にやりたかったけど、そういうわけにもいかなかった。ミッテルトの方は家にずっと1人にさせるわけにもいかないので、真弓さんの家にいさせてもらってる。
学校に行かせるとしてもその学費をリアス達や真弓さんに頼んでも駄目だったからなぁ。真弓さんの方はイリナを学校に行かせる費用だけで定いっぱいだそうで。
それにしても、一週間前くらいに一誠とアーシアを見掛けけど…その隣にいた人は誰なのかよくわからない…誰だあの人?
一誠達の知り合いか?
(僕たちは会っているはずだよ?彼よりももっと昔にね?)
なーんかアーシアに向かってそんなこと言ってたような…イカンイカンまた深く関与しようしていた。一誠達の問題は一誠達で解決しないとな…それとこれ以上ミッテルトを待たせるわけにはいかないし、もう帰るか。
*****
夜
「部長‼︎これは一体!」
「どうなってるの⁉︎」
リアス達が敷地内にいる悪魔を倒してゆき、ある悪魔は冥界に行って裁かれ、既に消し飛ばされる悪魔もいた。だが、いくら倒しても悪魔がこれ以上ないくらいに頻繁に出没している。
人を無差別に襲う、建物を破壊し尽くす、自分の都合で女を掻っさらう悪魔が多くなっている。更には死んだはずの悪魔がまた復活していた。リアス達は魔王サーゼクスに連絡を取ろうとするも誰かにジャミングをされてできなくされている。
(…なに?今、深夜なんだけ(こんな時間に起こして申し訳ないわ…でもすぐに手伝って欲しいの!))
リアス達は緊急で真弓達を起こし、彼女と共にオリジナルゼロ、獅子グルガン、龍を連れて悪魔の殲滅に向かった。彼女達の助力のおかげで悪魔達は去ってゆき、連絡によるジャミングいつの間にかなくなっていた。
(燃えた、跡?)
この場所で戦っていたのはリアス達だけではなく他にも悪魔と戦っている痕跡があった。黒い焔と黄色の炎によって悪魔の身体の焼かれた跡が何よりの証拠だった。リアス達は炎の能力を持っているといえば木場ぐらいだが、木場の魔剣は光を喰らう闇の剣、
だからこの焼け焦げた場所はリアス達によるものじゃない。
リアス達はすぐにサーゼクスに連絡し、真弓達の方はまだその場に残った。謎の神によって転移されていたのは天の助やK'、ルガールにクローンゼロだけではない。
「悪魔だけじゃなく堕天使まで?今まで死んでいった彼らが復活してるってこと?」
「そういうことになるわね…他の場所からも死んだはずの悪魔や堕天使が…」
はぐれ悪魔の異常な出没、神デウスを付けねらう謎の神、そして地獄からクローンゼロが抜け出されたということはクローンゼロ以外にも大罪人が正輝達のいる世界に複数介入していること。
(天の助や、クローンゼロ以外イレギュラーは死んだ連中にまで⁉︎これはゼウスに連絡する必要大ね、もし私の予想が当たれば…ああっ、もうどうしてこんなことに‼︎)
真弓達はゼウスと連絡をするために急いでマンションに帰っていった。
「K'…貴様も来たのか?そしてこの世界にいるクリザリットは下らない奴だ…K'もろとも始末してやる。私と奴は似ているが…奴もまたクローンでしかない」
「ミッテルト…よくも…よくも私を裏切ったわね。そして、あの忌々しい赤い髪の悪魔と見捨てた一誠を絶対に許さないわ」
二人は黒いロープを羽織っており、悪魔達の集団を高層マンションの上から眺めていた。そして、どこか別の場所では…
「いててて…トリコさん。ここは一体?僕達上空の黒い渦に飲み込まれて…」
「小松、大丈夫か…ってかここどこだ⁉︎」
イグニスの関係者の小松、トリコの二人がこの世界に介入していた。この騒動に巻き込まれるのは悪魔や堕天使、地獄に移送された連中だけではない。
ゼウスに転生された関係者もまた転移されていた。