Q.転生って? A.ああ、そこってARC-V!?   作:ムラクモYP

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ハーメルンでの投稿は初になります。生暖かい目で見てください。


Q.転生って? A.どういう……ことだ

『振り切った限界をまーた、のりk」バン!!

 

「うん……何だもう、朝か」

 

 目覚ましを叩いて止めてうっすらと目を開ける。そこに太陽から召喚された日差しがダイレクトアタックしてきて思わず目を閉じる。

 

 昨日いつも通りデッキの構築を考えてたせいで夜遅くになって寝落ちしたのか。

 

 どおりでいつにもまして日差しが眩しいような、気がしたぜ。

 

 ん~~、でも今日は学校あるからな。早く準備しないと、いつものニュースが聞こえてくるはずで、

 

『続きまして本日の舞網ニュースです。いよいよ来週に迫ってきた舞網チャンピオンシップですが、今年は様々な出場者が期待できーー』

 

 …………ちょっとまて、いま舞網チャンピオンシップって言ったよな。

 

 Q.舞網チャンピオンシップの舞台って?

 

 A.ああっ!!それってARC-V!!

 

 

 ……………………アィエエエエエエエ!!??、マイアミチャンピオンシップナンデ!!??

 

 いやまて、落ち着くんだ。朝のニュースでそんなことが言うわけないじゃないか。現実でチャンピオンシップなんて、CSと称してるし俺の住んでいる街は舞網なんて名前じゃないんだし……。そもそもカードゲームの大会とかニュースに取り上げられないし。

 

「そうだ、きのせいだ。だってほら窓の向こうにはいつもの景色が……………………ない、だと……………………」

 

 窓の向こうにはいつも見慣れた景色とは違って、『ワイト塾』や『凡骨塾』、果てには『やられたらやり返すチェーンバーンだ塾』だのなぁにこれぇ?といった建物がアチラコチラに見える。うん。どう見てもARC-Vの世界観だ。

 

 …………ふう。気を取り直して顔でも洗いに行こう。睡眠不足がたたってこんな夢でも見ているのだろう。妙にうん。絶対そうだ。それにしても凄い夢だな。おれ、こんな夢今まで見たことがないよ!!

 

 部屋から出て下に降りて行き洗面所についた。鏡には見慣れた自分の顔。少し幼く見えているのは気のせいだろう。

 

 さて、蛇口をひねると水が出る。うん。まあ、夢なんだから水の感覚がわかるわけ無いか。おもいっきり洗ってやろう。よぉし、かっこいいとこ見せるぞー。

 

 …………冷たいです。すごく、水が冷たいです。

 

 ああ。もうこれ夢じゃなくね。ほっぺを強くつねったら痛かったし。お陰で少し腫れてしまった。

 

 もうこれは異世界転生ってことだね。もう考えるのもバカバカしくなってきた。それにさっきから朝ごはんのいい匂いがしてきてお腹が減ってきた。さて、朝飯朝飯っと……。

 

「あら、遊一。起きたの」

 

「おお、おはよう。遊一」

 

「ああ。おはよう、母さん、父さん」

 

 ああ、俺の両親は至って健在だ。ほら見ろやっぱり夢だったんじゃないか。

 

 俺は冷蔵庫から牛乳を取り出してコップに入れ、朝の一杯を楽しんでいたら、

 

「おはよー、おかーさん、おとーさん、お兄ちゃん」

 

 見知らぬパジャマ姿の美少女が降りてきました。

 

 長い黒髪と白い肌。まだ起きたばかりなのか半分ほど閉じていてもわかるほどぱちくりとした眼。まさに大和撫子といった少女だ。

 

 二次元から出てきたのかと驚きのあまり思わず、口に含んでいた牛乳をその美少女に吹いてしまったじゃねぇか!?

 

「きゃぁ!? お兄ちゃん汚い!!」

 

「ごほっ、ああ……。すまん」

 

 軽くむせた。鼻がツーンとする。目の前に謎の白い液体(牛乳)をかけられた美少女がいるってのに普通なら興奮するかもしれんが今はただ鼻が痛い。

 

「まあ、洗濯しようとしてたからいいけどねー。おかーさん、まだ洗濯機まわしてないよねー」

 

 謎の美少女(おそらくこの世界での俺の妹なのだろう)はそのまま洗面所の方に行った。おそらく着替えるのだろう。

 

 おいおい、まじかよ。異世界転生ものの小説はよく読んでいたが実際に体験するとかなりきついものがあるぞ……。

 

 呆然としていてもあれだからとりあえず、むせてしまって鼻が痛くなっているからティッシュで鼻をかもう。そして朝飯を食べてから深いことを考えよう。そう決めて、俺はまずティッシュで鼻をかむのであった。

 

 

 

 

 

「「「「ご馳走様でした」」」」

 

 家族全員でご馳走様をいう。これは前世でも変わらない光景だ。

 

 さて、とりあえずどうするか。ひとまず部屋に戻って現状の把握をしようk……「お兄ちゃん、準備しないと学校に遅れるよ?」

 

「学校?何だそれは、いつ発動する? 今はそんなもの俺の管轄外だ」

 

「……また、お兄ちゃんが変なコト言ってるよぉ。それよりも早く準備しないと遊矢お兄ちゃんや柚子お姉ちゃん、権現坂お兄ちゃんたちが来ちゃうよ?」

 

 Why? まじかよ、主人公勢たちが俺のおさ馴染み設定かよ。 え、そうすると俺優勝塾所属ってオチ?

 

 ピンポ~~ン。 オーイ、ユウイチー。 ユウカチャーン

 

 インターホンがなり、外から俺たちの名前を呼ぶ聞き覚えのある声が聞こえた。ふむ、この子の名前はユウカというのか。いい名前DA☆

 

「あ、ほら。遊矢お兄ちゃんたちが来ちゃったから早く準備して!!」

 

 ええーー。まだ八時少し過ぎなんだから遅くてもいいじゃん。俺はこれからこの状況を飲み込みたいし……。

 

 うへぇ、という感じの顔をしてると、

 

「もう、お兄ちゃん早く早く!!」

 

 と催促してくる妹。べ、別に妹の頼みだからきくんだからね!勘違いしないでね!

 

「へいへいわかったよ。んで、なに持っていけばいいんだっけ?」

 

「今日は半日で授業も殆ど無いからスクールバックと一応デュエルディスクでいいと思うよ。でも、お兄ちゃん今日どうかしたの?なんか変だけど?」

 

 ふむ。ここは『実は俺が転生しちゃったテヘペロ(・ω<)』。と言うべきなのか?いや、でもこの子お兄ちゃん子らしいから。本物の兄じゃないということは今は黙っている方がいいだろうな。

 

「ああ。ちょっと寝不足で頭がまわらないんだ。待ってろ、40で支度してくる」

 

「ラピ●タじゃないんだけどね……」

 

 なんだ、この世界でもラピ●タはあるのか。ラピュタはやっぱり存在したんだ!!どうでもいいけどマシュマックとラピ●タってホント似てるよな。そんなことを思いつつダッシュで自分の部屋に戻りクローゼットの中にある制服に着替えかけてあるスクールバックを手に取り時間割を見る。

 

 ふむ。今日は半日授業か。しかも、教科書がいらなさそうだな。なら、あとはデュエルディスクとデッキだけでいいかな。

 

 さて、準備は万端とりあえずなんでこの世界に来たかはわからんがまずはこの妹がいて主人公勢と幼なじみという環境になれるとしますか。じゃあ、イテキマース。ノ

 

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