建物が触手の勢いで次々と崩壊されていく。
凪沙は周りの建物をつかい上から攻撃を躱し相手を分析していた。
凪沙(多分あの触手にも限界がある)
凪沙は手から無数の気団を放った。
ガガガガガガン
それをエイトは8本の触手で防いだ。
凪沙(触手は最大8本。そして触手の先端は鉄球のように硬い)
エイト「いつまで逃げるんだ?」
1つの触手が凪沙を襲った。
それを冷静に見極め太刀で防いだ。
凪沙(やはり先の方は硬化されているがそれ以外は鞭のようにしならせる為に軟らかい)
凪沙は触手を弾いて、斬り裂こうとした。
相手は直ぐ様触手を引いた。
凪沙(触手全体を硬化することは出来ないな。これなら8本ある状況から奴の懐に潜り込めば勝てる。その為に厄介なのは触手の伸縮速度)
エイト「なぁ。さすがに飽きるぜ?。俺から行くぞ?」
エイトは飛び上がり、凪沙の頭上から8本の触手を振り降ろした。
ズガァァァァン
凪沙は建物から飛び降りギリギリ躱した。
触手は建物を貫き建物の中から触手が飛び出してきた。
凪沙(どこまで伸びるんだ!!)
空中で身動きもままならない中で頭上からも触手が襲いかかってきた。
凪沙「くっ!!」
ガァァァァン!!
凪沙は叩き落とされた。
凪沙「はぁはぁ」
エイト「ほぉら。建物から伸びた触手はどこに行ったでしょうか」
凪沙「!?」
触手はまだ建物を貫いていた状態のままだった。
凪沙(触手の軌道を読ませない為か?)
その瞬間、凪沙の足元の地面から触手が現れた。
凪沙「!?」
ズガッッ
凪沙の顎は触手をまともに食らってしまいその場で倒れこんだ。
凪沙「くっ、、はぁはぁ」
エイトはゆったりと近づいてきた。
エイト「コレクションにしようとしたけどやっぱ美味しそうだから食べましょ食べましょ」
凪沙「はぁはぁ、、やっぱ周りの魔人とは少し桁が違うんだね」
凪沙は立ち上がった。
凪沙「能力使わないとダメか、、、」
エイト「ぁあ?。なに、いってんだ!?」
エイトは触手を突きつけようとした。
その時
凪沙「モードB 」
バキィィィン!!
鉄球のよう硬い先端が破壊された。
エイト「バカな!?」
凪沙「次は私の番ね?」
凪沙は太刀を振り翳しエイトに斬りかかった。
エイト「くそ!」
エイトは躱した。
すると振り降ろした太刀を食らった地面は真っ二つに斬り裂かれ突風が巻き起こった。
エイト「な、なんだその威力は」
凪沙「ただ力を向上させただけだよ」
エイトは全触手を凪沙に向けた。
凪沙「モードS」
凪沙は一瞬にしてエイトの背後に回り込んだ。
エイトは歯をカチカチを震わせ背後を見た。
凪沙「ここの人達をあまく見ないでね?。特に女だからって舐められるのが一番嫌いだから」
エイト「は、、はぃ」
凪沙「生まれ変わったら今度は悪いことしないようにね」
ズブッ!
その頃、朱雀は何かの異様な気配に気づいていた。
朱雀(十闘士ってのはこんなに弱かったのか。それなら尚更その実力を知っているデーモンの上のものはそいつらだけに、、、ましては3人と雑魚集団で行かせるのはおかしな話だ。、、、この計画を高みの見物している者がいたとしたら)
すると朱雀のところに花が訪れた。
花「あー!朱雀くんだー!」
朱雀「、、、日向か」
花「こっちの魔人達は片付いた」
朱雀「ああ。誰がやったか知らねぇが魔人が全滅してやがる」
朱雀は汗を拭いた。
朱雀「それになんか、、熱くねぇか?」
そして賢二のところでは
周りの建物が崩れガレキの山だった。
その中から賢二が現れた。
賢二「く、くそ、、なんださっきの奴は、、、はぁはぁ」
賢二は力を振り絞るが大量出血で気が遠くなって行った。
その賢二と相対した人物は凪沙のところに現れた。
?「グフフフフ。十闘士の低俗共が。まぁ期待はしてなかったがな」
凪沙は後ろを振り返った。
凪沙「誰?」
黒いローブを身に纏い、長身の大男が凪沙を見。
?「グハハハハ。知りてぇなら俺と戦って生き延びてからにしな」
男はローブを脱ぎ黒いタンクトップ姿となり凪沙に襲いかかった。
凪沙「速い!!」
?「ほぉら!!」
男は斧を召喚した。
凪沙「!!」
ズガァァァァァァン
そのデタラメな威力は一瞬にして建物を粉々にしてしまった。
凪沙はガレキの上に倒れていた。
凪沙「モードS!」
凪沙は男の背後へ回りこんだ。
凪沙「モードB!」
凪沙は太刀で斬りかかった。
バキィィィン!!
