今回は第三者sideで書いています。
最近FGOを始めたのですが、ガチャ運が斜め上に行く日々が続いてます。あれ?レア3の風魔小太郎……出てくれないかな?
それではどうぞ!
第三者side―
レイナーレに気付いた和哉はすぐにアーシアを背中に隠した。アーシアの顔はさっきまでの話しを聞かれていたことにショックを受けたのか真っ青になり、手も震えていた。そんな和哉たちに気をよくしてのか、レイナーレはふふん、と笑う。
「本当にバカな子。すぐに私達から逃げられると思っていたのかしら」
「あ、レ…レイナーレ様……!」
クスクスと笑いつつ絶対零度の視線を向けるレイナーレに対し、アーシアの震えが更にガタガタと震えが激しくなる。そんなアーシアの手を和哉が握ると少し落ち着いた。
「アーシアは渡しませんよ!」
「あら、いたの?」
「ええ、ずっといましたよ?もう忘れていたのですか?」
「どうでもいいゴミに意識を向けるほど私は優しくないの」
なんかレイナーレ毒舌になってね?俺も酷い台詞言ってはいるが、アーシアがいるからな。しっかり頼ってもらえるようにしないと。
「さ、アーシア」
そんな事を考えてながら睨む和哉をまた無視してレイナーレがアーシアに呼びかける。
「さっさと来なさい。帰るわよ」
手を差し伸べるレイナーレに震えながら着いていこうとするアーシアの手をガッと掴む。
「アーシア!行かなくていいんです。僕が君を守ります」
そんな和哉に驚きながらもアーシアはまだ青い顔に諦めた笑みを貼り付けて首を横に振る。
「いいんです。このままだと和哉さんとレイナーレ様が人の多いこの場所で戦って、関係ない人達にまで被害がいってしまいます。それを私は望みません。それに……こんな楽しい日があったことを私は神と和哉さんに感謝します。ありがとうございます」
確かにもう直ぐ日が暮れるとはいえこの公園には少なくない人達がきていた。この状況でレイナーレと戦ったら一般人にも被害がいくし神器やら堕天使やら裏の事を見られたことで事態が変に悪化するのは防ぎたい。それにきちんと原作通りに進めたいからな。
「っわかりました。…絶対助けますから。」
そう漏らしつつアーシアを掴んだ手を離す。和哉の言葉に少し笑う。そして、アーシアは和哉から視線を外し、レイナーレの所に向かっていく。
「いい子ね」
レイナーレの目の前まで近付いたアーシアに対してレイナーレが言うと同時に風が巻き上がり、目に砂が入らないように目を閉じ腕で庇う。風が収まったのを感じで目を開けるとそこに2人はいなかった。軽く見渡しても気配が一切しない事を確認し、和哉は笑みを浮かべる。
よし、早くリアス達にアーシアを助ける許可を貰いに行かないとな!
「僕は友達になったアーシアを助けたいんです。駄目ですか?」
「和哉がそういうなら仕方ないわ」
「ありがとうございます!」
和哉のごり押しでアーシアの救出に賛成したリアス達と一緒に教会へ向かうと、そこにあの時の女がいた。何がおもしろいのか和哉達に向けてニコニコと笑みを浮かべる。
「やっぱり来ちゃうかー」
その姿を見た途端、リアス達が臨戦態勢に入った。
「和哉行って!」
「ここは私達が」
「…任せて下さい」
「彼女を助けるんだ!」
「ありがとうございます!」
正直助かる。こいつに関してまだ知りたいことはあるが、今こいつに構ってるとアーシアの死ぬ間際に立ち会えなくなる。それじゃあ、今後に影響してしまうからな。和哉はすぐにリアス達に礼をいい、地下に急いで行った。
そんな和哉を見返しも攻撃もせずにいるローシャに対してリアス達は違和感を感じていた。ローシャの噂が真実なら悪魔である和哉を簡単に見逃すような愚行をする筈はなく、前回のように酷い怪我をさせるか殺そうとすると思っていたのだ。だからこそそれをしないローシャがとても不気味だった。
「……見逃していいんですか?」
「ん?」
子猫の問いに意図が分からなかったのかローシャが首を傾けるが、すぐに理解した。
「あれ、もしかして意外だったかなー?まあ、普通ならそう思うよねー。でも、今の僕にはーちょっと目的があるから見逃してあげたんだー」
自分でもそう感じたのか頷きつつ理由を述べたが、リアス達からすればその目的が気になった。目的の中に和哉が害される可能性があると考えて。だが、次の言葉を発する前に逆にローシャから疑問を投げかける。
「そうそう、聞いていいかな?」
「なんだい?」
「男の堕天使のドーナシークって君達が倒したのかい?」
「ええ、倒したわ」
リアスがそう言いながら羽を見せる。それを知らなかったのか他の3人は驚いているが、女はそれを不思議そうに見つめる。
「ふーん?それにしては纏ってる魔力が違うけどー?」
それに一瞬リアスの肩が跳ね上がるが、それを見てもローシャの態度は変わらなかった。
「ふぅん。まあいいや。あの人とそんなに仲良くなかったしねー。でも、君達って他人の功績を自分の物にしちゃうんだねー」
「そんな事してないわ!!」
リアスが叫ぶがローシャはどこ吹く風とばかりに意を返さない。リアスの叫びに3人は驚いているがそこにリアスに対する非難は雰囲気から見られない。その様子に一瞬ローシャの眼差しが冷たくなったが、すぐに元に戻し、刀を鞘から抜く。抜いた途端、魔力を流したのかドクンと紋が波打ち赤色が灯る。刀を構えローシャは開始の合図とばかりに衝撃波を放った。
「それじゃあ、さっさと始めよーか?」
そのころ部室では
「なんで部室に誰もいないんだ!!」
一人の男が突っ込みを入れていた。