凪沙「!?」
モードBで攻撃力を高めたが男の体には傷一つつかなかった。
?「グフフ。わぁるい。俺のボディの方がいっちょまえらしい」
男は手を広げ凪沙に向けた。
?「バースショック」
男が凪沙の前に爆風が起こし、建物まで吹き飛ばした。
凪沙「ガハッ」
凪沙は痛みと体力の消耗のあまりに身動きがとれなくなってしまった。
凪沙「はぁはぁ、、っ」
だんだんと意識が遠くなっていった。
?「眠れ。その間に食っといてやる。お前の魂」
すると凪沙の前に結人が飛び降りてきた。
凪沙「、、、!」
結人「、、、ようやく強そうなのと出会えたな」
男は結人は睨んだ。
?「、、、何だお前」
凪沙は体を何とか起こした。
凪沙「に、逃げて。結人が勝てる相手じゃない」
結人「やだよ。ここで逃げたら誰がこいつと戦うってんだ」
凪沙「時間稼ぎくらいなら私が出来る。、、今は死人を増やさないように」
結人「うっせ!。俺が雑魚見てぇじゃねぇかよ!!」
凪沙「わ、私は結人の心配してるのになにその態度!?。ムカツク」
結人は眉をピクリと動かし凪沙を睨みつけた。
結人「いいから俺にやらせろよ!」
凪沙「あっそ!。死んでも知らないから!」
凪沙はそっぽを向いた。
結人は冷静になる為、一回息をはき、長剣を装備した。
結人「さっき魔人を数え切れないほどぶった切ったんだ。ちょっとはわかって来たよ」
凪沙「、、、」
男は結人に近づいてきた。
?「ならばその実力見せてみろ」
結人「行くぜおっさん」
結人は男に斬りかかった。
相手はそれを躱し、結人に蹴りを入れた。
ドスッ!
結人「グッ!」
結人は踏ん張り、足を掴んだ。
結人「へっ」
ジュァァァァ
?「!?」
男は手を振り払った。
結人「俺に触れると火傷するぜ」
蹴りを放った男の右足の皮膚が結人に触れたことにより粘膜も溶かされ少し爛れてしまった。
?「、、、何者だ」
結人「長瀬結人」
?「そうか、、、俺はデーモンの幹部。ガーゴだ」
凪沙はガーゴの手の甲にある刺青をみた。
凪沙(エイトにはあの刺青はなかった。きっとデーモンのボスの側近の証。でも、、、それよりも結人がその幹部相手に傷をつけた)
ガーゴは斧で結人に斬りかかった。
結人「龍炎の祭」
突然、結人の剣から紅蓮色の炎が現れた。
凪沙(な、なにあの膨大な霊力)
ガーゴは距離をとった。
ガーゴ「!?」
結人「行けぇぇ!!」
結人の剣から龍のように繋がる炎がガーゴに向かった。
ガーゴ「グハハハ」
ガーゴは龍炎を躱し続けた。
結人(おらっ!!)
結人は左手でも龍炎を放った。
ガーゴは躱した。
ガーゴ「!?」
するとその龍炎は結人の左腕の動きに連動して動いていた。
ガーゴ(剣は斬撃系統の退魔の炎。左手は操作系の退魔の炎か。面白い)
結人は龍炎でガーゴの視界を遮り、ガーゴの後ろに回った。
結人「はぁぁぁ!!」
ガーゴ「!?」
ガーゴは右腕で防いだ。
ガキィィン。
ガーゴ「俺ら上級魔人にはな高密度な邪気が通っていて皮膚を丈夫にさせているんだ。それくらいじゃ」
その皮膚さえも龍炎に溶かされた。
ガーゴ「!!」
結人「龍炎の壇」
ゴォォォォォ!!
周りの龍炎が暴発し、暫くしておさまり、炎は消滅した。
凪沙「これが結人の能力?」
ガーゴは瞬間的に邪気で膜を作り、ギリギリ致命傷は負わずに済んだ。
ガーゴ「グハハハ。まさかここまで追いつめられるとは」
結人はガクンと膝を落とした。
ガーゴ「しかし形勢逆転のようだ」
結人「うっ、、くそ(決めきれなかった)」
凪沙「結人!」
ガーゴが斧を振り下ろそうとした。
そこに
朱雀「動くなよ?」
ガーゴはゆっくりと横を見ると
ガレキの山の上に朱雀と花が立っていた。
朱雀「ガーゴ。アンタはここで終わりだ」
ガーゴはため息をついた。
ガーゴ「いいや、、まだだ」
ガーゴは小さなカプセルを取り出すと、それは破裂し魔人の大群が現れた。
朱雀「けっ。同じ魔人の分際の癖に。ポケットカプセルなんか使われて哀れだな」
ガーゴ「ふん。反逆した奴等の脳は破壊した。もうこの魔人共にはプライドや仲間意識など無いのさ。ただ視界に映る者を喰らうだけ」
結人は息を切らしながら剣を構えた。
朱雀「退けろ長瀬。俺がやる」
結人「大丈夫だ、、、俺はまだ」
すると花が結人を猫づかみして凪沙のところまで引っ張っていった。
結人「て、テメェ!!。、、、小柄なくせに力あんな」
花「へへーん!。いっぱい食べれば強くなりますよそりゃあ!」
結人(言ってることはわけわかんねぇのになんかあの食堂での光景見てからコイツだけは例外じゃないかって思う)
そう花の言っていることに少し納得する自分が少し悲しく思えてしまった。
朱雀はあっという間に魔人を片付けた。
しかしその頃にはガーゴの姿は見失ってしまった。
朱雀「まぁいいか。お陰で次からこっちの任務は捗りそうだな」
結人は日が暮れていることに気が付いた。
結人「もうこんな時間か」
凪沙「、、、また助けられたな」
結人「いや、、俺も最後は危なかった」
結人はガーゴの実力をまだ知れたわけではなかった。
結人(笑ってたよな、、、。まだ余裕があったんだあいつには。もしデーモンまで辿り着けることができたら。優奈こと、、少しはわかるかもしれない)
結人は凪沙の方をチラリと見た。
凪沙「、、なに?」
結人「俺もデーモンの任務に参加することは出来ないのか?」
その言葉に朱雀も反応した。
凪沙「大丈夫だが危険な任務だぞ?。かつてデーモンを特に捜査していたチームも向こうに感づかれて任務の外出中に殺された。私達もデーモンの方で噂になればどうなるか」
結人の目はそれでも揺るがなかった。
結人「やるぜ俺は。それに少しはアジトにだって貢献したいしさ」
すると朱雀が結人の尻を思い切り掌を広げ叩き、その場を立ち去ろうとした。
結人「っ、、な、なにすんだよ!?」
朱雀「デーモンの任務は俺も一緒だ。足手まといになるんじゃねぇぞ?」
朱雀の姿を消した。
結人「、、んでキレてんだよ」
花「キレてないよ嬉しいんだよきっと」
結人「いや、嬉しかったらケツ引っ叩かねぇだろ」
花「それが朱雀くんだから」
結人「、、、ホントにわけわかんねぇな」
そうして夜になりアジトの救援隊の人達は町の修復作業のため外に出ておりアジトはいつもより少し静かだった。
結人は展望台で外の景色を眺めていた。
結人「ここはすごい現実的なのに都会の外は不気味なほどの荒地だったな」
封龍『ここの世界の7割型は魔人の住処だからな』
結人「、、、大変だな」
するとそこに凪沙がやってきた。
凪沙「何ひとりごと呟いてんの?」
結人「き、気のせいだよ」
凪沙「そっか」
結人「、、、」
結人は凪沙の雰囲気に気がついたことがあった。
結人「凪沙って戦いになるとなんか少しキリキリしてるよな」
凪沙「ど、どういう意味?」
結人「なんか偉く硬派になるっていうかさ、こういう時は割と緩い喋り方になんじゃん」
凪沙「だ、黙れ。気を引き締めるとついそうなってしまうんだ」
結人「ほら今なった」
凪沙は少し頬を赤くした。
凪沙「別にいいじゃん。結人よりはマシな性格してると思うんでー」
結人「はぁ?。ないない」
凪沙「ヘヘ。私先に戻るからね?。屋上の鍵閉めようと思ってきたんだけど結人いるし、、最後ちゃんと鍵閉めといてね?。じゃなきゃ見回り当番の人が怒っちゃうから」
結人「はいはい」
凪沙はその場をあとにした。
結人は体を伸ばした。
結人「はぁー。明日からもまた頑張るか!」
目的を見据えて明日が始まろうとする。
ここからデーモン中心に物語が始まります。
文章構成とかは習いもしてない素人ですが
どうか大目みて応援よろしくおねがいしますm(__)m